『ジョジョの奇妙な冒険』を見る順番を解説 初心者は何部から見る?
KEYWORD
1980年代から連載が始まり、シリーズ全世界累計発行部数は1億部を超えている漫画『ジョジョの奇妙な冒険』。
アニメ化もされていますが、初めてジョジョを見る人は何部から見るのがよいか迷ってしまうでしょう。
この記事では、時系列で見るか、途中の部から見てもついていけるかなど、疑問を解決し、各部の魅力も紹介します。
『ジョジョの奇妙な冒険』を見る順番に悩むジョジョ初心者の人はぜひ参考にしてください。
『ジョジョの奇妙な冒険』とは
『ジョジョの奇妙な冒険』は、荒木飛呂彦によって生み出された人気の漫画シリーズです。
異なる時代や場所を舞台に、ジョースター家の一族とDIOに関わる因縁の戦いを描いています。
個性豊かなキャラクターたちの知略に富んだ戦いや疾走感あふれるストーリー、友情や家族の絆が魅力的。
物語は第1部から第8部までの8部作に分かれていて、各部ごとに新たな世界観やキャラクターが登場するので飽きることなく楽しめるでしょう。
さらに、最新情報として第9部である『The JOJOLands』が現在連載中です。
『ジョジョの奇妙な冒険』を見る順番について解説
『ジョジョの奇妙な冒険』のストーリーをしっかり把握したい場合は、時系列通りに1部から順番に見るのがおすすめ。
ジョースター家とDIOの因縁の始まりを知ることができます。
しかし、3部以降から特殊能力である「スタンド」要素が登場するため、3部からの視聴しても楽しめるでしょう。
各部ごとに大きなストーリーが完結する内容なので、基本的に何部から見ても問題ありません。
視聴の順番は個人の好みや興味によっても異なるため、自分に合った楽しみ方で選んでください。
【100人に聞いた】『ジョジョの奇妙な冒険』は何部から見るべき?
ブックスコレクション編集部は、『ジョジョの奇妙な冒険』が好きな男女100人にアンケート調査を行いました。
何部から見るべきか聞いたところ、「第1部ファントムブラッド」が54票でトップ、「第3部スターダストクルセイダース」が34票でその後に続く結果になりました。
作品 | おすすめの理由 |
1位『第1部 ファントムブラッド』 | 「時系列通り見た方が設定やキャラクター紹介や関係など分かりやすい気がするから」 「全編に関わってくるディオが元はどういう存在だったのかを知るためには、やはり最初からが分かりやすいと思います。」 |
2位『第3部 スターダストクルセイダース』 | 「いわゆる”スタンド能力”がここから登場するし、ジョジョの面白さがすべて詰まっているから。」 「ジョジョ好きな友達に1番見やすい作品だと紹介されたため。」 |
3位『第4部 ダイヤモンドは砕けない』 | 「舞台が日本で共感を得やすいため。」 「世界観が身近に感じるのでとっつきやすいと感じます。」 |
4位『第2部 戦闘潮流』 | 「主人公の性格が変わっていて面白い。」 「ジョセフ・ジョースターが魅力的だから。」 |
5位『第5部 黄金の風』 | 「私自身が初めて見たジョジョ作品で、楽しめたこと。初めてでも過去作の影響が少なく感じ、理解しやすいものになっている作品と思う。」 「マフィア抗争の中で仲間たちとの絆が見える。スリルある展開も面白いから。」 |
・調査対象:ジョジョ好きの男女100人
・調査期間:2023年6月
・調査方法:インターネットによる対象者へのアンケート
・調査機関:ブックスコレクション編集部
『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズを順番に紹介
『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズを時系列順に紹介していきます。
何部から見るかは、あらすじを参考にして時系列順でも、気になる部からでも、自由に選んでみましょう。
第1部 ファントムブラッド
第1部では、ジョナサン・ジョースターと宿敵ディオ・ブランドーの運命的出会いと、後々ジョースター家の子孫まで続く争いの始まりが描かれます。
家族として暮らすジョナサンとディオがなぜ壮絶な戦いを繰り広げることになったのか、第1部を見れば分かるはず。
初心者は第1部から見ることで物語の始まりやキャラクターの背景を把握できます。
何部から見るか迷う人や、時系列順に見たい人にもおすすめです。
『ジョジョの奇妙な冒険』のすべての始まりを知るには第1部から
公開日 | 2012年10月6日 |
監督 | 津田尚克 |
出演 | 興津和幸、子安武人、上田燿司 |
発売日 | 1987年8月10日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 荒木飛呂彦 |
第2部 戦闘潮流
『ジョジョの奇妙な冒険』第2部の舞台は、ファントムブラッド編から約50年後の1938年・ニューヨークから始まります。
ジョナサンの孫ジョセフは、メキシコで石仮面と「柱の男」が発見されたことをきっかけに戦いに巻き込まれることに。
第2部は第1部の続編ですが、独立した物語としても楽しめます。
初心者にもおすすめで、ジョジョの魅力を堪能できる漫画・アニメ作品です。
お調子者のジョセフと頼れる仲間シーザーとの絆も熱い第2部
公開日 | 2012年12月 |
監督 | 津田尚克 |
出演 | 杉田智和、佐藤拓也、伊丸岡篤 |
発売日 | 2002年4月18日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 荒木飛呂彦 |
第3部 スターダストクルセイダース
