『炎炎ノ消防隊』アーサー・ボイルは死亡したのか? 復活の可能性など解説
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2015年から週刊少年マガジンに連載されていた漫画『炎炎ノ消防隊』。
その中でも今回は、作品の主要キャラクターの1人、アーサー・ボイルに着目。
アーサー・ボイルは作中で死亡したのかや生き返る可能性があるのかなど、気になる疑問点を1つずつ考察します。
アーサー・ボイルのファンや、アーサーの生死が気になっている人は是非参考にしてください。
この記事は『炎炎ノ消防隊』のネタバレを含みます。
作品の結末に関するヒントを知りたくない人は注意してください。
『炎炎ノ消防隊』のあらすじ
物語の舞台は、「焔ビト」という謎の存在による人体発火事件が相次ぐ世界。
その焔ビトに対抗する手段として結成されたのが、「特殊消防隊」でした。
『炎炎ノ消防隊』の主人公、シンラはその特殊消防隊の一員でありながら足から炎を出す特殊な能力を持つ少年。
シンラはとある理由から「焔ビト」の疑いを掛けられることになりますが、自らの潔白を証明し焔ビトから人々を守るため物語の謎へと迫っていきます。
『炎炎ノ消防隊』アーサー・ボイルとは
アーサー・ボイルはシンラと同じく特殊消防隊の一員であり、彼のライバル的存在です。
金髪の長い前髪と青い瞳のクールな風貌が特徴ですが、性格は超おバカで天然キャラ。
また自らを騎士王と名乗り、騎士道を貫く男前の一面も持ち合わせています。
そんなアーサーは炎を「エクスカリバー」という剣に変えられる特殊能力を持っています。
クールな見た目と高い戦闘能力が、ファンを惹きつけるアーサーの魅力と言えるでしょう。
『炎炎ノ消防隊』アーサー・ボイルは死亡した? 経緯を解説
ここからはアーサー・ボイルが死亡した経緯について解説します。
彼が本当に死亡したのかや復活、生き返る可能性を考えるヒントにもなるので詳しくチェックしてみましょう。
【死亡の経緯1】アーサーとドラゴンの戦い
アーサーは特殊消防隊の対抗組織、「伝導者」一派の中でも最強と言われる「ドラゴン」という人物に挑みます。
「ドラゴン」といういかにも強さうな名前を持つ敵に、ヒーロー気質のアーサーはやる気満々で挑みますが結果は惨敗でした。
敗北の無力感を味わったアーサーは、その後オリハルコンを獲得。
エクスカリバーを強化するなど努力を重ねて再びドラゴンに戦いを挑みます。
【死亡の経緯2】アーサーとドラゴンの宇宙での戦い
前回の惨敗から強くなったアーサーは、今度こそはドラゴンに手傷を負わせることに成功します。
そこから2人の戦いはエスカレートし、戦いの場を地球から宇宙へと移します。
途中、酸欠で体調に異常をきたすアーサーでしたが、「星の指輪」を身に付けることで何とか状況打破。
そしてついに、アーサーはずっと夢見ていた騎士王に変化するのでした。
最後には、大技「紫電地球割り」でドラゴンを撃破します。
【死亡の経緯3】アーサーは全てをシンラに託す
戦いに満足し、全てを受け入れて散っていったドラゴン。
アーサーは戦いには勝ったものの、ドラゴンのブレス攻撃により左腕と下半身を失う致命傷を負ってしまいます。
もはや満身創痍の状態に陥ったアーサーは、全てをシンラに託して沈黙。
作中では宇宙空間に漂う瀕死のアーサーと手放されたエクスカリバーが描かれ、彼が死亡したのか否かわからないまま戦いは幕を下ろします。
『炎炎ノ消防隊』アーサーが生き返る? 復活理由とは
結果的に、アーサーが生き返ることになります。
ここではアーサが生き返るシーンを振り返り、彼が復活した理由を解説していきます。
アーサーの生存が判明したシーン
死亡したと思われていたアーサーの生存が確認できるのは、292話です。
アーサーは宇宙にいるため戦闘には参加できなかったものの、シンラに言葉をかけて鼓舞し彼を立ち直らせる力になっていました。
ドラゴン戦の後、生き返ることができたアーサーは最終回まで生存し続けます。
アーサーが復活した理由は?
