高校生向け恋愛小説のおすすめは? キュンキュンする青春ものや文庫版も紹介
KEYWORD
高校生から大人まで楽しめる恋愛小説。
青春時代を思い出してキュンキュンしたり、恋がしたい時に読んで友達と盛り上がったりと、恋愛小説は人生に彩りを与えてくれます。
今回のテーマは、『高校生向けの恋愛小説』。
恋愛小説は、高校生が題材のものも多く、現役の高校生なら主人公目線で楽しめること間違いなし。
こんな恋がしたいと思える1冊をぜひ見つけてくださいね。
キュンキュンしたい高校生には恋愛小説がおすすめ
今、恋愛をしている人もこれから恋愛したいという人もキュンキュンできるのが恋愛小説の魅力。
恋愛小説の中には、高校生の今だからこそ、共感できる感情やシチュエーションがたくさんあります。
今は恋をしていないという人も、読み終わった後にはきっと恋がしたくなっているでしょう。
高校生向け 恋愛小説の選び方
高校生向けの恋愛小説の選び方には、いくつかのポイントがあります。
物語のジャンルや設定、映像化や文庫本化されているかなども参考に、高校生にぴったりの恋愛小説を選びましょう。
【恋愛】高校生におすすめの本 主人公が高校生などの学生
恋愛小説を選ぶにあたり、「主人公」は重要な要素のひとつ。
例えば、『君の膵臓をたべたい』『君は月夜に光り輝く』『僕は何度でも、きみに初めての恋をする。』は高校生の主人公目線で物語が描かれています。
自分と年齢が近ければ近いほど、共感できる場面も多いはず。
初めて恋愛小説を選ぶ際は、参考にしてみてください。
【恋愛】高校生におすすめの本 青春・人間ドラマを描いた作品
恋愛小説の定番といえば、青春や人間ドラマ。
『君に恋をするなんてありえないはずだった』『ぼくは明日、昨日の君とデートする』『阪急電車』は、日常の人間関係や出会いを題材にしています。
主人公目線で、なにげない会話にキュンキュンしたり、時には熱くなって涙を流したりできるのが青春・人間ドラマの醍醐味です。
【恋愛】高校生におすすめの本 映画やドラマの原作
恋愛小説には、映画化やドラマ化されているものも多数あります。
例えば、『君の膵臓を食べたい』『時をかける少女』『桜のような僕の恋人』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』など。
映画やドラマになった作品の魅力は、想像のしやすさにあります。
読書が苦手な人は、まずは映画やドラマから始めてみましょう。
【恋愛】高校生におすすめの本 文庫本など本のサイズにも注目
本を紙で読む人は、本のサイズにも気をつけて選びましょう。
通学中に本を読む人は、持ち運びに便利な文庫本がおすすめ。
作品をいち早く読みたい人や本をコレクションしている人は、単行本で購入しましょう。
中には、文庫本化の際にあとがきや解説が加えられる本もあるので、気に入った作品は、2冊買いしても良いでしょう。
【定番恋愛小説】高校生向け小説
恋愛小説を読むにあたって押さえておきたいのが定番作品。
恋愛小説といってもその内容は、恋愛要素だけにとどまりません。
ここでは、映像化や文庫化もされた高校生向け小説を紹介します。
君の膵臓をたべたい
高校生の「僕」はある日、病院で『共病文庫』と書かれた本を拾う。
その内容は、クラスメイトの山内咲良が綴った日記であった。
彼女は膵臓の病気で、余命いくばくもないと知った僕は、彼女に振り回されながらも残りの時間を一緒に過ごしていく。
病気と闘う咲良の明るい振る舞いに、心が締めつけられ、胸が打たれること間違いなし。
物語を読んでいくうちに気づくある違和感やタイトルの示す意味にも注目です。
始めての恋愛小説にぴったりで、命についても考えさせられる高校生向け小説
発売日 | 2017/04/30 |
出版社 | 双葉社 |
著者 | 住野よる |
時をかける少女 新装版
中学生の吉山和子は、同級生の深町一夫と浅倉吾郎と共に、理科実験室の掃除をしていた。
