生後2ヶ月~3ヶ月向けの絵本おすすめ10選 寝かしつけに最適な本や興味を持ってもらえる本を紹介
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周りに興味がではじめる、生後2ヶ月~3ヶ月頃の赤ちゃん。
寝かしつけや触れ合いの時間に、絵本の読み聞かせをしたいと考える人も多いでしょう。
生後2ヶ月頃~3ヶ月の赤ちゃんが喜ぶ絵本は、コミュニケーションがとれたり、知育につながったりする作品もあります。
今回は、生後2ヶ月~3ヶ月向けの絵本の特集です。
生後2ヶ月~3ヶ月頃の赤ちゃんがいる人や、生まれた赤ちゃんに本を読んであげたい妊婦の人もぜひチェックしてみてください。
生後2ヶ月~3ヶ月の赤ちゃんも絵本を楽しめる!
生後2ヶ月~3ヶ月頃の赤ちゃんは、一般的に表情が出てきたり、動きが出てきたりします。
新生児の頃と比較して、首の筋肉が発達し、動くものを目で追う様子も見られるでしょう。
また音にも反応するようになるので、絵本の読み聞かせデビューによい時期です。
寝かしつけにも! 生後2ヶ月~3ヶ月向けの本を選ぶポイント
生後2ヶ月~3ヶ月向けの絵本を選ぶ際のポイントを紹介します。
寝かしつけにも使える絵本を探している人もぜひ、チェックしてみてください。
オノマトペが多く使われている絵本は音やリズムが楽しめる
オノマトペとは、音や動作などを言語音で表現したものです。
例えば、キラキラやザアザアなどがあります。
生後2ヶ月~3ヶ月頃の赤ちゃんにもオノマトペは伝わりやすく、音やリズムを楽しんでくれるでしょう。
汽車を描いた「がたん ごとん がたん ごとん」は、リズムを親子で感じながら読み聞かせできます。
カラフルな絵本で興味を引き付ける
色鮮やかな絵本は、生後2ヶ月~3ヶ月頃の赤ちゃんの関心を引きやすいでしょう。
生後2ヶ月の赤ちゃんの多くは、少しずつ色を認識できるようになっています。
「しましまぐるぐる」のようなコントラストのはっきりした絵本は、大喜びで読み聞かせ時間を楽しんでくれます。
スキンシップを促す本は気持ちを育む
スキンシップを楽しめる絵本は、生後2ヶ月~3ヶ月頃の赤ちゃんの気持ちを育みます。
「くっついた」をはじめ、自然にスキンシップができるような絵本を選ぶとよいでしょう。
初めての子育てでスキンシップの取り方に悩んでいる人も、絵本の読み聞かせを試してみてください。
内容が短い絵本は最後まで飽きにくい
生後2ヶ月~3ヶ月頃の赤ちゃんには、内容の短い絵本がよいでしょう。
生後2ヶ月~3ヶ月頃の赤ちゃんは、長い内容の絵本を読んでも途中で飽きてしまう可能性が高いです。
「じゃあじゃあびりびり」のように数分で読めるような短い絵本が望ましいでしょう。
100人に調査! 生後2ヶ月向けのおすすめ絵本は?
