おしゃれを極めよう! ファッション映画おすすめ16選 ブランドの歴史を学べる作品も
KEYWORD
パリやニューヨーク、超一流ブランドのデザイナーを題材にしたファッション映画。
洋画を中心に展開され、ファッションはもちろん、ヘアメイクからインテリアまで現代に与えた影響は底知れません。
ファッションに生きる人を観ているだけで、センスが磨かれそうな気がしてきますよね。
今回はファッション好きな人におすすめの、おしゃれでハイセンスな洋画を紹介します。
海外ブランドに興味がある人もぜひチェックしてみてください。
おしゃれな世界が魅力のファッション映画
有名ブランドの創設者やモデル、ファッション誌編集者など、ファッション業界を題材にした映画は、おしゃれな洋画を観たい人にぴったりです。
海外のファッション感度の高い人物に焦点を当てているので、衣装やヘアメイクはその時代の最先端を表しています。
また、海外の街並みやインテリアも素敵なので、おしゃれな世界に引き込まれるでしょう。
ファッション映画の選び方
ファッション映画といっても、ブランド創設者を扱った洋画から作中の衣装が素敵な洋画まで、さまざまな種類があります。
どの映画を見るか迷ったときは、好きなブランドが題材になった映画を見てみましょう。
他にも、好きなファッションテイストの映画を見てみたり、ストーリー仕立てで見やすい映画を探したりするのもおすすめです。
ファッション映画おすすめ16選
では、ファッション映画には実際にどんな作品があるのでしょうか。
ここからは、海外のファッションや憧れのブランドについてもっと詳しくなれる、おすすめのファッション映画を紹介します。
シャネル&ストラヴィンスキー
デザイナーとして成功を手にしたココ・シャネルと、ロシア出身の作曲家イゴール・ストラヴィンスキーの愛憎劇を描いた海外の映画。
ストラヴィンスキー、妻のカトリーヌ、シャネルの張り詰めた三角関係の中から、ストラヴィンスキーの最高傑作「春の祭典」やシャネルの有名な香水「シャネルNo.5」が誕生します。
シャネルの衣服はもちろん、白と黒のアールデコ調のインテリアも素敵なので、シャネルファン必見です。
ストラヴィンスキーとの愛憎劇から見えるシャネルの本質に注目
公開日 | 2010年1月16日 |
監督 | ヤン・クーネン |
出演 | マッツ・ミケルセン、アナ・ムグラリス、エレーナ・モロゾヴァ |
イヴ・サンローラン
若くして偉大なデザイナーとなったイヴ・サンローランを、公私ともに支えた実業家ピエール・ベルジェの視点で描いた伝記映画です。
輝かしい活躍と成功の裏で、薬物やアルコールなど、多くの苦悩もあった天才の姿が愛情深く映し出されています。
また、作中の衣装はサンローラン財団から5000点以上のアーカイブコレクションが貸し出されています。
天才服飾デザイナーの生き方に興味のある人におすすめ。
貴重な本物のサンローランの衣装が映し出されるブランド公認映画
公開日 | 2014年9月6日 |
監督 | ジャレル・レスペール |
出演 | ピエール・ニネ、ギヨーム・ガリエンヌ、シャルロット・ルボン |
ココ・アヴァン・シャネル
フランスの田舎町の孤児院で育った少女が、厳しい階級社会の中で女の武器を使いながらメゾンを立ち上げるまでの軌跡を描いた王道の伝記映画。
ココ・シャネルの生み出したさまざまな衣服が撮影に使用されています。
「シャネル・スーツ」や「シャネルNo.5」などの制作過程も描かれており、シャネルファンにはたまらない映画です。
片田舎の孤児がココ・シャネルとして成功するまでが忠実に描かれている
公開日 | 2009年9月18日 |
監督 | アンヌ・フォンテーヌ |
出演 | オドレイ・トトゥ、ブノワ・ポールブールド、アレッサンドロ・ニボラ |
プラダを着た悪魔
ファッション誌業界を舞台に前向きに頑張るアンディをアン・ハサウェイ、無理難題を言いつける編集長ミランダをメリル・ストリープが演じています。
最初はファッションも酷評されるアンディがどんどん変化し、綺麗にファッショナブルになっていく成長過程が見られます。
仕事や恋愛に奮闘しながら成長していく主人公の姿に、自分を重ねて元気がもらえる映画です。
ファッション誌業界の華やかさが垣間見える設定で登場人物の衣服もおしゃれ
公開日 | 2006年11月18日 |
監督 | デイビッド・フランケル |
出演 | アン・ハサウェイ、メリル・ストリープ、エミリー・ブラント |
SAINT LAURENT/サンローラン
「モードの帝王」イヴ・サンローランの1967年からの10年間を描く伝記的作品。
「モンドリアン・ルック」や「ポップアート」で世界的な注目を集めた絶頂期のサンローランが、華やかな成功の裏で創造に苦しみ愛にもがく姿を、圧倒的な映像美で映し出しています。
