【代用も】鉢底石はいらない? ペットボトルを使った方法も解説

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#鉢底石

木製のおしゃれなリヤカー型プランターの写真
出典:Pixabay

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植物や野菜を栽培するときに、プランターの底に敷く鉢底石。
当たり前のように敷いていて、鉢底石の役割を知らない人もいるのではないでしょうか。
また、鉢底石がなくても大丈夫なのか疑問を抱えている人もいるでしょう。
この記事では、鉢底石の役割や必要性を解説します。
スポンジは代用品になるのかなど、気になる疑問にも解答しているので、ぜひ最後までご覧ください。

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プランターの中に入れる鉢底石の役割とは

プランターで植物などを育てるときに底に敷く鉢底石には、通気性や排水性を良くする働きがあります。
また、ほど良い空気の入れ替えを可能にするので、植物などの根腐れを予防する効果が期待できるのも魅力。
通気性を重視するために、砂利・軽石や黒曜石など、水はけが良い石が採用されていることが多いです。
通気性に優れている以外にも、ちょうど良い水分量にキープする役割も果たします。

ネットも必要? 鉢底石の使い方を解説

鉢底石を使うときは、プランターの穴をネットで防ぐか、ネットに鉢底石を入れて使いましょう。
そうすることで、虫の侵入を防ぐ効果が期待できます。
また、ネットに入れれば砂利や赤玉土と混ざりにくくなるため、植え替え時も楽です。

さらにきれいに洗って天日干しで消毒すれば、何度でも使えます。
入れる量としては、小さめの鉢なら鉢底石で底が隠れるくらいが適量。
中くらいの鉢なら大体1/5くらい、大きめの鉢なら1/3くらいの鉢底石を敷くのがおすすめです。

鉢底石はなくても大丈夫?いらない?

場合によっては鉢底石はなくても大丈夫です。
鉢が小さくて鉢底石を敷くと土のスペースがなくなってしまう場合や、プランターに溝がある場合などは無理に入れなくても構いません。
また、根張りが重要な植物や野菜を育てるとき、鉢底石を敷くことで根張りが悪くなる可能性もあります。
もちろん、エアプランツなどの水が不要な植物を育てる場合も、鉢底石はなくても大丈夫です。

身近で手に入る鉢底石の代用品

発泡スチロールや砂利、ストロー、ペットボトルのキャップなど、鉢底石に代用品を使う方法を紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。

発泡スチロール

胡蝶蘭、カトレアなどの洋ラン類を育てる代用品として多く使われているのが発泡スチロールです。
発泡スチロールは水苔と絡みやすく、軽いのがメリット。
使うときは、小さめに砕いた発泡スチロールをネットに入れて代用しましょう。

砂利・軽石

砂利・軽石は水はけが良いため、鉢底石がない場合に多く代用されます。
庭の砂利なども使えますが、その場合はプランターに入れる前にきれいに洗いましょう。
また、細かい砂利は土と混ざりやすくなるので、ネットに入れての使用がおすすめです。

木炭

自宅にいらない木炭が余っている場合、鉢底石がなくても大丈夫。
木炭を代用品として使うことで、抗菌効果でカビ菌の予防が期待できます。
また、透水性も高く、通気性も良いため代用品にぴったりなおすすめの代用品です。

ヤシガラやバークチップなどのマルチング材

鉢底石の代用品としてマルチング材を代用するのも一つの方法です。
マルチング材には、腐葉土や藁、ウッドチップ、ミズゴケなど、さまざまな種類があります。
ただし、木の柔らかい部分を使用しているウッドチップはあまり長持ちしないので注意が必要です。

ストロー

ストローも鉢底石がなくても大丈夫な代用品の一つ。
小さくカットするだけで使えて特別な準備もいらないため、手軽にできるのが魅力です。
また、ストローを使うときは、土とストローが混ざらないように鉢底石ネットを使いましょう。

ペットボトルのキャップ

ペットボトルのキャップも、ストローと同じように鉢底石ネットに入れて代用品として使えます。
いらないペットボトルのキャップを普段から捨てずにためておきましょう。
ストローもペットボトルのキャップもプラスチックなので、軽量なのがメリットです。

コルク

日常的にワインを飲んでいる人は、いらないコルクでの代用も可能です。
コルクは発泡スチロールやペットボトルのキャップと同じく軽いので、持ち運びが簡単な点がメリット。
きれいに洗ってから乾燥し、大きい場合は小さくカットしてから使用してください。

割れた陶器

割れた陶器も鉢底石の代用品として使えます。
しかし、発泡スチロールなどとは異なり、プランターが重くなる点は注意が必要。
また、プランターに入れる際に手を切ってしまう危険性もあるため、必ず軍手などの手袋を着用して作業してください。

鉢底石の一時的な代用品

鉢底石の一時的な代用品として、赤玉土、麻紐、貝殻や骨などが挙げられます。
ただし、以下で紹介する赤玉土や麻紐は、あくまでも鉢底石が用意できるまでの一時的な代用品として使ってください。

赤玉土

赤玉土は排水性、通気性に優れているものの、崩れやすいため赤玉土がプランターの底に詰まってしまう恐れがあります。
一時的な代用品としてはおすすめですが、なるべく早めに鉢底石を用意しましょう。
長く代用したい場合は、やはりストローやペットボトルのキャップ、発泡スチロールなどの方が安心です。

ほぐした麻紐

余っている麻布をほぐして、綿のように柔らかくして使用する方法もおすすめ。
麻紐は二酸化炭素を吸収するので、土をきれいにする効果が期待できます。
一方で、麻紐は土に還ってしまうため、長期間の代用はできないことを頭に入れておきましょう。

貝やくるみの殻、チキンの骨など

一時的な代用品として、貝殻やチキンの骨も使用可能。
貝殻などに含まれるカルシウムやマグネシウムが、麻紐同様に土を浄化するといわれています。
また、自然に土に還る点も麻紐と同じです。
きれいに洗って乾燥させ、ちょうど良い大きさに砕いて使いましょう。

スポンジでは代用できない?

保水性が高いスポンジは常に湿っている状態になり、水が溜まると短時間で根腐れしてしまうリスクもあります。
またスポンジは通気性も悪いので、空気の入れ替わりが難しく、酸素不足になり腐敗菌が繁殖してしまう悪循環に。
さらに、スポンジを敷いても土の重さで沈んでしまうなど、デメリットが多いためスポンジは代用品としては向きません。

鉢底石はこちら

自然応用化学 鉢底に入れる石

ネット入りで簡単 繰り返し使える鉢底石

鉢底石の代用品ではなく鉢底石を使いたい人におすすめの商品です。
ネットに入った状態で分けられているため、繰り返しプランターの底に敷いて使うことができます。
また、プランターの穴を塞ぐ手間もなくすぐ使うことができて便利。

  • 内容量 0.5L×10袋
楽天市場で見る amazonで見る816円 Yahoo!ショッピングで見る

まとめ

鉢底石の役割や、鉢底石がなくても大丈夫かどうか、スポンジはなぜ代用品に向かないかについて紹介しました。
鉢底石がいるかいらないかは状況によるため、ぜひ記事で書いた事例を参考にしてください。
砂利や赤玉土、ペットボトルのキャップなど代用品は意外とたくさんあるので、自宅にある代用できそうなアイテムを探してみてください。

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※本記事はIECOLLECTION編集部の調査結果に基づいて作成しています。

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