サイコホラー漫画おすすめ15選 ハッピーシュガーライフなど怖い漫画も紹介
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怖くてたまらないのに、ページをめくる手が止まらない。
それが「ホラー漫画」の魅力です。
ひとくちにホラーといっても、サスペンスやミステリー、サイコものまで、さまざまな種類があります。
ここからはスリリングでクセになる傑作サイコホラー漫画を厳選し、一挙に紹介。
どれもトラウマ級の恐ろしさなのにやみつきになる作品ばかりです。
映像化されたヒット作からちょっとニッチな作品まで、幅広く紹介していきます。
サイコホラー漫画の魅力
サイコホラー漫画の魅力は、「常識を超えてくる展開と人間が持つ狂気」だといえるでしょう。
予想を裏切る展開に驚きのどんでん返し、感情移入すらできない感情の数々と、めくるめく衝撃の連続にドキドキハラハラさせられるのです。
【怖い】サイコホラー漫画おすすめ15選
怖いのに先が気になる、気持ち悪いのに読むのを止められない、そんな抗いがたい魅力を持つサイコホラー漫画のおすすめ作品を15選紹介します。
ハッピーシュガーライフ
歪んだ愛情を持つ叔母に育てられた主人公・松坂さとうと、DV家庭に育った少女・神戸しおの純愛と狂気を描いた作品です。
この作品の魅力は、「社会から否定された愛」だといえるでしょう。
社会に認められなくても愛を貫こうとする、少年少女の姿が描かれています。
誘拐や殺人を犯してもなお、「愛する人と一緒にいたい」と願う感情は本物の愛なのか、狂気なのか。
その答えはぜひ自分の目で確かめてください。
「愛とは何か」「普通とはどういうことか」を深く考えさせられるサイコホラーです。
発売日 | 2015年10月22日 |
出版社 | スクウェア・エニックス |
著者 | 鍵空とみやき |
サユリ
新居に引っ越してきた主人公・神木則雄(かみきのりお)とその家族は、不審な死と失踪に見舞われます。
やがて、家の中で常に「誰か」の気配を感じるようになり…。
不穏なストーリーが進むにつれ、則雄の精神がじわじわと追い詰められていく様子が臨場感たっぷりに描かれた作品です。
オカルトホラーでありながら骨太なストーリー性が本作の魅力となっています。
家族のあり方を考えさせられる、メンタルダメージ系ホラー
発売日 | 2010年9月24日 |
出版社 | 幻冬舎コミックス |
著者 | 押切蓮介 |
ヒミズ
中学生ながら貸しボート屋を営む住田祐一は、平凡な生活に憧れていました。
ところがある日、父親を衝動的に殺害してしまいます。
天涯孤独の身となった住田は、「悪い奴」を抹消するため夜の街を徘徊するようになるのでした。
人間が持つ暗い部分にスポットを当てたサスペンスホラー漫画です。
救いようのない展開とダークな世界観は、甘くない作品が好きな人にきっとハマります。
社会の暗部を描き出すダークな世界観で、映画化もされたヒット作。
発売日 | 2001年7月13日 |
出版社 | 講談社 |
著者 | 古谷実 |
血の轍
平凡な中学生の長部静一は、母親の静子とは仲の良い親子に見えるものの、実は静子から過保護な愛情を受けていました。
夏休みになり、静一たちは親戚と共に山登りに行きます。
ふざけて崖から転落しそうになった従兄弟のしげるを、静子は突き落としてしまうのでした。
この事件をきっかけに、静一も静子も少しずつ精神のバランスを崩していきます。
不安定な親子関係と不可解な心情を巧みに描く、傑作サイコサスペンスです。
「毒親」の怖さと不気味さを鋭く描き出したサイコサスペンス
発売日 | 2017年9月8日 |
出版社 | 小学館 |
著者 | 押見修造 |
ガンニバル
供花村に新しく赴任してきた駐在の阿川大悟は、村に違和感を持ちます。
