『新世紀エヴァンゲリオン』の名言集 綾波レイのセリフや加持リョウジの名言も
『新世紀エヴァンゲリオン』は、人類と「使徒」と呼ばれる謎の敵との戦いが描かれた作品です。
哲学的要素や心理描写、圧倒的な映像美で多くの視聴者に強烈な印象を与えました。
今回の記事は、そんな『エヴァンゲリオン』の名言集です。
渚カヲルや加持リョウジの名言や「活動限界です」などといったセリフも集めたので、チェックしてみてください。
この記事は『新世紀エヴァンゲリオン』のネタバレを含みます。
作品の結末に関するヒントを知りたくない人は注意してください。
『エヴァンゲリオン』の名言・名シーン集
ここからは、『エヴァンゲリオン』の名言集を紹介します。
名言に触れることで、勇気や希望をもたらしてくれるでしょう。
作品内のかっこいいセリフも紹介しています。
碇シンジ「逃げちゃダメだ 逃げちゃダメだ 逃げちゃダメだ」
「逃げちゃダメだ」は、数々の名言がある『エヴァンゲリオン』の中でも特に印象的なセリフといえるでしょう。
極限の状況に直面した碇シンジは、自分を奮い立たせるために何度も「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ」と唱えます。
弱気な自分を乗り越えて立ち向かう勇気や覚悟を持とうとするシンジの思いが込められています。
碇シンジ「笑えばいいと思うよ」
ヤシマ作戦で綾波レイに初号機をかばってもらったシンジ。
作戦の後、シンジはレイをエントリープラグから助け出します。
レイが生きていたことに安心したシンジは涙を流しますが、レイは「こういう時どんな顔すればいいかわからないの」と一言。
それに対して碇シンジが返した短いセリフです。
シンジの涙の意味がわからないレイは、この言葉を受けて、ゆっくりと笑顔を作ります。
綾波レイ「あなたは死なないわ。私が守るもの」
緊迫した戦況の中で「死ぬかもしれないね」と口にした碇シンジに対して、綾波レイが静かな表情で返したかっこいいセリフです。
彼女の口から出たこの短いセリフからは、どこか穏やかながらも確固たる信念が感じられます。
短いセリフですが、この名言によって綾波レイがヤシマ作戦中にシンジを守るかっこいい姿が印象深くなっているといえるでしょう。
綾波レイ「碇くんと一緒にいると、ポカポカする」
アスカからシンジのことをどう思っているのか問い詰められた綾波レイ。
「よくわからない」と答えるレイですが、アスカの促しに応じ「碇くんと一緒にいると、ポカポカする」と口にします。
レイ自身は「ポカポカ」の正体をまだ理解していないようでした。
エレベータを降りる際、アスカはつぶやくように「それって、好きってことじゃん!」と短い一言。
レイの恋心がわかる『エヴァンゲリヲン新劇場版:破』の名シーンです。
アスカ・ラングレー「あんたバカァ?」
アスカ・ラングレーの代名詞的なセリフ「あんたバカァ?」は、彼女が碇シンジに対して何度も口にするセリフ。
このセリフは、アスカがシンジに対してツンデレな態度を取る一環として、彼の言動や行動に反応して言われることが多いです。
自信とプライドが高い一方で、シンジに対しては気弱な部分を見せることもあるアスカ。
アスカの気丈な一面と同時に、彼女の内面の葛藤や感情を微妙に表現したものといえるでしょう。
アスカ・ラングレー「なんとかしなさいよ! バカシンジ」
アスカはエヴァンゲリオン初号機を格納する黒い箱を回収しており、その中には碇シンジが取り込まれて封印されています。
アスカはシンジが初号機の中に存在していることを知っており、彼が助けを必要としていると感じていたためです。
アスカの叫び声が初号機(=シンジ)の覚醒を引き起こし、その力によって使徒が瞬時に撃破されます。
綾波レイだけでなく、アスカのことを気にかけていることが伝わる名シーンです。
アスカ・ラングレー「傷つけられたプライドは、10倍にして返してやるのよ!」
アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の第9話で出てきたこのセリフ。
夕日に向かって碇シンジとのユニゾンへの意気込みを口にした際の言葉で、アスカの強いプライドと闘志を表現しています。
アスカは自信に満ちた性格であり、自分の能力や実力を誇示することが多いキャラクター。
逆境に立ち向かう強さを示唆しており、視聴者に勇気や励ましを与えるメッセージとなっています。
渚カヲル「人間は寂しさを永久に無くす事はできない。人は一人だからね。ただ忘れる事ができるから、人は生きていけるのさ。」
この名言は、渚カヲルがシンジの心情を理解し、人との関わりをテーマにして語ったものです。
人間が過去の辛い出来事や寂しさを超えて前に進むためには、時折記憶を整理し、過去を少しずつ忘れていくことの重要性を示唆しています。
