タイムスリップ・タイムリープ・ループものの映画16選 タイムトラベラーの邦画も

『時をかける少女』は筒井康隆による同名小説を原作にした日本のタイムリープ系アニメ。
高校生の主人公があるきっかけを境にタイムリープできるようになる設定です。
この作品の魅力はタイムスリップという設定を通じて、人生の選択や人間関係など、少女の心理描写が深く描かれている点です。
また『時をかける少女』は広島の尾道を舞台にしていると言われていて、作中で描かれるのどかな街並みも見どころです。

物語は田舎の女子高生と東京の高校生の男子が、タイムリープによって入れ替わるという不思議な出来事から始まります。
二人はお互いの生活に慣れていくうちに、次第に惹かれあっていきますが、やがて二人を分かつ運命が明らかになります。
新海誠監督の代名詞といっても過言ではない、卓越した日本の映像美が魅力の本作。
恋愛シーンも満載で、キュンキュンしながら見れるタイムリープ系アニメです。

主人公は人生どん底のダメフリーター。
彼はある出来事をきっかけにタイムリープの能力を手に入れ、過去に戻ることで自分を変えようと奔走します。
アニメ原作の作品で、日本の不良文化や友情、恋愛などを描いています。
アクションシーンやサスペンス要素もあり、見ごたえがあります。
人生行き止まりと、日常に物足りなさを感じている人にはきっと刺さるタイムリープ系アニメですよ。

主人公の網代慎平が幼なじみの死をきっかけに、タイムリープのパラドックスに巻き込ます。
幼なじみの訃報を聞きつけた慎平は彼女が眠る故郷へと駆けつけますが、そこで慎平は奇妙な噂を耳にすることに。
サスペンスやホラーの要素もある本作は、映画でハラハラしたい人にもおすすめ。
タイムリープの設定も緻密に作り込まれていいるので、世界観にじっくり没入できますよ。

『STEINS;GATE』は同名ゲームを基に2011年にアニメ化された作品。
主人公は大学生の岡部倫太郎で、彼はタイムトラベルを可能にする電子レンジを開発します。
当初の目的はその電子レンジを完成させることだけが目的でしたが、次第に岡部はさまざまな事件に関与していきます。
ドキドキの展開とクセのある面白いキャラクター達、そして緻密に計算されたストーリーが面白いタイムリープ系アニメです。

『サマータイムマシン・ブルース』は、SF研究会のメンバーがタイムトラベルを通じて起こる騒動を描いた作品です。
ひょんなことでタイムマシンを手に入れた学生たちが、くだらないことにその技術を使おうとする姿は腹を抱えるほど笑えます。
また、主人公たちと未来からやってきたタイムトラベラーとの交流もユーモラスで、コメディとしても楽しめる映画です。

同じ日を繰り返すループにハマっていることに気づいた会社員の奮闘を描いたコメディ映画。
吉川朱海は大手代理店への転職を目指しながら今の職場で多忙な日々を送っていましたが、この摩訶不思議なタイムリープから逃れることはできるのでしょうか?
同じ日を繰り返すタイムループを逃れるためにとった会社員ならではの手口が面白く、展開に目が離せません。

主人公の時田数は過去に戻ることができるという不思議な喫茶店「フニクリフニクラ」で働いています。
この喫茶店にはコーヒーが冷めないうちに飲み干せば、望んだ時間に戻れるという噂があります。
しかし過去に戻ることができても現実は変わらず、喫茶店の外に出ることもできません。
彼らは、過去に戻ることで何をしたいのでしょうか?
涙あり笑いありの感動作で、心温まるメッセージが込められています。

劇団ひとりが自ら書き下ろし監督をした作品です。
物語は売れないマジシャンが自身の難しい人生に悩みながら、突如として40年前にタイムスリップしてしまうところから始まります。
彼は若き日の父と母と出会い、父とコンビを組んでマジシャンとして成功を収めていきます。
しかし、彼は自らの出生の秘密を知ることになります。
劇団ひとりの独自の視点と演技が光る、笑いと感動の物語です。

七月隆文による小説を原作とした恋愛映画。
主人公は京都の美大に通う20歳の学生です。
彼は通学途中の電車で出会った女性に一目惚れをしてしまい、彼女と交際することになります。
しかし、彼女はある秘密を抱えており、彼女が住んでいる時間軸が違うことが判明します。
時間を超えた2人の恋愛の行く末に目が離せない映画です。

物語は名もなき男がタイムトラベルを駆使しながら、第三次世界大戦を回避するためのミッションに挑む姿を描いています。
彼は「テネット」というキーワードを手がかりに、相棒と共に任務を遂行していきます。
この映画は「時間の逆行」をテーマにしていて、複雑な時間のルールやパラドックスに関する緻密なプロットが秀逸です。
スリラー映画やサイエンスフィクションが好きな人にもおすすめです。

悲惨なフェリー爆発事故が発生し、現場でクレアという女性の死体が見つかります。
捜査官のダグ・カーリンは彼女の死体と対面したとき、彼女をどこかで見たことがあるような「デジャヴ」を感じるように。
ダグ・カーリンは彼女を救いたいという思いに駆られ、タイムリープを試みるのでした。
終始テンポの良い展開が続きますが、ラストには衝撃の結末が待ち受けていますよ。

物語は刑事に追われる兄弟が、逃げ込んだ非常階段で始まります。
しかし下に進むほどに階層が繰り返され、刑事や兄弟は迷宮のような状況に立ち往生。
この奇妙な現象の中で、彼らは現実と夢の境界を問いながらループする空間からの脱出を試みます。
このパラドックスの目的や意味は何のでしょうか?
自分の人生に置き換えると、大切なものが見つかるかもしれません。

彼が椅子で目覚めると、目の前にいたのは白いマスクをかぶった4人の殺し屋。
彼は自分の名前も置かれた状況も分からないまま、男たちに殺されます。
そして不思議なことに、その「殺される」を彼はその後も延々とループすることになるのでした。
彼はなぜこの理不尽なタイムリープを繰り返すことになったのでしょうか?
結末の読めないストーリー展開に夢中になること間違いなしの洋画です。

主人公は誕生日に何度も殺されるというループにはまることに。
このループ地獄を止めるためには、彼女は自分を殺した犯人を突き止めなければいけません。
「死を繰り返す」というストーリーは一見単調に思えますが、殺し方のバリエーションが豊富で最後まで飽きずに見られます。
繰り返す死に抗い、犯人を見つけようとする女子大生の奔走劇には手に汗握ることでしょう。

主人公のティムは21歳の誕生日に自分にタイムトラベラーの能力があることを知ります。
彼は自分の人生を変えるためにタイムリープして過去に戻ることで、恋愛や家族との時間をやり直します。
この映画は家族や恋人との時間を大切にすることや、人生を楽しむことの大切さを教えてくれます。
恋愛要素も強いので、トキメキのある洋画が好きな人にも刺さりますよ。