片付けのやる気がでない…モチベーションを上げる方法
面倒な部屋の片づけのやる気が出ない、綺麗な部屋で暮らしたいという人へ。
この記事では、片付けが面倒でもやる気になる方法や、モチベーションを上げる方法を紹介します。
また、片付けをやるべき理由や、散らかってしまった部屋が住人に与える影響なども解説。
綺麗な部屋で暮らしたい、片付けのやる気を出したいと願っている人は、ぜひ実践してみてください。
片付けのやる気が出ない…
忙しくてやる気が出ない、つい後回しにしてしまうなど、片付けが進まない理由はさまざまかと思われます。
しかし、物が散乱した部屋での生活は、見えないところで心や体にダメージを与えている可能性も。
どうしてもやる気が出ないという人は、まずはさまざまな視点から片付けについて考えてみるといいでしょう。
片付けをやるべき理由
部屋が綺麗なことは、健康に暮らすことや、物の管理のしやすさなどにも関係しています。
片付けが上手くいかないことでどんなデメリットがあるのかを知り、片付けをやるべき理由を改めて確認しましょう。
不衛生・不健康になる
部屋を片付けないと環境は不衛生になり、不健康のきっかけになります。
万年寝床となっている場合はカビが発生し、布団だけでなく床や壁などにもカビが発生する原因に。
食べた食品の容器や飲み物のボトルや缶などをそのまま放置していると、ゴキブリや虫が集まることも。
また、気付かぬ間に落ちているフケや垢、毛髪などをエサにダニが集まってきます。
アレルギーやハウスダストによる喘息といった健康被害につながるリスクもあるのです。
精神的に良くない
部屋が散らかり汚れた状態では、体への被害だけでなく、心の健康にもよくありません。
あまりに部屋が散乱してしまうと、そもそも片付けのやる気が湧きづらくなります。
人を招くことも少なくなり、他者の目から離れることで、さらに片付けから遠のき汚れが蓄積。
そのうち自分への罪悪感が湧いてくる可能性もあります。
「自分は片付けできないダメな奴だ」などと自らを責めてしまうかもしれません。
失くしものが増える
部屋が片付いていないと、何をどこに置いたか、どこに収納したのか分からなくなってしまうおそれがあります。
こうして失くしものが増えていくと、余計な買い物・出費が増え、さらに物が増えるという悪循環が生まれることも。
探せばあるのに買ってしまいやすいのは、調味料や日用品など。
何個あっても困らないという物ほど、余計に買ってしまうのが難点。
部屋をきちんと整理して無駄買いを防止しましょう。
原状回復に費用がかかる
日頃からこまめに片づけや掃除をしていれば、酷い汚れが蓄積するということはありません。
しかし、長い年月放置してしまうと、原状回復に余計な費用がかかってしまうことも。
自分ひとりではどうにもできないほどの散らかり方だと、やはりプロの手が必要です。
ハウスクリーニングを依頼した場合、キッチン、エアコン、浴室などエリアごとに費用が発生するのが一般的。
片付けが広範囲であるほど費用はかさんでしまいます。
モチベーションが上がらない理由は?
片付けのモチベーションが上がらない、やる気が出ないのはなぜでしょうか。
モチベーションを上げようと思ったとき、まずはやる気が出ない理由から探ってみるといいでしょう。
面倒でやる気が出ない
とにかく片付けが面倒、というシンプルな理由の人も多いのでは。
片付けは気力、体力共に消費するもので、時間もかかります。
また、散らかっている部屋に緊急性や不便を感じていない場合も、やる気が出ずに片付けが疎かになるでしょう。
片付けする時間がない
日々忙しく過ごしていると、ふと空き時間ができても他の作業に当てている人も多いのでは。
仕事で忙しい、育児や家事の両立で思うように片付けが進まないなど、日々のタスクが多い人は片付けに当てる時間が少ないです。
片付け方が分からない
中には片付け方が分からない、何から手をつければいいか分からないという人もいるでしょう。
また、一度片付けたとしても、綺麗な部屋を維持する方法が分からないという人もいるのでは。
片付け方を知れば、汚部屋からの脱出はすぐ目の前です。
片付けをやる気になる方法
片付けをやる気になる方法、モチベーションが上がる方法を知れば、「綺麗な部屋で暮らしたい」という想いをすぐに実現できるはず。
面倒な人はやる気になる方法を知るところから片付けを始めましょう。
片付け本を読んでみる
SNSや雑誌などでおしゃれな部屋を検索したり、片付けが得意な人の投稿を参考にしたりする人も多いのでは。
こうしたネット上の情報の他に、片付けのヒントを得られるのが本です。
背中を押してくれたり、励みになったりする一言をまとめた本や、物を捨てられない人に向けてかかれた本なども販売されています。