大切な人の死と向き合う際にも、脳の喪失の機能が感情や思い出を整理し、少しずつ心の平静を取り戻していく過程を伝えているのでしょう。
渚カヲル「さあ、約束の時だ、碇シンジ君 今度こそ君だけは…幸せにしてみせるよ」
このセリフは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の終わり部分に登場する渚カヲルのセリフです。
渚カヲルがシンジに対して何らかの約束や使命を果たすことを示唆しており、渚カヲルの目的や思惑が重要な要素となることを知らせています。
渚カヲルの強い決意やシンジに対する思いが感じられるこのセリフ。
視聴者に考察させたり興味を引かせたりする要素となっています。
真希波・マリ・イラストリアス「そうやってイジけていたって、何にも楽しいことないよ」
この名言は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』で登場しました。
自分の気持ちを直視しようとしない様子でいるシンジ。
そこで、マリは破壊された都市の悲惨な状況をシンジに見せます。
この言葉によって、シンジは再びエヴァに乗ることを心に決めました。
逃げることは選択肢としてあるけれど、自分の本当の気持ちと向き合わずに逃げることに良いことはないと伝えているのです。
加持リョウジ「君には、君にしかできない、君ならできることがあるはずだ。誰も君に強要はしない、自分で考え、自分で決めろ」
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』で、加持リョウジがシンジに対して語ったかっこいい言葉です。
エヴァンゲリオンは選ばれた者にしか操縦が許されない存在であり、シンジはその使命を果たす可能性を秘めています。
加持リョウジはシンジの逃げたい気持ちを理解しながらも、選択と決断の重要性を語っているのです。
シンジだけでなく、悩む人の背中を押してくれる名言であるといえます。
加持リョウジ「大人はさ、ズルいぐらいがちょうどいいんだ」
シンジが加持リョウジに対して「加持さんって、もっとマジメな人だと思ってました」と言った後、加持リョウジが返答する場面です。
このセリフは、大人になることや世界の複雑さについての加持リョウジの考え方を表しています。
ズルさや一歩引くことが、世の中の複雑な現実に対処するための方法の1つであるという考えが込められています。
碇ゲンドウ「人は思い出を忘れることで生きていける。だが、決して忘れてはならないこともある」
碇ゲンドウが、シンジの母である碇ユイの墓参りの場面で語った名言。
ゲンドウの心情と思惑を表現しているセリフといえるでしょう。
碇ユイは、彼にとってかけがえのない存在であり、同時に彼の人類補完計画を推進する原動力でもありました。
人生において、忘れてはいけない大切なことがあるからこそ、支えになるということがいえるでしょう。
伊吹マヤ「活動限界です」
「活動限界です」という短いセリフは、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』において、伊吹マヤが発する言葉です。
エヴァの戦闘時における制限時間には決まりがあり、それを超えるとエヴァは「活動限界」となります。
この場面では、活動限界になっていた初号機がレイを助けたいシンジの思いに反応して再起動し、覚醒することになりました。
『エヴァンゲリオン』を観る
『エヴァンゲリオン』の作品を一覧にまとめました。
名言集で紹介したセリフを聞けば、より作品を堪能することができるでしょう。
新世紀エヴァンゲリオン
『新世紀エヴァンゲリオン』は、2015年に発生した大災害「セカンドインパクト」後の世界を舞台にしています。
巨大な汎用人型決戦兵器『エヴァンゲリオン』のパイロットとなった14歳の少年少女たちと、第3新東京市に現れる謎の敵「使徒」との戦いを描いた作品。
1990年代の日本における第3次アニメブームを引き起こし、社会現象となるほどの影響を与えました。
「エヴァンゲリオン」に乗る少年少女たちの戦いを描いた作品
公開日 | 1995年10月4日 |
監督 | 庵野秀明 |
出演 | 緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子 |
本ページの情報は2023年8月時点のものです。
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
新世紀エヴァンゲリオン劇場版Air/まごころを、君に
『新世紀エヴァンゲリオン劇場版Air/まごころを、君に』は、ゼーレとネルフの対立が激化し、人類補完計画を巡る戦闘が繰り広げられる中で展開。
