カテゴリーから探す

朝礼のスピーチネタ・例文を紹介 明るい話題や仕事に繋げるテーマを!

朝礼で話す社会人の写真
出典:Photo AC/

※本ページにはプロモーションが含まれています

会社の朝礼で行われるスピーチで、自分の番になった時はネタをどうするか迷いがちです。
特に会社に入社したばかりの新人だと、どういうテーマがいいのか困ってしまいます。
この記事では、会社での朝礼のスピーチネタ・テーマと1分または3分で話すための例文を考えてみました。
また、商談などで使える、仕事に繋げるスピーチネタ・話題も紹介するのでネタに困ったら参考にしてください。

目次

朝礼を行う目的

rectangular brown wooden table

会社で朝礼を行う目的は、社内の士気を上げる、情報の共有、コミュニケーションなどさまざまです。
そして朝礼の中でもスピーチは、自分で話題を考えてまとめる必要があるため人前で話すトレーニングに繋がります。
客先とのやりとりがある人は、スピーチを攻略して仕事に繋げることができるでしょう。

朝礼スピーチの注意点

woman in blue tank top standing beside white wall

まずは会社の朝礼でスピーチを行う上での注意点を解説します。
新人で初めてスピーチを任された人は要チェックです。

明るい話題を選ぶ

朝礼のスピーチネタには、明るい話題を選ぶのがおすすめです。
1日の始まりに行う会社の朝礼で、暗い話題を選ぶとなんとなくどんよりした雰囲気になりがち。
重たい話題をテーマにしたとしても、最後は希望を持てるように明るい言葉でまとめてください。

宗教や政治ネタはNG

会社の朝礼のスピーチにおいて、宗教や政治ネタはNGです。
宗教や政治に関するニュースは毎日放送されていて、ネタとして拾いやすいイメージがあります。
しかし、宗教観や政治的思想は人によって意見が合わないことがあるため、取り上げるのは避けてください。

起承転結を意識

会社の朝礼で行うスピーチでは、起承転結を意識してください。
スピーチは取り上げるテーマだけでなく、話の構成も大切です。
特に営業など人前で話すことが多い人は、話の内容を整理する習慣をつけるといい仕事に繋がるでしょう。

時間ぴったりに終わるようにまとめる

会社の朝礼のスピーチは、時間ぴったりに終わるようにまとめてください。
例えば、1分なら300文字、3分なら900文字くらいが目安です。
長すぎても内容がまとまりにくく、聞いている人が飽きてしまうこともあるので適切な時間に終わらせましょう。

締めは、仕事に繋げる

スピーチのテーマに関わらず、起承転結の結にあたる部分は仕事に繋げるのがおすすめです。
新人が前向きに仕事に取り組む姿勢を見せることで、社内全体のモチベーションも高まることでしょう。
最後は、明るい気持ちになれるような言葉で締めてください。

スマホより、紙のカンペを読むほうが◎

長文のスピーチを考える時はカンペを見ると思いますが、その際はスマホより紙のカンペを読むのがおすすめです。
社風によってはスマホのカンペを読むと上司からの印象が悪くなることがあります。
特に、まだ社内の雰囲気が掴めていない新人は注意してください。

朝礼におすすめのテーマ

black microphone

ここでは、ネタに困ったらどうしようと悩んでいる人に朝礼におすすめのテーマ・話題を紹介します。
明るい話題や仕事に繋げるテーマなど、1分や3分で内容を考えてみましょう。

時事問題、ニュース

時事問題やニュースは、タイムリーな話題なので盛り上がりやすいでしょう。
1分など短いスピーチの場合は、朝のニュースで見てきたニュースを通勤中に整理して朝礼で話すのもおすすめです。

座右の銘

新人が行う会社の朝礼スピーチでは、自分の座右の銘を話すという方法もあります。
座右の銘以外に、最近改めて言葉の意味を実感した偉人の名言や、ことわざなどもおすすめです。

仕事やプライベートで学んだこと

新人なら、慣れない仕事やプライベートで学んだことを話題にするのもいいでしょう。
特にプライベートの話は、同じ趣味を持つ人とのコミュニケーションのきっかけにも繋がります。

雑学

雑学が好きな人は、自分が深く語れる分野の雑学を話題にスピーチをしてみましょう。
雑学をテーマにするのではなく、時事ニュースやプライベートに関連した雑学を引っ張り出してくるのもおもしろいです。

今日は何の日

365日、毎日が何かしらの日として制定されています。
スピーチする日は何の日なのかをリサーチし、それに基づいたテーマを掲げることで内容を作りやすくなるでしょう。

最近読んだ本、観た映画

最近読んで感銘を受けた本や、観た映画などをテーマにスピーチを作るのもおすすめ。
もちろん仕事に繋げる内容なら、昔から好きな本や映画をテーマにスピーチしてもいいでしょう。

