【手刀】『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』の名言10選 ネテロの名シーンも
1998年から週刊少年ジャンプで連載が始まった「HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)」。
作者は「幽遊白書」を描いた冨樫義博さんで、現在も連載は続いています。
登場する個性的でおもしろいキャラクターに、臨場感のあるバトルシーンは引き込まれる魅力があります。
また、キャラクターから飛び出す名言や名シーンは心を打たれるものからおもしろネタまで数多く存在しています。
『ハンターハンター』ってどんな作品?
主人公のゴンは父の背中を追い、父に会う夢を叶えるためにハンターを目指し、旅に出ます。
同じくハンターを目指すレオリオ・クラピカ・キルアと出会い、切磋琢磨しながらハンター試験に挑戦。
次々登場する敵と戦いながら、ゴンたちは心身ともに成長していきます。
ボロボロになりながらも果敢に挑戦し続ける姿に、勇気をもらえる作品です。
『ハンターハンター』の名言・セリフ集
『ハンターハンター』には、数々の名言が登場します。
その名言は悩んでいる人や、不安を抱えている人たちの背中を押し、悩みを解決するヒントが隠されています。
【100人アンケート調査】『ハンターハンター』の好きな名言は?
ブックスコレクションでは、『ハンターハンター』の好きな名言や名シーンについて調査を実施。
名言については、ゴンの「友達になるのにだって資格なんていらない!!」に最も票が集まりました。
順位 | 名言 | 得票数 |
---|---|---|
1 | ゴン「友達になるのにだって資格なんていらない!!」 | 12 |
2 | ゴン「その人を知りたければ、その人が何に対して怒りを感じるかを知れ」 | 6 |
3 | キルア「クセになってんだ 音殺して動くの」 | 4 |
3 | コムギ「おやすみなさいメルエム」 | 4 |
5 | レオリオ「金 金 金だ!!オレは金が欲しいんだよ」 | 3 |
6 | ヒソカ「完璧に勝つ?だろ?ゴン?」 | 2 |
6 | キルア「逆だよ。ゴン、俺なんだ。ゴン、俺お前に会えて本当に良かった」 | 2 |
6 | ネテロ「そりゃ悪手だろアリンコ」 | 2 |
6 | カイト「いいハンターってやつは動物に好かれちまうんだ」 | 2 |
6 | クラピカ「品性は金で買えないよ」 | 2 |
6 | キルア「おそろしく速い手刀、オレでなきゃ見逃しちゃうね」 | 2 |
順位 | 名シーン | 得票数 |
---|---|---|
1 | キメラアント編でメルエムとコムギが最後に軍儀を打ちながら死ぬシーン | 34 |
2 | ネフェルピトー戦でゴンが覚醒するシーン | 6 |
2 | メルエムとネテロの一騎打ちのシーン | 6 |
4 | ハンター試験編でゴンと友達になりたいとキルアが言うシーン | 5 |
5 | 選挙編でゴンとジンが再会するシーン | 3 |
6 | パグノダが自己犠牲を払ってクラピカの情報を伝えるシーン | 2 |
6 | クラピカとウヴォ―のバトルシーン | 2 |
6 | ゴンvsヒソカのシーン | 2 |
名シーンについては、メルエムとコムギの最期のシーンに圧倒的に票が集まりました。
その他では「ゴンが『俺、親父に会いに行くよ』と言うシーン」「グリードアイランド編のドッヂボール戦」などが挙がりました。
・調査対象:『ハンターハンター』を読んだことがある100人
・調査期間:2024年3月
・調査方法:インターネットによる対象者へのアンケート
・調査機関:ブックスコレクション編集部
カイトの名言「いいハンターってやつは 動物に好かれちまうんだ」
これは単行本1巻にあるキツネグマに襲われたゴンを助けたカイトのセリフ。
キツネグマの母親を処分したカイトは次の子供に手をかけようとしますが、ゴンが身を挺して守ります。
それを見たカイトは、師匠であるゴンの父の姿を重ねます。
処分対象の動物を救おうとする姿に、いいハンターになると予感したカイトの名言です。
HUNTER×HUNTER 1巻
父の背中を追ってハンターになるために旅にでる主人公のゴンは、旅の道中で色んな人と出会います。
父と関わりのある人に助けられたり、強くなるために試練に挑んだりしていくのです。
少年のゴンが傷を負いながらも頑張る姿には、心を打たれます。
何かにチャレンジをしようと思って、なかなか1歩が出ない人はきっと勇気をもらえる1冊です。
幼いのに信念をしっかりと持ったゴンの姿には胸を打たれます。
発売日 | 1998年6月4日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 冨樫義博 |
ゴンの名言「友達になるのにだって資格なんていらない!!」
ハンター試験の最中にキルアが兄のイルミによって心を操作され、失格になってしまいます。
キルアに辛辣な言葉を投げたイルミに怒ったゴンは、キルアへの謝罪を要求。
イルミからキルアに友人はいらないと言われたゴンがこの名言を言います。
