2024年3月21日更新

クリスマスはいつ? クリスマスイブとの違いや本当の意味、由来や過ごし方も解説

2024 3/21

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クリスマスのミニチュアトイの写真 — 出典:Unsplash
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12月の一大イベントといえば、クリスマス。
クリスマスに、家族や恋人と過ごす人も多いのではないでしょうか。
一方で、クリスマスとは何なのか、本当の意味はあまり知られていないかもしれません。
そこでこの記事では、クリスマスについて詳しく解説します。
「クリスマスはいつ?24日と25日のどっちなのか」「クリスマスイブとクリスマスの違いとは」など、クリスマスの由来を知って楽しい過ごし方を計画しましょう。

クリスマスは何日? 24日か25日どっち?

日本では、12月24日をクリスマスイブ、25日をクリスマスとする認識が主流です。
しかし、クリスマスはキリスト教の礼拝行事であるため、教会暦に基づいて何日か決められています。
教会暦とは、日没後に日付が変わる暦のこと。
つまり、クリスマスは、正確には24日の日没後から25日の日没までの1日に該当します。

クリスマスの由来とはキリストの誕生日ではない?

クリスマスは、キリストの誕生日だと思っていませんか?
ここでは、クリスマスが25日である由来や本当の意味について解説します。
漢字や英語での表記にも注目してみましょう。

クリスマスの本当の意味とは? 漢字で書くと?

実は、クリスマスはキリストの誕生日ではありません。
クリスマスの本当の意味は、その語源から読み解けます。
「Christmas(クリスマス)」の「Chirist」はキリスト、「mas」はミサをそれぞれ意味します。
つまり、クリスマスは「キリストのミサ」と言い換えることが可能。
キリスト教徒にとってクリスマスの本当の意味とは、キリストの生誕を祝う聖なる日です。
クリスマスを漢字で表記するなら、「誕生日」ではなくキリストの生誕を祝うイベントとして、「降誕祭」が適切だといえるでしょう。
なお、キリストの誕生日は新約聖書にも明記されておらず、諸説あるものの3月か5月と考えられています。

クリスマスの由来って? なぜ25日?

クリスマスがいつ始まったのか、正確な年代は不明ですが、有力なのは2世紀~4世紀頃の古代ローマ帝国時代を起源とする説です。
当時、太陽神を信仰するミトラ教がペルシアからヨーロッパに伝わりました。
ミトラ教には光の祭りという重要な行事があり、12月25日頃の冬至の時期に行われます。
一方で、ローマ帝国では昔から12月25日前後に農耕の儀式を行ってきました。
そこでローマ皇帝は、2つの行事を合わせて12月25日をキリストの降誕祭に制定。
キリストを光に例え、「光の復活はキリストの復活」だとすることで、キリスト教と他宗教の対立を避ける狙いがあったといわれています。
その結果、キリスト教は民衆の間に一層広がりました。

ChristmasとXmasはどちらが正しい?

クリスマスの英語表記は、「Christmas」と「Xmas」の2種類をよく見かけます。
結論からいうと、どちらの表記も正解です。
先述した通り、「Christmas」は「キリストのミサ」を本当の意味とする言葉。
これを新約聖書が書かれたギリシャ語で表記する場合、最初の部分がXとなり「Xmas」と表せます。
ギリシャ語由来の「Xmas」は、「Christmas」よりも歴史の古い表記といえるでしょう。

クリスマスイブとはクリスマスイブとクリスマスの違い

クリスマスイブとクリスマスの違いは、何なのでしょうか?
日本では、クリスマス前日の12月24日がクリスマスイブとされています。
しかし、もともとイブは英語の「evening」を略した言葉。
つまり、クリスマスイブはクリスマス前夜ではなく、クリスマスの夜を指しています。
24日の日没後から25日の日没までがクリスマスだと考えるなら、クリスマスイブは24日の日没から深夜までとなり、クリスマスに含まれるのです。

キリスト教との関係は? サンタクロースの由来とは

サンタクロースの由来は、キリスト教に関係しています。
サンタクロースのモデルは、キリスト教の聖人である聖ニコラウスです。
彼が儀式の際に身につけていた赤い服が、サンタクロースの衣装の由来にもなりました。
また、聖ニコラウスが貧しい一家のために金貨を投げ入れると、暖炉にかかった靴下の中に入りました。
このエピソードから、サンタクロースにプレゼントをもらうために靴下を用意する風習が生まれたようです。

アメリカなど外国のクリスマスはいつ祝う? 恋人・家族と過ごす?

