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『チェンソーマン』マキマはなぜ死亡した? 理由や食べられるまでを徹底解説

マキマに似た三つ編みの女性の写真
出典:Unsplash

※本ページにはプロモーションが含まれています

漫画『チェンソーマン』のキーパーソン、マキマ。
主人公・デンジの美人上司として知られるマキマですが、ミステリアスな彼女には、ある秘密があります。
一度死亡しても復活できる彼女は、一体なぜ死んだのでしょうか。
デンジとの関係性も気になるところ。
そこで今回は、 “マキマはなぜ死んだのか” をマキマの能力を元に解説していきます。
漫画やアニメだけでは理解できなかった人は必見です。

この記事は『チェンソーマン』のネタバレを含みます。
作品の結末に関するヒントを知りたくない人は注意してください。

目次

『チェンソーマン』マキマって何者なの?

マキマとは、公安対魔特異4課でデビルハンターたちを統率するミステリアスな女性です。
その美貌と優しい性格で、デンジを始めとする部下たちを次々に翻弄していきます。
悪魔の匂いをかぎ分けることができますが、彼女の詳しい能力は明かされないまま、物語は進んでいきます。
内閣官房長官直属のデビルハンターでもある彼女の能力は底知れず、最後にはデンジも知らない彼女の衝撃の正体が明らかに。

『チェンソーマン』マキマの能力・復活する理由は?

ここからはマキマの能力から、マキマが復活する理由を探っていきます。
敵の攻撃を受けても復活する、マキマの能力とは何なのでしょうか。
マキマはなぜ死んだのか、衝撃の最後に注目です。

マキマの能力の正体

マキマには、自分より格下の相手を支配する “支配力” があります。
その力は、人間も悪魔も逆らえない「支配の悪魔」によるもの。
つまり、マキマの正体は「支配の悪魔」だったのです。
神社のシーンでは、その力を行使して、標的を圧死させます。
マキマは神社に囚人を集め、囚人たちに標的の名前を言わせることで、次々に標的を殺していきます。
このように、マキマは人を支配して、その場にいない相手をも殺すことができるのです。

殺されてもなぜ復活する?

作中でマキマは、複数回死亡していますが、その次のシーンでは何事もなかったかのように復活しています。
その復活の理由は、第84話で明かされています。
マキマは、内閣総理大臣と契約を結んでいたのです。
その契約内容とは、「彼女が受けたダメージを適当な国民の死に変換できる」というもの。
つまり、彼女の不死身の体は、国民の犠牲の上に成り立っていたのです。

『チェンソーマン』マキマの最後は食べられる?

マキマは、最後は部下のデンジと対決します。
その闘いの間も、マキマは契約により、何度も殺されては復活しますが、思わぬ誤算からデンジに敗北。
闘いに勝利したデンジは、マキマが二度と復活することのないようにマキマを食べることに。
マキマは、生姜焼きやハンバーグ、肉団子などの定食となり、デンジに食べられることで最後を迎えます。
その後、マキマが復活することはありませんでした。

『チェンソーマン』マキマはなぜ死んだ?本当に死亡したの?

どんな攻撃を受けても復活するマキマですが、デンジとの闘いでは、なぜ死んだのでしょうか。
それは、ポチタとデンジが分離したことに気付かず、不意を突かれたためです。
作品の中では、「私を食べないのか」と発言しているシーンもあり、マキマは自分を殺す方法をほのめかしていました。
不死身のマキマが復活してしまうかもしれないと思ったデンジは、その後、マキマを完食。
デンジに食べられることで、マキマの死が完成します。

マキマが殺された回数

マキマは銃の悪魔との闘いで過去29回死亡しています。
また、チェンソーマンに「先ほどのを含めると私は今まで貴方に26回殺されてきました」と言っていることから、さらに26回。
その他に、作中でのヤクザの攻撃や対マキマ対策部隊の襲撃、デンジとの闘いを含めると計58回以上死亡していることがわかります。
最後のデンジに食べられることによる死を除き、57人以上の国民の命を奪っていると考えると、マキマの印象も変わってきますよね。

なぜ回復できなかったのか

マキマはデンジとの闘いではなぜ死んだのか、その理由は契約にあります。
マキマが内閣総理大臣と結んだ契約は、「マキマへの攻撃は適当な日本国民の病気や事故に変換される」というもの。
第97話で岸辺に「なぜマキマは死んだのか」と聞かれたデンジは、「俺のは攻撃じゃない、愛ですよ、愛」と回答しています。
つまり、デンジがマキマに与えたのは、「攻撃」でなく「愛」であったため、国民の死に変換できなかったと考えられます。

マキマの生まれ変わり「ナユタ」

マキマの体はデンジに食べられ跡形もなくなりますが、「支配の悪魔」はその後、輪廻転生により「ナユタ」という少女に生まれ変わります。
つまり、マキマの生まれ変わりです。
デンジは、岸辺の指示によりその後、ナユタと共に生活することに。
まだ生まれたばかりの幼いナユタには、悪魔の自覚はなく、マキマの頃の記憶もありません。
今後、デンジとどのような関係性になっていくのでしょうか。

