自分が退職する時のメッセージ例文13選 お礼の気持ちを伝えよう
退職する人を見送ったことがあっても、いざ自分が退職する側となると挨拶に何を言えば良いか迷いますよね。
そこで今回は、自分が退職するときの挨拶メッセージについて特集。
上司・同僚へのお礼メール、送別会でのスピーチ、お菓子を渡す際の一言、社外宛ての退職挨拶など、シーン別に例文を紹介します。
退職予定のある人は、ぜひ参考にしてくださいね。
【退職する側からのメッセージ】お礼の挨拶をする際のポイント
退職する側からのメッセージに盛り込むべき内容、避けるべき内容を解説します。
例文を見る前に、挨拶の基本的なポイントをチェックしておきましょう。
ポジティブな内容で
退職の挨拶は、これまでのお礼や会社の発展を祈る言葉など、ポジティブなメッセージを心掛けましょう。
ネガティブな事情があっても、挨拶に盛り込むのは控えます。
もちろん、自分が退職する側だからといって、挨拶で会社や上司の批判をするのもマナー違反です。
退職理由には触れなくてもOK
退職メッセージに、自分が退職する理由を盛り込む必要はありません。
退職理由に触れて良い場合ももちろんありますが、内容によっては誤解やトラブルが生じることも。
基本的に退職理由は「一身上の都合」で構いません。
転職先を明かさない
退職する側にとって前向きな転職であっても、挨拶で転職先を大々的に伝えるのはやめましょう。
特に同業他社への転職は、同僚や上司からの心証を悪くしかねません。
転職先を聞かれたときは「落ち着いたらこちらからご連絡いたします」といった答え方がおすすめです。
【退職する側からのメッセージ】タイミング別のポイントと例文
退職する側の挨拶のポイントと例文を、タイミング別に紹介。
例文を参考に、そのタイミングに見合ったメッセージを考えてみましょう。
朝礼
朝礼での挨拶は、全員にお礼を伝えるチャンスだからとつい長く話してしまいがち。
しかし朝礼後に業務が控えていることを考えると、長話はおすすめできません。
メッセージは手短に、30秒~1分程度で済ませるよう心掛けましょう。
- 朝の貴重な時間にご挨拶の機会をいただき、ありがとうございます。
私事ですが、本日付けで退職することになりました。
業界未経験で戸惑う私を根気強く指導してくださった皆様のお陰で、今の自分があります。
今後は(会社名)の一ファンとして、陰ながら応援させていただきます。
○年間、本当にお世話になりました。
送別会
送別会での挨拶は、送別会を開催してもらったお礼から始め、在籍中の思い出深いエピソードなどを話すのが一般的です。
最後は送別会を開いてくれた人たちの今後の活躍を祈念する言葉で締めるのがおすすめ。
長くても3分程度を目安にメッセージを考えてみましょう。
- 本日はお忙しい中、このような会を開いていただきありがとうございます。
○年間、大変お世話になりました。
在籍中の思い出はたくさんありますが、上司の○○さんを中心に一丸となって取り組んだ○○は特に心に残っています。
この思い出を胸に、新天地でも頑張ります。
皆様の今後益々のご活躍をお祈りしております。
お菓子を渡す時
退職の挨拶でお菓子を渡す際は、お礼のメッセージを一言添えると好印象です。
ポイントはこのあと紹介する例文のように、感謝の気持ちを簡潔に表現すること。
退職を事前に知らせているなら、お菓子を渡す際に退職日などを改めて話す必要はありません。
- ○年間お世話になりました。
新天地でも○○さんからいただいたアドバイスを活かして頑張っていきます。
本当にありがとうございました。
こちらは私の地元の特産である○○を使ったお菓子です。
よろしければ召し上がってください。
【退職する側からのメッセージ】個々に伝えたい場合は手紙やメールで
上司や同僚へ個別に送る退職メッセージの例文を紹介。
例文を土台に、相手との具体的なエピソードを盛り込んでみましょう。
<上司・先輩へ> 自分が退職する時のメッセージ例文