70年代パリの狂騒的なナイトクラブや豪華絢爛なファッションショーなどが見どころ。
煌びやかな映像を堪能したい人におすすめです。
モンドリアン調の画面分割を施したファッションシーンなど斬新な映像は必見
公開日 | 2015年12月4日 |
監督 | ベルトラン・ボネロ |
出演 | ギャスパー・ウリエル、レア・セドゥ、ジェレミー・レニエ |
パリの恋人
ニューヨークのファッション業界を舞台にしたオードリー・ヘプバーン主演のラブストーリー。
ファッション雑誌のカメラマンと、新人モデルとしてスカウトされた古本屋で働く娘が恋に落ちていく様子が、ミュージカル仕立てで描かれています。
50年代のニューヨークとパリの街並みや、オードリーの美貌、多彩なファッションなど見どころが豊富。
オードリー・ヘプバーンや50年代の海外ファッションが好きな人は必見です。
オードリーの美貌と50年代の洗練されたファッションが楽しめる
公開日 | 1957年9月28日 |
監督 | スタンリー・ドーネン |
出演 | オードリー・ヘプバーン、フレッド・アステア、ケイ・トンプソン |
キューティ・ブロンド
政治家を目指す恋人から振られて一念発起したブロンドの女子大生エルが、超難関のハーバード・ロー・スクールへ進学して奮闘する、洋画らしい王道のエンタメ映画です。
ピンクが大好きで洋服からペットまで、全てをかわいくコーディネートするキラキラ女子エルのファッションが見物。
海外のキャンパスライフや学生ファッションも垣間見ることができます。
痛快で元気が出るコメディを楽しみたい人におすすめします。
完璧にコーディネートされたエルの女子力高いセンスや衣服に注目
公開日 | 2002年4月27日 |
監督 | ロバート・ルケティック |
出演 | リース・ウィザースプーン、ルーク・ウィルソン、セルマ・ブレア |
ポリー・マグーお前は誰だ
パリのファッション界で注目を集めたモデル、 ポリー・マグー。
こちらは、彼女の素顔を描くドキュメンタリーを観た東の王子が、「彼女こそ妻に相応しい」とパリへ彼女を探しに行くという作品。
『VOGUE』の表紙を撮り続けた写真家ウィリアム・クライン監督による、白と黒のコントラストが美しいハイセンスな映像を楽しめます。
パリのモードなファッションシーンが再現されていて、おしゃれな雰囲気を味わいたい人におすすめです。
主人公ポリーの愛らしい姿とファッションセンスが目を惹く映画
公開日 | 1969年4月26日 |
監督 | ウィリアム・クライン |
出演 | ドロシー・マクゴヴァン、ジャン・ロシュフォール、サミー・フレイ |
プレタポルテ
1994年のパリコレで起こる殺人事件をめぐる複雑な人間ドラマを、ソフィア・ローレンをはじめとする豪華キャストでアルトマン監督がシニカルに映し出した作品。
実際のパリコレ会場にカメラを入れて撮影されているため、ジャン=ポール・ゴルチエ、三宅一生、ナオミ・キャンベルなど、有名デザイナーやスーパーモデルが出演しているのが魅力。
華やかなファッションショーの裏側の様子を垣間見てみたい人におすすめです。
実際のパリコレで撮影された映画でファッションショーの舞台裏が見られる
公開日 | 1995年5月27日 |
監督 | ロバート・アルトマン |
出演 | マルチェロ・マストロヤンニ、ソフィア・ローレン、ジャン=ピエール・カッセル |
パーソナル・ショッパー
多忙なセレブに代わって洋服やアクセサリーの買い物をするパーソナル・ショッパーとして働くモウリーンが、最愛の双子の兄を亡くして以来、不可解な出来事に巻き込まれていくサスペンス映画。
シャネルが衣装協力をしており、実在のブランドショップも登場します。
死んだ兄の霊と交信するなどスピリチュアルな要素も入っていて、心霊映画やサスペンス映画が好きな人にもおすすめです。
セレブのために買い物代行を行うパーソナルショッパーという仕事に注目
公開日 | 2017年5月12日 |
監督 | オリヴィエ・アサイヤス |
出演 | クリステン・スチュワート、ラース・アイディンガー、シグリッド・ブアジズ |
ティファニー ニューヨーク五番街の秘密
『ティファニーで朝食を』や『メラニーは行く!』など多くの洋画にも登場し、世界中の女性を魅了してきたティファニーのドキュメンタリー映画。
今作品は、セレブや関係者へのインタビューで構成されており、ティファニーが世界的なブランドになるまでの歴史や、『ティファニーで朝食を』の制作秘話、歴代大統領との逸話などを伝えます。
ティファニーというブランドを深く知れる映画なので、ティファニーファンにおすすめです。