ある日、後藤のばぁちゃんが遺体で見つかり、その腕には人間が噛んだような跡がありました。
人が人を食べる「食人」が平然と行われる村に移り住んでしまった一家の、恐怖と苦悩が描かれた本作。
怖いのに読む手が止まらない、クセになる作品です。
2022年に柳楽優弥さん主演でドラマ化された実写版もチェックしてみてください。
トラウマになった漫画の代表格! 悪夢を見そうなヒューマンホラー
発売日 | 2019年2月18日 |
出版社 | 日本文芸社 |
著者 | 二宮正明 |
東京伝説
とあるラブホテルの一室で、雑誌編集者の阿川保奈美は目を覚まします。
何かを切り裂くような不可解な物音に気付くと、支離滅裂な言葉を発するナニカが、大きなハサミで彼女の髪の毛を切っているところでした。
混乱する保奈美は、ナニカがさっきまで体を重ねていた男だと気づきます。
大都会を舞台に不可解な事件や狂気を描いた恐怖事件簿である本作は、ドキュメンタリーのような臨場感あふれる怖さが魅力です。
東京に潜む1300万もの狂気を描いたドキュメンタリータッチのホラー
発売日 | 2018年10月9日 |
出版社 | 講談社 |
著者 | 平山夢明(原作)、鳥山英司(著) |
不安の種
何気ない日常生活を送る主人公達が、突然湧き起こる理不尽な恐怖や怪異に出会う様子を描いたホラー漫画です。
インパクトの強い描写と、先の読めない展開がクセになります。
多数の登場キャラがいますが、「おちょなんさん」などが有名です。
「もしかすると、日常生活の中にこんな恐怖があるかも」と思わせる、不思議なリアリティが魅力だと言えるでしょう。
日常系ホラーが好きな人におすすめです。
何気ない日常に潜む恐怖を迫力ある表現で切り取るオムニバスホラー
発売日 | 2004年6月24日 |
出版社 | 秋田書店 |
著者 | 中山昌亮 |
洗礼
ホラー漫画の巨匠・楳図かずおさんによる、人の心の怖さを描いた作品です。
美貌を誇った往年の大女優・若草いずみは、顔にできた深いしわや醜いあざに悩まされていました。
精神的に不安定になったいずみは、若さと美貌を取り戻すため、「女児を出産し、その娘に自身の脳を移植する」という計画を企てます。
「美」に魅入られた人間の愚かさと妄執を描いた衝撃作です。
ドラマチックで読み応えのあるホラー漫画を読みたい人におすすめ
発売日 | 2008年12月26日 |
出版社 | 小学館 |
著者 | 楳図かずお |
殺戮モルフ
少し天然な女子高校生・村崎まどかは、ある日、目だけをのぞかせた不気味な覆面男に遭遇します。
男は両手に大きなナタを持ち、容赦なく道行く人の命を奪っていくのでした。
呆然と佇むまどかと目が合ったにも関わらず、覆面男は彼女を素通りします。
残酷な殺戮シーンが話題となったスプラッターホラーです。
ホラーファンなら誰もが知る、伝説的作品でもあります。
とにかく刺激が欲しい人、グロテスク大好きな人におすすめです。
怖いもの見たさで読むと後悔するレベル!ホラー漫画の真打と呼べる作品
発売日 | 2017年9月20日 |
出版社 | 秋田書店 |
著者 | 外薗昌也、小池ノクト |
彼岸島
吸血鬼が棲むという孤島「彼岸島(ひがんじま)」。
そこに足を踏み入れた、再び生きては還れないといわれています。
宮本明の兄は、2年前に行方不明となっていました。
ある日、明の前に現れた謎の美女が、行方不明である兄の免許証を持っていたのです。
それは恐怖の島への誘いでした。
スリリングな展開とミステリアスなストーリーが人気を集め、完結後も続編が制作され、メディアミックスもされたホラー漫画界屈指の大ヒット作です。
読み始めたら止まらないジェットコースターのようなサバイバルホラー
発売日 | 2003年4月2日 |
出版社 | 講談社 |
著者 | 松本光司 |
サエイズム
