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オードリー若林のエッセイおすすめ4選 文庫化された本や悩める若者におすすめの本も紹介

オードリー若林エッセイ
出典:Unsplash

※本ページにはプロモーションが含まれています

テレビでよく見かけるお笑い芸人オードリーのツッコミ役、オードリー若林さん。
軽妙なトークが持ち味ですが、実は自分の自意識過剰な性格に長らく悩んでいました。
そんな若林さんの書くエッセイは、生きづらい人の気持ちを代弁していると評判です。
内向的な自分や社会への違和感を書いた「ナナメの夕暮れ」などは、普段本を読まない人も読みやすい作品。
記事で紹介するオードリー若林の本をぜひチェックしてみてください。

目次

オードリー若林とはどんな人?

オードリーの若林正恭さんは東京都出身で1978年生まれ。
中学・高校の同級生、春日俊彰さんとお笑いコンビ・ナイスミドルを結成し、その後オードリーに改名しました。
M-1グランプリ2008の敗者復活戦から勝ち上がり、2位となり注目されます。
当初は一発屋と言われながら、司会やラジオでトーク力を発揮。
相方ともども漫才だけでなくピンでも活躍しています。

ダ・ヴィンチで連載していた 「オードリー若林の真社会人」を書籍化した「社会人大学人見知り学部 卒業見込」を皮切りに、エッセイの書籍・文庫化が増えています。

オードリー若林正恭のエッセイ本の魅力

人見知りで、誰が自分をどう思っているのかと自意識過剰になったり、つい自分の殻にこもってしまったりする人も多いもの。
若林の本にはオードリーの若林ではなく、若林正恭という一人の人間としての「生きづらさ」が赤裸々に書かれています。
テレビで活躍する人も自分と同じような悩みがあったのだと実感し、救われる気持ちになることでしょう。

オードリー若林の本はどう選ぶ?

ここではオードリー若林の本を選ぶポイントを紹介。
エッセイなどのジャンルや文庫化されたものかどうかを、基準に選ぶのがおすすめです。

旅行記やエッセイなど、ジャンルや気分で選ぶ

旅エッセイ「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」は、異国の地の旅行を自分も楽しんでいる気持ちに。
内向的な性格に悩む人は「社会人大学人見知り学部 卒業見込」「ナナメの夕暮れ」がおすすめ。
作家たちとの対談本「ご本、出しときますね?」は作家の笑える個性的なエピソードを楽しめるオードリー若林の本です。

雑誌の連載から文庫化された、若林の本

「社会人大学人見知り学部 卒業見込」は雑誌ダ・ヴィンチ2010年8月号から連載されていたエッセイが文庫化されたものです。
同雑誌に2015年8月号から2018年4月号まで連載されていたエッセイも「ナナメの夕暮れ」に収録。
両方とも書籍化される時に大幅に加筆されていて、読み応えのある内容になっています。

若林の本を読む順番は?

若林の本を出版された順に読みたい人は以下の順に読みましょう。

社会人大学人見知り学部 卒業見込(単行本:2013年5月17日 文庫本:2015年12月25日)
ご本、出しときますね?(単行本:2017年4月)
表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬(単行本:2017年7月14日 文庫本:2020年10月7日)
ナナメの夕暮れ(単行本:2018年8月30日 文庫本:2021年12月7日)

共感しながら本を読みたい人は、まずは「社会人大学人見知り学部 卒業見込」 「ナナメの夕暮れ」から。
次に「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」「ご本、出しときますね?」と読み進めるのがおすすめです。

100人に聞いた! オードリー若林のエッセイで好きな作品

ブックスコレクション編集部がオードリー若林さんが好きな人100人にアンケートを実施。
1位は若林さんの代表作でもある『完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込み』でした。
2位には『ナナメの夕暮れ』、3位には『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』がランクインしています。

オードリー若林さんのエッセイで好きな作品

続いて、その作品が好きな理由も100人にアンケートを取りました。
得票数の多かったトップ3のエッセイについて、回答の一部を抜粋して紹介します。

作品名好きな理由
『完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込』「思い悩んでいた時代からどのような試行錯誤を経て、現在に至るのかが知れて参考になる」
「自分自身の性格と重なるところが多く、共感しつつ読めるから」
「若林さんのユニークな表現で読みやすいから」
「若林さんの人生、生き様を知れるから」
「自分の感覚が肯定されたような気持ちになるから」
『ナナメの夕暮れ』「日々の中で感じる「なぜ」を感じている自分を大切にして、日々の向き合い方を見直せるきっかけになったから。」
「深く刺さる言葉が散りばめられている」
「なかなか人に言えない部分をさらけ出すように書いてあって共感できる」
『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』「自分たちが普段資本主義に取り込まれていることに気づけてためになった」
「鋭い視点とユーモアが詰まっていたから」
オードリー若林さんのエッセイが好きな理由

・調査対象:オードリー若林さんのファン100人
・調査期間:2023年4月
・調査方法:インターネットによる対象者へのアンケート
・調査機関:ブックスコレクション編集部