ティファニーの歴史や『ティファニーで朝食を』の誕生秘話が分かる
公開日 | 2016年11月5日 |
監督 | マシュー・ミーレー |
出演 | バズ・ラーマン、ジェシカ・ビール、ロブ・マーシャル |
ディオールと私
ディオールのアーティスティックディレクターに就任したラフ・シモンズが、わずか8週間でディオールで自身初のコレクションを発表する過程を記したドキュメンタリー映画。
クリスチャン・ディオールの許可を経てショーを完成させるまでの舞台裏に潜入して撮影された映画で、デザイナーや職人たちのファッションにかける情熱がうかがえます。
ファッション業界に興味のある人、モノ作りが好きな人におすすめの映画です。
ファッションデザイナーやお針子達のプロフェッショナルリズムに感動
公開日 | 2015年3月14日 |
監督 | フレデリック・チェン |
出演 | ラフ・シモンズ、ピーター・ミュリエー、モニク・バイイ |
マイ・インターン
ファッションサイト社長で家庭も持っているジュールズと、40歳年上のインターンのベンが繰り広げる心温まる人間ドラマ。
理想的なキャリアウーマン人生を歩むジュールズを『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイが、人生経験豊富なベンをロバート・デ・ニーロが演じています。
ジュールズ演じるニューヨークのキャリアウーマンらしい洗練されたファッションが見どころ。
仕事も家庭も諦めたくないと奮闘している働く女性にぴったりの映画です。
ニューヨークのファッションシーンでバリバリ働く主人公の姿が刺激的
公開日 | 2015年10月10日 |
監督 | ナンシー・マイヤーズ |
出演 | ロバート・デ・ニーロ、アン・ハサウェイ |
グランド・ブダペスト・ホテル
ホテルに勤めるコンシェルジュが常連客のマダムの殺害を疑われてしまうという、サスペンス・コメディ映画。
おしゃれな映像で知られるウェス・アンダーソン監督による作品で、ビビットな色彩やこだわりのカメラカットが印象的で、独特の世界観に引き込まれます。
第87回アカデミー賞で衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、美術賞を受賞した作品でもあり、衣装やメイクがおしゃれな映画を観たい人におすすめです。
登場人物の衣装やヘアメイクがおしゃれで美しい映像を楽しめる
公開日 | 2014年6月6日 |
監督 | ウェス・アンダーソン |
出演 | ウィレム・デフォー、エイドリアン・ブロディ、F・マーレイ エイブラハム |
セックス・アンド・ザ・シティ
ニューヨークに住む4人30代の独身女性の日常生活を描いたシリーズ『セックス・アンド・ザ・シティ』で、それぞれのハッピーエンドを迎えた4人のその後を描いた映画版です。
40代、50代に突入してもおしゃれでパワフルな4人の姿が描かれています。
テレビ版のファンだった人はもちろん、大ブームとなった作品に興味がある人におすすめです。
ブームを巻き起こした『セックス・アンド・ザ・シティ』の4人のその後に注目
公開日 | 2008年8月23日 |
監督 | マイケル・パトリック・キング |
出演 | サラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル、クリスティン・デイヴィス |
クルエラ
ディズニーの『101匹わんちゃん』に登場する悪名高きヴィラン、クルエラの誕生秘話を描いた作品です。
デザイナーになるという夢を持つエステラがカリスマデザイナーと出会い悪に染まっていく様子を描いています。
クルエラの過激なファッションはロンドンのパンクファッションを彷彿させ、スタイリッシュなテイストが印象的。
70年代〜80年代のブリティッシュロックやパンクファッションが好きな人もおすすめです。
クルエラのパンクファッションやブリティッシュロックなど世界観がに注目
公開日 | 2021年5月27日 |
監督 | クレイグ・ガレスピー |
出演 | エマストーン、エマ・トンプソン、ジョエル・フライ |
まとめ
今回は有名なデザイナーの伝記映画や、ファッションショーのドキュメンタリーなどおすすめのファッション映画を紹介しました。
映画の中の衣装はもちろん、インテリアや恋愛、生き方など、ファッション映画から得られるものはたくさんあります。
ぜひ本記事で紹介したファッション映画の中から興味を惹かれる一本を選んでみてください。
※書籍等の発売日は、紹介商品の版元から発売された日を掲載しています。
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