【代用品も】カーペットの滑り止めアイテム8選 滑り止めシートやマットなど
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カーペットなどを固定する際に使用される滑り止めアイテム。
好きな大きさにカットして使えるテープや、下に敷くだけのシート、床暖房にも対応するマットなど種類はさまざま。
どれを選べば良いのか迷ってしまう人もいるでしょう。
この記事では、カーペットの滑り止めアイテムについて、その種類や選び方を解説。
また、ニトリなどのおすすめ商品や、身近な代用品なども紹介します。
安心して使える滑り止めアイテムを選んでください。
カーペットの滑り止めをして転倒を防止
薄手タイプのカーペットを敷いている人や、部屋の一部でカーペットを使用している人は多いでしょう。
その際に、カーペットの端を踏んでめくれてしまったり、ずれて滑ったりする危険があります。
特に小さい子供や高齢者、ペットがいる家庭などでは、転倒を予防するような滑り止めアイテムの使用がおすすめ。
滑り止めテープやシートは数百円から購入できるものもあり、コストを抑えて対策できるのも魅力です。
使い方に合うアイテムを見つけて、手軽に安全な対策をしましょう。
カーペットの滑り止めアイテムの種類
テープやシートタイプなど、滑り止めアイテムの種類や特徴を紹介します。
扱いやすさ、手入れの簡単さなどにも注目してみましょう。
活用の幅が広いテープ・シールタイプ
カーペット以外にも活用の幅が広いテープやシールタイプ。
好きな大きさや長さにカットでき、テープが余ってもコンパクトで保管しやすい点もポイント。
カーペットに貼るため、掃除のときもカーペットと別にめくる必要がなく扱いやすいアイテムです。
カーペットの下に敷くシートタイプ
カーペットの下に敷く薄手のシートタイプ。
薄手でカーペットの印象を変えにくく、下に敷くだけのため細かな作業をせず設置したい人におすすめ。
通気性が良いメッシュタイプが主流で、1年を通じて蒸れにくく快適に使用できます。
クッション性のあるマットタイプ
カーペット上に座ったり横になったりする人におすすめの、クッション性のあるマットタイプ。
滑り止めマット自体に厚みや弾力があり、包み込まれるような感覚を楽しめます。
薄手のカーペットやラグのボリュームアップにも役立ち、保温や防音効果があるタイプもおすすめです。
カーペットの滑り止めアイテムの選び方
カーペットの滑り止めアイテムの選び方を解説します。
滑り止めでの転倒防止をはじめ、防音、断熱、床暖房対応など、プラスアルファの機能にも注目しましょう。
カーペット用や適したサイズを選ぶ
滑り止めアイテムの機能を最大限に発揮するには、用途に合わせた商品選びが重要。
滑り止めシートには「階段用シート」「屋外用テープ」「カーペット用」などがあります。
しっかりと使用場所に合ったものを選びましょう。
また、サイズが小さすぎるとカーペットの端部分がずれて転倒の原因になることも。
手持ちのカーペットに合うサイズを選んでください。
粘着力の強さ、安全性をチェックする
しっかりとした滑り止め効果を実感できるよう、粘着力の強さや安全性をチェック。
カーペット用のテープは、テープの裏と表で粘着力の強さが異なるものがおすすめです。
カーペット側にははがれないようにしっかり接着し、床側には滑り止めをしつつ傷を残さずに優しく設置できます。
粘着力は商品情報に加えて、購入者の使用レビューなども参考にしてみましょう。
のり残りしないシリコンなどの吸着素材
床面に直接触れるテープやシートは、床へののり残りが気になるでしょう。
アクリル系素材の「吸着テープ」には、無数の小さな穴が開いています。
そのテープを、床などの面に押し付けることで真空状態になり、吸盤のように吸い付く仕組みです。
他にもシリコン製の吸着素材など、粘着でなく吸着することで床面へののり残りがなく設置できます。
床に跡を残したくない賃貸物件での使用にもおすすめです。
防音や断熱効果を高めるウレタンなどの素材
厚みのあるウレタン素材などを使用した滑り止めマットもあります。
