還暦祝いは誰がするの? いつ何をするかなど常識についても解説

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還暦を迎える祖母と孫の写真
出典:Unsplash

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親や祖父母の還暦祝いは家族みんなでお祝いしたいものですね。
しかし、主催は誰がするのか、どこで何するべきなのかなど、わからないこともたくさんあるのでは。
そこで今回は、還暦祝いはいつ誰がするのか、気をつけることなどを紹介。
還暦祝いをいつ誰がするのか、何するべきかといった常識を知りたい人は参考にしてくださいね。

目次

還暦祝いはいつするもの?

まず還暦祝いとはいつ行うのが相応しいのでしょうか。
実は還暦祝いをいつやるかに明確な常識はなく、各家庭によって異なります。

敬老の日

9月の第3月曜日である敬老の日に還暦祝いをするのがおすすめ。
慰労や感謝の意味合いも兼ねて二重にお祝いできますね。
しかし、中には年寄り扱いされるのを嫌う親や祖父母もいるので、その点は気をつけること。
家族の性格に合わせていつにするかを考えてみましょう。

誕生日

還暦がいつかというと、満60歳になったときを指します。
そのため、誕生日の日に還暦祝いをするのはジャストタイミング。
誕生日近くで家族が休みの土日や祝日を狙うのがおすすめですよ。
ケーキやプレゼントを用意して、盛大なお祝いができるでしょう。

GWなどの帰省するタイミング

GWなどといった、家族が帰省するタイミングで還暦祝いを行うのも良いですね。
普段なかなか揃わない子供、孫などから祝われれば、きっと還暦を迎える人も嬉しいはず。
ただしレストランやホテルでお祝いする場合、連休で予約が取りにくい場合もあります。

お盆・お正月

お盆やお正月に家族や親戚が集まる場面で、一緒に還暦祝いをしても良いでしょう。
お盆やお正月はごちそうが並ぶ家庭も多いので、華やかな宴になります。
ただ、親戚の誰かに初盆を迎える人がいるなら、この時期のお祝いは避けるのがおすすめです。

還暦祝いは誰が主催するべき?

還暦祝いの主催は誰がするべきなのでしょうか。
実は明確に誰がするという決まりはなく、かつては還暦を迎える本人が主催するものでした。
最近は誰がやるかというと、親の還暦祝いなら子供やその配偶者が主催することが常識になりつつあります。
また、大きな孫がいる場合、家庭によっては祖父母の還暦祝いで多少お金を負担してもらうこともあるようです。

還暦祝いって何するの?

では、還暦祝いでは何するべきなのでしょうか。
具体的にはごちそうやお酒を囲んで語らったり、プレゼントを贈ったりしてお祝いします。
また昔ながらの定番ですが、何するか迷ったら赤いちゃんちゃんこを着せるのもおすすめ。
とはいえ、中には実際に着るのが恥ずかしいと思う人も。
何するかの常識にとらわれず、親や祖父母が喜びそうなお祝いを考えてみてくださいね。

還暦祝いにはメッセージも合わせて贈るのがおすすめ

還暦祝いといえば、赤いアイテムのプレゼントを渡す人も多いですが、一緒にメッセージを贈るのもおすすめです。
子供がまだ働いていない場合や小さな孫がいる場合は、プレゼントの代わりに手紙を渡すのも良いでしょう。
食事会で何するか迷ったら、手紙を朗読しても盛り上がりそうです。
大切な家族から贈られる手紙なら、親や祖父母は何よりも嬉しいはずですよ。

還暦祝いを贈る際の注意点・マナー

最後に、還暦祝いにおける常識やマナー、気をつけることを紹介します。
特に上司や女性の還暦祝いでは失礼のないようにしましょう。

「死」や「老い」、忌み言葉について

還暦祝いで気をつけることのひとつは、「死」や「老い」「衰える」といった忌み言葉を使わないこと。
特に、還暦祝いのメッセージは文章に残るため、明るいメッセージを書くよう心がけましょう。
これからのことなど、前向きな言葉をしたためるのがおすすめです。
親や祖父母が、第二の人生の心地よくスタートできるようなメッセージを考えてくださいね。

会社の上司に還暦祝いを贈る場合

会社の上司に還暦祝いを贈るときは、失礼のないようにしたいですね。
60歳を迎える上司に、部下や後輩が還暦祝いを開催すればきっと喜ばれます。
還暦祝いのプレゼントを贈るなら、縁起の良い紅白のアイテムや赤いアイテムがおすすめ。
上司の趣味がよくわからない場合、タオルや食品、お酒といった消耗品を選べば迷惑にもなりにくいですよ。

女性へはどういう気配りが大事?

現在では女性も男性も変わらずにお祝いされる還暦祝い。
しかし、かつては長寿を祝うほか家督を譲るという意味合いもあったため、女性に対して行われることはありませんでした。
いまだにこの風習が残っている地域もあるので気をつけること。
また、くしなどを贈ると「苦」「死」のイメージを持たれる場合があるため、これも避けた方が無難です。

お祝い金の相場はどのくらい?

せっかくの還暦祝いなので、お祝い金を包もうと考えている人もいるでしょう。
還暦祝いの相場は、親に渡す金額で3万円~5万円程度。
それ以外の間柄だと1万円が相場といわれています。
基本的に、年上の人にお金を贈るのは失礼に値するため、渡す人には気をつけること。
できれば現金ではなくお祝いのプレゼントを贈るのが良いですね。

熨斗やご祝儀袋の選び方

最後にお祝い金を入れるご祝儀袋の選び方です。
1万円程度を包む場合は、蝶結びの水引と熨斗がプリントされたシンプルなご祝儀袋がおすすめ。
もう少し高額なお祝い金を包むなら、豪華な水引があしらわれたご祝儀袋を選びましょう。
どちらも紅白か金銀の水引です。
お祝いのプレゼントを渡す際も、熨斗をつけて表書きを書くとより上等に見えますよ。

まとめ

ここまで、還暦祝いの主催はいつ、誰がするのか、気をつけることなどを詳しく説明しました。
還暦祝いは、家族が集まるタイミングならいつ開催しても問題ありません。
プレゼントも定番の赤いちゃんちゃんこだけでなく、赤いアイテムやメッセージなど相手が喜ぶものにしましょう。
マナーは守りつつ、常識ばかりにとらわれずに本人たちが楽しめるお祝いにしてください。

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