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猫の絵本おすすめ14選 キャラクターの個性が光る海外作品やシリーズものも紹介

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#猫

猫 絵本
出典:Unsplash

※本ページにはプロモーションが含まれています

人間にとって身近な存在である猫を描いた「猫絵本」。
一口に猫の絵本といっても、くすっと笑えるあらすじから思わず泣いてしまうような内容まで様々です。
猫絵本は子供だけでなく、「百万回生きた猫」「吾輩は猫である」など、大人になってからも楽しめる作品も数多くあります。
今回は、そんな猫絵本作品の特集です。
ロングセラーの絵本から海外の絵本まで幅広く紹介するので、子供と楽しめる絵本を探す際の参考にしてみてください。

目次

キャラクターがかわいい! 猫絵本の魅力

猫絵本は、何よりも猫のキャラクターがかわいいのが魅力。
絵本に描かれる猫は表情豊かで、本物の猫に近い絵柄から、まるで人間のような仕草をみせる猫もいます。
「11ぴきのねこ」や「百万回生きた猫」などキャラクターグッズ展開をしている猫絵本も。
猫好きなら、お気に入りのかわいいキャラクターが見つかるでしょう。

猫絵本を選ぶときのポイント

猫絵本を選ぶときのポイントは、まずは対象年齢に気を付けましょう。
月齢の低い子供に読み聞かせするときは、子供が楽しめる絵柄かに注目。
子供の集中力が続きやすい、短めの絵本がおすすめです。
本の内容が理解できる子供に猫絵本を選ぶときは、物語のなかに子供に学んでほしいことなどが含まれているかも要チェック。

100人に調査! 子供に読み聞かせたいと思う猫の絵本は?

ブックスコレクション編集部が子供に絵本の読み聞かせをしたことがある人100人にアンケートを実施。
1位を獲得したのは『百万回生きた猫』でした。
2位に『11ぴきのねこ』、3位に『ノラネコぐんだん パンこうじょう』がランクイン。
皆さんの好きな作品は何位だったでしょうか。

アンケート_子供に読み聞かせたい猫の絵本
子供に読み聞かせたい猫の絵本は?

続いて、その作品を選んだ理由も100人に回答してもらいました。
得票数の多かったトップ3の作品について、回答の一部を抜粋して紹介します。

回答した作品名回答した理由
『百万回生きた猫』「読むたびに味わい深い作品だから」
「人生とは何かというのを子供ながらに感じることができる本だから」
「大人でも考えさせられる内容のため、成長してもずっと読んでいきたい絵本だから」
「愛してる相手がいるということは大事で幸せなことなんだよと伝えたいから。」
『11ぴきのねこ』「知恵と工夫で状況を変えさせてくれる事を教えてくれるのが理由です。」
「各々のキャラクターがかわいくて、子どもがいろんな猫を見るので視点を変えられて良いから」
「ドタバタでプププと笑えておもしろい」
『ノラネコぐんだん パンこうじょう』「爆発するところで盛り上がり、子供の反応がとても良い。」
「これは絵が不思議な魅力があるし、親も読んでいて楽しいからです。」

・調査対象:子供に絵本の読み聞かせをしたことがある人100人
・調査期間:2023年7月
・調査方法:インターネットによる対象者へのアンケート
・調査機関:ブックスコレクション編集部

猫の絵本おすすめ9選

「11ぴきのねこ」「吾輩は猫である」をはじめ猫を描いたおすすめの絵本を紹介します。
日本だけでなく、海外の作品もまとめているので参考にしてください。

11ぴきのねこ

「11ぴきのねこ」は、いつもお腹を減らしているボス猫と10匹の野良猫が大きな湖で魚を捕まえようと奮闘する内容です。果たして大きな魚を捕らえられるのか、猫たちの冒険が描かれています。
シリーズ作品になっていて、「11ぴきのねこ」に登場するかわいいキャラクターたちの活躍を繰り返し楽しめるのが魅力的。
好奇心旺盛でちょっとずるい、ボス猫率いる猫たちの様子に癒やされるでしょう。

この作品のおすすめポイント

ロングセラーのシリーズ作品を読んでみたい人におすすめです

発売日1967年4月
出版社こぐま社
著者馬場のぼる
楽天で買う Amazonで買う1,320円 Yahoo!ショッピングで買う

吾輩は猫である

夏目漱石の代表的な小説「吾輩は猫である」の絵本バージョン。猫である吾輩の目を通して、人間社会を面白おかしく見ていきます。夏目漱石の文体がそのまま使われていますが、音読すると言葉の美しさを感じることができ、すんなり入ってくるでしょう。
名場面を気軽に読めるので、小説「吾輩は猫である」を読んだことがない親にもぴったり。