趣味

自分の趣味についてスピーチすると、人となりが見えてきて親近感がわきます。
新人は社内の人に自分を知ってもらうためにも、趣味やルーティンなどをテーマにするのがおすすめです。

家族のこと

ネタに困ったら自分の家族をテーマにスピーチを考えてみましょう。
一緒に住んでいても一人暮らしでも、何かしら家族ネタはあると思います。
人によっては重たくなりがちなテーマですが、最後は明るい話に持っていってください。

健康

健康をテーマにスピーチをするのもいいでしょう。
健康を維持するためにやっていること、これを続けていたら健康を損ねたなど、ネタになることがあるはずです。

季節ネタ

社内の朝礼スピーチネタに困ったら季節ネタもおすすめです。
春夏秋冬の行事についてや、夏ならでは、冬ならではの共感できることなどがネタになります。
商材を扱う会社なら季節ものの話題を出すなどして、仕事に繋げることもできるでしょう。

会社の朝礼で使えるスピーチの例文を紹介

最後に、会社の朝礼で使えるスピーチの例文を紹介します。
1分と3分に分けて明るい気持ちになれる文章、仕事に繋げることができる文章を考えてみました。

【1分】 朝礼スピーチ例文

8月は夏季休暇で旅行に行く人も多いのではないでしょうか。
しかし、お盆はご先祖様が帰ってくるから、海に入ってはいけないという話も耳にします。
実際は、クラゲが大量に発生すること、土用波や離岸流が発生することから十分に注意しろ、ということのようです。
霊に足を引っ張られるとはよく言ったもので、子供を納得させるのにはぴったりの言葉ですね。
私はちゃんとライフセーバーさんがいる海水浴場なら、お盆の時期に海に入っても問題ないと思っています。
もちろん、危険であることを認識した上で、気をつけることはたくさんあります。
しかしせっかくの夏休みなので、家族や友達と楽しむことを諦める必要はないと思います。
何をするにしても安全面に気をつけて、夏季休暇が明けたあとは、皆さんの思い出話をたくさん聞かせていただきたいです。

【3分】 朝礼スピーチ例文

本日、メジャーリーグで活躍する〇〇選手が、50本塁打50盗塁を達成しました。
今や話題に出ない日はない〇〇選手ですが、日本人の選手が第一線で活躍している状況は、一言では表せないほどすごいことです。
私は〇〇選手と同じ年に、〇〇選手と同じ福島県で生まれました。
学生時代、私はサッカーをしていました。
しかし今思うとあの頃の私は、本気でサッカーをやっていなかったように感じます。
それどころか、サッカーは小学校からやっているからなんとなくで続けているだけ、日本人は体が小さいから世界なんて目指す意味がない、と周りで頑張る人すらも馬鹿にしていたのです。
さらに、スポーツをやっているから勉強はできなくていい、などという偏った考えを持っていました。
そのため、〇〇選手のメジャーでの活躍が報じられた当初は、世界は簡単なもんじゃない、たまたまが続いただけだろう、と侮っていました。
また、あんなに体格に恵まれていればそりゃあ誰だって活躍できるだろう、などという嫉妬の気持ちもあったと思います。
あの年、私は会社に入社したばかりで自分に余裕もなく、周りの環境を羨ましがったり、これまでの選択について後悔ばかりしていたように感じます。
そんな状況で卑屈になっていたある日、ニュースで〇〇選手の特集が組まれました。
そこで、〇〇選手の野球に対する情熱や体だけでなく、頭を使った練習方法、そしてそのストイックさなどを目にしました。
特に高校時代に本気で野球をやって、成績もいいなんていつ勉強していたのか、本当に驚きました。
同時に、〇〇選手に嫉妬したり、今まで怠けて環境のせいにしていたりした自分を恥じました。
それから数年経ち、私は何事もポジティブに、まずは目の前のことに向き合うことを人生のテーマにしています。
同じ出身地という縁もあり、今は〇〇選手の活躍を見ると、自分も頑張ろうという気持ちがわいてきます。
また、最近は仕事でうまくいくことも増えて、少しずつですが自信もついてきました。
理想の自分に近づけているような気がしていて、入社したての新人の頃より、充実した毎日を過ごせていると思います。
今後は〇〇選手の、たとえ結果が出ても驕らず常に努力を怠らないという姿勢も見習っていきたいです。

まとめ

ここまで、仕事に繋げることができる、明るいスピーチネタを紹介しました。
会社の朝礼スピーチは、自分のスピーチ力向上だけでなく、その話だけで社内の雰囲気を左右することがあります。
できるだけ明るい話題をテーマにして、1日の始まりをいいものにしましょう。
また1分、3分など時間をしっかり決めて、メリハリよくスピーチをしてください。

目次