日常系漫画のおすすめ15選 ほのぼの漫画や笑えるゆるい漫画、面白いギャグ系も

好奇心が強く元気な5歳の女の子よつばととーちゃんが、引っ越してきたところから物語がはじまります。よつばの隣の綾瀬家との間で起こる、何気ないやり取りが描かれています。
5歳児の思考や、元気すぎるがあまり起こる展開が、かわいく笑えるのが魅力です。また、知っているお店や小物にそっくりなものが登場し、ありそうな日常が表現されています。

とある学校のとある教室の関くんの机の上は、いつもにぎやか。『となりの関くん』は、関くんが授業中にこそこそ遊ぶ姿を隣の席の真面目な横井さんの視線と心の声だけで展開する不思議な作品です。
関くんが授業そっちのけで遊ぶ姿だけ描かれ、とくに横井さんと会話するシーンはありません。にもかかわらず横井さんの心の声と会話しているかのように展開するのも面白いポイント。

『セトウツミ』は、関西のとある高校生2人の放課後のなにげない時間を切り取った作品です。男子高生、内海想と瀬戸小吉2人の関西弁で行われる会話にはオチも笑いもありません。しかし彼らの会話には思わず笑ってしまう魅力があります。
河原で何気ない会話を重ねながら少しずつ心の変化を見せる2人の日常は、読み手の心も和ませてくれます。

朝日新聞で連載され、その後コミック化された作品。
強烈なキャラの母、無口な父、おっちょこちょいな長女のみかん、シャイで繊細な弟のユズヒコのタチバナ家4人の日常が描かれています。
マイペースでデリカシーのない母の行動によって、周囲が巻き込まれる様子には笑ってしまうでしょう。みかんやユズヒコの学校でのエピソードにも、共感すること間違いなしのほのぼの系漫画。

憎めないおバカキャラの折部やすなと、高校生兼殺し屋のソーニャの少しバイオレンスな日常を描いた作品です。危険を顧みずにソーニャにまとわりつくやすなと反撃するソーニャの掛け合いは何も考えずに楽しめます。
主に登場するのはやすなとソーニャで登場人物が少ないのが特徴。時々ソーニャと同じ組織に所属していながら、忍者でもある呉織あぎり(ごしきあぎり)が登場し、話にスパイスを加えます。

とある女子高校の国語教師の星先生と生徒との何でもない日常を描く作品です。舞台の高校は変わった校風でもなく、型破りな先生もいません。
しかし登場人物たちのちょっとした言い回しやしょうもない事件にくすりとさせられます。女子高生同士のくだらなくて笑える会話にも懐かしい気持ちになるかもしれません。登場人物の背景はあまり語られないので、ミステリアスな雰囲気があり、想像をかきたてられる作品です。

『聖おにいさん』は、世紀末を無事に乗り越えたブッダと神の子イエスが、東京・立川でアパートをシェアし、下界をバカンスする日常を描く作品。
人間界の常識に疎い2人の言動が面白く、市井の人々とのすれ違ったコミュニケーションがほのぼの笑えます。作品の中には、キリスト教の天使や悪魔を始めとした個性的なキャラクターが登場。宗教に馴染みが薄くても、はっちゃけたキャラに親しみがわくかもしれません。

女子高生相生祐子(ゆっこ)の周りには、ロボットや変な鹿などおかしなものがたくさん。ゆっこが通う高校を舞台に、街で起こるシュールな日常を描いています。私たちの日常では起こりえないような、カオスで疾走感あふれるギャグが作品の魅力です。
ゆっこや、ロボットの「なの」を中心に、かわいい女子高生たちの変でシュールなギャグに思わず笑ってしまうでしょう。

芝浜高校に入学した主人公・浅草みどりの夢はアニメを作ること。友人の金森さやかとアニメ研を見学した際に、水崎ツバメと出会います。ツバメは、アニメーター志望であることからみどりと意気投合。お金儲けが好きなさやかも加わり映像研を立ち上げるところから物語がはじまります。
作品の中には、妄想の世界にいきなり突入するシーンが多々あり、キャラクターが想像した世界に入り込める演出にワクワクするでしょう。

『ヒナまつり」は、やくざとサイキック少女との危険な共同生活の中で生まれる、笑える日常が描かれています。芦川組の若手ホープである新田の部屋に突然、ヒナの乗った謎の飛行物体が落下するところから物語がはじまります。
主人公ヒナは常にテンションが低く、周りの登場人物のテンションは高めなのが特長。個性豊かなキャラによるギャグが笑えて、たまにほっこり優しい気持ちになれる話も。

主人公・北原伊織は、大学進学を機に海沿いの街で一人暮らします。『ぐらんぶる』は、泳げない伊織がダイビングサークルに入部させられる所から始まる物語です。伊織が出会う美女や屈強な男たちと繰り広げられるキャンパスライフをギャグ満載で展開していきます。
恋とお酒と大学生の日常を描いた作品に共感する人もいるはず。男性陣が大暴れし、その姿に対する女性陣のリアクションが笑いを誘います。

『からかい上手の高木さん』は、中学生の高木さんと西片の日常を描いた物語です。西片は、隣の席の女子・高木さんにいつもからかわかれてばかりで、「高木さんをへこませてやりたい」と奮闘する純情男子。一方、小悪魔的な高木さんは純情な西片の反応を面白がっています。
高木さんからは西片が好きでからかっていますが、西片は全く気付きません。中学生らしい恋愛のむず痒さやもどかしさに微笑ましくなるでしょう。

『喰う寝るふたり 住むふたり』は、高校時代から付き合って交際10年の町田りつ子(リツコ)と野々山修一(のんちゃん)カップルの同棲生活8年目の日常を紡いだ作品です。
恋人以上、夫婦未満のカップルの生活をリツコの目線とのんちゃんの目線両方から描いています。
リツコとのんちゃんのそれぞれの目線で同じ事柄を見ることで、男女で認識のズレがあることに気づかされます。

『きのう何食べた?』は、弁護士の筧史朗(シロさん)と、美容師の矢吹賢二(ケンジ)の同棲中のゲイカップルの日常を描いた作品です。
ボーイズラブだけではなく、お互いがお互いを思いやる様子に心温まるほのぼの漫画です。
堅実でしっかり者のシロさんの手料理にケンジが舌鼓を打つ、そんな日常に誰もが心優しくなれるでしょう。毎回登場する料理もおいしそうで、読んだ後に作りたくなります。

『ハチミツとクローバー』は、不器用な美大生5人の日常を描いた作品。主人公・竹本 祐太は、新学期を迎えたある日、編入生・花本はぐみに出会い一瞬で恋に落ちます。
美大生たちの恋愛だけでなく、進路や悩みについても描かれ、どこにでもありそうな日常を感じられる描写も多いのが特徴です。登場人物たちがみんな片思いする姿は切ないですが、ゆっくり成長していく過程に心がじんわり暖かくなる作品です。