この作品のおすすめポイント

「吾輩は猫である」や夏目漱石に興味のある人におすすめできる作品です

発売日2005年12月
出版社ほるぷ出版
著者夏目漱石
楽天で買う Amazonで買う1,485円 Yahoo!ショッピングで買う

百万回生きた猫

何度も死んで生き返ってきた猫は、どの飼い主のことも好きになりませんでした。次に生まれ変わったのは自由な野良猫。
百万回生きた猫は、周囲の猫からもてはやされますが、自分に唯一関心を持たない白猫が気になるようになります。はじめての愛と悲しみを知る猫に、大人も感情移入してしまうでしょう。
魅力的なキャラクターが登場する、感動できる猫絵本を探している人におすすめです。

この作品のおすすめポイント

海外でも話題になった、世代を超えて繰り返し読める感動の物語です

発売日1977年10月19日
出版社講談社
著者佐野洋子
楽天で買う Amazonで買う1,650円 Kindleで読む1,320円 Yahoo!ショッピングで買う

ちいさなねこ

「ちいさなねこ」では、冒険したい盛りの子猫が母猫に内緒で外へ出掛けていきます。初めての外の世界は、危険がいっぱいです。子猫は母猫の元に戻れるのでしょうか。
リアルで可愛い絵柄の絵本で、小さい子供が知っている車や犬なども登場します。
子猫のように好奇心旺盛な子供のしつけになる絵本を探している人にもおすすめです。

この作品のおすすめポイント

小さな猫のハラハラドキドキな冒険ストーリーに夢中になる作品

発売日1967年01月20日
出版社福音館書店
著者石井桃子
楽天で買う Amazonで買う1,100円 Yahoo!ショッピングで買う

ねこだらけ

「ねこだらけ」は、様々な猫のキャラクターが描かれている絵本です。
猫が400匹登場し、日本だけでなく海外の民族衣装を着た猫もいます。好みのキャラクターを見つけたり、自分に似ている猫を探したりするなど、親子で盛り上がること間違いなし。
文章量が多くなく、猫の絵をみるだけで楽しめます。月齢の低い子供と猫絵本を楽しみたい人や、猫が好きな大人におすすめです。

この作品のおすすめポイント

様々な衣装の猫が登場する猫好きにおすすめの作品です

発売日2015年11月
出版社くもん出版
著者あきびんご
楽天で買う Amazonで買う1,430円 Yahoo!ショッピングで買う

ルッキオとフリフリ おおきなスイカ

「ルッキオとフリフリ おおきなスイカ」では、大きなスイカを見つけた黒猫のルッキオと、ブチ猫のフリフリが登場します。2匹は、マグロの刺身をお腹いっぱい食べるために、スイカを海水浴客に売ろうとしますが…。
頑張る2匹の猫は愛らしく、人間と通じるところがあるキャラクターです。いきいきとした会話が面白く、ほっこりするでしょう。
シリーズ絵本を探している人にもおすすめです。

この作品のおすすめポイント

かわいいキャラクターが登場する愉快なシリーズ絵本です

発売日2014年06月27日
出版社講談社
著者庄野ナホコ
楽天で買う Amazonで買う2,040円 Kindleで読む1,155円 Yahoo!ショッピングで買う

ノラネコぐんだん パンこうじょう

「ノラネコぐんだん パンこうじょう」は、ワンワンちゃんのパン工場で、こっそりパン作り体験をする野良猫たちの物語。お腹を空かせた野良猫は、美味しいパンを作れるのでしょうか。
野良猫の憎めないキャラクターと美味しそうなパンのイラストに引き込まれます。読み聞かせできる愛らしい絵本を探している人におすすめです。
かわいい動物のキャラクターは、他のシリーズ作品にも登場するのでチェックしてみてください。

この作品のおすすめポイント

猫が好きなだけでなく、パンも好きな子供にもおすすめできる作品です

発売日2012年11月
出版社白泉社
著者工藤ノリコ
楽天で買う Amazonで買う1,430円 Yahoo!ショッピングで買う

タンゲくん

「タンゲくん」は、片方の目が潰れている野良猫と女の子の交流を描いた絵本です。
野良猫のタンゲくんが気になる女の子ですが、野良猫は自由気ままな性格。女の子は、昼間タンゲくんがなにをしているのか知りたいと思うようになります。
タンゲくんが迫力ある絵柄で描かれているので、子供も夢中になるでしょう。猫と人間の交流を子供に教えたい人におすすめの絵本です。

この作品のおすすめポイント

ちょっと怖い見た目の猫を、家族がかわいがる姿に心温まります

発売日1992年10月20日
出版社福音館書店
著者片山健
楽天で買う Amazonで買う1,320円 Yahoo!ショッピングで買う

日本語に訳されている海外の猫絵本5選

猫絵本は、海外発の作品も多くあります。
まずは日本語で読んで、気に入ったら原語で読んでみるのもおすすめです。

こねこのぴっち

「こねこのぴっち」は、兄弟と共にリゼットおばあさんの家で過ごしているぴっちが主人公です。
他の猫と違う遊びがしたいぴっちは、アヒルのように泳ぎたいと考えます。
ぴっちの愛らしい末っ子キャラクターに癒やされる作品です。
日本語訳は、優しく温かみのある口調で綴られています。子供の寝かしつけ用の猫絵本を探している人にもおすすめです。