クリスマスに恋人と過ごす風潮は、日本独自のものです。
では、アメリカなど外国においては、クリスマスにどんな過ごし方をするのでしょうか?
アメリカの場合、家族と過ごすのが一般的です。
また、キリスト教徒が多い一方で移民大国でもあるため、ヨーロッパや中南米の祝い方が混在しています。
イギリスではクリスマスを家族で過ごし、恋人を家に招待するケースもあるようです。
また、ドイツのクリスマスは、クリスマスマーケットで賑わうシーズン。
さらにサンタクロース村のあるフィンランドも、多くの観光客が訪れます。

クリスマスの祝い方・過ごし方なにする?

アメリカなど外国におけるクリスマスの過ごし方はさまざまです。
日本では独自のクリスマス文化が育ち、自宅や旅行先で恋人と過ごすケースもよく見られます。
ここからは、クリスマスの過ごし方を考えてみましょう。

クリスマス料理でお祝い

クリスマスに、クリスマス料理でお祝いする過ごし方はいかがでしょうか。
日本では、クリスマスにフライドチキンを食べる人も多いかもしれません。
これは、アメリカの代表的なクリスマス料理である七面鳥の丸焼きの代わりといえます。
また、クリスマスケーキとして、サンタの飾り人形や苺ののったショートケーキも定番です。

プレゼント交換

クリスマスに友人や恋人同士でプレゼント交換をする人も多いでしょう。
キリスト教徒の少ない日本では、クリスマスをイベントとして楽しむ傾向が強いため、各業界でクリスマス商戦が展開されます。
特にカップルなら、クリスマスイブやクリスマスのデートで恋人にどんなプレゼントを贈るのか考えるのも幸せな過ごし方です。

クリスマス旅行

12月24日から25日にかけて、家族や恋人とクリスマス旅行に行く過ごし方もおすすめです。
クリスマスの時期には、クリスマスマーケットやイルミネーションなど、各地で多彩なイベントが開催されます。
旅行先で普段とは違った体験を楽しみながら、クリスマスならではの思い出を作ることができるでしょう。

クリスマスの本やケーキをチェック

「クリスマスになにする?」と迷っているなら、料理作りやプレゼント交換、旅行で楽しい時間を過ごしませんか?
ここでは、クリスマスにまつわる本やクリスマスケーキについて紹介します。

クリスマス・プレゼント

「クリスマス・プレゼント」は、アメリカの小説家ジェフリー・ディーヴァーの短編集です。
作者のディーヴァーはミステリ・犯罪小説で知られており、どんでん返しの展開が魅力のひとつ。
リンカーン・ライムとアメリア・サックスが登場する「クリスマス・プレゼント」は本書のための書き下ろしとなっています。

この作品のおすすめポイント

どんでん返しに定評のある作者の、ライム・シリーズ書き下ろし小説が読める

発行日	2005年12月06日
出版社	文藝春秋
著者	ジェフリー・ディーヴァー、池田真紀子 (訳)

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クリスマス・キャロル

「クリスマス・キャロル」は、イギリス人作家ディケンズによる小説です。
冷酷でケチな老人・スクルージは、クリスマスイブに共同経営者だったマーレイの亡霊と遭遇。
マーレイの言った通り、3人の精霊がスクルージの元に訪れます。
不思議な体験を経て心を入れ替えたスクルージの姿から、本当に大切なものがわかる名作です。

この作品のおすすめポイント

冷酷だったスクルージが自らの行いを反省する姿が、教訓として伝わる

発行日	2011年11月30日
出版社	新潮文庫
著者	チャールズ・ディケンズ (著)、村岡花子 (訳)

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クリスマス・イン・ラヴ

「クリスマス・イン・ラヴ」は、アメリカの小説家サンドラ・ブラウンの恋愛小説です。
主人公のレイは、産気づいたところをチャドという男性に助けられました。
4か月後、シングルマザーとなったレイのもとにチャドが再び現れ、互いに惹かれ合っていきます。
クリスマスに向けて、恋愛ムードを高めたい人におすすめです。