友人思いで純粋なゴンらしく、ハッとさせられる言葉です。
HUNTER×HUNTER 5巻
第5巻では、実の兄イルミのせいでハンター試験を失格になってしまったキルアを救いにククルーマウンテンへ。
キルアを大切な友人だと思うゴンたちの強い気持ちに心を揺さぶられるでしょう。
友人関係に悩んでいる人は友人とは何かに気づくことができるのでオススメです。
友人や仲間がどれだけ大切なものなのかを再認識させられる1冊となっています。
大切な友人のために怒るゴンの純粋さと優しさに癒されます。
発売日 | 1999年4月30日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 冨樫義博 |
キルアの名言「逆だよ ゴン オレなんだ ゴン オレ お前にあえて本当によかった」
グリードアイランドの中にルール外の暴力で人を傷つけるプレイヤーがいると耳にしたゴン。
父の作ったGIが汚れると怒りを露にします。
そんなゴンにキルアがアドバイスを送り、ゴンはキルアと会えてよかったと口にします。
それに対してキルアがモノローグで語ったのがこの名言。
お互いを良き友として思い合っていることが分かる名言です。
HUNTER×HUNTER 14巻
第14巻では、ゴンの父であるジンが作ったグリーンアイランドが舞台です。
ゲームを楽しめという父の言葉を胸に、前に進んでいくキルアとゴン。
他のプレイヤーと遭遇し、危機迫る中でもゴンたちは諦めずに挑戦し続けます。
よきライバルとして切磋琢磨し続ける二人の姿は必見。
柔軟な発想で進んでいく二人に勇気をもらえるでしょう。
お互いを思い合うゴンとキルアの熱い友情は見逃せません。
発売日 | 2002年4月4日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 冨樫義博 |
ジンの名言「道草を楽しめ 大いにな ほしいものより大切なものがきっとそっちに転がってる」
ついに父のジンと再会したゴン。
世界樹の上でゴンは父と初めて親子水入らずの時間を過ごします。
ジンは自分の夢をゴンに話し、この名言を伝えます。
結果ばかりにとらわれずに、周りに目を向けるべきだという息子へのアドバイスなのでしょう。
HUNTER×HUNTER 32巻
ハンター協会の会長を選ぶ選挙が行われる中、様々な陰謀が渦巻く32巻。
会長選の投票に来ていたゴンの父ジンは、命の危機から回復したゴンと再会します。
再会を果たした親子の会話には心打たれるものがあります。
自由に行動をしているジンから出る発言は、考えさせられる名言ばかり。
何かに追われて、心が疲れている人にオススメです。
再会を果たしたゴンとジンの会話は見逃せないポイントです。
発売日 | 2012年12月28日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 冨樫義博 |
『ハンターハンター』の名シーン集
『ハンターハンター』には心を打たれ、忘れられない名シーンも数多く登場します。
悩みを解決するヒントになったり、勇気を与えてくれたりする名シーンを紹介します。
ネテロの名シーン「感謝するぜ お前と出会えた これまでの全てに!!!」
ネテロとキメラアントの王であるメルエムが戦っている時に、登場するシリアスな名シーンです。
ネテロは長年、自分よりもレベルが下の人間を相手にしてきました。
自分と同等かそれ以上のメルエムと戦うネテロが、メルエムが戦う価値のある相手だと認めた場面です。
HUNTER×HUNTER 28巻
第28巻ではキメラアントと人間の戦いが繰り広げられます。
壮絶なバトルシーンの描写は、読んでいる人が思わず唾を飲む迫力の展開。
中でも、キメラアントの王であるメルエムとネテロのバトルシーンは見ものです。
バトルの裏では、キルアがパームと再会を果たしますが違和感を覚えるのでした。
バトルシーンが好きな人にはたまらない1冊になっています。
ネテロとメルエムのバトルシーンはハラハラドキドキします。
発売日 | 2011年7月4日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 冨樫義博 |
ゴンの名シーン「もうこれで終わってもいい だからありったけを」
キメラアントの護衛軍に身体を壊されてしまった師匠のカイトが元に戻らない知ったゴン。
絶望をしたゴンは自らにリスクを与えて、自分を強制的に進化させるという荒技を使ってしまいます。
その荒技を使う時にゴンが放ったセリフ。
ゴンの純粋さと人を思う気持ちが爆発する名シーンです。
HUNTER×HUNTER 29巻
第29巻では、キメラアントの王が復活を果たします。
しかし、復活した王は一時的に記憶が曖昧な状態に。
一方でゴンはやっとの思いでカイトの元へとたどり着きます。
カイトの魂が失われていることと、もう元には戻らないことを聞かされるゴン。
ゴンを襲う絶望と恩師を大切に思うゴンの悔しい気持ちが爆発する1冊です。
ゴンの気持ちが爆発し、代償を払っても敵討ちをするシーンは見ものです。