この作品のおすすめポイント

子猫のハラハラする冒険が家族で楽しめるおすすめ作品です

発売日1954年12月10日
出版社岩波書店
著者ハンス・フィッシャー
石井桃子
楽天で買う Amazonで買う880円 Yahoo!ショッピングで買う

こねこのハリー

母猫と散歩にいった子猫のハリーは、屋根に登って降りられなくなってしまいます。ハリーは消防士に助けてもらいますが、母猫にいわれた言葉で恥ずかしい気持ちになってしまいました。
優しい絵柄で描かれていて、親子で楽しめる点が魅力。読んだら笑みがこぼれてしまう作品です。
子供だけでなく、母親が読んでも楽しめる絵本を探している人は手に取ってみてください。

この作品のおすすめポイント

母猫とハリーのやりとりは子育て中の保護者にも響く作品です

発売日2012年10月15日
出版社福音館書店
著者メアリー・チャルマーズ
おびかゆうこ
楽天で買う Amazonで買う1,925円 Yahoo!ショッピングで買う

あおい目のこねこ

「あおい目のこねこ」は、ねずみの国を目指す青い目の子猫が主人公の絵本です。旅の途中で黄色の目の猫や犬、別の青い目の猫と出会い、青い目の子猫は成長していきます。困難にあっても、青い目の子猫はポジティブでくじけません。
自分らしく生きることの大切さを教えてくれると、海外でも高く評価されています。周囲の意見に左右され始める、小学生頃の子供や大人におすすめの作品です。

この作品のおすすめポイント

前向きに生きることの大切さに気づかせてくれる絵本です

発売日1965年04月01日
出版社福音館書店
著者エゴン・マチーセン
せた ていじ
楽天で買う Amazonで買う1,320円 Yahoo!ショッピングで買う

いたずらこねこ

「いたずらこねこ」は、初めてみた亀にいたずらする子猫が登場します。亀と子猫がお互いにびっくりする様子が、ユーモラスです。
日本や海外でロングセラーになっていて、子供の頃に読んだ保護者も多いでしょう。
絵柄だけでも楽しめるので、文字が読めなくても楽しめます。
子供時代に夢中になった絵本を自分の子供にも読みたい保護者や、月齢の低い子供も楽しめる猫絵本を探している人におすすめです。

この作品のおすすめポイント

好奇心や戸惑いを見せる、リアルな子猫の仕草に癒やされます

発売日1964年11月01日
出版社福音館書店
バーナディン・クック
レミイ・シャーリップ
まさき るりこ
楽天で買う Amazonで買う1,210円 Yahoo!ショッピングで買う

あくたれラルフ

「あくたれラルフ」は、飼い主のセイラを困らせるラルフが登場する絵本です。
ラルフのいたずらを我慢し続けるセイラたち。しかしサーカスでのラルフの振る舞いに、ついに堪忍袋の緒が切れます。
人気シリーズ絵本として、海外でも広く愛されている絵本です。
ラルフの憎めないキャラクターと、家族の愛情に引き込まれます。いたずら好きの子供がいる家庭におすすめです。

この作品のおすすめポイント

いたずらっ子の猫ラルフを主人公にしたシリーズ作品の一冊目

発売日1994年12月01日
出版社童話館出版
ジャック・ガントス
ニコール・ルーベル
いしい ももこ
楽天で買う Amazonで買う1,610円 Yahoo!ショッピングで買う

ながぐつをはいたねこ

「ながぐつをはいたねこ」は、3人兄弟の末っ子が、遺産としてもらった猫が大活躍する作品です。末っ子は、猫をもらったことに失望します。しかし、猫は「私に袋をひとつと長靴を一足作ってください」と頼み…。
昔から知られている海外のおとぎ話で、アニメ化や映画化もされた作品です。
猫がどのように末っ子を導くのか、想像しながら楽しめるでしょう。
子供に海外で広く知られる物語を読み聞かせしたい人におすすめです。

この作品のおすすめポイント

アニメや他の絵本のモチーフになることもある有名作品です

発売日1980年05月20日
出版社福音館書店
著者ハンス・フィッシャー
やがわ すみこ
楽天で買う Amazonで買う1,320円 Yahoo!ショッピングで買う

まとめ

今回は、猫好きにおすすめしたい猫絵本を紹介しました。
猫絵本の中には、「百万回生きた猫」や「11ぴきのねこ」などロングセラーやシリーズになっている作品もあります。
身近な猫を扱った猫絵本を子供に読み聞かせれば、より猫に親近感が湧くでしょう。
猫が好きな大人も、猫絵本を読むと癒やされること間違いなし。
猫を扱った絵本が気になっている人は、この機会にぜひチェックしてみてください。

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