おすすめ比較

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商品名完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬ナナメの夕暮れご本、出しときますね?
イメージ
若林エッセイ1
若林エッセイ2
若林エッセイ3
若林エッセイ4
発売日2015年12月25日2020年10月7日2021年12月7日2017年4月
出版社KADOKAWA文藝春秋文藝春秋ポプラ社
著者若林正恭若林正恭若林正恭若林正恭
販売サイト楽天市場
Amazon
Yahoo!ショッピング
楽天市場
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Kindle
Yahoo!ショッピング
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Yahoo!ショッピング
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オードリー若林のエッセイ4選

人見知りでネガティブな性格に悩んでいた若林さん。
様々な経験をしながら、若林さんが自分や他者に向き合い、成長する過程が綴られたエッセイは、生きづらさを感じている人の助けとなるでしょう。

完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込

M-1グランプリ準優勝から下積み時代のトンネルを抜けたオードリー。
テレビ出演が増えるとともに、それまで培われた自意識と世間とのギャップに苦しみます。
エッセイでは、若林さんの社会への疑問と自意識過剰になった自分の内面を見つめ直し、すり合わせていく変化を描写。
同じように世間とのギャップに生きづらいと苦しんでいる人達は共感できるでしょう。
文庫化された本書には書き下ろし2本も追加された意欲作です。

作品のおすすめポイント

遠回りしながらも自分の道を模索していく姿に勇気をもらえる、若林の本

発売日2015年12月25日
出版社KADOKAWA
著者若林正恭
楽天で買う Amazonで買う704円 Yahoo!ショッピングで買う

表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

多忙の極みだった若林さんは、残り1席のキューバ行きの飛行機のチケットを見つけ、何かを感じて旅立ちます。
資本主義の日本とは真逆の社会主義国家のキューバを見て、何となくモヤモヤしていた社会への疑問について思考を巡らせていく本です。
同じように社会に疑問を持つ人におすすめのエッセイ。文庫化にあたって「モンゴル」「アイルランド」と「コロナの日本」が書き下ろされています。

作品のおすすめポイント

何となく変だと思っている日本社会を若林正恭と一緒に考えられる、若林の本

発売日2020年10月7日
出版社文藝春秋
著者若林正恭
楽天で買う Amazonで買う869円 Kindleで読む790円 Yahoo!ショッピングで買う

ナナメの夕暮れ

オードリー若林こと若林正恭の集大成といえるエッセイ。人見知り芸人といわれ、自分でも社会とのギャップに生きづらさを感じていた若林さん。
しかし40歳を目前に、周りの人達や信頼できる仲間たち、没頭できる趣味を持つことによって、心が少しずつ変化していきます。
自意識過剰で生きづらさを感じている人が、無理にポジティブになるのではなく、ネガティブなままで人生を生きるヒントが詰まっているオードリー若林の本。

作品のおすすめポイント

「社会人大学人見知り学部」を先に読んでおくと、より共感が深くなります

発売日2021年12月7日
出版社文藝春秋
著者若林正恭
楽天で買う Amazonで買う759円 Kindleで読む Yahoo!ショッピングで買う

オードリー若林の本はエッセイ以外にもある?

エッセイ以外の若林の本にはBSジャパンで放送された、若林さん司会の番組「ご本、出しときますね?」の書籍があります。
読書好きの若林さんが元テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行氏に、小説家とのトーク番組ができるか聞いて番組が始まりました。
彼の話を聞く力が発揮され、多くの作家との他では聞くことができないトークを楽しめます。

エッセイ以外にも名作が! オードリー若林の本

本好き芸人・オードリー若林正恭が、芥川賞作家の平野啓一郎や、村田沙耶香をはじめとした20人の作家の内面を描いている本です。

ご本、出しときますね?

若林さんが好きな、西加奈子、朝井リョウ、平野啓一郎といった20名の作家達を招いたトーク番組が書籍化された若林の本。
司会の若林さんのトークの巧みさもあり、作家たちも個性的で魅力的なエピソードを披露します。
これまで知らなかった作家にも、親近感を持てること間違いなし。
番組では、作家に必ず「マイルール」を聞いていて、その背景や考えにも関心が持てるでしょう。

作品のおすすめポイント

作家達の「マイルール」が、自分のこだわりとシンクロするかもしれません

発売日2017年4月
出版社 ポプラ社
著者若林正恭
楽天で買う Amazonで買う1,650円 Kindleで読む Yahoo!ショッピングで買う

まとめ

自意識やこだわりを持つ若林さんは、人々が素直に社会へ順応していく姿に疑問を持っていました。
「ナナメの夕暮れ」では、何事にもナナメに見ることで生きづらさを感じていたことを赤裸々に書いています。
同じように、社会での生き方に悩む人は若林さんのエッセイを読んでみてください。
どのように生きづらさと向き合い、自分を肯定できるようになったかを知ることで、読者も励まされ、生きる希望が湧いてくることでしょう。

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