【例文あり】合格祈願の絵馬の書き方 受験生本人以外の代理人の場合も解説
受験生やその家族、友人が受験での成功を祈るときに書く合格祈願の絵馬。
しかし、受験生が忙しい時期や遠方にいる場合、代理人が神社へ合格祈願をしに行くこともあります。
この記事では合格祈願はいつ行くか、初詣で合格祈願をしてもよいかなどを解説します。
また、合格祈願の絵馬の書き方や本人以外の代理人が合格祈願をする際の例文も紹介。
学業の神様が祭られている神社に赴き、絵馬を奉納する事で合格や学業成就を応援しましょう。
高校・大学受験前に! 絵馬で合格祈願をしよう
絵馬は神様への願い事や感謝の気持ちを伝えるための木の板で、表には馬の絵や神様の絵が描かれているのが特徴です。
裏面には自分の願いや叶ったお礼を書きます。
神社で奉納する際は、絵馬掛けに吊るしましょう。
家に持ち帰る場合は、神社でいただいたお神札と一緒に神棚にお供えします。
合格祈願の際は、受験合格への期待を込めて絵馬を奉納するとよいでしょう。
合格祈願はいつ行く?
合格祈願はいつ行くものなのか、疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
ここからは、合格祈願に行くタイミングや初詣は避けるべきかについて解説します。
初詣は避けるべき?
正月の初詣の時期は神社が多くの参拝客で賑わいますが、神様はいつでもみなさんの話に耳を傾けてくれます。
神様が「初詣時期は忙しいから、また後で」と言うことはありません。
しかし、合格祈願におすすめの時期があるのは事実です。
合格祈願はいつ行くとよいのか知りたい人は、その参拝時期を知っておきましょう。
志望校が決まってから神社へ行く
神社への合格祈願は、志望校が確定してからの参拝がおすすめです。
合格祈願は神様にお願いするだけでなく、自らの信念と全力の努力を神様に伝える場でもあります。
「どこでもいいから合格させてください」といった漠然としたお願いではなく、具体的な志望校を決めてから強い意志を持って参拝しましょう。
合格祈願によい日と時間
六曜の中で合格祈願はいつ行くとよいか、知りたい方もいるのでは居ないでしょうか。
合格祈願において、特におすすめの日は大安です。
この日は一日を通して吉とされています。
また、参拝時間は太陽が昇っている早朝から午前の時間帯が好ましいでしょう。
参拝客が少なく神社も落ち着いているため、特におすすめです。
合格祈願絵馬の奉納方法と流れ
合格祈願絵馬の奉納方法と流れを知ることは、高校合格や大学合格を願う多くの人にとって重要です。
ここからは、詳細な奉納方法と流れをご紹介します。
神社に参拝・神様に挨拶
合格祈願の始まりは神社への参拝です。
参拝者は心を込めて神社に足を運び、神様に挨拶とお願いをします。
この際、敬意をもって心の中で合格祈願を述べることが大切なポイントです。
絵馬をいただく
お参り・神様への挨拶が済んだら絵馬を授与していただきましょう。
参拝所や授与所などで絵馬をいただいてください。
絵馬を受け取ったら、次は願い事を書きます。
絵馬に願い事を書く
具体的な高校合格・大学合格の願いや感謝の気持ちを込めて絵馬へ記入をしましょう。
書く向きに関しては縦書き・横書きどちらでも構いません。
清書でわかりやすく、心からのメッセージを綴ることが大切です。
絵馬を奉納する
神社には絵馬掛けが用意されていますので、そちらへ奉納しましょう。
絵馬を掛ける際は、神様に願い事がよく見えるように裏側に書かれた願い事が見えるように掛けるのが基本的な作法です。
他の方の絵馬を誤って落とさないよう、なるべく空いている場所や余裕のある場所を選んで掛けてください。
また、他の人の願い事が隠れないような配慮もできるとよいでしょう。
成就・合格したらお礼参りをする
合格発表が終わったら、神様へ感謝の気持ちを伝えるためにお礼参りをしましょう。
お礼参りの方法は手を合わせてお参りするだけでもいいですが、絵馬に神様への感謝の言葉を書いて伝えてもよいでしょう。
また、お礼参りはできるだけ早く行うとよいとされています。
1年以内には神様へ感謝の気持ちを伝えに行きましょう。
お礼参りをすることで、今後も神様は見守っていてくれるはずです。
合格祈願絵馬の書き方
受験合格祈願や学業成就の絵馬には、心を込めてメッセージを書くことが大切です。
具体的にどう書くのか、合格祈願絵馬の書き方について解説します。
油性ペンで書く
絵馬を書く際は、滲んだり消えたりしない事が大切です。
書いた文字がはっきりと残り、耐久性があるため、使用するペンは油性ペンが一般的。
合格祈願を書く際は、油性ペンを使って丁寧に書きましょう。
願い事は裏面に、表面には「奉納」と書く
絵馬の裏面には自分の合格祈願に関する願い事を書きましょう。
忘れがちですが、表面には「奉納」と書き、神仏への奉納であることをしっかり示します。
願い事以外に書くべき内容は?
自分がどこに住んでいる何者であるかを神様に伝えるため、以前は住所と名前を書くことが一般的でした。
しかし、現代は個人情報保護の観点から神社によっては記入を禁止している場合もあります。
住所と名前が書かれていなくても神様には伝わりますので、詳細に書かずイニシャルや下の名前のみ書いても問題ありません。
絵馬にステッカーを貼ってよい神社もあるので、保護シールなどを使用してもよいでしょう。
本人以外の代理人が合格祈願をする際の絵馬の書き方
本人以外の代理人が合格祈願の絵馬を奉納する場合の書き方は、絵馬に「誰の受験の合格祈願で、誰が書いたか」という情報を書き入れることが一般的です。
例えば「【名前】が【学校名】合格! 2016年1月1日 【代理人】 【代理人住所】」のように、合格祈願の対象者や代理人の名前・日付などを明記して奉納するとよいでしょう。
書き方はこの内容が絶対ではありませんが、本人以外の代理人で何を書いたらよいか分からない人は例文もぜひ参考にしてください。
【本人】合格祈願絵馬の書き方例文3選
本人が高校受験・大学受験の合格祈願をする場合の書き方例文を紹介します。
合格祈願絵馬を記入する際に、こちらの書き方例文をぜひ参考にしてください。
例文1
〇〇高校に合格する!
<名前> <住所> 令和〇年〇月〇日
例文2
〇〇大学に合格できますように
<名前> <住所> 令和〇年〇月〇日
例文3
〇〇大学の受験に絶対合格する!
<名前> <住所> 令和〇年〇月〇日
【代理人】合格祈願絵馬の書き方例文2選
本人以外の代理人が合格祈願の絵馬を書く際の、書き方の例文を紹介します。
例文の書き方を参考に、高校受験や大学受験合格など学業成就の祈願をしましょう。
例文1
□□(受験生の名前)が〇〇高校に合格!
<代理人名前> <代理人住所> 令和〇年〇月〇日
例文2
□□(受験生の名前)が〇〇大学に合格できますように
<代理人名前> <代理人住所> 令和〇年〇月〇日
まとめ
今回は、合格祈願はいつ行くべきかや合格祈願をする際の作法について解説しました。
神社への合格祈願は、受験生にとって大切な儀式です。
今回紹介した神社への参拝方法や絵馬の書き方、本人以外の代理人の場合の書き方を知り、正しく合格祈願の参拝をしましょう。
絵馬の書き方例文も紹介していますので、高校や大学の受験前に神社へ合格祈願の参拝をしに行く際にぜひ役立ててください。