『ちいかわ』のうさぎの正体は? 名前や性格、性別や強いかどうかなども考察

うさぎは身体能力が高く、討伐シーンでも強いところが、怖いと言われる理由のひとつです。
「パジャマパーティーズ編」では、うさぎの高い身体能力と強さがよくわかります。
うさぎは討伐対象の頭にキックしたり、相手の反撃をジャンプしてかわしたりするなど、敵に対しても怯みません。
それどころか、ちいかわとハチワレが敵を攻撃できるようにアシストするほどです。
こんなにも強いうさぎの正体が、ますます気になります。

うさぎは強いだけでなく頭もよいことから、怖いと言われるようです。
例えばちいかわがリベンジ中で、ハチワレが5級を取得した草むしり検定に関して、うさぎはすでに3級を持っていました。
また、洞察力や観察力も高いといえるでしょう。
「山姥編」では、うさぎがやまんばの様子を怪しみ、毒キノコを食べさせたと考察できるシーンがあります。
うさぎの機転をきかせた行動や頭の回転の速さには、驚かずにいられません。

うさぎはちいかわやハチワレと違い、なぜか喋りません。
基本的に、奇声や「フゥン」「ハァ?」といった独特の言葉を発するのみです。
『ちいかわ』では、他にも言葉を話さないキャラクターが登場しますが、うさぎは特殊なケースのようにも見えます。
実際に、うさぎは本当は喋れるのではないか、と考察するファンもいるようです。
うさぎが喋れないふりをしているとすれば、そこにうさぎの正体が隠されているかもしれません。

トラブルメーカーの性格も、うさぎが怖いと言われる理由です。
うさぎの見つけた人形でハチワレとうさぎがキメラ化したり、お土産で石化したりするなど、ちいかわ達はうさぎの持ってきた物がきっかけでよく大変な目に遭います。
しかし、うさぎも共にトラブルに巻き込まれているため、完全に怖いとは思えないのではないでしょうか。

強いうさぎが泣くことはあるのでしょうか。
ここでは、うさぎが泣くシーンに注目。
「入れ替わりスロット編」では、メンタルの強いうさぎの泣く姿が見られます。
実はこのうさぎ、中身がちいかわと入れ替わっているため、本来のうさぎが泣いているとはいえません。

こちらはちいかわの夢の中でうさぎが泣くシーン。
腕が化け物のようになったうさぎは、泣くのを堪えているよう。
珍しいうさぎの泣く様子に読者まで悲しくなります。

コミック1巻目となる『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ(1)』には、初期のちいかわ達にまつわるエピソードが掲載されています。
原作者のナガノさんによる、「こんな風になって暮らしたい」という願望をキャラクター化したのが、ちいかわです。
おなじみのうさぎやハチワレもこの巻で登場します。
ちいかわの入門編として、アニメからちいかわを知った人にもおすすめです。

『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ(2)』には、ファンからの人気も高い「草むしり検定編」が収録されています。
ちいかわの努力する姿や、ちいかわとハチワレの友情に感動する人も多いのではないでしょうか。
ちいかわ達を通じて、自分の生き方を見つめ直したくなります。
うさぎも登場するほのぼのした日常エピソードと併せて、読み応え抜群の1冊です。

『ちいかわ』の世界が更なる広がりを見せる「ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ(3)」。
ちいかわが小さなカブトムシと出会って友達になる「小さな友達編」は、心癒される展開から一転して、衝撃のラストを迎えます。
また、「おっきい討伐編」では、ちいかわ達が住む世界の謎に迫るシーンがあるため、キャラクターや今後の展開について考察したい人は必見です。

『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ(4)』に収録された「パジャマパーティーズ編」では、ちいかわ達が仲間のライブを成功させるために奮闘します。
強いうさぎの正体が気になる人にとっては、その活躍っぷりも見逃せません。
また、「ほめられリボン編」では、ちいかわとハチワレがお互いを思い遣っていることがよくわかります。
さらに、栗まんじゅうに関するエピソードや描きおろしが多い点もおすすめです。

「ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ(5)」は、オデやモモンガといった個性的なキャラクターとのエピソードを掲載。
また、ちいかわ達の中身が入れ替わる「入れ替わりスロット編」では、普段と違うちいかわ達の様子を見られます。
さらに、ちいかわが同じ日を繰り返してしまう「黒い流れ星編」は、ハラハラする展開が大きな見どころです。
単行本なら長編を一気に読めるうえに、描きおろしも楽しめます。