伏線がすごい漫画15選 どんでん返しに驚く作品や伏線回収が秀逸な漫画も
KEYWORD
伏線がすごい漫画を読みたいと思ったことはありませんか。
伏線が優秀な漫画は、読者の考察を刺激し秀逸などんでん返しで驚かせてくれます。
ストーリーの展開やキャラクターの運命に関わる重要なヒントが、巧みに隠されているので繰り返し読む面白さもあります。
この記事では、『寄生獣』『ゴールデンカムイ』など、伏線が優秀な漫画を多数紹介。
どれも名作揃いなので、ぜひ読んでみてください。
伏線がすごい漫画を読もう
伏線がすごい漫画は、ただ楽しむだけでなく考察しがいがあって、物語の世界に深く入り込むことができます。
登場人物の言動や背景に隠されたヒントを見逃さないように注意しながら読むと、より楽しめるでしょう。
また物語の最後にどんでん返しが待っている漫画だと、それまでの伏線もまた注意して読みなおしたくなるはず。
考察したくなる! 伏線がすごい漫画の選び方
ここでは伏線がすごい漫画の選び方を解説。
ポイントは世界観がすごい漫画から選ぶことと口コミの高さです。
世界観がすごい漫画から選ぶ
世界観がすごい漫画の中には、思わず考察したくなるような伏線が秀逸な作品が多くあります。
例えば人類VS巨人の『進撃の巨人』や壮大な冒険漫画『ONE PIECE』などの世界観がすごい漫画は、伏線もすごいことで知られています。
口コミ・評判が高い作品を選ぶ
伏線がすごい漫画を選ぶ際は、読者からの口コミを参考にするのがおすすめです。
作者の過去作品やインタビューから、伏線がすごい漫画を探すのも良いでしょう。
次に紹介する、アンケートもぜひ作品選びの参考にしてください。
伏線がすごい漫画を100人にアンケート調査!
ブックスコレクション編集部では、伏線がすごい漫画について、100人にアンケート調査を実施しました。
調査結果では、『進撃の巨人』が1位、『ONE PIECE』が2位に、『鋼の錬金術師』が3位という結果になりました。
またブックスコレクション編集部は、トップ3までの作品を選んだ人に、その理由についても聞きました。
回答の一部を抜粋して紹介します。
作品名 | 選んだ理由や読んだ感想 |
---|---|
1位『進撃の巨人』 | 「二度読まないと内容が全て理解できない。何度読んでも、ああ!これがあれか!となる面白さがある。一話から全てが始まっている!」 |
「1話からすでに最終話に繋がる内容が描かれている。」 | |
「小さな謎にもちゃんと理由があって伏線になっていたから。」 | |
「その時は一見不自然に思えたことも後で明らかになってスッキリすることが多かったです。」 | |
2位『ONE PIECE』 | 「登場キャラクターが多いにも関わらず、それぞれのキャラクターの過去や正体について細かく触れており、謎なままな部分がほとんどないため。」 |
「何年も前の忘れていたような内容が新作で急に飛び込んできて謎が解明される要素が面白いから。」 | |
「まだ解明してない伏線が多いですが、そこが気になりどんどん続きを読みたくなる漫画です。そこを自分で想像しながら見るのも楽しいと思います。」 | |
3位『鋼の錬金術師』 | 「読み進めていくうちに、前半にあった話しが反映されていて繋がっていく。流れがしっかりあって面白い。一度読み終わった後にもう一度始めから読み直したくなる。」 |
「日常の何気ない描写が伏線だったり。読者にミスリードさせる描写も多く、エンターテイメントとして、一つの到達点の漫画だと思います。」 | |
「ありえないなんてありえない展開が起こるから。」 |
・調査対象:漫画をよく読む男女100人
・調査期間:2023年5月
・調査方法:インターネットによる対象者へのアンケート
・調査機関:ブックスコレクション編集部
伏線が秀逸な漫画やどんでん返しが待つ漫画おすすめ15選
ここでは考察に時間をかけたくなるような、伏線がすごい漫画作品やどんでん返しの漫画を紹介します。
秀逸なストーリー展開や、キャラクター魅力にも引き込まれること間違いなしです。
進撃の巨人
『進撃の巨人』は人類が巨人に襲われる世界で、生きる少年エレンと仲間たちの物語です。
見どころは人類と巨人との壮絶な戦闘シーンや、人間の本質を問う深いテーマ、そしてどんでん返しに満ちたストーリーです。
アクションやサスペンスが好きな人や、極限状態での人間の心理や社会に興味がある人には刺さること間違いなしの漫画です。
人類VS巨人の攻防戦を描いた、大迫力の世界観がすごい漫画
発売日 | 2010年3月17日 |
出版社 | 講談社 |
著者 | 諫山創 |
ONE PIECE
『ワンピース』は海賊王を目指すルフィと仲間たちの冒険を描いた作品です。
見どころは豊かな世界観とキャラクターの魅力、そして秀逸な伏線回収です。
作者は長年にわたって細かな伏線を張り巡らせ、読者を驚かせる展開を用意しています。
『ワンピース』は夢や友情に共感できる人、冒険やバトルが好きな人、考察しながら長く楽しめる漫画を探している人におすすめです。
考察しがいのある、作者の長年にわたる伏線回収がすごい漫画
