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【中学生必見】職場体験ですべき質問例 「うざい」と思われないためには?

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出典:Unsplash

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中学生の職場体験では、実際の仕事を体験したり働く人にインタビューしたりすることで職業への学びを深めます。
しかし中学生の行動によっては、受け入れ先の職場でうざいと思われたり、トラブルにあい怒られたりすることも。
記事では貴重な職場体験で怒られないようにするポイントやスーパー、飲食店などでの質問例を紹介します。
職場体験ではどこがいいかや何するかも解説するのでぜひチェックしてください。

目次

中学生の職場体験では何する?

person serving burger with pitcher of juice

中学生になると、職業に対する理解を深めるために職場体験を行う学校があります。
実際に業務に取り組むことで、その仕事の流れや面白さ、職場の雰囲気を学ぶことができるでしょう。
自分の興味を見つけるだけでなく、社会の仕組みや働く意義を理解することができる貴重な機会です。
職場体験を通して、社会人としての責任感や協力して働くことの大事さ、さらに仕事のスキルや知識も学べます。

職場体験はどこがいい?中学生におすすめの職場

どの職場で何するか、どこがいいか迷う中学生もいるでしょう。
以下で中学生におすすめの面白い職場を紹介します。
保育園や病院、飲食店などで何するかわからない中学生は参考にしてください。

保育園・幼稚園

親から預かった子供達を保育し、遊んだり歌ったりして過ごす保育園や幼稚園。
中学生の職場体験では、園児たちとの交流や保育園、幼稚園の先生の仕事の補助を行います。
保育園での仕事を通して、小さい子供たちと関わる難しさや成長を見守るやりがいを感じることができるでしょう。

飲食店

飲食店では、お客さんに食事やドリンクを提供します。
職場体験で何するかというと、注文を取ったり料理を提供したりする役割だけでなく、キッチンでの調理や清掃を担当する場合も。
職場体験では接客や食器洗い、店内の片付けなどを行うことで、普段自分が客側として行く飲食店での仕事を知ることができます。

スーパー

スーパーでは商品の陳列やレジの接客などを行います。
スーパーでの職場体験では、挨拶の仕方やレジでのバーコードの読み取り、カゴ詰めなどの一連の作業を学ぶことができます。
スーパーの商品を傷つけないように、気をつけて作業しましょう。

病院

病院は、患者を診察し、治療やリハビリを提供する場所です。
業務の見学や患者さんへの簡単なお世話など、医師や看護師といったさまざまな病院内の職種を体験することができます。
医療現場で働く責任の重さや意義を感じることができ、病院でのチームワークの重要性も学べるでしょう。

農家

農家は、米や野菜を栽培したり、牛や鶏といった家畜を繁殖させて育てたりする職業です。
米農家の場合は田植え、除草、収穫・乾燥など一年を通してさまざまな工程があります。
農家によっては農業機械の導入が進んでいるところも。
農作業は力や手間を要することも多く、農家や食物への感謝を感じることができます。

職場体験で、受け入れ先に怒られないため気を付けること

職場体験中の中学生が非常識な言動や消極的な態度を取ると、働いている人やお客さんにうざい、迷惑と思われトラブルに発展する恐れも。
怒られないように以下の注意点を頭に入れましょう。

言われたことは守る

職場体験では、まず職場の決まりやマナーを学びます。
ルールに沿った行動や挨拶の仕方などの基本的なことが守れないと、他の従業員にうざいと思われてしまうでしょう。
自分が学校を代表して職場に来ているという意識を持ち、トラブルにならないよう言われたことを守って行動しましょう。

積極的に行動する

職場体験は職場見学ではなく、「体験」です。
仕事についての理解を深め、今後に活かせるよう積極的に行動しましょう。
何するべきかわからない時は、適切なタイミングをみて質問をするのが大事です。
質問をする前に自分でよく考え、何度も同じことを聞かないように気をつけてください。

お礼とあいさつは元気な声で

お礼とあいさつは何よりも基本です。
職場体験のスタート時から、元気のよいあいさつを心がけると、印象がよくなりトラブルを避けやすくなります。
職場体験中は、「ありがとうございます」「失礼しました」など、ハキハキとお礼やあいさつをしましょう。

身だしなみ、言葉遣いをきちんとする

自分の通う中学校の代表として身だしなみや言葉遣いに気をつけましょう。
どの職場でもだらしない格好は印象を悪くします。
シャツはきちんとアイロンをかけ、ブレザーや学ランのボタンは閉めておくと好印象です。
特に飲食店や病院などでは、清潔感のある身だしなみが重視されます。

5分~10分前行動を心掛ける

慣れない場所だと迷って時間に遅れてしまうこともあるため、職場体験では5分~10分前行動を心がけましょう。
決められた時間を守れないと業務スケジュールに影響し、他の従業員にうざいと思われる恐れも。
怒られないよう常に時計を意識して動きましょう。

受け入れ先にうざいと思われる質問とは?