友達を作るのが苦手な女子高生・は、勉強も運動も容姿もすべて“完璧”な冴と友達になります。
クラスで孤独だった美沙緒を救ってくれた冴ですが、彼女の“友情”はどこか歪んでいるのでした。
そんな冴に気に入られてしまった美沙緒が巻き込まれてゆく恐怖の渦に、読者もいつの間にか囚われてしまう作品です。
常軌を逸した執着を見せる冴の狂気がじわじわと恐怖を感じさせます。
人間の恐ろしさに震えてしまう異色の作品です。
“友情”と”ドレイ”の境界で翻弄される女子高生の恐怖を疑似体験
発売日 | 2015年4月20日 |
出版社 | 秋田書店 |
著者 | 内水融 |
レイナ
ストーカーや執着する人間の恐ろしさを描く名手・楠本哲さんによる、ヒューマンホラー漫画です。
教習所に通う会社員・西野健一は、ある日落とし物を拾います。
それはマスクをした美女・羽月玲奈の物でした。
これをきっかけに、健一は彼女に付きまとわれるようになってしまいます。
些細なきっかけで破滅へと追い込まれていく青年の姿を描いた、身体の底まで冷え冷えするような作品です。
理不尽に降りかかる恐怖、常軌を逸した人間の怖さをじっくり味わえます
発売日 | 2020年5月25日 |
出版社 | 少年画報社 |
著者 | 楠本哲 |
ミスミソウ
とある田舎の中学校に転校してきた都会育ちの美少女・野咲春花は、同級生達から凄惨なイジメを受けることになります。
やがて春花は壮絶な復讐劇を開始。
多感な時期の少年・少女が抱える心の闇と衝動を巧みに描き、衝撃の結末へと突き進むヒット作です。
少ない巻数で完結した作品ですが、読み応えと満足度の高さで注目を集めています。
サスペンスホラー漫画が好きな人におすすめです。
思春期の少年・少女の危うさを思い知るノンストップ・サスペンスホラー
発売日 | 2013年3月12日 |
出版社 | 双葉社 |
著者 | 押切蓮介 |
光が死んだ夏
とある集落に住む同い年の少年、よしきと光は、何をするにも一緒で仲良く育ってきました。
ある日、光が山に入り1週間行方不明になります。
帰ってきた光に対して、よしきは彼が「ナニカ」にすり替わっていることに気づきました。
人間ならざる者とよしきが過ごす日常を描いた青春ホラー漫画です。
さまざまなSNSで取り上げられ、特に若者から人気を集めています。
不気味でありながら、美しさも感じさせる独特な作品です。
怖いだけでなくどこか切なくなるようなホラーを読みたい人におすすめ
発売日 | 2022年3月4日 |
出版社 | KADOKAWA |
著者 | モクモクれん |
ウツボラ
「藤乃朱」という一人の少女が謎の死を遂げるところから物語は始まります。
朱と入れ替わるように、朱の双子の妹を名乗る少女「桜」が、作家・溝呂木の前に姿を見せました。
彼女の正体は一切不明で、二人の点をつなぐ作家・溝呂木は、徐々に深い闇へと追い詰められていくのでした。
謎めく事件とそれを追う編集者、そして刑事たち。
彼らの間を蠢く謎を描いたサスペンスホラーです。
謎解きが好きな人はぜひチェックしてみてください。
謎が謎を呼ぶ展開にドキドキハラハラさせられる本格ミステリーホラー
発売日 | 2010年6月10日 |
出版社 | 太田出版 |
著者 | 中村明日美子 |
まとめ
ホラー漫画は「怖いけれど面白い」「怖いけどついつい読んでしまう」という理由から、熱烈なファンが多いジャンルだと言えます。
普段ホラーは読まないという人も、ぜひここで紹介した作品を手に取ってみてください。
ホラー漫画の醍醐味を味わえます。
怖いだけでなく人間ドラマや青春劇、愛情物語など多様な要素を持つ名作揃いです。
ぜひこの機会に、ホラー漫画デビューしてみてはいかがでしょうか。
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