ブックスコレクション編集部では、赤ちゃんに絵本の読み聞かせをしたことがある人100人に調査を実施。
生後2か月の子におすすめだと思う絵本について回答してもらいました。
結果、1位は『いないいないばあ』、2位は『はらぺこあおむし』、3位は『しましまぐるぐる』という結果に。
有名な絵本もランクインしているので、参考にしやすいかもしれませんね。
また、ブックスコレクション編集部では、その絵本を選んだ理由についても聞きました。
以下、3位までにランクインした絵本を選んだ人の回答を抜粋しています。
作品名 | おすすめする理由 |
---|---|
1位『いないいないばあ』 | 「身振り手振りの動きがあった方が反応が良いから」 |
「顔を見る認識力が徐々に芽生える時期なので隠れているものがいきなり現れると驚いて面白がると思うから」 | |
「月齢によって発達スキルが増えるので、反応の変化を見るのに効果的だから」 | |
「2か月だと言葉よりも音(ばあー)への反応を楽しめると思うから」 | |
2位『はらぺこあおむし』 | 「色がカラフルなので、赤ちゃんでも興味を持って見てくれるから」 |
「普通に読むのも良いですが、曲があるのでぐずった時などは曲を流しながら読み聞かせが出来て良い」 | |
「食べ物をくり抜いていく描写が面白いから。ベストセラーで自分も小さいことに読んでいたから」 | |
3位『しましまぐるぐる』 | 「色がとても鮮やかで、赤ちゃんでも判別しやすいから」 |
「視覚的に興味がわき、文字も短く反応しやすいから」 | |
「丸を触ったり擬音語を楽しそうに表現したりすることで絵本の楽しさを少しづつ伝えていきたいから」 |
生後2ヶ月~3ヶ月の赤ちゃん向けのおすすめの絵本
生後2ヶ月~3ヶ月向けのおすすめの絵本を紹介していきます。
生後2ヶ月~3ヶ月向けの絵本選びに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
くっついた
「くっついた」は、登場する動物が鼻や手をくっつけていくという絵本です。最後は人間の赤ちゃんが、両親と頬をくっつけます。
絵本に合わせてスキンシップすると、生後2ヶ月の赤ちゃんも大喜びしてくれるでしょう。
繰り返し読むと、赤ちゃんの反応もよくなっていきます。赤ちゃんとの遊びのネタに困っている、触れ合いの時間を作りたい人におすすめです。
赤ちゃんとの触れ合いの時間を大切にしたい人におすすめの作品です
発売日 | 2005年 |
出版社 | こぐま社 |
著者 | 三浦太郎 |
はらぺこあおむし
「はらぺこあおむし」は、青虫が食べ物をたくさん食べて大きくなるというあらすじのロングセラーの絵本です。
数や曜日が取り入れられていて、生後2ヶ月~3ヶ月頃だけでなく保育園や幼稚園でも取り入れられています。
穴あきの仕掛けがあり、生後2ヶ月~3ヶ月の赤ちゃんも興味を持ちやすい点が魅力的。長く読み聞かせできる絵本を探している人におすすめです。
ロングセラーの絵本を赤ちゃんに読み聞かせたい人におすすめの作品です
発売日 | 1997年10月 |
出版社 | 偕成社 |
著者 | エリック・カール |
じゃあじゃあびりびり
「じゃあじゃあびりびり」は、犬の泣き声や蛇口からこぼれる水など、様々な音が登場する絵本です。音のリズムが楽しめて、寝かしつけ時にも重宝すること間違いなし。
色鮮やかなコントラストは、色を認識し始めた2カ月~3ヶ月頃の赤ちゃんも喜んでくれるでしょう。
本のサイズはコンパクトで、外出先で読める絵本を探している人にもおすすめです。
オノマトペで赤ちゃんと一緒に楽しみたい人におすすめの作品です
発売日 | 1983年7月 |
出版社 | 偕成社 |
著者 | まついのりこ |
いないいないばあ
「いないいないばあ」は、猫や熊など赤ちゃんに身近な存在の動物がいないいないばあをするという絵本です。
いないいないばあは、生後2カ月~3ヶ月頃の赤ちゃんでも楽しめる遊びで、絵本を通じたコミュニケーションができる点が魅力的です。
1967年からのロングセラーで、自分が赤ちゃんの時に読んでもらった絵本を我が子にも読みたい人におすすめできます。
子供と触れ合いながら読み聞かせをしたい人におすすめの作品です
発売日 | 1967年4月15日 |
出版社 | 童心社 |
著者 | 松谷みよ子 |
がたん ごとん がたん ごとん
