胡蝶蘭の花言葉は怖い? なぜお祝いに贈られるのかや悪い意味があるか解説

黄色い胡蝶蘭の写真
出典:Unsplash

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お祝いに定番の花・胡蝶蘭には、怖い・悪い意味があると聞いたことはありませんか。
せっかくのお祝いなのに、実は胡蝶蘭には悪い意味があるとしたら残念ですよね。
今回は、胡蝶蘭の花言葉は本当に怖い意味があるのかについて解説します。
お祝いシーン別におすすめの胡蝶蘭も紹介するので、これから胡蝶蘭を贈ろうと考えている人はぜひ参考にしてください。

目次

胡蝶蘭ってどんな花?

胡蝶蘭は、東南アジアを原産地とする、ラン科・ファレノプシス属の花です。
10日から1か月以上花持ちするのが特徴で、華やかな見た目からお祝いに使われることも多い傾向です。
温室栽培によって1年を通して見られるものの、寒さに弱いため室内の温かい場所で保管するのがおすすめ。
花の大きさやカラーバリエーションが豊富なので、シーンに合った種類を選べます。

胡蝶蘭の花言葉

胡蝶蘭は、“幸福が訪れる”“純粋な愛”など、ポジティブな意味の花言葉を持ちます。
胡蝶蘭の2つの花言葉の由来には、学名である「ファレノプシスアフロディテ」が関係しています。
ギリシャ語のファレノプシスは、蝶に関する言葉で、春を告げる幸福なイメージを印象付けます。
また、アフロディテは愛の女神の名前であり、ロマンティックな印象です。

色別の胡蝶蘭の花言葉

胡蝶蘭は全体的な花言葉とは別に、色ごとの花言葉を持っています。
ここでは、色別の胡蝶蘭の花言葉を紹介します。

白い胡蝶蘭の花言葉

白い胡蝶蘭は、“清純”“純潔”の花言葉を持ちます。
ウェディングドレスのカラーに合わせて、結婚式で使われることも多い色です。
シンプルな白い胡蝶蘭は、法要やお供えの花としても利用可能。
お祝いからお悔やみまで、冠婚葬祭にふさわしい万能なカラーです。

ピンクの胡蝶蘭の花言葉

ピンクの胡蝶蘭は、“あなたを愛しています”の花言葉を持ちます。
情熱的なメッセージが込められているので、告白やプロポーズ、大切な人の誕生日お祝いなどにぴったり。
柔和でかわいい雰囲気を演出できるピンクの胡蝶蘭は、母の日に贈るのもおすすめです。

黄色い胡蝶蘭の花言葉

黄色い胡蝶蘭には特別な花言葉が付けられていません。
しかし、ビタミンカラーの黄色のイメージから、“幸せ”“商売繁盛”などの意味を連想することができます。
商売繁盛の願いを込めて、黄色い胡蝶蘭は、お祝いの中でも開店祝いなどにぴったりです。

紫・青い胡蝶蘭の花言葉

紫の胡蝶蘭も、黄色い胡蝶蘭と同じく特別な花言葉はありません。
青は他の色に比べて希少性が高く、“誠実”“尊敬”という花言葉が付けられています。
カラーイメージから、紫・青い胡蝶蘭は、ビジネスシーンでのお祝いや男性への贈りものにふさわしいでしょう。

リップ系の胡蝶蘭の花言葉

花の中心が、唇のように色づいた種類の胡蝶蘭をリップ系と呼びます。
リップ系の胡蝶蘭も、黄色や紫と同様に、独自の花言葉は持っていません。
リップ系の胡蝶蘭には、全体の花言葉である“幸福が訪れる”“純粋な愛”が当てはまり、華やかな見た目から幅広いお祝いシーンに使われています。

胡蝶蘭の花言葉には怖い・悪い意味がある?