そこに、ラベンダーのような甘い香りが漂ってきて、和子は気づいたら意識を失っていた。
その日から、和子は次々と事件に巻き込まれ、自身がタイムリープをしていることに気づく。
過去・現在・未来をつなぐSF小説でもある本作品は、SF好きにもおすすめ。
「時間」というテーマについても考えさせられる、甘く切ない恋愛小説です。
SFの世界にもたっぷりと浸れる、映画化もされた高校生向け小説
発売日 | 2006年05月25日 |
出版社 | 角川文庫 |
著者 | 筒井康隆 |
【泣ける恋愛小説】高校生向け小説
小説好きの中には、泣ける作品が好きな人もいるでしょう。
ここでは、映像化された作品から最近の話題作まで、切なくて泣ける恋愛小説を集めました。
ぜひお気に入りを見つけてみてください。
桜のような僕の恋人
レンタルビデオ店で働く晴人は、美容師の美咲に一目ぼれする。
晴人は、美咲についた嘘をきっかけに、一度は諦めたカメラマンを目指し、美咲へアプローチする。
晴れて恋人同士となった二人だが、美咲は、人の何十倍もの早さで老いる難病を発症してしまう。
変わっていく姿を晴人に見せたくないと考える美咲。
お互いを思い、切磋琢磨する姿に心を打たれる純愛ストーリー。
物語とリンクする桜の花や季節の移り変わりにも注目です。
読書に慣れていない人も読みやすく、涙なくしては読めない恋愛小説です。
発売日 | 2017年2月17日発売 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 宇山佳佑 |
ぼくは明日、昨日のきみとデートする
京都の美大生ぼくは、電車で出会った女の子に恋をする。
高嶺の花である彼女に気後れしながらも、衝動的に声をかけ、彼女と交際に至るぼく。
しかし、彼女の「あなたの未来がわかるって言ったらどうする?」という発言やデート中の言動に、ぼくは違和感を抱き始める。
作中でぼくが抱える違和感は、彼女の秘密と関係していた。
恋愛だけでなくミステリー要素もある恋愛小説。
巧みな構成に、ミステリー好きもハマってしまうでしょう。
読み終わった後はきっと涙が止まらない、切ない恋愛を描いた高校生向け小説
発売日 | 2014年8月6日 |
出版社 | 宝島社 |
著者 | 七月隆文 |
君は月夜に光り輝く
大切な人の死を受け入れられず、なげやりな生活を送る僕。
ある日、「発光病」という病気で入院しているクラスメイト・渡良瀬まみずのお見舞いに行くことに。
余命わずかな彼女の願いを叶えるため、僕は、彼女の「やりたいことリスト」を代行していく。
限りある命や時間の価値に気づかせてくれる、感動必至の恋愛小説。
まみずと僕、それぞれの抱える思いやセリフが心に刺さり、泣ける小説を探している人にぴったりです。
ただの恋愛関係にとどまらない二人の関係性や、深いセリフも楽しめる1冊。
発売日 | 2017年02月25日 |
出版社 | メディアワークス文庫 |
著者 | 佐野徹夜 |
僕は何度でも、きみに初めての恋をする。
女子高生のセイは、両親の不仲に悩まされ、代わり映えしない毎日を過ごしていた。
ある日、少年ハナに写真を撮られたことをきっかけに、セイはハナと頻繁に会うことに。
不思議な雰囲気を持つハナに、セイは次第に惹かれていくが、ハナの記憶が一日しか持たないことを知る。
ハナとの出会いをきっかけにセイの世界が一変していく、優しい気持ちになれる恋愛小説。
泣ける本を探している人や生きづらさを抱える人にもおすすめです。
切ないラストに感涙必至。日々の大切さを実感できる1冊です。
発売日 | 2015/12/28 |
出版社 | スターツ出版 |
著者 | 沖田円 |
【キュンキュンできる恋愛小説】高校生向け小説
恋愛小説に欠かせないキュンキュン要素。
ここでは、ちょっと不思議な小説から王道恋愛小説まで、高校生向け小説を幅広く紹介。
文庫本化されているものも多いので、ぜひイチ押し作品をみつけてください。
陽だまりの彼女
