【退職しない・再雇用の場合】定年のメッセージ集 ポイントや注意点も解説
定年といえば60歳ですが、最近は60歳になってもまだまだ仕事を続けるという人が多くいます。
また正社員として会社を退職したあと、パートや契約社員として再雇用されることも。
今回は、そんな定年でも退職しない人に向けたメッセージ例文を紹介します。
退職はするものの再雇用で同じ会社で働くという人に、失礼に当たらない文章を考えました。
【退職しない・再雇用】定年のメッセージはどうすればいい?
60歳でも退職しない人や、同じ会社で再雇用される人に向けて贈るメッセージは、何を書けば良いのでしょうか。
ポイントを解説していきます。
同じ職場で働き続ける場合
60歳といえば定年というイメージですが、最近は65歳を定年にしている会社もあります。
また、退職しないでそのまま働くという人はもちろん、定年退職して再雇用枠で働くという人も少なくありません。
たとえ退職しない場合でも、いつもお世話になっている上司や仲間には定年祝いのメッセージを贈りましょう。
メッセージは、本人の事情や気持ちを鑑みて書くのがマストです。
新天地で働く場合
60歳で定年退職をして、全くの新天地で働くという人もいます。
ひとつの区切りを会社の仲間でお祝いし、気持ち良く送り出しましょう。
また、同じ会社でも定年を機に別部署へ異動するパターンはよくあること。
そんな人には、これからもよろしくお願いしますという気持ちを込めたメッセージを贈るのがおすすめですよ。
【退職しない・再雇用】定年のメッセージのポイント・注意点
ここでは、60歳になっても定年退職しない人や再雇用される人へ贈る、メッセージの書き方と注意点を説明します。
嬉しく思ってない場合もある
定年や再雇用が、本人にとって必ずしも良いものではないことを頭に入れておきましょう。
例えば、長年働いていた部署から、定年を機に全く別の部署に配属されたり、役職を下りて一般社員になったりすることも。
まだまだ最前線で働きたい人にとってはあまり嬉しいことではありません。
こうした部分に触れることなくメッセージを考えるのは少し難しいところですね。
身体を気遣うワードを使う
定年で退職しない人や再雇用の人には、身体を気遣うワードをチョイスするのがおすすめですよ。
60歳にもなると、体調面で不安を感じる人は多くいるはず。
身体を気遣うワードなら、相手を思いやれるうえに、当たり障りのない文章にすることができます。
退職しない人や、再雇用が嬉しくない人でもメッセージに傷付かずに済むことでしょう。
丁寧な言葉遣いを心掛けよう
たとえ普段親しくしている間柄であっても、定年のメッセージでは丁寧な言葉使いを心掛けます。
退職しない人や再雇用の人は、これからも同じ部署であったり、会社内で顔を合わせたりすることも多いでしょう。
また、定年は人生の中でも大切な区切りとなる大切なイベントです。
適当なメッセージを書くのではなく、相手を敬う気持ちを込めたメッセージを贈ってくださいね。
次のステージへの応援の言葉も入れる
60歳の定年祝いのメッセージには、次のステージへの応援の言葉を入れるのがおすすめです。
特に新天地で新しい仕事をはじめる人にとっては、大変励みになることでしょう。
労いの気持ちを込めて言葉をしたためてくださいね。
ただし、定年後の待遇をあまり喜ばしく感じていない人の場合は、無理に触れることはありません。
具体的な想い出エピソードを入れるのも◎
定年退職のメッセージに、具体的な想い出のエピソードを入れると喜ばれます。
本人がいてくれて助かった、こんな姿を見て尊敬したなど、仕事以外でのエピソードでも構いません。
そのときの情景がありありと目に浮かび、お互いに感情を共有できますよ。
自分のことを覚えてくれている、という点でも嬉しい気持ちになるでしょう。
【退職しない・再雇用の場合】定年のメッセージ集
上記を踏まえて、退職しない人、再雇用の場合の定年のメッセージを考えてみました。
ぜひ参考にしてくださいね。
同じ職場で働き続ける場合
- 〇〇部長
この度は定年おめでとうございます。
〇〇部署に異動してきてから、大変お世話になりました。
これからも部長と一緒に働けることが嬉しいです。
今後ともお身体には気をつけて、〇〇部長のますますのご活躍をお祈り申し上げます。
- 〇〇さん
この度は定年おめでとうございます。
〇〇さんには入社時からお世話になり、これまでたくさんの学びを得てきました。
再雇用として働かれるとのことで、引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
新天地で働く場合
- 〇〇部長
定年おめでとうございます。
新入社員の頃から○年間、本当にお世話になりました。
私はあのとき部長がかけてくれた言葉を胸に、今日までやってきました。
これから新しい職場に行かれるとのことで、〇〇部長のますますのご健闘をお祈り申し上げます。
- 〇〇長
定年おめでとうございます。
私がミスしたとき、一緒にフォローしてくださったことを忘れません。
このような時期ですので、くれぐれもご自愛くださいませ。
会社を離れられるとのことで寂しいですが、新しい職場でのご活躍もお祈りしております。
取引先の人への定年メッセージ
<同じ職場で働き続ける場合>
- 〇〇会社〇〇様
いつもお世話になっております。
定年のお祝いを申し上げます。
〇〇様には日頃より大変お世話になっているため、引き続き顔を合わせることができるのが嬉しいです。
肌寒くなってまいりましたので、どうかご自愛くださいませ。
〇〇様のますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
<他部署・新天地で働く場合>
- 〇〇会社〇〇様
いつもお世話になっております。
この度は定年おめでとうございます。
〇〇様には前任からお世話になっており、本当に感謝申し上げます。
来月からは部署移動されるとのことで、一緒に仕事をする機会が減り寂しく思います。
今後ともお身体に気をつけてお過ごしください。
寄せ書きの一言メッセージ
- 〇〇部長
定年おめでとうございます。
これからも同じ部署でご一緒できるのが嬉しいです。
引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
- 〇〇長
この度は定年おめでとうございます。
あのとき、〇〇さんが優しく指導してくださったことを私は忘れません。
〇〇課に異動されるとのことで、またそちらでのご健闘をお祈りいたします。
- 〇〇さん
定年おめでとうございます。
入社してからこれまで大変お世話になりました。
これからもお身体に気をつけて、新天地でのご活躍をお祈りしております。
まとめ
ここまで、60歳の定年でも退職しない人に向けたメッセージを紹介しました。
特に定年でも退職しない人はデリケートな事情が多くあるため、一概にお祝いすれば良いとは限りません。
これからも仕事仲間として一緒に頑張っていきたいこと、共に働けることを楽しみにしている旨を伝えることが大切です。
定年後であっても、良い環境で仕事を続けられるような雰囲気を作ってくださいね。
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