「がたん ごとん がたん ごとん」は、黒い汽車がミルクの哺乳瓶やスプーンを乗せて走り出すという絵本です。
色のコントラストもはっきりしていて読みやすいでしょう。生後2カ月~3ヶ月頃の赤ちゃんの身近なものが多数登場する点が魅力的といえます。
電車が好きな赤ちゃんや、シンプルな内容の絵本を寝かしつけに利用したい人におすすめです。
カラフルな絵本でコミュニケーションをとりたい人におすすめの作品です
発売日 | 1987年6月30日 |
出版社 | 福音館 |
著者 | 安西水丸 |
ごぶごぶごぼごぼ
「ごぶごぶごぼごぼ」は、色鮮やかな丸とオノマトペが多く登場する絵本です。穴が空いている丸もあり、絵本を触って楽しむこともできます。
擬音が中心であり、長い文章は理解できない生後2カ月~3ヶ月頃の赤ちゃんでも楽しく読めるでしょう。
ページは厚紙なので、赤ちゃんが乱雑に扱っても大丈夫な絵本を探している人にもおすすめです。
生後2カ月の赤ちゃんが興味を持ちやすいカラフルなおすすめ作品です。
発売日 | 1999年4月15日 |
出版社 | 福音館 |
著者 | 駒形克己 |
おつきさまこんばんは
「おつきさまこんばんは」は、お月さまを眺める猫とお月さまが出てくるほのぼのとした絵本です。
優しそうなお月さまの顔は、生後2カ月~3ヶ月頃の赤ちゃんも興味津々になるでしょう。お月さまに「こんばんは」と挨拶するシーンも多く、赤ちゃんに挨拶の仕方を伝えられます。
夜をテーマにした絵本であり、寝かしつけ用の絵本を探している人におすすめです。
寝かしつけ用に心温まる内容の絵本を探している人におすすめの作品です
発売日 | 1986年6月20日 |
出版社 | 福音館 |
著者 | 林明子 |
もこ もこもこ
「もこ もこもこ」は、まず地面が一部分だけ盛り上がり、その後どんどん広がりをみせていくという絵本です。
ユニークな擬音中心の絵本で、音のリズムを楽しみながら読み聞かせられます。詩人・谷川俊太郎さんの名作絵本で、大人も読んでいて考えさせられる作品です。
不思議な言葉と絵が詰まっていて、その魅力に親子で引きこまれるでしょう。
赤ちゃんの想像力を鍛えたい時にもおすすめできる作品です
発売日 | 1977年4月 |
出版社 | 文研出版 |
著者 | 谷川俊太郎 |
Sassyのあかちゃんえほん にこにこ
「Sassyのあかちゃんえほん にこにこ」は、カラフルな色の顔が多数登場する絵本です。
発達心理学を元に作成されたキャラクターが登場し、赤ちゃんに刺激を与えてくれる点が魅力的でしょう。
やり取りを楽しめる絵本であり、読み聞かせを続けると赤ちゃんの発語も次第に促せます。生後2カ月~3ヶ月から長く読める作品です。
絵本選びに悩むという人にもおすすめ。
色鮮やかで赤ちゃんの目を引きやすい点がおすすめの作品です
発売日 | 2016年9月17日 |
出版社 | KADOKAWA |
著者 | La ZOO |
しましまぐるぐる
「しましまぐるぐる」は、様々なしましまやぐるぐるが登場する絵本です。
生後2カ月~3ヶ月頃でも反応しやすい顔や模様に注目して作成されている点が魅力的でしょう。
配色も色鮮やかで赤ちゃんも喜んでくれます。
読んでいると赤ちゃんが泣き止んだという反響もあり、シリーズ累計で200万部を突破しています。赤ちゃんの機嫌がとれるような絵本を探している人におすすめです。
赤ちゃんが気に入る絵本を探している人におすすめできる作品です
発売日 | 2009年4月9日 |
出版社 | Gakken |
著者 | 柏原晃夫 |
生後2ヶ月~3ヶ月の赤ちゃんへの読み聞かせ方は?
まだ首が据わっていない生後2ヶ月~3ヶ月の赤ちゃんに読み聞かせる時は、読み手も仰向きになって寝ながら絵本を読む方法がおすすめです。
読み手が仰向きになって読むと、まだ首がすわっていないねんね期の赤ちゃんも、絵本がみやすいでしょう。
仰向けに寝ながら読み聞かせは、寝かしつけにもおすすめの体勢です。
まとめ
今回は、生後2ヶ月~3ヶ月の赤ちゃんにおすすめの絵本を紹介しました。
色鮮やかなイラストやオノマトペが楽しめる絵本は、赤ちゃんとコミュニケーションをとりたい時に重宝します。
ロングセラーの絵本も多く、親子で楽しい時間が過ごせるでしょう。
赤ちゃん向けの絵本が気になっている人は、この機会にぜひチェックしてみてください。
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