【宴会や飲み会に】一本締め挨拶の例文6選 一丁締めとの違いも紹介
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「ご健勝を祈って~お手を拝借」の挨拶とともに、年末の飲み会や会社の宴会などで行われる一本締め。
はじめて参加する場合、何の儀式なのか、どうすればいいのか戸惑う人も多いでしょう。
本記事では、会社の宴会などで行われる一本締めとは何か、一丁締めや中締めとの違いなどを解説。
また、定番以外の一本締めや一丁締め、中締めの挨拶例文も考えたので要チェックです。
締めの種類
締めとは、会社の宴会や年末などの飲み会で行われる挨拶のこと。
まずは、中締めと締めの挨拶の違いを解説します。
中締め
中締めは、会社の宴会や年末の飲み会を途中で一旦区切る挨拶のこと。
飲み会を早めに切り上げて帰りたい人や、このあと予定を控えている人が帰りやすい雰囲気を作る目的で行われます。
中締めの後も、残ったメンバーで宴会自体は続きます。
締め
締めとは、会社の宴会や年末の飲み会の終わりの挨拶です。
借りていた会場の退出時間など、飲み会の終わりの時間が近づいてきたらやります。
締めの挨拶をしても、その後に別の場所で二次会をするパターンが多いです。
手締めの種類
締めの定番が、「お手を拝借」の声とともに参加者全員で手を叩く手締めです。
会社の宴会や年末などの飲み会で行われる締めの種類とその違いを紹介します。
一本締め
一本締めは、会社の宴会や年末などの飲み会で使われる一般的な締めの挨拶。
通常、飲み会の幹事や会社で役職の高い人が挨拶をし、音頭をとって行います。
やり方としては、「お手を拝借」で会場にいる参加者が手拍子の準備をします。
「よおー」という合図に合わせ、「パパパン パパパン パパパン パン」のリズムで1回だけ手拍子を叩きます。
三本締め
三本締めは飲み会というより、事業・プロジェクトの成功や結婚式が無事終わった時などに行われる締めの挨拶。
「お手を拝借、よおー」の合図から、「パパパン パパパン パパパン パン」のリズムで3回連続で手拍子を叩きます。
このように、手拍子の回数が一本締めとの違いです。
1回目は主催者や場を取り仕切ってくれる人に、2回目は参加者に、3回目は神様に感謝するという意味があるようです。
一丁締め
一丁締めは一本締めと同じく、会社の宴会や年末などの飲み会で使われる締めの挨拶のこと。
飲み会の幹事などの挨拶のあと、音頭をとって手を叩くのですが、違いは手の打ち方です。
一丁締めの場合、「お手を拝借、よおー」の合図から「パン」と1回だけ手を叩いて終わりです。
一丁締めは短気な江戸っ子が一本締めを短くしたものと言われており、関東一丁締めとも呼ばれています。
手締めは誰が行う?
一本締めや一丁締めといった、手締めは誰が行うべきなのでしょうか。
多くの場合はその飲み会を取り仕切る幹事や、役職が高い人が行います。
しかしそういったことは関係なしに、プロジェクトで活躍した人などを指名することも。
突然任された時に焦らないよう、「ご健勝を祈って~お手を拝借」といった定番のかけ声くらいは覚えておきましょう。
締めの挨拶をする時のポイント
中締めなど、飲み会における締めの挨拶のポイントを紹介します。
幹事や締めの挨拶を任された人は要チェックですよ。
挨拶は簡潔に済ませる
会社の宴会や年末などの飲み会では、締めの挨拶は簡潔に済ませるようにしましょう。
みんなお酒が入っているため、長々と話しても頭には残りません。
また飲み会を終えて早く帰りたい人もいるので、締めの挨拶はさっと済ませましょう。
場所を提供しているお店や、次に来るお客さんなどを待たせて迷惑をかけることもあるため要注意です。
宴会・飲み会に合わせた挨拶をする
締めの挨拶を任されたら、宴会・飲み会に合わせた言葉を選びましょう。
会社の宴会、仲間だけで行う年末の飲み会、子供の結婚式など、一本締めや三本締めを行う場面はさまざま。
しかし、それぞれにふさわしい挨拶は異なります。
年末の飲み会なら来年の抱負、結婚式なら自分のことではなく新郎新婦へのお祝いの挨拶を考えてくださいね。
手締めの種類を理解しておく
意外と大切なのが、手締めの種類を理解しておくこと。
よく混同されがちですが、一本締めと一丁締めのやり方は全く違います。
また、一丁締めで最後に拍手をすると不作法と思われることも。
シーンによっては三本締めをやるべきこともあるため確認しておきましょう。