主人公のシンジは心を閉ざしており、その中でミサトが彼を守ろうとします。
一方、アスカは生気を取り戻し、過酷な状況に立ち向かいながら反撃を開始。
複雑な人間関係や心理描写を通じて深まる物語は、壮大なスケールで進行していきます。
人類補完計画・サードインパクトを巡る戦闘が繰り広げられる
公開日 | 1997年7月19日 |
監督 | 庵野秀明 |
出演 | 緒方恵美、三石琴乃、林原めぐみ |
本ページの情報は2023年8月時点のものです。
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』は、内向的な14歳の少年・碇シンジが父・ゲンドウと再会。
巨大な人型兵器「エヴァンゲリオン初号機」を見せられたシンジが謎の敵「使徒」との戦いに巻き込まれるストーリーです。
テレビシリーズの第壱話から第六話までが描かれていて、第6使徒との戦いまでが展開されます。
「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ」などの名言も登場。
テレビアニメの再構築 エヴァファンは必見の作品
公開日 | 2007年9月1日 |
監督 | 庵野秀明、摩 砂 雪、鶴巻和哉 |
出演 | 緒方恵美、林原めぐみ、三石琴乃 |
本ページの情報は2023年8月時点のものです。
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
圧倒的な力を持つ第3使徒が封印されているNERV旧北極基地。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』では、その使徒の封印が解かれたことで壮絶な戦闘が繰り広げられます。
シンジとゲンドウは、亡き母親の墓参りから帰る途中で第7使徒の出現に遭遇。
名言集で紹介した「活動限界です」という短いけれど印象深いセリフも登場します。
初号機の覚醒が迫力満点 碇シンジと綾波レイの関係も変化
公開日 | 2009年6月27日 |
監督 | 庵野秀明、摩 砂 雪、鶴巻和哉 |
出演 | 方恵美、林原めぐみ、宮村優子 |
本ページの情報は2023年8月時点のものです。
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』は、14年の時を経て目を覚ました碇シンジの運命を描いた作品。
シンジが目を覚ますと、周囲の世界が大きく変わっていました。
かつて引き起こされた「サードインパクト」の影響で、罪人として扱われ、エヴァへの乗機を拒まれたシンジ。
過去と未来が交錯する中で繰り広げられる壮大なストーリーになっています。
碇シンジと渚カヲルの関係に注目 衝撃的な展開に目が離せない
公開日 | 2012年11月17日 |
監督 | 庵野秀明、摩 砂 雪、前田真宏、鶴巻和哉 |
出演 | 緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子 |
本ページの情報は2023年8月時点のものです。
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シン・エヴァンゲリオン
『シン・エヴァンゲリオン』は、壮大なスケールで描かれる『エヴァンゲリオン』シリーズの完結編です。
物語は「セカンドインパクト」の余波から10数年後の世界が舞台。
主要キャラクターの成長や確執の解消などが注目ポイントです。
感動と驚きに満ちた物語は、『エヴァンゲリオン』シリーズの締めくくりとしてふさわしいものになっています。
壮大な物語のクライマックス 感動と驚きの『シン・エヴァンゲリオン』
公開日 | 2021年3月8日 |
監督 | 庵野秀明、鶴巻和哉、中山勝一、前田真宏 |
出演 | 緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子 |
本ページの情報は2023年8月時点のものです。
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まとめ
ストーリー展開、キャラクターの言動やキャラ同士の関係が印象深い『エヴァンゲリオン』。
今回は「活動限界です」などの短いセリフや心に染みる深い名言を紹介しました。
これらの心に響く言葉の数々が、この作品の魅力を一層引き立てているといっても過言ではありません。
紹介したエヴァの名言集や作品を通して『エヴァンゲリオン』の世界を堪能してみてください。
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