- ○○さんはいつも「責任は取るから、まずはやってみろ」と言ってくださいました。
そんな○○さんに憧れ、無我夢中で背中を追いかけて今日までやってきたように思います。
(会社名)を離れても、○○さんに教わったことは決して忘れません。
○年間、本当にお世話になりました。
- ○○先輩には社会人としての心構えや、仕事の取り組み方など沢山のことを教わりました。
どんなに忙しくても、声掛けやお菓子の差し入れなどで気遣ってくださっていたことも、感謝しております。
○年間、本当にお世話になりました。
<同期・後輩へ> 自分が退職する時のメッセージ例文
- 同期として○○と共に悩み、共に笑い、共に努力した日々は、私にとってかけがえのない宝物です。
餞別のお菓子も嬉しかったよ。
ありがとう。
活躍の場は変わるけど、これからも変わらず連絡を取り合ってお互い頑張ろうね。
- ○○さんのサポートにはいつも助けられていました。
特に○○プロジェクトでの活躍は目を見張るものがあり、○○さんなしに成功はあり得なかったでしょう。
改めてお礼を言わせてください。
本当にありがとう。
これからも○○さんの活躍を応援しています。
<社外の人へ> 自分が退職する時のメッセージ例文
- 私事で大変恐縮ですが、このたび○月○日をもって退職する運びとなりました。
○○様には大変お世話になり、重ね重ね感謝申し上げます。
後任は○○が担当いたしますので、変わらぬご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
- 私事で恐縮ですが、一身上の都合により○月をもって(会社名)を退職することとなりました。
在籍中○○様にはひとかたならぬご厚情を賜り、心より感謝申し上げます。
後日、後任の○○と改めてご挨拶させていただきます。
追ってご都合をお伺いしますので、何卒よろしくお願いいたします。
【退職する側からのメッセージ】退職理由別の例文
自分が退職する時のメッセージ例文を、退職理由別に紹介。
結婚・出産や定年で退職する人は、参考にしてください。
<結婚・出産> 自分が退職する時のメッセージ例文
- 私事ではございますが、○月○日に入籍し、結婚を機に退職をすることになりました。
上司の○○さんをはじめ、温かくご指導いただいた皆様には厚く感謝申し上げます。
これからは(会社名)での経験を活かして、家族を支えていきたいと思います。
○年間、本当にお世話になりました。
- 私事ですが、このたび○月に出産する目処となり、本日を最後に退職させていただくこととなりました。
無事に今日という日を迎えられましたのは、皆様の温かいご配慮のお陰です。
ありがとうございました。
皆様の今後益々のご活躍・ご健勝をお祈りしています。
<定年退職> 自分が退職する時のメッセージ例文
- ○年間、大変お世話になりました。
これまで上司も部下もたくさんの人を見送ってきましたが、自分が退職する側というのは不思議な心地がいたします。
寂しい気持ちはありますが、今後は皆様が(会社名)をこれまで以上に盛り上げてくださると信じています。
- 皆様のサポートのおかげで無事に定年を迎えられましたことを、心より感謝申し上げます。
長いようであっという間の○年間、本当に充実した日々でした。
これからは妻と趣味の登山を楽しみつつ、充実した第二の人生を送れたらと思います。
最後になりますが、会社のさらなる発展と皆様のご多幸をお祈りしております。
まとめ
自分が退職するときの挨拶は、在職中の思い出やお礼の気持ちなどポジティブな内容を心掛けましょう。
個人宛の挨拶メールには、相手との具体的なエピソードを盛り込むのもおすすめ。
この記事では、退職する側が朝礼で挨拶するときやお菓子を渡すときに使えるメッセージ例文を紹介しています。
挨拶の内容に迷ったときは、ぜひ参考にしてくださいね。
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