『チェンソーマン』マキマはなぜ死亡した? 理由や食べられるまでを徹底解説
漫画『チェンソーマン』のキーパーソン、マキマ。
主人公・デンジの美人上司として知られるマキマですが、ミステリアスな彼女には、ある秘密があります。
一度死亡しても復活できる彼女は、一体なぜ死んだのでしょうか。
デンジとの関係性も気になるところ。
そこで今回は、 “マキマはなぜ死んだのか” をマキマの能力を元に解説していきます。
漫画やアニメだけでは理解できなかった人は必見です。
この記事は『チェンソーマン』のネタバレを含みます。
作品の結末に関するヒントを知りたくない人は注意してください。
『チェンソーマン』マキマって何者なの?
マキマとは、公安対魔特異4課でデビルハンターたちを統率するミステリアスな女性です。
その美貌と優しい性格で、デンジを始めとする部下たちを次々に翻弄していきます。
悪魔の匂いをかぎ分けることができますが、彼女の詳しい能力は明かされないまま、物語は進んでいきます。
内閣官房長官直属のデビルハンターでもある彼女の能力は底知れず、最後にはデンジも知らない彼女の衝撃の正体が明らかに。
『チェンソーマン』マキマの能力・復活する理由は?
ここからはマキマの能力から、マキマが復活する理由を探っていきます。
敵の攻撃を受けても復活する、マキマの能力とは何なのでしょうか。
マキマはなぜ死んだのか、衝撃の最後に注目です。
マキマの能力の正体
マキマには、自分より格下の相手を支配する “支配力” があります。
その力は、人間も悪魔も逆らえない「支配の悪魔」によるもの。
つまり、マキマの正体は「支配の悪魔」だったのです。
神社のシーンでは、その力を行使して、標的を圧死させます。
マキマは神社に囚人を集め、囚人たちに標的の名前を言わせることで、次々に標的を殺していきます。
このように、マキマは人を支配して、その場にいない相手をも殺すことができるのです。
殺されてもなぜ復活する?
作中でマキマは、複数回死亡していますが、その次のシーンでは何事もなかったかのように復活しています。
その復活の理由は、第84話で明かされています。
マキマは、内閣総理大臣と契約を結んでいたのです。
その契約内容とは、「彼女が受けたダメージを適当な国民の死に変換できる」というもの。
つまり、彼女の不死身の体は、国民の犠牲の上に成り立っていたのです。
『チェンソーマン』マキマの最後は食べられる?
マキマは、最後は部下のデンジと対決します。
その闘いの間も、マキマは契約により、何度も殺されては復活しますが、思わぬ誤算からデンジに敗北。
闘いに勝利したデンジは、マキマが二度と復活することのないようにマキマを食べることに。
マキマは、生姜焼きやハンバーグ、肉団子などの定食となり、デンジに食べられることで最後を迎えます。
その後、マキマが復活することはありませんでした。
『チェンソーマン』マキマはなぜ死んだ?本当に死亡したの?
どんな攻撃を受けても復活するマキマですが、デンジとの闘いでは、なぜ死んだのでしょうか。
それは、ポチタとデンジが分離したことに気付かず、不意を突かれたためです。
作品の中では、「私を食べないのか」と発言しているシーンもあり、マキマは自分を殺す方法をほのめかしていました。
不死身のマキマが復活してしまうかもしれないと思ったデンジは、その後、マキマを完食。
デンジに食べられることで、マキマの死が完成します。
マキマが殺された回数
マキマは銃の悪魔との闘いで過去29回死亡しています。
また、チェンソーマンに「先ほどのを含めると私は今まで貴方に26回殺されてきました」と言っていることから、さらに26回。
その他に、作中でのヤクザの攻撃や対マキマ対策部隊の襲撃、デンジとの闘いを含めると計58回以上死亡していることがわかります。
最後のデンジに食べられることによる死を除き、57人以上の国民の命を奪っていると考えると、マキマの印象も変わってきますよね。
なぜ回復できなかったのか
マキマはデンジとの闘いではなぜ死んだのか、その理由は契約にあります。
マキマが内閣総理大臣と結んだ契約は、「マキマへの攻撃は適当な日本国民の病気や事故に変換される」というもの。
第97話で岸辺に「なぜマキマは死んだのか」と聞かれたデンジは、「俺のは攻撃じゃない、愛ですよ、愛」と回答しています。
つまり、デンジがマキマに与えたのは、「攻撃」でなく「愛」であったため、国民の死に変換できなかったと考えられます。
マキマの生まれ変わり「ナユタ」
マキマの体はデンジに食べられ跡形もなくなりますが、「支配の悪魔」はその後、輪廻転生により「ナユタ」という少女に生まれ変わります。
つまり、マキマの生まれ変わりです。
デンジは、岸辺の指示によりその後、ナユタと共に生活することに。
