【保育園の連絡帳】子供の家庭での様子はどう書く? 例文やネタ案を解説

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保護者と保育士の間で、重要なコミュニケーションツールとなる保育園の連絡帳。
連絡帳の「子供の家庭での様子」を書く欄には、保護者はどのようなことを書けばよいのでしょうか。
記事では、0歳や1歳児、2歳児など年齢ごとの例文やネタ案を紹介。
時間がなくて連絡帳を書かないことが多い保護者や、書く内容がネタ切れで悩んでいる人はぜひ例文を参考にしてください。
保育園の連絡帳で、家庭での様子を書く理由

連絡帳で「家庭での様子」を書く理由は、食事や睡眠、排便といった子供の体調や興味関心などを保育士に伝えるためです。
保育士は連絡帳を通して子供の様子を知り、その子に合わせた対応を考えています。
特に0歳、1歳児、2歳児といった配慮が必要な年頃の子供を預かる上では、保護者が連絡帳を通じて家庭での様子を保育士に伝えておくことが重要です。
子供の家庭での様子について何を書けばいい?

連絡帳の家庭での様子には、具体的に何を書けばよいのでしょうか。
保育士さんが知りたい子供に関するネタの例を紹介します。
体調について
保育園の連絡帳では体調に関する情報をわかりやすく伝えることが大事です。
特にまだ言葉を発せない0歳児や1歳児の体調は、大人が管理することが重要。
「朝ごはんをあまり食べなかった」「便が緩め」など気になる体調を書いておくと、保育士は子供の様子を注意深く見ることができます。
発熱している場合は保育園を休む必要がありますが、それほどでない場合「熱が何度あったか」「病院に行ったか」などを記載するとよいです。
昨日あったこと
保育園登園前日の子供の様子を伝えておくのもおすすめです。
例えば「昨日は家でも機嫌が良さそうで、楽しくブロック遊びをした」などの情報は、次の日に保育士が子供に接するときに役立ちます。
また「前日にお出かけしている場合は子供が疲れている場合もあります。
「どこに出かけたか」や「帰宅後の様子」を伝えることで、保育士が子供と話すネタにできたり体調に配慮したりすることもできるでしょう。
できるようになったこと、挑戦したこと
連絡帳に、挑戦したことや最近できるようになったことを書くことで、保育士さんも保護者と一緒に成長を見守ることができます。
どのような状況で何ができるようになったかを書いてみましょう。
例えば「今まで自主的に片付けができませんでしたが、今日は保育園で習ったからと片付けできました」など。
子供ができるようになったことを保育士が褒めたり、保育園でも試してみたりできるでしょう。
子供が話してくれたこと
2歳や3歳くらいになると、だんだん話せる言葉の数が多くなっていきます。
子供によっては、今日はどんな遊びをしたか、お昼の献立は何だったのなど保護者に話してくれることも。
そういう話題を連絡帳に書くことで、保育士はその子が園で楽しく過ごせているか様子をうかがうことができます。
園での出来事以外にも、子供と家庭でした些細な会話を連絡帳に書いてもよいでしょう。
子供が最近はまっている遊び
ゲームやおもちゃなど、子供が最近好きになった遊びを連絡帳に書くのもアイデアです。
保育士が子供との会話のネタにできたり、保育園での遊びの参考になったりして、保育の質の向上につながるでしょう。
例えば「親戚からもらった〇〇の人形を気に入り、姉妹でおままごとをするのが好きです」など。
保育士が子供の興味関心をさらに伸ばす助けになります。
子供を褒めたこと、怒ったこと
子供を褒めたことや怒ったことも保育士と共有するのがおすすめです。
褒めた内容を伝えておくと、保育士もその子供のよいところに注目して伸ばしてくれるかもしれません。
一方、子供がいけないことをした時や機嫌が悪い時に家庭で怒ってしまうこともあるでしょう。
保育士に伝えておけば、翌日子供が元気がない場合にフォローしてくれる可能性があります。
連絡帳に書くことがネタ切れした時の対処法

毎日保育園の連絡帳に、子供の家庭での様子を書いているとネタ切れを起こすこともあるでしょう。
そんな時に使えるおすすめの方法を紹介します。
書く人を変える
ママがいつも連絡帳を書いている場合は、パパや一緒に住んでいる祖父母に書いてもらうのもよいでしょう。
普段と違う視点から、保育士に子供の様子を伝えることができるかもしれません。
またパパが子供のことをよく観察するきっかけにもなるでしょう。
子供とした会話を思い出してみる
連絡帳に書くことがネタ切れの場合は、子供とした会話を書いてみるのも方法です。
「保育園で〇〇の遊びをして楽しかった」「〇〇ちゃんと友達になった」などといった情報は、保育士の子供との接し方にも役立つでしょう。
時間がない時は「書かない」もあり?