発売日 | 2011年8月4日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 冨樫義博 |
コムギの名シーン「おやすみなさい… メルエム…」
キメラアントの王であるメルエムと人間のコムギ。
少しずつ距離を縮めていき、ついには心を通わせるようになっていました。
メルエムは自分の死が近づいている時、コムギに包まれていたのです。
コムギはメルエムが息を引き取るまで優しく見守りました。
その時にコムギがかけたセリフと名シーンです。
HUNTER×HUNTER 30巻
第30巻では、キメラアントの王であるメルエムがコムギの記憶を取り戻します。
同時に、メルエムは自分の命が長くないことを知るのでした。
血も涙もないメルエムが命を落とすときに、自分の心に素直になってコムギに包まれる姿には、思わず涙が込み上げてきます。
なかなか素直になれない人におすすめの1冊です。
メルエムが命を引き取る瞬間のシーンは忘れられません。
発売日 | 2012年4月4日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 冨樫義博 |
【ネタ】『ハンターハンター』のおもしろシーン集
『ハンターハンター』は感動的な名言や名シーンだけではなく、思わずクスッと笑ってしまうような元気をもらえるおもしろネタシーンもあります。
ヒソカのネタシーン「興奮しちゃうじゃないか…?」
ヒソカはサイコパスな部分を持ち合わせており、自分が認めた相手を壊したいという欲求を持っています。
このシーンでは、ゴンと戦うヒソカが興奮を抑えられなくなっており、ゴンのことを認めていることがわかります。
HUNTER×HUNTER 7巻
第7巻では念の使用が解放され、天空闘技場で戦うための本格的な修行が始まります。
ゴンとキルアたちはヒソカが出してきた条件を達成するべく、奮闘するのでした。
奮闘するゴンたちは色んな危機を乗り越えていきます。
ゴンやキルアの一生懸命な頑張りに勇気をもらい、背中を押される1冊。
なかなかやる気が出なくて困っている人にオススメです。
真剣なシーンだけでなく、クスッと笑えるシーンもあります。
発売日 | 1999年12月22日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 冨樫義博 |
「おそろしく速い手刀 オレでなきゃ見逃しちゃうね」
おもしろネタとしても使われる名言。
ベレー帽を被った強キャラ感を漂わせたキャラクターが、監視カメラを確認してクロロの手刀を見破るシーンです。
クロロの手刀を見事に見破ったこのキャラクターは後にクロロと戦うことに。
しかし、クロロの強さには手も足も出ずに、命を落とすことになってしまいます。
HUNTER×HUNTER 11巻
旅団のアジトに捕らえられたゴンとキルアは脱出を試みるも、まったく隙がなく困ってしまいます。
しかし、ゴンとキルアは持ち前のガッツで壁をぶち破り、脱出に成功するのです。
一方、クラピカは暗殺チームに紛れ込み、旅団を追うことになります。
ハラハラドキドキする名シーンが満載。
ゴンとキルアの壁をぶち破る爽快なシーンは、気分転換をするのにオススメです。
それぞれのキャラクターが活躍するシーンが見どころです。
発売日 | 2001年3月2日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 冨樫義博 |
キルアのネタシーン「ああ…クセになってんだ 音殺して動くの」
キルアのセリフはおもしろネタとして扱われることも。
一緒に歩いていたセンリツに、これまで会った人の中で1番足音が静かだと褒められるキルア。
少し調子に乗った感じと殺し屋家系が垣間見えるシーンにクスッと笑ってしまうでしょう。
HUNTER×HUNTER 12巻
ゴンたちは幻影旅団の死体が偽物であったことをヒソカから教えてもらいます。
その事実を知ったクラピカは、さらに復讐をしようと心に誓うのでした。
しかし、旅団からしてもクラピカは復讐の的だったのです。
ゴンはそんなクラピカと旅団を止めたいと考えて、ある行動を起こします。
普段冷静なクラピカの感情を露にするシーンは魅力的で目が離せません。
復讐を誓うクラピカと止めたいゴンの気持ちの交錯が見どころです。
発売日 | 2001年7月4日 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 冨樫義博 |
まとめ
現在も連載が続いている『ハンターハンター』は、感動をするセリフやおもしろいセリフが数多く登場します。
それだけでなく、グッとくる名シーンや思わずクスッと笑えるネタシーンも盛り込まれています。
悩みを抱えている人や心が晴れない人は『ハンターハンター』を読むことで、解決の糸口が見つかるかもしれません。
涙し、笑顔にもなれて、勇気ももらうことができる作品です。
※書籍等の発売日は、紹介商品の版元から発売された日を掲載しています。
※各商品の説明文は各ECサイトを参考に作成しています。
※商品は掲載時点の情報を参考にしています。最新の情報は各ECサイトをご参照ください。