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『からくりサーカス』の名シーン9選 感動する名場面やあらすじも

からくりサーカス風のマリオネットの写真
出典:Unsplash

※本ページにはプロモーションが含まれています

『からくりサーカス』は、数々の感動的な名シーンが詰まった作品です。
読者に聞いた、特に印象に残る名場面を厳選して紹介します。
物語の中で描かれる感動やドラマ、そしてキャラクターたちの成長に心を奪われること間違いなしです。
さらに、物語のあらすじも交えながら『からくりサーカス』の魅力に迫ってみましょう。

この記事は『からくりサーカス』のネタバレを含みます。
作品の結末に関するヒントを知りたくない人は注意してください。

目次

『からくりサーカス』のあらすじを解説

物語は、莫大な遺産を相続した少年・才賀勝が、親族から命を狙われ、不気味な人形たちから逃げる姿が描かれます。
その中で、縁もゆかりもない勝と出会った拳法家の青年・加藤鳴海。
鳴海は彼を守る決意を固め己自身のために戦いに身を投じます。
勝を守るために戦う鳴海と、人形遣いの女性・しろがねの数奇な運命を描くというあらすじです。

『からくりサーカス』の名シーン:勝の大脱出

物語の中でも感動的な名シーンの「勝の大脱出」。
2巻で描かれるこのシーンでは、絶望的な状況に立たされた勝が、自らの意思で未来を切り開こうとする姿が描かれています。
窓から飛び降りようとする勝に対し、必死に止めようとする善治。
勝は「殺しちゃうんだ、今までの泣いてばかりいたぼくを…」と決意。
これまで受け身だった勝が初めて自ら行動を起こす名場面は、読者の心を打つ感動的な瞬間となっています。

からくりサーカス 2巻

『からくりサーカス』2巻のあらすじは、勝と鳴海の壮大な冒険が続き、更なる高みへと展開します。
不死の美女・しろがねと自動人形たちとの闘いが物語の中心にあり、登場人物たちの熱い感情が渦巻きます。
泣き虫で弱かった勝が急成長する場面も見どころの一つ。
また、勝、鳴海、しろがねのアクションシーンも満載な見応えある一冊です。

この作品のおすすめポイント

勝の急成長とアクションが満載な感動と興奮のからくりサーカス2巻

発売日1998年3月15日
出版社小学館
著者藤田和日郎
楽天で買う Amazonで買う817円 Kindleで読む583円 Yahoo!ショッピングで買う

『からくりサーカス』の名シーン:「で、お代はいかほどいただけるんで」

43巻で描かれる感動の名シーン。
このシーンは、殺し屋として生きる阿紫花英良が、鳴海に10円で雇われて勝を助ける場面です。
彼の存在がなければ、勝が宇宙へ行くことは不可能だったかもしれません。
阿紫花の決意や使命感、そして彼の人間的な一面を描いた感動的な名場面として描かれています。
初回は第3巻で発せられますが、最終巻ではこのセリフが再び登場し、感動の名シーンとして印象的に放たれます。

『からくりサーカス』の名シーン:鳴海の腕と失踪

鳴海は、不器用ながらも強く優しい兄貴分のキャラクターです。
鳴海は勝を守るために大爆発に巻き込まれ、片腕を残して行方不明になってしまいます。
このシーンで描かれる鳴海の強さと優しさこそが、彼の魅力の大きな部分と言えるでしょう。
彼の人間らしい姿勢と温かい心は、読者の心を打ち、勝やしろがねにとっても大きな支えとなります。

からくりサーカス 3巻

『からくりサーカス』3巻のあらすじは、勝の成長と覚悟や、一族の存続と再起に賭けた物語が展開されます。
勝の選択と責任が仲間のピンチを救う瞬間に心震え、強くなった勝が驚くべき能力を発揮し、新たな展開が。
3巻では、勝が驚異的な知能と記憶力を発揮し、成長が一気に加速します。
そして、鳴海を巻き込む衝撃的な展開から目が離せません。

この作品のおすすめポイント

勝の覚悟と成長に驚きと感動の衝撃展開へ続くからくりサーカス3巻

発売日1998年5月15日
出版社小学館
著者藤田和日郎
楽天で買う Amazonで買う817円 Kindleで読む583円 Yahoo!ショッピングで買う

『からくりサーカス』の名シーン:ルシールの最後

ルシールはギイの母親であり、鳴海を見守りながら戦いに同行する、最古の「しろがね」の1人です。
ドットーレを崩壊させた後の死の淵で、「しろがね」のメンバーに看取られるルシール。
最期まで勇気と思いやりを持っていました。
ギイに対する名言を残したルシールの最期は、感動的な名場面の1つ。
彼女の人間らしい強さと優しさが物語に一層の深みを与えています。

からくりサーカス 20巻

鳴海は人類の希望「ハリー」を守るために立ち上がり、犠牲を払いながらも人間を守ろうと奮闘。
『からくりサーカス』20巻では、病棟を襲った自動人形のリーダー・ブロムとの壮絶な戦いが完結します。
フウが用意した「奥の手」を駆使して人間を救出していきますが、自動人形たちの増援に対抗する手段は限られていて、壮絶な戦いが続くというあらすじです。

この作品のおすすめポイント

人間vs自動人形の絶望と勇気の壮絶バトル、からくりサーカス20巻

発売日2001年12月15日
出版社小学館
著者藤田和日郎
楽天で買う Amazonで買う20円 Kindleで読む583円 Yahoo!ショッピングで買う

『からくりサーカス』の名シーン:コロンビーヌと勝

エレオノールと勝を助けるためにコロンビーヌは防御を解き、機能停止寸前まで破壊されてしまいます。
愛する人に抱きしめられることのなかった人生に絶望しながら死を迎えるはずでしたが、そこに勝が現れ、泣きながらコロンビーヌを抱きしめます。
このシーンは、読者の心に深い感動を残す名シーンとなっています。
コロンビーヌと勝の切なくも美しい交流は『からくりサーカス』の中でも忘れられない感動の名場面です。