受け入れ先の職場で質問をする際は、質問内容に気をつけましょう。
質問内容によってはうざい、失礼だと思われるかもしれません。
以下でうざいと思われやすい質問例を紹介します。

給料や残業のこと

就職活動では給料や残業時間などの待遇について質問することもありますが、中学生の職場体験では避けましょう。
業界の平均については調べればわかることもあります。
職業を選ぶときは給与や労働時間を第一に優先するのではなく、自分の興味や適性から判断するべきです。
自分が打ち込める仕事かどうかや、どのような点が面白いのかなどを知れる質問をしましょう。

自分で調べれば分かること

ネットや本で調べれば分かることは質問しないようにしてください。
例えば、その仕事をしている男女比や、従業員数、必要な資格などは事前に調べれば分かることです。
調べて分かることを質問すると、勉強不足だと思われるかもしれません。
知識がない状態で職場体験に参加するのは失礼に当たります。
事前にその職業について調査したうえで貴重な質問の時間を使いましょう。

嫌味に受け取られるような質問

インタビューの仕方やトーンによっては、嫌味に受け取られることもあります。
例えば、「この仕事の楽しいところを教えてください」と質問するのは問題ありません。
しかし「この仕事のどこが楽しいんですか」と聞くのは、「楽しいように見えない」という意味を含んでいるように聞こえることも。
相手に誠意を感じてもらえるような質問の仕方を心がけましょう。

職場体験・インタビューの質問例

職場体験でうざいと思われない、怒られないインタビュー・質問例を紹介します。
病院やスーパー、飲食店などの職場体験で活かし、トラブルを避けてください。

仕事の内容

調べれば分かることもありますが、一日の業務の流れや詳細な仕事内容は実際に質問しないと把握できないことも。
職場体験をしても分からないことがあればインタビューしてみましょう。
飲食店での質問例としては、仕込みではどのような手順で何するのか、料理の具材の発注はどのように決めているのかなど。
病院の場合は一日に何人の患者さんと関わるのかや院内ミーティングで話し合う内容を聞いてみるのも良いでしょう。

その仕事に就いた理由

その仕事を選んだ理由はインタビューでぜひ聞くべき質問例です。
数ある仕事の中で、その職業に就いた動機を知ることで、その人の仕事に対する熱意や価値観を知ることができます。
仕事をする「理由」を見出せないと、一生懸命に仕事をすることは難しいものです。
中学生が将来仕事を選ぶ時の参考にするためにも、職場体験では働いている人にその仕事を選択した理由を聞いてみましょう。

仕事のやりがい・面白さ

仕事を長く続けている人の中には、仕事にやりがいや面白さを感じている人も多いです。
こうした感情は、その仕事を実際に続けないとわかりません。
仕事に面白さを感じる時を聞いてみることで、その仕事の魅力や重要性を理解することができます。
質問例としては「どのような時に仕事をしていてよかったと感じますか」や「どの瞬間に充実感や面白さを感じますか」とインタビューしてみましょう。

仕事で大変なこと

仕事をしているとやりがいを感じることもある一方で、辛いことや大変なこともあります。
仕事をさまざまな角度から理解するために、「仕事で大変なこともありますか」と聞いてみましょう。
ネガティブな質問にも思えますが、聞き方に気をつければうざいとは思われません。
例えば「保育園では保護者とどんなトラブルになりますか」など具体的に聞くと相手が嫌な思いをするので要注意。

その仕事に向いている人

仕事に向いている人物像についてインタビューするのもおすすめです。
あくまでもその人の意見にはなりますが、自分が将来仕事を選ぶ際の参考になるでしょう。
向いている特性がわかれば、その特性を身につけるために今後努力することもできます。
「病院の看護師として働くにはどのような人が向いていますか」「スーパーで働くために大事な適性は何ですか」など聞いてみましょう。

その仕事に就くために、中学生のうちからできること

その仕事に就くための必要な資格や条件は調べれば分かりますが、中学生のうちからできることを尋ねるのもおすすめです。
こうした質問をすることで、自分が今後どのような経験を積み、どのような人間になるべきかを知ることができます。
例えば「保育園で働くには人としてどのようなことを学んでいけば良いか」「学生のうちにどのような経験をすると良いか」など聞いてみましょう。

まとめ

記事では中学生の職場体験はどこがいいかや何するかを解説し、うざいと思われないインタビュー・質問例を紹介しました。
病院やスーパー、保育園など受け入れ先の職場とトラブルにならないように、あいさつや時間前行動など、従業員から怒られない言動を心がけましょう。
職場体験を有意義なものにし、その仕事の面白さを理解できるように事前に学習して準備しておくことが大事です。

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