『ジョジョの奇妙な冒険』第3部は、第二部の約50年後から始まります。
ジョセフの孫である空条承太郎に「幽波紋(スタンド)」という特殊能力が発現。
承太郎は仲間と各地を旅しながら、100年にわたる眠りから覚めた邪悪な吸血鬼「DIO」と決着を付けようとします。
第3部の見どころは超能力を発揮する守護霊のような「スタンド」同士のバトル。
初心者にもおすすめの漫画・アニメ作品です。
何部から見るか迷う初心者におすすめ、スタンドが登場する人気シリーズ
公開日 | 2014年4月5日 |
監督 | 津田尚克 |
出演 | 小野大輔、石塚運昇、三宅健太 |
発売日 | 2002年6月18日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 荒木飛呂彦 |
第4部 ダイヤモンドは砕けない
『ジョジョの奇妙な冒険』第4部の舞台は、日本の「杜王町」という架空の町。
主人公はジョセフ・ジョースターの隠し子・東方仗助で彼も「スタンド」を持っていました。
そして杜王町でスタンド使いが次々に現れる事態が起こります。
第4部では、これまでのように異国を旅するのではなく、日常のなかに潜むトラブルや非日常が見どころ。
スタンドの戦闘シーンやキャラクターの個性的な特徴やポーズに要注目です。
杜王町の仲間たちとの友情やバトル、色鮮やかなビジュアルが楽しめる
公開日 | 2016年4月2日 |
監督 | 津田尚克 |
出演 | 小野友樹、梶裕貴、高木渉 |
発売日 | 2004年2月18日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 荒木飛呂彦 |
第5部 黄金の風
第5部の主人公は、イタリアの裏社会で暗躍するギャング組織「パッショーネ」に属するジョルノ・ジョバァーナ。
彼には、組織のボスを倒し、麻薬を町から一掃するという夢がありました。
謎に包まれたボスに近づくために、幹部ブチャラティのチームと共に行動します。
ギャングに属する主人公たちですが、彼らの正義やまっすぐさに心を打たれるストーリーです。
複雑さを増すスタンド能力やイタリア各地の美しい画も魅力
公開日 | 2018年10月6日 |
監督 | 木村泰大、髙橋秀弥 |
出演 | 小野賢章、中村悠一、諏訪部順一 |
発売日 | 2005年3月18日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 荒木飛呂彦 |
第6部 ストーンオーシャン
『ストーンオーシャン』は、承太郎の娘である非行少女・空条徐倫が罠にはめられ、刑務所に収監されるところから物語が始まります。
徐倫は承太郎が差し入れたペンダントによってスタンドに目覚めることに。
能力のディスク化、刑務所内でのスタンド使いの騒乱など見どころの一つです。
100年以上にわたるジョースター家とDIOの因縁の行方とは。
一人の少女が運命に立ち向かう壮大な物語が展開されます。
ジョジョシリーズ初の女性主人公が過酷な試練に立ち向かう
公開日 | 2022年1月7日 |
監督 | 鈴木健一、加藤敏幸 |
出演 | ファイルーズあい、田村睦心、伊瀬茉莉也 |
発売日 | 2008年4月18日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 荒木飛呂彦 |
アニメ化されていない部も要チェック
『ジョジョの奇妙な冒険』の7部・8部はまだアニメ化されておらず、漫画(原作)のみが販売されています。
ジョジョを読んでハマった人は、7部・8部の購入もおすすめです。
第7部 スティール・ボール・ラン
『ジョジョの奇妙な冒険』第7部は、19世紀末のアメリカが舞台。
主人公ジョニィ・ジョースターは半身不随の元天才騎手で、謎のアウトロー・ジャイロ・ツェペリと大陸横断レースに挑みます。
見どころは原点回帰した冒険感と、熱いレースシーンです。
第7部は新たな舞台と時代背景により独自の魅力を持ち、ジョジョシリーズのファンも初心者も楽しめる作品です。
パラレルワールドでの新たなジョジョの冒険が始まる
発売日 | 2004年5月20日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 荒木飛呂彦 |
第8部 ジョジョリオン
『ジョジョリオン』の時代設定は「スティール・ボール・ラン」以降の未来世界であり、6部以前のキャラクターを彷彿とさせる人物も多数登場。
第4部の舞台でもあった杜王町で物語が展開され、記憶喪失である主人公・東方定助が自らの過去とつながりを探求する冒険を描きます。
ジョジョリオンは独自の世界観と魅力を持ち、シリーズファンも新たな魅力を楽しめます。
7部から時系列に沿って辿る、ミステリー要素の強い新たなジョジョの世界
発売日 | 2011年12月19日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 荒木飛呂彦 |
まとめ
初心者向けに『ジョジョの奇妙な冒険』を見る順番や、漫画・アニメのあらすじを解説しました。
今もなお『ジョジョの奇妙な冒険』は多くの漫画・アニメファンを魅了し続けています。
何部から見るか順番に迷っている初心者は、無難に時系列順がおすすめです。
最新情報として、現在連載中の第9部『The JOJOLands』もお見逃しなく。
※書籍等の発売日は、紹介商品の版元から発売された日を掲載しています。
※各商品の説明文は各ECサイトを参考に作成しています。
※商品は掲載時点の情報を参考にしています。最新の情報は各ECサイトをご参照ください。