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中学生向けの学級目標例23選 シンプルなスローガンや四字熟語のクラス目標も

中学校の教室の写真
出典:Unsplash

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クラスで学級目標やスローガンを決める場合、どうせ決めるなら「かっこいいスローガン」にしたいですよね。
「かっこいいスローガン」にするには、わかりやすいシンプルな言葉や、見た目が美しく簡潔な四字熟語などがおすすめです。
この記事では中学生の学級目標や生活目標に使えるシンプルなスローガンや四字熟語の例を紹介します。
あなたのクラスらしいスローガンを決めるための参考にしてください。

目次

学級目標を立てる意味・必要性

「学級目標なんて、それらしいものを決めれば良い」と考えていませんか。
クラスで「話し合って何かを決めた」という経験は重要なもの。
生活の中で問題が起こった際、乗り越えられることが多くなります。
さらに、自分たちで決めた学級目標を再度確認して「初心に帰る」「リセットする」ことができるという意味があります。

学級目標を考えるときのポイント

学級目標やスローガンを考えるときのポイントを解説します。
「みんなで決めた生活目標」「かっこいい言葉」であっても注意しなければならない大切なことがあります。

覚えやすいシンプルな目標にする

大人数が共通の生活目標にするスローガンには、様々な場面や問題に応用が利くシンプルで短いものが相応しいでしょう。
クラスで話し合う際、意味を詳しく決めて盛り上がったとしても、長いスローガンは普段から意識するのは難しいもの。
日頃から意識しやすく、覚えやすいシンプルな目標にしましょう。

先生と生徒で協力して考える

生徒だけでスローガンを考えるのは推奨しません。
クラスは「先生」と「生徒」で成り立っています。
先生の意見がまったく入っていない学級目標が決まると、生徒だけでクラスができていると認識される可能性も。
先生も意見や考えを述べると、一致団結しやすいクラスになるでしょう。

【シンプル】中学校の学級目標に使える言葉例

中学校の学級目標に使える「シンプル」な言葉を紹介します。
わかりやすく「自分たちのクラスらしい」と思えるような言葉を集めました。

心を燃やせ

アニメ『鬼滅の刃』の煉獄杏寿郎が激闘の最中に主人公・竈門炭治郎に言ったセリフです。
力強く、まっすぐで誠実なキャラクターである煉獄を象徴する言葉。
劇場版のキービジュアルに掲載されるほど重要なセリフであるため、生徒も親しみやすいスローガンになるでしょう。

生きてるだけで丸儲け

芸人・明石家さんまさんのスローガンです。
さんまさんは1985年の日本航空123便機墜落事故に1便早めたお陰で間一髪免れたという経験があります。
「死んでいたはずの命が、いま生きているのは儲けもの」という意味です。
当たり前の学校生活も、周囲への感謝を持って生活できるスローガンになりそうです。

一日一生

「一日を一生だと考えて、時間を大切にしましょう」という意味です。
正式な四字熟語ではありませんが、古くは西行法師の漢詩にも載っている言葉です。
明治時代のキリスト教学者・内村鑑三、天台宗の僧侶・酒井雄哉、臨済宗の僧侶・松原泰道の3人が「一日一生」についての詳しい考えをそれぞれ書籍に書き残しています。

継続は力なり

「どんなことでも続けることが、成功するため大切な要因だ」という意味です。
出典には諸説ありますが、有力視されているのは浄土宗の宗教家・住岡夜晃の『讃嘆の詩』の「青年よ強くなれ」から始まる詩の一節です。
若者に向けた詩であり、中学生の学級目標、生活目標にピッタリのスローガンです。

有終の美

「はじめたことを、最後まで立派にやり遂げる」という意味の言葉。
由来は中国最古の詩集『詩経』の「始め有らざるなし、よく終わりあるはすくなし」という一文です。
「物事をはじめたときは努力するが、実際にやり遂げるのは難しい」という意味です。

限界突破

「自分の限界を超える」という意味です。
各々のできることの幅を広げるためには、挑戦を推奨することも必要なもの。
限界を超えて何事にも挑戦していきたいクラスにおすすめのスローガンです。

努力は全ての扉を開く

17世紀フランスの詩人ジャン・ド・ラ・フォンテーヌの名言です。
努力はすればするほど自分の経験となり、積み重なっていきます。
その実感を一番得られるのが中学校生活とも言えます。
勉強でも部活でも、目標の扉に向かって努力して開くという体験は一生の財産になることでしょう。

努力なくして力なし

アメリカの女優・テレビ番組司会者であるオプラ・ウィンフリーの言葉です。
日本ではあまり知られていませんが、近年「世界で最も影響力のある女性」と称されています。
また、黒人女性として初めてビリオネア(10億ドル以上の資産家)になった人でもあります。
幼いころに保護者が転々と変わったり、性的虐待を受けていたりする逆境を乗り越えた彼女の言葉には重みと説得力があります。

失敗は成功のもと

なにか新しいことに挑戦しようとしたとき、失敗するのは怖いものです。
しかし、クラスの生活目標としてこの言葉を掲げれば、誰かが失敗しても安易に責める風潮にはなりません。
この共通認識があれば、新しいことにチャレンジしやすくなる雰囲気も作れることでしょう。