発売日 | 1997年12月24日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 尾田栄一郎 |
DEATH NOTE
名前を書かれた人間は死ぬという力を持つ死神のノートを拾った高校生・月。彼は自らの正義感のもと犯罪者を殺し始めます。月は理想の世界を作ろうと犯罪者を裁くうちに、正義感が歪んでいき…。
犯罪者を追う刑事、月を追う名探偵L(エル)との頭脳戦が見どころで、どんでん返しに目が離せません。
推理やサスペンスが好きな人におすすめで、読者は自分ならどうするか考察させられます。
死神のノートを拾った天才高校生が殺人に手を染めるスリルに満ちた漫画
発売日 | 2004年4月2日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 小畑健 |
HUNTER×HUNTER
『HUNTER×HUNTER』は、素直で真っすぐな少年ゴンが、父と同じ「ハンター」になるために旅に出る物語です。
ゴンは仲間や敵と出会いながら、世界の秘密や自分の過去を知っていきます。
この漫画の見どころは、魅力的な敵味方やそれぞれの成長、どんでん返しに満ちた複雑で独創的な設定です。ユニークな能力、念能力を使った息の詰まる頭脳戦や心理戦にも夢中になること間違いなし。
考察力を試される、複雑なプロットに仕組まれた伏線回収がすごい漫画
発売日 | 1998年6月4日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 冨樫義博 |
D.Gray-man
『D.Gray-man』は架空の19世紀のヨーロッパを舞台に、エクソシスト達がアクマや世界終焉を企てる者たちと戦う姿を描いたダークファンタジーです
見どころは、ダークで美しい世界観と個性豊かなキャラクターたちの成長と葛藤です。
また、アクションシーンも迫力があります。
この漫画は、ファンタジーとミステリーが好きな人や、人間の心の闇に興味がある人におすすめです。
エクソシストの戦いを描いた、ミステリアスな世界観がすごい漫画
発売日 | 2004年10月4日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 星野桂 |
魔人探偵脳噛ネウロ
魔人探偵脳噛ネウロという漫画は、「謎」を食料とする魔人が人間界で謎を解くというストーリーです。
主人公のネウロは、人間の少女・桂木弥子を助手にして、様々な事件に挑みます。
この漫画の見どころは、ネウロが使う奇妙な能力や、事件の真相が明らかになるときの衝撃的な展開です。
この漫画は、推理やサスペンスが好きな人や、独特なキャラクターに魅力を感じる人におすすめです。
事件の真相が明らかになるときのどんでん返しがすごい漫画
発売日 | 2005年7月4日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 松井優征 |
嘘喰い
『嘘喰い』は、斑目貘という天才ギャンブラー“嘘喰い”こと斑目貘を主人公にした漫画作品です。
主人公は、日本の政財界、裏社会を支配する会員制の闇ギャンブル倶楽部“賭郎”のもとでギャンブルやゲームに挑みます。
ギャンブルは暴力に満ちた命がけのもので、心理戦とハラハラのスリルを楽しめます。
登場人物たちの個性的なキャラクターや緻密な描写も魅力で、一度読みだしたらページをめくる手が止まらなくなります。
大金と命を代償にした、スリル満点のギャンブルバトルを描いた漫画
発売日 | 2006年9月19日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 迫稔雄 |
うしおととら
『うしおととら』は、主人公の少年・蒼月潮が妖怪「とら」と共に強敵の妖怪らと戦う姿を描いた漫画です。
人間と妖怪を超えた深い絆を主軸に置きながら、非常に壮大な世界観と数々の伏線や謎を描いています。
多くのエピソードが、物語の終盤に向けて収束していき、決戦が行われるのです。
ラストでは読者の考察を裏切る伏線回収がすごい漫画です。
全てを繋げるラストのどんでん返しに注目の、伏線回収がすごい漫画
発売日 | 1990年11月17日 |
出版社 | 小学館 |
著者 | 藤田和日郎 |
さよなら絶望先生
『さよなら絶望先生』は、人生に絶望した教師・糸色望と彼の生徒たちを描いたコメディ漫画です。
見どころは、社会や文化の風刺やパロディで、ブラックユーモアやオタクネタが好きな人や、日常に飽きた人におすすめです。
また作品中にはたくさんの伏線が散りばめられていて、ラストには衝撃的などんでん返しが待ち構えています。
読み終わったときには伏線を考察したくなること間違いありません。
読者を絶望と笑いの渦に巻き込みながら、ラストの伏線回収がすごい漫画
発売日 | 2005年09月16日 |
出版社 | 講談社 |
著者 | 久米田康治 |
鋼の錬金術師
錬金術が存在する架空の世界を舞台としたファンタジー漫画。