長年締めの挨拶を経験してきた人などがいる場合、間違った手締めのやり方だとすぐにわかってしまいます。
中締めの挨拶例文
中締めの挨拶例文を考えました。
中締めとして一本締めや一丁締めをやりたい人は、以下の例文を参考にしてくださいね。
基本的な中締めの挨拶例文
宴もたけなわではありますが、時間が参りましたのでここで一旦中締めとさせていただきます。
私、△△の〇〇と申します。
大変恐縮ではございますが、ご指名により一言挨拶させていただきます。
本日はお忙しい中みなさまにお集まりいただき、誠にありがとうございました。
また、この会をご準備いただいた〇〇さんをはじめとする方々にも、心から感謝申し上げます。
最後にみなさまのご健勝を祈念して、一本締めを行いたいと思います。
ではお手を拝借、よおー(手拍子)
ありがとうございました。
ビジネス向けの中締めの挨拶例文
ただいまご指名にあずかりました○○と申します。
中締めのご指名がありましたので、僭越ながら締めのご挨拶をさせていただきます。
本日はお集まりいただいたこと、また、このような会を主催してくださった〇〇さんに心から感謝申し上げます。
株式会社○○のますますの飛躍と、みなさまのご健勝を祈念いたしまして一本締めで締めたいと思います。
どうぞご起立くださいませ。
私の掛け声の後に手拍子をよろしくお願いいたします。
お手を拝借、よおー(手拍子)
ありがとうございました。
笑える中締めの挨拶例文
宴もたけなわですが、そろそろお時間になりましたのでここで締めの挨拶とさせていただきます。
本日はお忙しい中たくさんの方にお集まりいただき、誠にありがとうございます。
年忘れの年末、本日今年の疲れを忘れてもらうことはできたでしょうか。
なかなか世知辛い世の中ですが、飲みすぎてこのあと帰る家だけは忘れないようにしてくださいね。
では、みなさまのますますのご活躍とご健勝をお祈りいたしまして、一本締めをとらせていただきます。
お手を拝借、よおー(手拍子)
ありがとうございました。
締めの挨拶例文
最後に、締めの挨拶例文を考えてみました。
飲み会や宴会の幹事を任された人は以下の例文をアレンジして使ってみてください。
基本的な締めの挨拶例文
会場の時間が迫ってまいりましたので、ここで締めの挨拶とさせていただきます。
今年は厳しい年になりましたが、だからこそ結束力が固まったように感じます。
来年はより素晴らしい年にできるよう、さらに力を合わせて進んでいきましょう。
最後にみなさまのご健勝とご多幸を心よりお祈りしまして、一本締めをとらせていただきます。
ご起立いただいてもよろしいでしょうか。
では掛け声の後に手拍子をよろしくお願いいたします。
お手を拝借、よおー(手拍子)
ありがとうございました。
ビジネス向けの締めの挨拶例文
ご歓談中失礼します。
そろそろお開きの時間が迫ってまいりました。
大変恐縮ではありますが、ご指名により私〇〇が締めの挨拶をつとめさせていただきます。
本日はお忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございました。
存分に楽しんでいただけましたでしょうか。
最後に、株式会社○○のますますの発展とみなさまのご健勝を祈念いたしまして、一本締めを行わせていただきます。
お手を拝借、よおー(手拍子)
ありがとうございました。
笑える締めの挨拶例文
みなさん、宴もたけなわですが会場の時間が迫ってまいりました。
誠に僭越ながら私、〇〇部の〇〇が締めの挨拶をつとめさせていただきます。
面々を見ていると、まだまだ飲み足りない方もいらっしゃるようですね。
明日のことは明日考えるとして、この後の二次会でも存分に楽しみましょう。
では最後に、みなさまのこれからのご健勝を祈念して、一本締めをとりたいと思います。
どうぞご起立くださいませ。
お手を拝借、よおー(手拍子)
ありがとうございました。
まとめ
ここまで、一本締めや一丁締めをはじめとする手締めの種類や違い、一本締めにおける挨拶例文を紹介しました。
一本締めと一丁締めは似ているようで、手拍子の回数が違います。
また、三本締めはお祝いの時に使うため適切なシーンかどうかを考えましょう。
締めの挨拶は説教のようにならないよう、例文を参考に短く明るく行うようにしてくださいね。
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