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答辞とは? 卒業式や入社式の答辞を書く時の例文や時候の挨拶の例文も紹介

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#とは #答辞

卒業式に出席している人の後ろ姿の写真
出典:Unsplash

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卒業式や入社式などで代表者が述べる「答辞」。
卒業式での卒業生代表や、新入社員代表などが時候の挨拶から始める挨拶が印象に残っている人も多いでしょう。
答辞を読む人に選ばれた場合、どのように答辞を書くとよいのかに戸惑うこともあります。
今回は、そんな答辞とは何かについて解説します。
答辞とは何かという基礎知識から、答辞を書く際の例文や時候の挨拶の例文を紹介します。
ぜひ、チェックしてみてください。

目次

答辞とは? 読む人は誰?

black and gray microphone on white background

答辞とは、卒業式や入学式などでお祝いの言葉や送る言葉に対して感謝や挨拶の気持ちを伝える言葉です。
答辞を読む人は、その場の代表者が務めます。
卒業式は生徒会長や成績優秀者、入社式は選考過程で評価が高かった人が、答辞を読む人に選ばれることが一般的です。

答辞を書くときの注意点

silver click pen on white paper

ここからは、答辞を読む人に選ばれた場合、どのような点に注意して答辞を書くとよいかを紹介します。
ぜひ、チェックしてみてください。

長くなりすぎないようにする

答辞を書く際は、長くなりすぎないようにします。
長い答辞は、伝えたいことが分かりにくくなることがよくあるものです。
一般的に答辞とは3分程度がよいとされています。
答辞を書く際は、時間を意識することが大切です。

書いた後は読んでみる

答辞を書いた後は、卒業式や入学式を想定して実際に読んでみるとよいでしょう。
実際に読むことで、言葉遣いや内容を見直せます。
また、録音したり他の人に聞いてもらったりして、言葉遣いの適切さを確認することもおすすめです。

答辞を述べる際のポイント

shallow focus photo of black corded microphone

ここからは、答辞を述べる際のポイントを紹介します。
答辞とは何か不安なまま、卒業式や入社式で読む人に選ばれたときの参考にしてみてください。

ハキハキと明るく話す

答辞を述べる際は、なるべく元気に話すようにしましょう。
小さな声で答辞を読む人は、自信がないように感じてしまいます。
時候の挨拶から口をしっかり開き、体の奥から声を出すように意識してみてください。
卒業式や入学式の代表として、明るい印象を与えましょう。

棒読みにならないように注意

答辞を述べる際は、生き生きとした読み方を意識しましょう。
読む人が棒読みであれば、聞き手も退屈します。
時候の挨拶から答辞を丸暗記する必要はありませんが、何度も練習してある程度覚えておくとよいでしょう。
特に伝えたい部分は声を強めに出すことを意識すると、分かりやすい答辞になります。

話すときの姿勢に気をつける

読む人は、背筋を伸ばした美しい姿勢を心がけましょう。
猫背や体を揺らすような動作は、自信のなさや落ち着きがない印象を与えてしまいます。
卒業式や入社式の代表として、堂々とした姿勢が大切です。
鏡の前で答辞を読み、自分の姿勢をチェックしておくとよいでしょう。

【入社式】答辞の例文

black microphone on book page

ここからは、入社式の答辞の例文を紹介します。
例文を時候の挨拶と組み合わせると、最適な答辞になるでしょう。
答辞を書く際の参考にしてみてください。

入社式開催に対しての感謝の言葉

僭越ながら、新入社員を代表し、挨拶をさせていただきます。
この度はこのような素晴らしい入社式を開催していただき、心より感謝申し上げます。
新たなスタートを切る機会を与えていただき、新入社員を代表して大変光栄に思います。

祝辞に対する返事

本日は社長や諸先輩方から心温まるお言葉を頂戴し、深く感謝しております。
いただいた励ましの言葉は、私たちの社会人生活に大きな力となります。
これからも皆様の期待に応えられるよう、一歩一歩確実に前進して参ります。
今後ともご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