まだ生まれたばかりの幼いナユタには、悪魔の自覚はなく、マキマの頃の記憶もありません。
今後、デンジとどのような関係性になっていくのでしょうか。
マキマがラスボスだった伏線について
作品の中には、マキマがラスボスであることがわかる理由がいくつかありました。
その代表的なシーンは、第1話のデンジとの出会いのシーンです。
マキマはデンジを発見した時、デンジの心臓にあるポチタの一部に気付き、デンジを抱きしめます。
これは、マキマがポチタを知っているという伏線です。
第1話が掲載された時、週刊誌の表紙に、チェンソーの中に反射したマキマが描かれていたのも伏線のひとつ。
マキマが今後復活する可能性
支配の悪魔はすでに「ナユタ」に転生していることから、今後、マキマが復活する可能性は低いでしょう。
しかし、ナユタは「支配の悪魔」であることから、第二のマキマとなる可能性が高いです。
デンジとの間に友情が芽生えたとしても、悪魔の性質や習性は変えられません。
デビルハンターとして生きるデンジにとって、最後はナユタが敵となる時が来るかもしれません。
マキマの初登場シーンの収録巻はこちら
チェンソーマン 1
チェンソーの悪魔・ポチタと共にデビルハンターをして生計を立てるデンジ。
食パンにジャムを塗って食べ、女性を抱く生活を夢見るデンジは、ある出来事をきっかけに悪魔を身に宿す。
公安のマキマに拾われ、共に働くことになったデンジは、マキマに認めてもらうために、悪魔狩りに奮闘する。
デンジとポチタのストーリーとマキマの登場がみどころの第1巻。
読み始めたらきっとマキマの魅力にハマってしまうでしょう。
独特な設定とキャラクターがファンを虜にするダークな世界観の少年漫画。
発売日 | 2019年3月4日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 藤本タツキ |
マキマが死亡したシーンの収録巻はこちら
チェンソーマン 11
悪魔を倒し、人間たちからヒーロー扱いされるようになったデンジに対し、チェンソーマンの力はだんだんと弱まってしまう。
そんな中、マキマが攻撃を仕掛けてきて、デンジとマキマの殺し合いが始まる。
マキマに好意を寄せるデンジだが、意を決しマキマとの闘いに挑む。
マキマとデンジの闘いから目が離せないシリーズ第11巻。
デンジを助ける仲間たちの思いや過去の回想に号泣必至で、さまざまな愛が感じられる1冊。
マキマがなぜ死んだのかがわかるクライマックス。衝撃のラストに注目です。
発売日 | 2021年3月4日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 藤本タツキ |
『チェンソーマン』第2部はこちら
チェンソーマン 12
学校に馴染めず、クラスで孤立する高校生・三鷹アサ。
ある日、彼女の前に悪魔が現れ、彼女の生活は一変する。
そんな中、日本では新たな悪魔が出現し、次々に人間を殺していた。
女の子が主人公のシリーズ第2部。
チェンソーマンとして活動する傍ら、学校にも通うデンジも登場。
学校が舞台なので、学園モノが好きな人にもおすすめです。
新たな登場人物に加え、懐かしい顔ぶれも登場します。
新たな登場人物が主人公のシリーズ第2部。マキマ死亡後のストーリー。
発売日 | 2022年10月4日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 藤本タツキ |
チェンソーマン 15
アサの前に “落下の悪魔” が現れる。
人間のトラウマにつけ込む卑劣な悪魔に、ヨルと共に挑むアサだが、悪魔の力に屈してしまう。
そこに、チェンソーマンが現れます。
チェンソーマンとアサが急接近するシリーズ最新巻。
テンポ良く進む展開と成長したデンジの闘いがみどころ。
謎の人物の登場や新たに明かされる事実など、ファンの心をくすぐる要素が盛りだくさん。
デンジとアサの新たなコンビから目が離せません。
謎の残るシーンも多く、今後の展開が気になるシリーズ最新巻。
発売日 | 2023年8月4日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 藤本タツキ |
まとめ
『チェンソーマン』が注目される理由は、衝撃的なシーンや先の読めない展開にあります。
中でも、マキマの最後には驚いた読者が多いでしょう。
メインキャラクターの一人と思えたマキマはなぜ死んだのか、それは、デンジの「愛」に敵わなかったためです。
最後は、デンジに食べられることで死を迎えます。
『チェンソーマン』は一見残酷な漫画のように思えますが、たくさんの友情や愛が詰まっています。
ぜひ手に取ってみてくださいね。
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