猫の絵本おすすめ14選 キャラクターの個性が光る海外作品やシリーズものも紹介

「11ぴきのねこ」は、いつもお腹を減らしているボス猫と10匹の野良猫が大きな湖で魚を捕まえようと奮闘する内容です。果たして大きな魚を捕らえられるのか、猫たちの冒険が描かれています。
シリーズ作品になっていて、「11ぴきのねこ」に登場するかわいいキャラクターたちの活躍を繰り返し楽しめるのが魅力的。
好奇心旺盛でちょっとずるい、ボス猫率いる猫たちの様子に癒やされるでしょう。

夏目漱石の代表的な小説「吾輩は猫である」の絵本バージョン。猫である吾輩の目を通して、人間社会を面白おかしく見ていきます。夏目漱石の文体がそのまま使われていますが、音読すると言葉の美しさを感じることができ、すんなり入ってくるでしょう。
名場面を気軽に読めるので、小説「吾輩は猫である」を読んだことがない親にもぴったり。

何度も死んで生き返ってきた猫は、どの飼い主のことも好きになりませんでした。次に生まれ変わったのは自由な野良猫。
百万回生きた猫は、周囲の猫からもてはやされますが、自分に唯一関心を持たない白猫が気になるようになります。はじめての愛と悲しみを知る猫に、大人も感情移入してしまうでしょう。
魅力的なキャラクターが登場する、感動できる猫絵本を探している人におすすめです。

「ちいさなねこ」では、冒険したい盛りの子猫が母猫に内緒で外へ出掛けていきます。初めての外の世界は、危険がいっぱいです。子猫は母猫の元に戻れるのでしょうか。
リアルで可愛い絵柄の絵本で、小さい子供が知っている車や犬なども登場します。
子猫のように好奇心旺盛な子供のしつけになる絵本を探している人にもおすすめです。

「ねこだらけ」は、様々な猫のキャラクターが描かれている絵本です。
猫が400匹登場し、日本だけでなく海外の民族衣装を着た猫もいます。好みのキャラクターを見つけたり、自分に似ている猫を探したりするなど、親子で盛り上がること間違いなし。
文章量が多くなく、猫の絵をみるだけで楽しめます。月齢の低い子供と猫絵本を楽しみたい人や、猫が好きな大人におすすめです。

「ルッキオとフリフリ おおきなスイカ」では、大きなスイカを見つけた黒猫のルッキオと、ブチ猫のフリフリが登場します。2匹は、マグロの刺身をお腹いっぱい食べるために、スイカを海水浴客に売ろうとしますが…。
頑張る2匹の猫は愛らしく、人間と通じるところがあるキャラクターです。いきいきとした会話が面白く、ほっこりするでしょう。
シリーズ絵本を探している人にもおすすめです。

「ノラネコぐんだん パンこうじょう」は、ワンワンちゃんのパン工場で、こっそりパン作り体験をする野良猫たちの物語。お腹を空かせた野良猫は、美味しいパンを作れるのでしょうか。
野良猫の憎めないキャラクターと美味しそうなパンのイラストに引き込まれます。読み聞かせできる愛らしい絵本を探している人におすすめです。
かわいい動物のキャラクターは、他のシリーズ作品にも登場するのでチェックしてみてください。

「タンゲくん」は、片方の目が潰れている野良猫と女の子の交流を描いた絵本です。
野良猫のタンゲくんが気になる女の子ですが、野良猫は自由気ままな性格。女の子は、昼間タンゲくんがなにをしているのか知りたいと思うようになります。
タンゲくんが迫力ある絵柄で描かれているので、子供も夢中になるでしょう。猫と人間の交流を子供に教えたい人におすすめの絵本です。

「こねこのぴっち」は、兄弟と共にリゼットおばあさんの家で過ごしているぴっちが主人公です。
他の猫と違う遊びがしたいぴっちは、アヒルのように泳ぎたいと考えます。
ぴっちの愛らしい末っ子キャラクターに癒やされる作品です。
日本語訳は、優しく温かみのある口調で綴られています。子供の寝かしつけ用の猫絵本を探している人にもおすすめです。

母猫と散歩にいった子猫のハリーは、屋根に登って降りられなくなってしまいます。ハリーは消防士に助けてもらいますが、母猫にいわれた言葉で恥ずかしい気持ちになってしまいました。
優しい絵柄で描かれていて、親子で楽しめる点が魅力。読んだら笑みがこぼれてしまう作品です。
子供だけでなく、母親が読んでも楽しめる絵本を探している人は手に取ってみてください。

「あおい目のこねこ」は、ねずみの国を目指す青い目の子猫が主人公の絵本です。旅の途中で黄色の目の猫や犬、別の青い目の猫と出会い、青い目の子猫は成長していきます。困難にあっても、青い目の子猫はポジティブでくじけません。
自分らしく生きることの大切さを教えてくれると、海外でも高く評価されています。周囲の意見に左右され始める、小学生頃の子供や大人におすすめの作品です。

「いたずらこねこ」は、初めてみた亀にいたずらする子猫が登場します。亀と子猫がお互いにびっくりする様子が、ユーモラスです。
日本や海外でロングセラーになっていて、子供の頃に読んだ保護者も多いでしょう。
絵柄だけでも楽しめるので、文字が読めなくても楽しめます。
子供時代に夢中になった絵本を自分の子供にも読みたい保護者や、月齢の低い子供も楽しめる猫絵本を探している人におすすめです。

「あくたれラルフ」は、飼い主のセイラを困らせるラルフが登場する絵本です。
ラルフのいたずらを我慢し続けるセイラたち。しかしサーカスでのラルフの振る舞いに、ついに堪忍袋の緒が切れます。
人気シリーズ絵本として、海外でも広く愛されている絵本です。
ラルフの憎めないキャラクターと、家族の愛情に引き込まれます。いたずら好きの子供がいる家庭におすすめです。

「ながぐつをはいたねこ」は、3人兄弟の末っ子が、遺産としてもらった猫が大活躍する作品です。末っ子は、猫をもらったことに失望します。しかし、猫は「私に袋をひとつと長靴を一足作ってください」と頼み…。
昔から知られている海外のおとぎ話で、アニメ化や映画化もされた作品です。
猫がどのように末っ子を導くのか、想像しながら楽しめるでしょう。
子供に海外で広く知られる物語を読み聞かせしたい人におすすめです。