入社できたことの喜びを話す

本日、○○会社に入社できたことを心から嬉しく思います。
多くの方々の支えがあってのことと深く感謝しております。
皆様と共に成長し、会社のさらなる発展に貢献できるよう、全力を尽くして参ります。
今日この場を与えていただき、ありがとうございます。

仕事に対する熱意・意気込み

本日この場で、仕事への強い熱意と意気込みを表明します。
私たちは、与えられた役割において、最高の成果を出すために、熱意を持って取り組みます。
困難に直面しても、たゆまぬ努力と熱い思いで乗り越えていきます。

指導のお願い

新たなスタートを切るにあたり、皆様の豊富な経験と知識から、ご指導いただけますことを心より願っております。
課題に直面した際には、勇気を持って挑戦し、皆様のアドバイスを糧に前進していきたいと思います。
至らぬ点も多いかと思いますが、今後ともご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

【卒業式】答辞の例文

red and green flower bouquet

ここからは、卒業式の答辞の例文を紹介します。
時候の挨拶や答辞とは何か分からず、どのように答辞を書くとよいのか悩んでいる人は例文をぜひ参考にしてみてください。

時候の挨拶

春の訪れを告げる温かな日差しのもと、本日は私たちの卒業式です。
校庭の木々の芽も膨らみ、伸びようとしています。
春は別れと出会いの季節といわれますが、私たちは、この美しい季節に学び舎での日々を終え、新たな旅立ちのときを迎えました。

式典開催のお礼

本日、私たちの卒業式を迎えられたこと、心から感謝申し上げます。
卒業式の開催は先生方をはじめ、関係者の方々が尽力してくださったおかげだと思います。
このような場を設けていただき、また、私たちの成長を見守り、導いてくださった全ての方々に、深く感謝の意を表します。

出席者へ感謝を伝える

本日は、ご多忙の中、私たちの卒業式に足を運んでいただき、誠にありがとうございます。
皆様の温かい支援と励ましがあったからこそ、私たちはこの日を迎えることができました。
この場を借りて、心からの感謝を申し上げます。
ありがとうございました。

指導してくれた方々への感謝・思い出

私たちを導いてくださった先生方へ、心から感謝しています。
そのご恩は、言葉では表せないほど大きく、私たちの心に深く刻まれています。
心に残る行事も多く、今は懐かしい思い出です。
先生方から教わった教訓を胸に、挑戦を続けていきます。
本当にありがとうございました。

これから始まる学校生活への決意

本日、私たちは一つの大切な節目を迎え、新しい学校生活への扉を開きます。
未知の世界への一歩は不安も伴いますが、これまでの経験を糧に、もっと高い目標に向かって前進する決意を新たにしています。
この新たなスタートが、私たち一人ひとりにとって、将来への確かな一歩となることを信じています。

今後のこと・指導について

これまでの学び舎での経験は、今後の人生の指針となります。
先生方からいただいた知識と愛情は、これから訪れるであろう困難に立ち向かう勇気を与えてくれます。
未来への一歩を踏み出すにあたり、引き続きご指導のほど、よろしくお願いします。

締めの言葉

これまでの学校で学んだ経験は、未来への大きな力となるでしょう。
前進する勇気と希望を胸に、私たちはそれぞれの夢に向かって進んでいきます。
新しい人生のページの始まりに、感謝の気持ちを込めて締めの言葉と致します。
ありがとうございました。

まとめ

今回は、答辞とは何かを紹介しました。
答辞は、卒業式や入社式で感謝の思いを伝える言葉です。
読む人に選ばれた際は、姿勢よく棒読みにならないように注意しましょう。
失敗しないためには、本番当日までに、答辞の原稿を用意しておくことが大切です。
答辞を書く際に、時候の挨拶や指導について、何を書くとよいか分からないという人は、今回紹介した例文をぜひ参考にしてみてください。

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