アーサーはドラゴンとの戦いで思いやイメージを現実に変える能力を身に着け、戦闘でもその能力をフルに活用していました。
その能力を使って自らの身体を再生させ、致命傷を負った瀕死の状態から復活したと考えられます。
またアーサーが宇宙でのドラゴンとの戦いで左腕、下半身を失った後、「修復には時間がかかる」と言ったことも生存説が有力視されていました。
『炎炎ノ消防隊』アーサー・ボイルの過去や父親の正体
続いてはアーサー・ボイルの過去について詳しく解説します。
アーサーとアーサーの家族との間にはかつて何があったのでしょうか。
アーサーはなぜ両親に捨てられたのか
アーサーの両親は飲食店を経営していましたが、食中毒が出てしまった上に火事で店が燃えてしまいます。
そのような経緯で多額の負債を抱えることになった両親は、東京皇国の地下「ネザー」で生活することに。
しかしネザーは危険な場所であったため、両親はアーサーを置いていくほか無かったのです。
アーサーの父親の正体
やがてアーサーはネザーにて両親と再会します。
そこで両親はレジスタンスとして世界を救うための活動をしていると、アーサーに告白しました。
アーサーの父親は自らを予言者だとも言い、実際に聖陽教が人々を騙していることや、アーサーがネザーに来ることまで見抜いていました。
アーサーには弟や妹がいた
アーサーを置いてネザーにやってきた後、アーサーの弟と妹が生まれていたようです。
仲間のユウがネザーは危険だからアーサーを置いてきたのではないかと抗議しますが、当のアーサーは父親が持っていた目の前のオリハルコンに夢中で話を聞いていませんでした。
アーサー・ボイルの声優は誰?
アニメ『炎炎ノ消防隊』でアーサー・ボイルの声優を務めたのは、小林祐介さんです。
幼少期をイギリスで過ごした帰国子女ですが、あまり英語は得意ではないようです。
大学卒業後は一度電気メーカーに就職。
歌のレッスンを受けていた講師からのアドバイスで会社を退職し、声優を志します。
現在はゆーりんプロに所属していて、『Dr.ストーン』の石神千空役や『アルスラーン戦記』のアルスラーン役などで知られています。
『炎炎ノ消防隊』を漫画・アニメで楽しむ
ここでは『炎炎の消防隊』の漫画、アニメに関しての情報を紹介します。
この記事を読んで『炎炎ノ消防隊』が気になった人は、是非チェックしてみてください。
炎炎ノ消防隊 (1-34巻)
謎の存在「焔ビト」が巻き起こす、人体発火事件に脅かされる世界。
そこで焔ビトに対抗するため結成された『特殊消防隊』に入隊した主人公のシンラは、足から炎を出す特殊能力の持ち主です。
彼にはこの能力がもとで周囲から迫害を受けた過去があり、自らの潔白と世界の平和のために奮闘します。
『ソウルイーター』などで知られる、大久保篤が贈るダークファンタジー漫画です。
大久保篤氏の描く個性豊かなキャラクターと独特な世界観が魅力
発売日 | 2016年2月17日 |
出版社 | 講談社 |
著者 | 大久保篤 |
炎炎ノ消防隊 アニメ
コミックスを原作として2019年からアニメ化された作品。
『ジョジョの奇妙な冒険』など数々のアニメを手掛けているdavid production制作で、梶原岳人など豪華な声優陣が起用されています。
またMrs. GREEN APPLEが歌う第1期のオープニング主題歌にも注目です。
現在第2期まで放送されていて、漫画の完結後に第3期のアニメの制作が決定しています。
躍動感あふれるアニメーションと豪華キャスト陣でより作品を楽しめる
公開日 | 2019年7月6日 |
監督 | 八瀬祐樹 |
出演 | 梶原岳人、小林裕介、中井和哉 |
まとめ
今回は漫画『炎炎ノ消防隊 』アーサー・ボイルの死亡の真相や復活、生き返る可能性について詳しく解説しました。
天然だけど男前の一面もあるアーサー・ボイルは、漫画ファンもそうでない人も惹きつける魅力的なキャラクター。
そんな彼の死亡と復活、生き返る可能性については、様々な受け取り方ができます。
この記事を読んで気になった人は是非『炎炎ノ消防隊』を手に取って、自分の目で確かめてみてください。
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