【四字熟語】中学校の学級目標に使える言葉例

中学校の学級目標、生活目標に使える、かっこいい「四字熟語」を紹介します。
1年間の様々な場面で活用できる、深い意味のある言葉を集めました。

初志貫徹

意味は「最初に決めたことを、最後までやり抜き通す」ということです。
中学校のクラス目標にする場合は「学期の最初に決めた目標や約束を果たす」というニュアンスになります。
生徒一人ずつの目標や、他の生活目標とセットで使うことが前提の言葉です。

切磋琢磨

「学問や人徳を磨き上げること、友人が励まし合い、競争し合って共に向上すること」という意味です。
「大人数が集まって勉強をしながら生活を送る」中学校の生活目標として相応しいスローガンです。

一致団結

「多くの人の心を一つにまとめ、協力し合う」という意味です。
一人ではできないことも、クラスメイトが一致団結すれば乗り越えられます。
目標を達成するために、クラス全体が一つになるイメージがしやすいスローガンです。

十人十色

「10人いれば、10人全員の考え・好み・性質は違う」という意味です。
読み方は「じゅうにんといろ」が正解。
クラス全員がそれぞれ得意なこと、好きなことを活かして中学校生活を送れるイメージが沸きます。
自分らしい個性を大切にしたいクラスにおすすめのスローガンです。

一期一会

「一生に一度だけの機会」という意味です。
元は茶道の心得で「どんなに数ある茶会でも同じメンバーでその時間・場所に集まって出会えるのは生涯で1度きり。全員が誠意を持ってお互いに尽くす時間にしましょう」というメッセージがあります。
クラスの生活目標に掲げれば、人生で1度しかない時間を大切に過ごせることでしょう。

百花繚乱

百の花=いろんな花が咲き乱れることを転じて「優秀な人がたくさん出てきて、立派な結果や成果が一時期に現れる」という意味です。
中学3年生など、学校生活の集大成になる学年で掲げるスローガンとしておすすめです。

有言実行

「言葉にしたことは、必ず実行する」という意味です。
元々「不言実行」という言葉が先にあり、それをもじってできた言葉。
ですが、いまやこちらの方が浸透している言葉かもしれません。
軽々しい言葉は言わない、自分の言葉に責任を持つという自立心が養われそうな生活目標です。

【英語】中学校の学級目標に使える言葉例

中学校の学級目標に使えるキャッチ―な「英語」を紹介します。
覚えやすく、掛け声にしやすい言葉を集めました。

Go ahead!

英会話では「お先にどうぞ」などの意味で使う用例が多い言葉ですが、スローガンとしての「Go ahead!」には「前に進もう!」「行け行け!」という意味があります。
明るく、前向き、シンプルで、中学生にぴったりのスローガンです。

Always be honest.

「いつも正直でいよう」という意味です。
大人になるほど難しいことかもしれません。
「相手を傷つけないための嘘は罪ではない」という考えもありますが、嘘を取り繕うには嘘をつき続けなければなりません。嘘をついた本人が一番困るでしょう。
生徒たちが自分の言葉に責任を持ち、大切にできるようなきっかけになる言葉です。

One for all, All for one.

「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」という意味です。
クラス全体の目標にぴったりのスローガンです。
クラス全体の問題と、一人ひとりのピンチ、どちらも同等に大切だという共通認識ができます。
仲間意識が高まり、絆が深まる具体的なイメージがしやすい生活目標です。

No Limit

「限界はない」という意味です。
あえて到達点を決めず、どこまでも高みを目指したいという気持ちが高まる学級目標になるでしょう。
最近では大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンの広告で使われているキャッチフレーズでもあり、生徒が親しみを覚えやすいというメリットがあります。

One team

ラグビーW杯日本代表チームのスローガンで、2019年の流行語大賞を受賞したことで有名になりました。
「出身地や文化、背景の違いを持ちつつ、1つに結束したチーム」という意味・思いが込められた言葉です。
互いの自分らしい個性や違いを認め合いつつ、1つのチームになることを目指すクラスにぴったりのスローガンです。

Never give up

「どんなことに対してもあきらめない」という姿勢を表す言葉。
似ている言葉に「Don’t give up」がありますが、これは「(一度きりの出来事に対して)あきらめるな」という意味です。
決してあきらめないという強い意思を感じる、強い言葉のスローガンです。

Do my best

「最善を尽くす」という意味です。
クラスの能力を最大限に引き出して目標に向かって努力をするイメージが持ちやすいでしょう。
日本語でも十分かっこいい言葉ですが、英語だとリズム感と力強さが両立したスローガンになります。
また、英語を学び始めた中学生らしい目標です。

まとめ

「シンプルな言葉」「四字熟語」「英語」に分けて、スローガンを紹介しました。
中学生にピッタリのかっこいい響きと意味の両面を兼ね備えた言葉がたくさんありました。
知っていた言葉でも、深い意味を知ってクラスで共有すれば「無難で適当に決めた学級目標」が「自分たちらしい学級目標」になるのではないでしょうか。
ぜひこの記事を参考に、自分たちらしい学級目標・生活目標・スローガンを決めてください。

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