考えさせられる映画16選 鳥肌がとまらない! 人生が変わる映画やためになる映画も

「ニュー・シネマ・パラダイス」は、映画監督が、映画に魅せられた少年時代の出来事と青年時代の恋愛を回想する物語です。
物語は、映画館のプロジェクターを操作する少年トトが、映画監督アルフレードと出会うところから始まります。
トトに映画の魅力を教え、彼を映画監督へと導いたアルフレードとトトの心温まる物語です。

こちらの作品は、ドイツ人実業家オスカー・シンドラーが、第二次世界大戦中にポーランドでユダヤ人を救出する姿を描いています。
シンドラーがユダヤ人を救出するために尽力する姿や、彼が人間として成長していく様子が描かれた物語。
劇中に登場するヒトラーの残忍な行為にも心が痛み、考えさせられる映画です。

ジムを経営するフランキーが、女子プロボクサーを目指すマギーを指導する物語です。
マギーは、フランキーの指導のもと、父娘のような絆を築きながらプロボクサーとしての才能を開花させます。
しかし、試合中にマギーは負傷し、四肢麻痺に。
その後、マギーは自分の人生を終わらせるために安楽死を望みます。
鳥肌が止まらない考えさせられる映画です。

第二次世界大戦末期のドイツを舞台に、ヒトラーの最期の12日間を描いた作品です。
ヒトラーの人間的な側面を描いた映画で、彼がどのようにして自分自身を正当化し、自分自身を信じていたかが描かれています。
ヒトラーがどのようにして多くの人々を支配することができたかなど、知られざるナチスの裏側を舞台にした映画です。
ヒトラーと彼に仕えた人々の悲惨な最期を描いています。

第二次世界大戦後のドイツで15歳の少年マイケルと、21歳年上の女性ハンナとの恋愛を描いた物語です。
マイケルはハンナに本を朗読することで愛を深めますが、ある日突然彼女は姿を消してしまいます。
8年後、法学部の学生となったマイケルがナチスの戦犯裁判に傍聴すると、被告席にはハンナの姿が。
ハンナはかつて強制収容所の看守だったことが明らかになり、彼女は文盲であることを隠すために自分の罪を認めます。

ショーダンサーとして生計を立てながらも、歌手を夢見るルディ。
弁護士として正義に向かいながら、ゲイであることを隠しているポール。
親の愛情を知らずに育ったダウン症の少年のマルコ。
奇跡的に出会った3人は、本物の家族のような愛情で結ばれました。
しかし、異性愛に対する世間の目は厳しく、3人はやがて引き離されてしまいます。
本当の愛とは何かを考えさせられ、鳥肌が止まらない映画です。

『ジョゼと虎と魚たち』は、足が不自由な少女、ジョゼと、大学生の恒夫の関係を描いた恋愛映画です。
物語は、乳母車に乗って祖母と散歩していたジョゼと犬の散歩をしていた恒夫が出会うところから始まります。
障害を抱えながらも懸命に生きるジョゼに恒夫は惹かれていき、ジョゼもまた恒夫に惹かれていきました。
しかし、不器用ながらも純粋に愛を育むジョゼと恒夫の恋愛関係も、永遠ではなかったのです。
切ない結末に胸が締め付けられます。

『ジョジョラビット』は、第二次世界大戦中のドイツを舞台にした物語です。
主人公のジョジョは、ナチス党員である母親に育てられました。
ヒトラーを崇拝し、自分自身もナチス党員になることを夢見ていたジョジョ。
しかし、ユダヤ人の少女エルサと出会い、彼女と交流していくうちに、自分自身がナチス党員であることに疑問を持ち始めます。
戦争や差別、友情や家族愛についても考えさせられる深い映画です。

『PLAN75』は、高齢化が進む近未来を舞台にした邦画です。
満75歳から生死の選択権を与える制度を国会で可決・施行される物語。
ホテルの清掃員として働く角谷ミチは、夫と死別してから、のちに「プラン75」を申請し安楽死をすることに。
高齢者と若い世代の世代間の対立と葛藤が繰り広げられる中、生きるとは何か、死ぬとは何かを考えさせられる映画です。

洋画『最高の人生の見つけ方』は、2007年にアメリカで、2008年に日本で公開された映画です。
主人公のクリス・ガードナーは、妻と息子と幸せな生活を送っていました。
しかしある日突然、妻に家を出られ、仕事も失ってしまいます。
そんな中、彼は株式投資家として成功するために、あるインターンシップに参加することに。
そこで彼は、自分自身を見つめ直し、人生の真の意味を見出すことになります。

インドの名門工科大学に入学し、共に過ごした「3バカトリオ」のランチョー、ファルハーン、ラジュー。
ランチョーとファルハーンは大学卒業から10年後、行方不明になったランチョーを探し出すことになりました。
2人が学生時代を回想していくうちに、ランチョーの本当の正体が次第に明らかになっていきます。
学園コメディ要素もありながら、ミステリー要素も楽しめる名作インド映画。
きっとあなたの人生が変わる映画になるはず。

家族とともに移住先のカナダへ向かう途中、嵐に見舞われて遭難してまったインドの少年パイ。
救命ボートにしがみつき、たった一人生き残ることができますが、同じボートにはベンガルトラが潜んでいました。
『ライフ・オブ・パイ』は、主人公のパイとベンガルトラが過ごした227日間を描いた洋画です。
3D映像で描かれた大自然と、動物たちの美しい映像も注目のポイント。
人間と動物の共存や、人間が生きる意味などを考えさせられる深い映画です。

大学生の典子は従姉妹の美智子と「一生をかけて身につける何か」を求めて茶道教室に通い始めます。
茶道教室の武田先生に「お茶はまず形から、そこでできた入れ物に心を後から入れるもの」と教わり、稽古を続ける二人。
しかし美智子はライフステージが進む中で、次第に茶道とは距離を置くようになります。
一方の典子は、成長しないことに悩みながらも茶道を続けていくのでした。
自分の人生の悲喜こもごもとともにある茶道の素晴らしさに気づく邦画です。

エリートの道を歩み、物質的には満たされている一方で、不眠症に悩まされているジャックは、タイラーという男と出会います。
カリスマ的な魅力を持っているタイラーとともに殴り合いのクラブ「ファイトクラブ」を立ち上げました。
やがて「ファイトクラブ」には、ケンカ目当ての男が集まるようになります。
社会の枠組みから解放され、日常生活で失った本能を取り戻したような気分になっていったのです。
しかし、物語は徐々に暴力的なものへと変化していきます。

精神科医のマルコムが、かつて担当していた患者に恨まれ、銃撃されてしまった後、1年後に患者の少年コールを担当することになります。
コールには「シックスセンス」という不思議な能力があり、亡くなった人々の姿が見えるのでした。
マルコムはコールの治療を通じて、自らの心も癒されていくのを感じていたのです。
驚きのラストシーンと、コールとマルコムの心温まるやり取りがポイントです。

『告白』は、伏線がすごい映画の一つです。
ある中学校の終業式後のホームルームで、1年B組の担任教師、森口悠子が突如、語り始めます。
その内容は「自分の娘がこのクラスの生徒に殺された」というものでした。
物語の中で、細かいシーンやセリフに隠された伏線が、後に大きな意味を持っている邦画です。
細かい描写に注目すると、物語の全体像がより深く理解できるでしょう。