主人公・エドと弟は、亡くなった母を甦らせるため禁断の人体錬成を行いますが失敗。代償に、エドは身体の一部、弟は身体全てを失います。失ったものを取り戻すため旅に出ますが、国家の陰謀や事件に巻き込まれていきます。
見どころは、登場人物たちの魅力的なキャラや複雑に絡み合うストーリーです。読者の予想を裏切るようなどんでん返しも多く驚きや感動が絶えません。
錬金術が存在する世界で、失ったものを取り戻そうとする兄弟の物語
発売日 | 2002年1月22日 |
出版社 | スクウェア・エニックス |
著者 | 荒川弘 |
ゴールデンカムイ
ゴールデンカムイは、明治時代の北海道を舞台にした冒険アクション漫画。作中にはたくさんの伏線が張られていて、ラストまで考察しながら楽しめます。
主人公は日露戦争から復員した元兵士の杉元佐一と、アイヌの少女アシリパ。二人は、アイヌの金塊を狙う様々な敵と戦います。
三つ巴、四つ巴にもなるハラハラの戦闘シーンや、登場するアイヌ文化や食文化も魅力。歴史に興味がある人や、スリルや笑いを求める人におすすめです。
明治時代の北海道を舞台に冒険とバトル、歴史を描いた闇鍋ウエスタン
発売日 | 2015年1月19日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 野田サトル |
おやすみプンプン
『おやすみプンプン』は、不遇な状況に置かれたプンプンの波乱万丈な人生を描いた物語。
登場人物たちは、愛や夢や希望を求めながらも、現実に翻弄されていきます。
鬱展開が多い作品ですが、秀逸な伏線が張り巡らされていて、それを考察することでより面白く読み進めることができます。
プンプンを取り巻く環境は読者とも無関係ではありません。人生に悩むすべての人におすすめの漫画です。
さりげないセリフやシーンに深い意図が隠された、伏線がすごい漫画
発売日 | 2007年8月3日 |
出版社 | 小学館 |
著者 | 浅野いにお |
寄生獣
『寄生獣』は人間に寄生する謎の生命体と、それに抵抗する主人公の戦いを描いた作品です。
見どころは、主人公の右手に寄生した寄生獣と主人公の奇妙な関係性や、人間とは何かという哲学的テーマに挑むストーリーです。
また思いもしないところに伏線が忍ばされていて、ラストまで展開に目が離せません。
グロテスクなシーンも多いので、ホラーやサスペンスが好きな人におすすめです。
奇想天外などんでん返しに驚くこと間違い無しの、伏線がすごい漫画
発売日 | 2014年08月08日 |
出版社 | 講談社 |
著者 | 岩明均 |
チェンソーマン
『チェンソーマン』は悪魔と契約してチェンソーの悪魔に変身する力を得た少年の物語です。
作中だけでなく表紙など意外なところにも秀逸な伏線が忍ばされてていて、考察をじっくり行いたい人におすすめの漫画。
見どころは独創的な悪魔のデザインや凶暴なアクションシーン、登場人物の感情の描写です。
チェンソーマンは、ダークファンタジーやホラーが好きな人や、人間の本質を考える作品が好きな人におすすめです。
魅力的なのはストーリーだけじゃない、秀逸な伏線回収がすごい漫画
発売日 | 2019年3月4日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 藤本タツキ |
東京喰種
『東京喰種』は人間を食べる喰種と呼ばれる存在と、それに立ち向かう人間の戦いを描いたダークファンタジーです。
喰種に襲われた後、半喰種となった主人公・カネキは、悩み戦いながら自分の居場所を探します。
見どころは登場人物の心理描写や成長、喰種と人間の関係性、衝撃的な展開など。
グロテスクな表現が多いので、耐性のある人におすすめです。人間の本質や生き方について考えさせられる作品です。
人間と喰種という異種族の壮絶な戦いと共感を描いたダークファンタジー
発売日 | 2012年2月17日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 石田スイ |
ヒストリエ
スキタイ人でありながらギリシアの有力者の養子として育ったエウメネス。その後奴隷の身分に落とされるも、知略で運命を切り開いていきます。
1巻から4巻までは回想シーンとなり、後の展開に続く伏線がすごい漫画です。
後に書記官となるエウメネスは、身体能力が高く知性あふれる人物。
エウメネスがどのように活躍し、のし上がっていくのか目が離せません。
アレキサンダー大王の書記官エウメネスを描いた、伏線回収がすごい漫画
発売日 | 2004年10月21日 |
出版社 | 講談社 |
著者 | 岩明均 |
まとめ
この記事では『進撃の巨人』や『魔人探偵脳噛ネウロ』など、読者の考察を刺激してくれる、伏線がすごい漫画やどんでん返しの漫画を紹介しました。
伏線回収のヒントは登場人物の言動やセリフのほか、表紙やテーマなど意外なところに隠されていることもあります。
今回紹介したものはどれも見事な伏線回収で、世界観がすごい漫画ばかり。
伏線がすごい漫画を探しているなら、ぜひこの記事を参考にしてください。
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