まずは本でモチベーションを高め、やる気になる方法を学ぶのもいいでしょう。
片付いた部屋をイメージ
片付いた後の部屋を想像し、どんな気分になれるのか、綺麗になった部屋で何をして過ごすのか、先取りしてイメージを膨らませてみるのもやる気になる方法のひとつです。
片付けのビフォー写真を撮影し、アフタ―写真を楽しみに頑張るのもいいでしょう。
SNSにアップしたり、家族や友人に見せたり、片付けの成果を他者に見てもらうのを楽しみするのもモチベーションアップに繋がります。
やることをリスト化する
面倒な人は、片付けをリスト化するのは、モチベーションアップに効果的です。
自分の部屋を片付けるといった大まかな内容ではなく、棚の本を整理する、衣類収納の中の着ない服を捨てるなど、具体的な片付け内容をリストに書きます。
細かくリスト化することでやることが明確になるため、どこから手を付けようといった迷いがなく、スムーズに片づけられるのでおすすめです。
片付ける場所・時間を決める
家の中を一気に片付けるとなると、いくら片付け上手な人でも先が思いやられます。
今日はリビング、明日は寝室といった感じで片付ける場所を分けて進めていくといいでしょう。
仕事や育児、家事でまとまった時間が取れない、時間の捻出が難しいといった場合は、この時間に30分、1時間だけ集中して行うといったように、時間を決めて片付けをするといいでしょう。
短時間集中で片付けがはかどります。
人を招く予定を作る
どうしても片付けのやる気が出ないといった人でも、他者に見られるとなると、自然とやらなくてはという活気が湧いてくるのではないでしょうか。
面倒かもしれませんが、お客さんを呼ぶ日にちを決めれば、片付けを終わらせる期日が自然と決定します。
目標ができる、かつ人に部屋を見られるという両方のアプローチにより、片付けのモチベーションが高まるでしょう。
音楽をかける
無音でコツコツ作業を進めるのは、モチベーションがなかなか上がりません。
人にもよりますが、ラジオを聞いたり、音楽をかけたり、ちょっとしたリズムを作れる音を活用するのもやる気になる方法のひとつです。
とにかくやる気を引き出したいというときは、自分が好きな音楽や、心を奮い立たせてくれるような音楽を選ぶといいでしょう。
断捨離にちなんで、何かを手放す、開放するといったような意味合いのある音楽もおすすめです。
綺麗な部屋で暮らしたい! 維持する方法
部屋が片付いた後は、この先も「綺麗な部屋で暮らしたい」と心から願う人がほとんどではないでしょうか。
綺麗な部屋を保つには、ちょっとしたポイントを抑えておくのがおすすめです。
ものの定位置を決める
リモコンを置く場所や服の収納場所、物の定位置が決まっていない部屋は散らかりやすいのが特徴です。
生活導線を考えながら、いつもどこに置いてあると便利なのか、どんな収納方法だと使い勝手がいいのかなどを考慮して、物に定位置を作りましょう。
使ったものは、毎回その場所に戻すことで、片付けが面倒な人でもいつも綺麗な部屋を保てます。
ものを買ったらそのぶん捨てる
好きな音楽のグッズや本など、新作が出るたびに買ってしまう収集癖のある人は、抱える量に意識を向けてみましょう。
部屋の大きさは変わることがなく、収納スペースも限られます。
新たに買った物のために収納グッズを増やしていては、物は増えていくばかり。
物を買ったら同じ分だけ手放す習慣をつけることで、物で溢れかえるのを防止できます。
綺麗な部屋で暮らしたいという人は、断捨離の精神も大切です。
片付け・掃除をルーティン化する
掃除や片付けが1日のルーティンに組み込まれていない場合、1日数分でも掃除や片付けを組み込んでみてはいかがでしょうか。
朝トイレを済ませたらそのまま軽く拭き掃除をしてみる、夜寝る前にリビングをリセットして整えるなど、ちょっとした心がけで部屋を綺麗に保てます。
また、月曜日はトイレ、火曜日はお風呂といったように、曜日で掃除場所を決めるのもいいでしょう。
自分へのご褒美を用意
やる気が出ないときにモチベーションをグンと高める方法として、自分へのご褒美はとても有効です。
欲しかった靴や、おしゃれな植物など、自分が喜ぶことを考えて目標とし、片付いた暁には自分へご褒美をプレゼントしましょう。
はじめにご褒美を決めておくと、片付けの途中で心が折れそうになったときにもモチベーションを保つエネルギーとなります。
まとめ
片付けは意外と時間がかかり、体力も使います。
物を収納する際、定位置を決める際には頭も使います。
まとまった片付けはとても大変なため、日頃から小さな掃除、片付けをコツコツと積み重ねていくのがベストではないでしょうか。
また人を招く予定を作る、音楽をかけるなど、やる気が出ないときにモチベーションを上げる数々の方法も試してみてください。