この作品のおすすめポイント

偶然出会った男女の恋愛ストーリーを通じて、クリスマスに恋をしたくなる

発行日	2009年12月16日
出版社	集英社
著者	サンドラ・ブラウン、石原未奈子 (訳)

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ケーキデコレーションの教科書ナッペと絞りの無限アレンジ

ケーキのデコレーションに必要な生クリームの扱い方を掲載してる、「ケーキデコレーションの教科書ナッペと絞りの無限アレンジ」。
生クリームの泡立て方を写真と動画で詳しく解説。
ケーキの表面を整えるナッペのテクニックも紹介します。
基本から順を追って学べるので、アレンジにも挑戦しやすくなる1冊です。

この作品のおすすめポイント

生クリームの扱い方について、基本からアレンジまで詳しい解説付きで学べる

発行日	2022年12月8日
出版社	講談社
著者	西岡詩織

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クリスマスに魅せたいフランス料理

「クリスマスに魅せたいフランス料理」は、フランス料理教室「ma cuisine」のレッスンで使用されたクリスマス向けのレシピ集です。
メイン料理からデザートに至るまで、おいしく華やかなフランス料理が揃っています。
自宅でも作りやすいように、手順や材料にも配慮しているところが嬉しいポイントです。

この作品のおすすめポイント

レシピをもとに、クリスマスにぴったりなフランス料理が自宅でも作れる

発行日	2018年12月9日
出版社	Kindle
著者	西村諒子

Kindleで読む350円

丸鶏レシピ: うまみを丸ごといただきます

「丸鶏レシピ: うまみを丸ごといただきます」には、鶏を丸ごと調理するレシピが満載です。
うまみを逃さず、ジューシーに仕上げる丸鶏料理はどれも絶品。
おいしいだけでなく、イベントやパーティーの大皿料理にもうってつけです。
クリスマスに豪華な料理を作りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

この作品のおすすめポイント

おいしい丸鶏料理のレシピで、クリスマス向けの大皿料理が作れる

発行日	2019年11月11日
出版社	誠文堂新光社
著者	コウ静子

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クリスマス 2023 予約半熟ザッハトルテ

こちらは、フランス菓子工房ラ・ファミーユの「半熟ザッハトルテ」です。
チョコレート生地には小麦粉を使用せず、カカオ分70%のエクアトゥールを贅沢に使ってチョコたっぷりに仕上げています。
半熟食感を味わうには、冷蔵庫でゆっくり解凍し、30分から1時間ほど常温に戻してから食べるようにしてください。

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濃厚なチョコレート生地が口の中でとろけるザッハトルテ

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2023 クリスマス予約送料無料渋皮栗と和三盆のモンブラン

フランス菓子工房ラ・ファミーユの「渋皮栗と和三盆のモンブラン」は、クリスマスリースをイメージしたリング型のケーキです。
モンブランクリームには、食感がよく甘味のある愛媛栗を使用。
また、スポンジはふんわりとして、和三盆の上品な甘さと卵のコクが味わえます。
特に、栗のスイーツが好きな人におすすめです。

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愛媛栗や和三盆、卵など素材にこだわったクリスマスらしいモンブラン

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【リンベル公式】選べる宿泊カタログギフトとっておきの宿

リンベルの「選べる宿泊カタログギフトとっておきの宿」は、上質な体験を贈れるカタログギフト。
日本全国の老舗旅館やリゾートホテルが掲載されており、好きな宿泊施設を選べます。
また、旅行ができない場合でも、お取り寄せグルメを楽しめるように配慮。
クリスマスはもちろん、誕生日プレゼントにもおすすめです。

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宿泊体験をプレゼントして、クリスマス旅行を楽しんでもらえる

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まとめ

クリスマスは24日と25日のどっちなのか、その由来や本当の意味について解説しました。
クリスマスとは、キリストの誕生日ではなく生誕を祝う日であり、漢字では「降誕祭」と表記します。
また、クリスマスイブとクリスマスの違いも紹介しました。
さらに外国と日本では、それぞれクリスマスの過ごし方が異なります。
「クリスマスになにする?」と考えている人は、おすすめの本やケーキを参考にして特別な時間を過ごしてください。

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