からくりサーカス 40巻

『からくりサーカス』40巻では、コロンビーヌとディアマンティーナの対立が描かれます。
コロンビーヌは、勝との出会いによって変わり始めたこと、人間の愛と自分自身の成長を語ります。
しかし、ディアマンティーナとコロンビーヌの愛と認識の対立が激しくぶつかり合う場面も。
『からくりサーカス』40巻は、人間とオートマータの心の葛藤と愛の形が描かれる感動的な章です。

この作品のおすすめポイント

愛の形と認識の対立を描く感動のからくりサーカス40巻

発売日2006年1月15日
出版社小学館
著者藤田和日郎
楽天で買う Amazonで買う1,380円 Kindleで読む583円 Yahoo!ショッピングで買う

『からくりサーカス』の名シーン:ギイの最後

ギイは、襲撃してきた自動人形と対峙します。
長きに渡る戦いで疲弊したギイの身体は限界の状態。
それでも死力を尽くし自動人形3000体を葬り去った後、ギイはオリンピアの腕に抱かれながら最後を迎えます。
その姿が印象的なシーンであり、読者の心に深い感動を与える泣けるシーンとなっています。
ギイの生涯を通じた戦いの終焉に立ち会う、感慨深い瞬間です。

からくりサーカス 41巻

『からくりサーカス』41巻では、しろがねの奪還成功後、生存者たちがローエンシュタイン大公国に集結。
フウとギイは、しろがねの重要な役割を確かめるため、彼女の記憶を最新機器で覗くことに。
一方、しろがねは怪我人たちの世話を始めますが、自動人形と誤解されることにより、一部の人々から憎悪を向けられます。
ギイたちにはフェイスレスから最終通告が送られる、というあらすじです。

この作品のおすすめポイント

謎と感動が交錯する最終通告を描くからくりサーカス 41巻

発売日2006年3月15日
出版社小学館
著者藤田和日郎
楽天で買う Amazonで買う Kindleで読む583円 Yahoo!ショッピングで買う

感動の名シーン:背中合わせの戦い

物語の2人の主人公、勝と鳴海が再び出会い、共闘する感動的な名場面が描かれています。
物語が進む中で、2人は仲間たちとの別れや試練を経て、より強く成長していきます。
2人が背中合わせになり力を合わせて戦う姿は、まさにからくりサーカスの集大成と言えるほどの感動的な名場面です。
彼らがそれぞれの成長を遂げ、物語が紡がれてきたエピソードが交錯することで、ますます熱く心を打つシーンとなっています。

感動の名シーン:しろがねの「大好き」

しろがねが鳴海に向けて伝える思いが描かれています。
鳴海からの愛の言葉をうけて、しろがねが長らく秘めていた想いが溢れます。
数百年にわたる愛の物語が報われる瞬間であり、深い感動を呼び起こす名場面です。
しろがねの最高の笑顔が描かれる名シーン。
読者の心に深く響き、涙なしでは見られない感動を与える場面となっています。

感動の名シーン:フェイスレスの最後

『からくりサーカス』43巻で描かれる感動の名シーン「フェイスレスの最後」。
悪役として登場したフェイスレスが最後の言葉で心を打ち明ける場面です。
「弟を助けるのが。兄だもんなァ。銀…兄さん…僕が、まちがっていたよ。」と、謝罪の言葉を告げます。
長らく悪役として立ちはだかっていた彼が、最後になって自分の間違いに気づき、悪役のままで終わらず名シーンとして描かれています。

からくりサーカス 43巻

『からくりサーカス』43巻は、壮大なクライマックスが描かれます。
勝は最後の決戦であるカピタン・グラツィアーノとの戦いで苦戦を強いられます。
一方、加藤鳴海はスペースシャトルを守り抜き、勝と共にしろがねを守ろうと奮闘。
最後の決戦が迫る中、勝と鳴海の成長と覚悟が結実し、感動の結末が待っているというあらすじです。

この作品のおすすめポイント

壮絶なバトルと感動の結末が待ち受けるからくりサーカス43巻

発売日2006年9月15日
出版社小学館
著者藤田和日郎
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『からくりサーカス』はアニメもおすすめ

『からくりサーカス』は、原作ファンや初心者も楽しめるアニメもおすすめです。
からくりサーカスのアニメで、感動とワクワクを共有してください。

からくりサーカス

『からくりサーカス』は原作を読んでいるファンにとっても、アニメを楽しむ価値がある作品です。
アニメ版は展開が早いと感じるかもしれませんが、テンポよく進むので、初めて見る人にもおすすめ。
ただし、原作を読んだ人にはいくつか違いを感じる部分もあります。
原作を知っているからこそ楽しめる部分もあれば、初めて触れる人にもワクワク感を提供してくれることでしょう。
ぜひアニメも一緒に楽しんでみてください。

この作品のおすすめポイント

からくりサーカス原作ファンも初心者も楽しめるテンポの良いアニメ

公開日2018年10月11日
監督西村聡
出演植田千尋、小山力也、林原めぐみ
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まとめ

『からくりサーカス』の感動する名場面や、物語のあらすじを紹介しました。
『からくりサーカス』の名シーンは、感動と興奮が詰まった素晴らしいエピソードばかりです。
原作ファンも初心者も、この名場面と魅力的なあらすじを楽しんでください。
物語の奥深さとキャラクターの魅力に心を打たれること間違いなしです。
『からくりサーカス』の世界を共有し、原作漫画やアニメで感動を分かち合いましょう。

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