マキマがラスボスだった伏線について

作品の中には、マキマがラスボスであることがわかる理由がいくつかありました。
その代表的なシーンは、第1話のデンジとの出会いのシーンです。
マキマはデンジを発見した時、デンジの心臓にあるポチタの一部に気付き、デンジを抱きしめます。
これは、マキマがポチタを知っているという伏線です。
第1話が掲載された時、週刊誌の表紙に、チェンソーの中に反射したマキマが描かれていたのも伏線のひとつ。

マキマが今後復活する可能性

支配の悪魔はすでに「ナユタ」に転生していることから、今後、マキマが復活する可能性は低いでしょう。
しかし、ナユタは「支配の悪魔」であることから、第二のマキマとなる可能性が高いです。
デンジとの間に友情が芽生えたとしても、悪魔の性質や習性は変えられません。
デビルハンターとして生きるデンジにとって、最後はナユタが敵となる時が来るかもしれません。

マキマの初登場シーンの収録巻はこちら

チェンソーマン 1

チェンソーの悪魔・ポチタと共にデビルハンターをして生計を立てるデンジ。
食パンにジャムを塗って食べ、女性を抱く生活を夢見るデンジは、ある出来事をきっかけに悪魔を身に宿す。
公安のマキマに拾われ、共に働くことになったデンジは、マキマに認めてもらうために、悪魔狩りに奮闘する。
デンジとポチタのストーリーとマキマの登場がみどころの第1巻。
読み始めたらきっとマキマの魅力にハマってしまうでしょう。

この作品のおすすめポイント

独特な設定とキャラクターがファンを虜にするダークな世界観の少年漫画。

発売日2019年3月4日
出版社集英社
著者藤本タツキ
楽天で買う Amazonで買う484円 Kindleで読む460円 Yahoo!ショッピングで買う hontoで読む

マキマが死亡したシーンの収録巻はこちら

チェンソーマン 11

悪魔を倒し、人間たちからヒーロー扱いされるようになったデンジに対し、チェンソーマンの力はだんだんと弱まってしまう。
そんな中、マキマが攻撃を仕掛けてきて、デンジとマキマの殺し合いが始まる。
マキマに好意を寄せるデンジだが、意を決しマキマとの闘いに挑む。
マキマとデンジの闘いから目が離せないシリーズ第11巻。
デンジを助ける仲間たちの思いや過去の回想に号泣必至で、さまざまな愛が感じられる1冊。

この作品のおすすめポイント

マキマがなぜ死んだのかがわかるクライマックス。衝撃のラストに注目です。

発売日2021年3月4日
出版社集英社
著者藤本タツキ
楽天で買う Amazonで買う484円 Kindleで読む460円 Yahoo!ショッピングで買う hontoで読む

『チェンソーマン』第2部はこちら

チェンソーマン 12

学校に馴染めず、クラスで孤立する高校生・三鷹アサ。
ある日、彼女の前に悪魔が現れ、彼女の生活は一変する。
そんな中、日本では新たな悪魔が出現し、次々に人間を殺していた。
女の子が主人公のシリーズ第2部。
チェンソーマンとして活動する傍ら、学校にも通うデンジも登場。
学校が舞台なので、学園モノが好きな人にもおすすめです。
新たな登場人物に加え、懐かしい顔ぶれも登場します。

この作品のおすすめポイント

新たな登場人物が主人公のシリーズ第2部。マキマ死亡後のストーリー。

発売日2022年10月4日
出版社集英社
著者藤本タツキ
楽天で買う Amazonで買う484円 Kindleで読む460円 Yahoo!ショッピングで買う hontoで読む

チェンソーマン 15

アサの前に “落下の悪魔” が現れる。
人間のトラウマにつけ込む卑劣な悪魔に、ヨルと共に挑むアサだが、悪魔の力に屈してしまう。
そこに、チェンソーマンが現れます。
チェンソーマンとアサが急接近するシリーズ最新巻。
テンポ良く進む展開と成長したデンジの闘いがみどころ。
謎の人物の登場や新たに明かされる事実など、ファンの心をくすぐる要素が盛りだくさん。
デンジとアサの新たなコンビから目が離せません。

この作品のおすすめポイント

謎の残るシーンも多く、今後の展開が気になるシリーズ最新巻。

発売日2023年8月4日
出版社集英社
著者藤本タツキ
楽天で買う Amazonで買う528円 Kindleで読む502円 Yahoo!ショッピングで買う hontoで読む

まとめ

『チェンソーマン』が注目される理由は、衝撃的なシーンや先の読めない展開にあります。
中でも、マキマの最後には驚いた読者が多いでしょう。
メインキャラクターの一人と思えたマキマはなぜ死んだのか、それは、デンジの「愛」に敵わなかったためです。
最後は、デンジに食べられることで死を迎えます。
『チェンソーマン』は一見残酷な漫画のように思えますが、たくさんの友情や愛が詰まっています。
ぜひ手に取ってみてくださいね。

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