胡蝶蘭の花言葉には、怖いイメージや悪い意味があると思っている人も少なくありません。
実際のところ、胡蝶蘭に怖い・悪い意味はなく、反対にポジティブな花言葉ばかりが見られます。
なぜ胡蝶蘭には怖い・悪い意味があると印象付けられたのか考えると、大きさや無機質なイメージなどが関係している可能性があります。
見た目の迫力から、怖いイメージや悪い意味を連想してしまうだけで、お祝いに使われる花として知られています。

胡蝶蘭の「〇本立て」とは

胡蝶蘭を買ったりもらったりした際、「○本立て」という言葉を聞いた人もいるでしょう。
「○本立て」は、寄せ植えした株の数を表し、3本の株であれば「3本立て」と呼ばれます。
胡蝶蘭の寄せ植えは、3本〜10本以上まで対応。
日本では奇数は縁起がよいと言われ、胡蝶蘭を贈る際も、3本・5本・7本立てにするのが好まれます。

胡蝶蘭はお祝いにもおすすめ

華やかな見た目とポジティブな花言葉から、胡蝶蘭はお祝いにふさわしい花と考えられています。
ここでは、お祝いの内容ごとにおすすめの胡蝶蘭を紹介します。

開業・開店祝い

開業・開店祝いには、“商売繁盛”をイメージする黄色い胡蝶蘭や、落ち着いたカラーでビジネスシーンにマッチする紫・青い胡蝶蘭がぴったり。
相手との関係性やお店の雰囲気に合わせて、カラーを選ぶのもおすすめです。

就任祝い

就任祝いに贈る胡蝶蘭は、相手との関係性によってカラーを変えると喜ばれます。
上司など目上の人には紫・青の落ち着いたカラー、同僚には黄色・ピンクなど明るいカラーがぴったり。
迷ったときは、ビジネスシーンにふさわしい紫・青、どのシーンにも使える白を選ぶとよいでしょう。

結婚式

結婚式には、ウェディングドレスに合わせて、白の胡蝶蘭を贈るのが一般的。
白い胡蝶蘭の持つ“純潔”“清純”の花言葉とも相性がよいでしょう。
胡蝶蘭自体に、“幸福が訪れる”“純粋な愛”などの花言葉があるため、他の色が似合う場合は白以外のカラーを選んでも問題ありません。

誕生日

ぱっと目を引く胡蝶蘭は、誕生日のお祝いにもぴったりの花。
胡蝶蘭の花言葉はどれもポジティブな意味が込められているので、相手に似合うカラーを選ぶのがおすすめです。
胡蝶蘭は、1月17日の誕生花とされており、1月に誕生日を迎える人には特にしっくりくる花でしょう。

母の日

母の日の花といえばカーネーションが定番ですが、上品で高級感のある胡蝶蘭も母の日に使いやすい花です。
かわいいピンクや暖かなビタミンカラーの黄色がおすすめのカラー。
自宅の中の置くスペースを考えて、花の大きさを選ぶのも大切です。

お葬式に胡蝶蘭を選ぶときの注意点

お祝いの花としてのイメージが強い胡蝶蘭ですが、お葬式のお供え物としても使えます。
しかし、元々が明るい意味が込められた花言葉を持つため、カラー選びや贈るタイミングには注意が必要。
故人を偲ぶ四十九日が明けるまでは、白い胡蝶蘭を選ぶのがベター。
四十九日を過ぎたら、少しずつ明るいカラーの花をお供えしても問題ありません。

まとめ

今回は、胡蝶蘭の花言葉に怖い・悪い意味はあるのか、なぜお祝いに贈られるのかなどについて解説しました。
胡蝶蘭の花言葉はポジティブな意味合いのものが多く、怖い・悪い意味の花言葉は見つかりません。
怖い・悪い意味はないものの、カラーによって花言葉やイメージが異なるので、贈るシーンに合わせてふさわしいカラーを選ぶことが大切です。

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