時間がない場合、ネタ切れの場合は家庭での様子を「書かない」のもありでしょうか。
できれば「〇〇のキャラが好き」「〇〇に遊びに行きました」など1文でも書くのがおすすめです。
特に体調の情報は大事で「昨日熱があった」「便秘気味」など、書かないよりは一言でもよいので情報を共有しましょう。
【0歳児】 子供の家庭での様子を伝える、連絡帳の例文

0歳児の連絡帳の例文を紹介します。
離乳食を始めたばかりのケースなど0歳児にありがちなシチュエーションを想定した例文を考えました。
例文1
昨日、家でつかまり立ちができるようになりました。
ただすぐに転んでしまい、泣いてしまいました。
保育園でも、つかまり立ちをするかもしれませんが転んで頭などを打たないように、気をつけていただけないでしょうか。
例文2
昨日の夜はよくぐずつき、ミルクもいつもより飲みませんでした。
熱や風邪の症状はないですが、まだ機嫌が悪いようです。
なるべく早く迎えにいきますが、保育園でも何か変わったことがないか注意していただけるとありがたいです。
【1歳児】 子供の家庭での様子を伝える、連絡帳の例文

1歳児は歩くことができたり、自分が関心のある遊びを何回もしたり、0歳児と比べてグンと行動の幅が広がります。
ここでは1歳児の連絡帳に使える、例文ネタを紹介します。
例文1
昨日は、積み木を積み上げる遊びに集中していました。
これまでは積み木をペロペロ舐めたりするだけでしたが、2、3個積み上げることを覚えたようです。
積んだものを壊すのも楽しそうです。
昨日は眠くなるまでずっと遊んでいました。
例文2
最近はおもちゃや食器をつかんで投げることが多く困っています。
投げたら痛いんだよと言い聞かせていますが言うことを聞かず、たまにキツく叱ってしまうこともあります。
保育園でも、友達に対して乱暴なことをしないように注意していただきたいです。
【2歳児】 子供の家庭での様子を伝える、連絡帳の例文

2歳になると話す言葉が増えたり、簡単な身支度にチャレンジしたりします。
しかし「魔の2歳児」と言われるように、思い通りにならないと癇癪を起こすことも。
困っている場合は保育士に相談するのもよいでしょう。
例文1
昨日は歌を歌いながら、クレヨンでお絵かきをしていました。
保育園で教わったことを家でも行っているようです。
これまではぐるぐる書き殴るだけでしたが、最近は人間に近い形を描けるようになり成長を感じました。
例文2
話せる単語が増えてきて、「ありがとう」と言うのを気に入っているようです。
昨日はお兄ちゃんにおもちゃを渡してもらった時に、ちゃんと「ありがとう」と伝えることができました。
まだ上手に2語文は出ませんが気長に見守ろうと思います。
【3歳児】 子供の家庭での様子を伝える連絡帳の例文

3歳児のクラスになると連絡帳を書かない方針を取っている保育園もあります。
子供がだんだんと保育園での出来事を言葉で伝えられるようになるので、成長ぶりを連絡帳に書くのもよいでしょう。
例文1
保育園での出来事をよく話してくれるようになりました。
〇〇ちゃんや△△くんとよく遊んでいると聞いています。
昨日は、保育園でフルーツバスケットの遊びをしたと教えてくれました。
すぐに椅子を見つけて座れたと喜んでいました。
例文2
家では、駄々をこねて反抗することが多くなりました。
注意すると反対のことをすることも多々あります。
また出かけるのを嫌がったかと思えば、やっぱり行きたいと言うこともあり、保育園ではどうしているのか気になります。
お迎えの時間の変更などは早めに連絡しよう

保育園を休むことが決まっている場合や、お迎えの時間を変更する場合などは早めに連絡しましょう。
朝の登園時は保護者も保育園側も忙しく、つい連絡事項を忘れてしまうことも。
連絡帳に前もって連絡を書き記しておくと、伝え漏れを防止することができます。
まとめ
記事では、保育園の連絡帳の「家庭での様子」に書ける子供のネタ例や例文を紹介しました。
特に0歳~1歳児の低年齢の子供を預ける場合は、体調面や日々の変化を書くと保育園側も助かります。
1歳児以降も書くネタがないからと書かないのではなく、ちょっとしたことでも書くのがおすすめです。
連絡帳は子供が成長した後も、育児日記として思い出に残ります。
掲載した例文を参考に、ぜひ連絡帳を活用してください。