【邦画】実話を元にした映画 実際の事件をモデルに作られた日本の衝撃作品を紹介

新聞に小さく取り上げられていた、実際の事件を元にした映画です。
知的障害のある、心は7歳児のままの娘と、元漫画家で休業中の父親の親子の愛を描きます。
懸命に生きる2人には厳しい運命が待ち受けていて、衝撃の結末には涙を流さずにはいられません。
何が正しくて何が間違っているのか、正解の見えない問題を取り上げた印象深い作品です。

川崎市で実際に起こった少年万引き事件から構想を得て作られた邦画です。
スーパーで万引きをした女子高生が逃走中に車に轢かれて死んでしまうという事件が起きます。
万引きを目撃し、彼女を追いかけたスーパーの店長の青柳と、彼女の無実を証明したい父親の2人を描いたヒューマンドラマ。
父親の行動は徐々にエスカレートしていき、物語は思わぬ方向へと展開していきます。
善悪の基準を考えさせられ胸が苦しくなる、実際の事件を元にした映画です。

2010年に実際にあった事件「大阪二児放置死事件」を元にして作られた映画です。
離婚し、シングルマザーとなった若い母親が段々と追い詰められていき、育児放棄で子供を死亡させるまでに至る過程を描いた内容。
どんなに辛い思いをしても、母親を信じて帰りを待ち続ける子供たちの姿に心が痛みます。
まるでドキュメンタリーを観ているような撮り方も印象的。
リアルを追求した作品が観たい人におすすめの映画です。

男にだらしなく仕事もしない、自堕落に生活するシングルマザーの秋子と、母親しか頼る者がいない息子の周平の共依存を描いた物語。
実際に起きた「少年による祖父母殺害事件」を元にして作られた邦画です。
母親から歪んだ愛を受け続けた周平の運命は狂いはじめ、やがて大きな罪を犯すことになります。
長澤まさみは、この作品で日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を受賞。
俳優陣の高い演技力で無惨な現実をリアルに描き出した作品です。

こちらはランキングでも上位の、実際にあった事件「巣鴨子供置き去り事件」という実際の事件をモデルとした邦画です。
描かれるのは母親と、父親が異なる4人の兄弟の母子家庭。
ある日新しい恋人ができた母親は家を出ていってしまい、置き去りにされた子供たちだけの過酷な生活が始まります。
子供たちの希望や絶望を繊細に描き、育児放棄の無惨な現実を観客に突きつける作品です。

実際にあった事件である「横浜母子3人死傷事件」をもとにして書かれた池井戸潤の小説を映画化した作品です。
ある日、走行中のトラックのタイヤが脱輪し歩道を歩いていた女性が死亡するという事件が起きます。
トラックの整備不良が疑われますが、実はその裏には大企業のリコール隠しという問題が潜んでいました。
会社を守るために大企業相手に闘いを挑む1人の男の姿を描いた熱い作品です。

1999年に起きた実際にあった事件「上申書殺人事件」をモデルにして作られた映画です。
ある雑誌の編集部に、獄中にいる死刑囚から手紙が届きます。
その手紙には、まだ告発されていない3件の殺人事件と、その首謀者である「先生」と呼ばれる人物についての情報が書かれていました。
その手紙の証言をもとに事件にのめり込んでいく記者の目線から、凶悪事件の恐ろしさを描いた作品です。

実際に起こった複数の痴漢冤罪事件をもとにして作られた映画です。
通勤ラッシュの電車の中で誤って痴漢の容疑をかけられた男の無実を訴える闘いを描いた内容。
日本の裁判において、一度かけられた疑いを覆すことの難しさがリアルに表現されています。
社会的問題を扱った作品で見やすく、ランキングにも載っていて幅広い人におすすめできる作品です。

日本警察史上最大の不祥事と言われている「稲葉事件」という実際の事件を元にした映画(邦画)です。
正義感の強い刑事の諸星は、なかなか仕事で結果を残せず悶々とした日々を過ごしていました。
そんな時に先輩から「裏社会にスパイを作れ」というアドバイスをもらい、それを境にやがて悪事に手を染めていくのでした。
綾野剛の圧倒的な演技に注目の、amazonプライムでも見られる作品です。

『楽園』は実在する複数の殺人事件をもとに書かれたベストセラー作家・吉田修一の短編集を映画化した作品。
12年前に起こった幼女誘拐事件を軸に、容疑者と疑われる青年、失踪した少女の親友の女性、事件が起きた道の近くの集落で孤立していく男性の3人が、交差していくヒューマンサスペンス。
『楽園』というタイトルとは裏腹に、差別や偏見、人間の陰湿な部分が如実に描かれていて心が抉られる、実際の事件を元にした映画です。

実際にあった事件「埼玉愛犬家殺人事件」をはじめとするいくつかの凶悪事件を元にして作られた邦画です。
冷えきった家族関係に嫌気がさしている主人公の社本は、熱帯魚店を営んでいます。
あることをきっかけに同業者の村田と親しくなりますが、村田には実は恐ろしい裏の顔がありました。
社本は恐ろしい猟奇殺人事件に巻き込まれていき、衝撃的なラストを迎えます。
その殺人手口の凶悪さから観た人に大きなショックを与える問題作です。

昭和の時代に日本中を騒がせた未解決事件「グリコ・森永事件」をもとにして書かれた小説を映画化した作品です。
事件に使われた脅迫テープには、録音した幼い男児の声が使用されていました。
時効が過ぎてからも事件を追う新聞記者と、使用された男児の声が自分の幼い頃の声だと気付いた男。
2人は運命的に出会い、大きな決断へと向かっていきます。
過去の事件に翻弄される2人の姿を描き、高い評価を得た実際の事件を元にした映画です。