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【保育園の個人面談】先生に何を話せばいい? 質問例を0歳から年長まで紹介

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出典:Unsplash

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年に1回~2回ほど行われる、保育園の個人面談。
しかし何のために行われるものなのか、先生と何を話せばいいのかわからないという人もいるでしょう。
そこで今回は、保育園で個人面談を行う理由と、保育園の個人面談での質問例について特集。
何を話せばいいか、0歳、1歳、2歳、3歳~5歳、年長さんに分けて詳しく紹介します。

目次

保育園で個人面談を行う理由

まずは、保育園で先生と個人面談を行う理由を解説します。
大切な目的があるので、しっかり頭に入れておきましょう。

保護者と保育士の信頼関係を築くため

保育園の個人面談は、保護者と保育士の信頼関係を築くための場でもあります。
普段、先生と接する機会は連絡帳でのやり取りや、子どもの保育園の送迎時くらいではないでしょうか?
個人面談という形で大人同士が話し合える時間を作ることで、日ごろのコミュニケーション不足を解消し、ひいては信頼関係の構築に繋がります。

子どもの状況を共有するため

保育園の個人面談には、子どもの状況を共有するといったねらいもあります。
先生と保護者の間で子どもの情報を共有することで、それを保育園や家庭での子育てに役立てることができます。
保育園での姿と家庭での姿が違う子どももいるため、面談を通して、子どもの知らない一面が出てくる場合も。
それらを知って、今後の育児に活かしましょう。

保護者の悩みや子育ての方針を聞くため

保育園は、保護者の悩みや子育ての方針を聞く場でもあります。
保育士は子どもの対応をするプロなので、はじめて子育てする保護者もサポートしてくれます。
また、自分がどのように子育てしたいか、方針を伝えることで協力してくれることもあります。
自分が安心して子どもを預けられるよう、保育園の個人面談では積極的に先生と話をしてください。

【全学年共通】 保育園の個人面談の質問例

ここでは、0歳、1歳、2歳、3歳~5歳、年長さんの子どもに共通する質問例を紹介します。
先生と何を話せばいいのか悩んでいる人は、ぜひ以下の質問例を参考にしてください。

子どもの長所と短所

保育園の個人面談での質問例として、子どもの長所と短所を聞いてみましょう。
家庭では見ることのできない子どもの長所や、逆に親の前では見せない短所を把握できます。
長所はよく褒めてあげて、短所は改善できるよう子どもと向き合うなど、子育ての課題を見付けられます。
また短所以外に、子どもについて気になる点を聞くのもおすすめです。

子どもが好きなこと、遊び

先生に何を話せばいいのかわからない時は、子どもが好きなこと、遊びについて質問してみましょう。
保育園では友達と遊んでいたり、大きな遊び道具があったりと、家とは違う遊び方をしている子どももたくさん。
また0歳、1歳、2歳、3歳~5歳、年長さんと成長するにつれ、好きなキャラクターや遊び方などはだんだん変わっていきます。
子どもの関心や興味を知るうえで参考になるので、毎年の個人面談で聞いてみるのがおすすめです。

【学年別】 保育園の個人面談の質問例

質問例を、0歳、1歳、2歳、3歳~5歳、年長さんに分けて解説します。
先生と何を話せばいいか悩んでいる人は要チェックです。

0歳

月齢に合わせてどんどん成長していく0歳の子ども。
0歳児自身ができることはまだ少なく、身の回りのことは保育園の先生がお世話をしてくれます。
そのため0歳の子どもがいる場合は、昼間の生活リズムについて聞いてみましょう。
質問例としては、保育園でのお昼寝の時間やタイミング、ミルクの回数などを質問するのがおすすめ。
家での子どもとの接し方の参考になることがたくさん聞けるはずです。

1歳

だんだん歩けるようになってきたり、おしゃべりができるようになったりする1歳。
質問例として、どんな言葉を喋っているのか、意味を理解しているのかを聞くのがおすすめです。
1歳児の読み聞かせにおすすめの絵本を保育園の先生に聞いてみるのもいいでしょう。
また友達との接し方など、コミュニケーションの様子についても質問してみてください。

2歳

2歳の子どもはイヤイヤ期に入ることもあり、悩みが増えてくる保護者も多いです。
2歳児は自分の思い通りにならなくて泣き喚いたり、言うことを全く聞いてくれなかったりと大変なことがたくさん。
ぜひ、たくさんの2歳児と接している保育園の先生に、対応の仕方を聞いてみましょう。
家庭ではイヤイヤばかりでも、保育園ではいい子にしているという子も意外といます。

3歳~5歳

社交性が身に付いてくる3歳~5歳の子どもは、人間関係のトラブルも増えてきます。
親がいない場所で友達とどのように接しているのか、ケンカした時に子どもはどう対応しているのかを聞いてみましょう。
また着替えはどこまでできるか、トイレはできるかなど、身の回りでできるようになったことを質問すると、3歳~5歳児の成長を知ることができます。

6歳・年長さん

年長さんや6歳を迎えた子どもは友達との関係も構築され、できることが増えてくる時期。
保育園を卒園することで環境が変わり、戸惑う年長さんも多いため、心配なことが増えてきます。
質問例として、卒園までに何ができるといいのかなどを聞いてみましょう。
また、これから子どもの成長をどうサポートすればいいのか、質問しておくのもおすすめです。

保育園の個人面談での保護者の心構え

保育園の個人面談における、保護者の心構えを紹介します。
注意したい点がいくつかあるので心に留めておきましょう。

時間を意識する

先生の終業時間が遅くなるだけでなく、次の保護者も待っているので面談時間は意識しましょう。
不安がありいろいろ聞きたくなるのはわかりますが、質問しすぎると時間オーバーになってしまうことも。
あらかじめ、聞きたいことを整理しておくのがおすすめです。

母子手帳、メモを持って行くと◎

面談の後は、あれも聞いておけばよかったと後悔することも。
普段からメモなどに聞きたいことを整理して書いておき、個人面談に持って行くとスムーズです。
家庭での様子を聞かれることもあるので、母子手帳も持っていきましょう。

感情的にならない

保育園の先生から、子どもの短所・欠点を言われることもあります。
子どもの短所は長所の裏返しでもあるため、気を落とさず冷静に話を聞きましょう。
また、保育園の対応に不満がある場合でも、感情的にならず具体的に話し合いするようにしてください。

保育士から保護者にはどんなことを聞かれる?

では、保育士から保護者にはどんなことを聞かれるのでしょうか。
基本的には、家での過ごし方や生活リズムについて、子どもの性格、食事についての質問が主。
健康面では、予防接種をしたかどうか、アレルギーや持病、体質などについても詳しく聞かれます。
あらかじめ普段はどんな様子なのか、メモとして記録するとスムーズに伝えられます。
また母子手帳を子どもの成長記録がわりにしてこまめに記しておけば、子どものことをいろいろ聞かれた時も安心です。

まとめ

0歳、1歳、2歳、3歳~5歳、年長さんに分けて、保育園の個人面談で何を話せばいいかを解説しました。
子どもの月齢・年齢や発達、性格などによって、質問の内容は変わってきます。
何を話せばいいか迷っている人は、本記事を参考に質問のメモを作ってみてください。
何を聞かれるかはだいたい決まっているので、子どもの普段の様子もしっかり観察しておきましょう。

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