広告代理店に勤める僕は、かつて気になっていた幼馴染みと10年ぶりに再会する。
彼女は、いじめられっ子だった当時からは想像がつかないほど、魅力的で有能な女性へと変貌を遂げていた。
彼女と付き合い結婚に至る僕だが、彼女には人には言えない秘密が。
かわいらしい二人や結婚に至るまでの甘い過程にキュンキュンしてしまうでしょう。
散りばめられた伏線や衝撃的な展開も楽しめて、普段小説を読まない人にもおすすめです。
魅力たっぷりな主人公や意外な展開に振り回される、恋愛小説です。
発売日 | 2011/06/01 |
出版社 | 新潮社 |
著者 | 越谷オサム |
植物図鑑
OLのさやかはある日、道端で倒れていた少年を拾う。
偶然拾った、樹と名乗る少年の料理に胃袋をつかまれたさやかは、樹に一緒に住むことを提案する。
さやかは、次第に樹に惹かれていくが、自分のことをほとんど明かさない樹は、謎に包まれていた。
数々のヒット作を執筆する・有川浩の描く、道草恋愛小説。
キュンキュンする恋愛模様だけでなく、植物の世界や料理などさまざまな角度から楽しめる物語。
恋愛小説を普段読まない人にもおすすめ。
キュンキュンするだけじゃない恋愛小説好きにぴったりの高校生向け小説
発売日 | 2013/01/11 |
出版社 | 幻冬舎 |
著者 | 有川浩 |
放課後の音符(キイノート)
少女漫画とは違った青春が楽しめる、少しスパイシーな恋愛短編集。
女子高生の背伸びした恋や片思い、自分の中だけで完結する恋など、青春要素がたっぷり詰まった高校生向け小説です。
大人への階段を上る女子たちのここだけの会話が胸に刺さり、共感を呼ぶこと間違いなし。
高校生だからこそわかる「あるある」や教訓も見つかるかも。
読み終わった後はキュンキュンするような恋がしたくなるでしょう。
女子高生たちのリアルな本音が詰まった、長く読み継がれている恋愛短編集です。
発売日 | 1995/03/01 |
出版社 | 新潮社 |
著者 | 山田詠美 |
阪急電車
阪急列車の8駅を舞台に、1話1駅の物語が楽しめる短編集。それぞれ往路と復路に分かれていて、キュンキュンする話から心温まるストーリーまで全16話が楽しめます。
婚約者を奪われたOL、彼氏とうまくいかない女子高生、彼氏ができたばかりの女子高生など、日常にいそうな人々や光景が物語の中心。
それぞれの話の登場人物がリンクしているのも魅力のひとつ。
小説好きも電車好きも、ぜひ読んでおきたい心温まる1冊です。
さまざまな出会いと別れが1冊で楽しめる、文庫化もされた有川浩の代表作。
発売日 | 2010/08/05 |
出版社 | 幻冬舎 |
著者 | 有川浩 |
君に恋をするなんてありえないはずだった
千葉の県立高校に通う地味で冴えない男子・飯島靖貴は、同じクラスの美少女・北岡恵麻を助けたことで、恵麻から気に入られてしまう。
しかし、彼女が話しかけてくるのは、決まって学校外のみであった。
高校生ならではの素直になれなさや不必要なプライドがやがて、二人の恋の妨げとなっていく。
変わっていく二人の関係性や嫉妬、すれ違いなど恋愛の醍醐味にキュンキュン。
恋をしている人にも恋をしたい人にもおすすめです。
読み始めたら止まらない胸キュンの展開がたまらない、高校生向け小説
発売日 | 2017年3月25日 |
出版社 | 宝島社 |
著者 | 筏田かつら |
まとめ
恋愛小説の魅力は、恋愛模様だけではありません。
ミステリー要素やSF要素の強い作品、泣けるストーリー、青春・人間ドラマを描いたものなど恋愛以外の要素にも注目して作品を選びましょう。
迷ったときは、文庫本化されている本や定番の恋愛小説がおすすめ。
登場人物の言動にキュンキュンしたり、泣ける作品ですっきりしたりと恋愛小説の楽しみ方は人それぞれです。
ぜひ、あなたにぴったりの恋愛小説をみつけてくださいね。
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