転倒予防以外にも防音や断熱などプラスアルファの効果も期待できるでしょう。
厚みがあることでクッション性が高まり、冬場など寒い時期の底冷え感も軽減してくれます。
カーペット上を歩く際に気になる音を防ぐ効果もあり、リビングなど日中家族で過ごす空間に置くのもおすすめです。
洗濯できるタイプは繰り返し使えて長持ち
ゴミやホコリの付着、ダニの発生が気になるカーペットは、こまめに掃除や洗濯をして常に清潔さを保ちたい箇所です。
貼ったまま洗濯できるシートや、水で洗って乾かすと粘着力が回復するタイプは、繰り返し使えて長持ちする点が魅力。
また、長期的なコストも抑えられるでしょう。
付け外しがないことで洗濯時の手間も減り、気軽にメンテナンスできます。
床暖房・ホットカーペット対応も便利
耐熱性が高い素材を使用したシートには、床暖房やホットカーペットにも対応する商品があります。
滑り止めシートが複数あると保管や管理の手間も増えるため、1年を通じて使用できるタイプを選ぶと便利。
冬場に床暖房を使用する可能性がある人は、床暖房対応タイプをあらかじめ検討しておくのがおすすめです。
多用途タイプ、コスパの良いニトリなどもおすすめ
「魔法のテープ」などは、好きな場所でカットできるのが特徴です。
小物や電子機器、タンス等の家具などさまざまなものの固定に役立つ使い勝手の良さが魅力的。
また、コンパクトに折りたためるタイプのマットは収納スペースも少なく、使わないときの保管が楽になるでしょう。
コスパの良いニトリなどは、カーペットとの同時購入でもコストを抑えられるのも嬉しいポイントです。
【100人に調査】カーペットの滑り止めのタイプを教えて!
今回イエコレクション編集部では、カーペットの滑り止めを3年以内に購入した100人を対象にアンケートを実施。
カーペットを購入した理由や使用満足度を伺いました。
最も多かった回答は、「シートタイプ」で38%、2位は「マットタイプ」で31%、3位は「テープ・シールタイプ」で31%という結果に。
「シートタイプ」を選んだ人からは、「メッシュタイプのシート」「ゴム製の格子状のシート」を敷いているという回答もありました。
【100人に調査】カーペットの滑り止めを購入する際に重視したポイントは?
最も多かった回答は、「価格」で27%、2位は「サイズ」で26%、3位は「粘着力」で13%、続いて「床暖房・ホットカーペット対応」7%でした。
「価格」を選んだ人の理由には、「コスパ重視」「消耗品なので安ければ安い方が良い」、「サイズ」を選んだ人からは「切って使いたいから」などがありました。
【100人に調査】カーペットの滑り止めの使用満足度を教えて!
続いて、カーペットの滑り止めを購入して満足しているかどうかを聞きました。
1位が「満足(購入して良かった)」44%、2位が「やや満足(どちらかといえば購入して良かった)」31%という結果に。
全体の7割以上の人が購入して良かったと答えています。
「普通(どちらでもない)」と答えた人は13%。
「やや不満(どちらかといえばいらないと感じた)」「不満(いらないと感じた)」回答は合わせて12%でした。
「満足」「やや満足」と回答した人の理由
・子供が動き回るたびにしょっちゅうカーペットか動くストレスが減った
・カーペットがずれたり動いたりしないので、お年寄りでも危険がなくなりました
・子供がいるのでひっかかるとあぶないが、防止になった。カーペットがずれることがよくあり、きれいに元に戻すのがめんどくさかったけど、それがなくなったので楽になった。
・掃除機をかけても全然滑らなくなったから
・端っこが多少捲れますが、ペットが走り回ってもズレが少なくなったのでやや満足です
「普通」と回答した人の理由
・犬が走り回ったらズレる
・粘着力が強くズレない代わりに手入れが大変だった
「不満」「やや不満」と回答した人の理由
・ホットカーペットの熱さで溶けてきたようで、床にべったり貼り付いて取れなくなりました。賃貸なので、退去する時お金を取られてしまいそう
・安いものを選んだからか、滑ってしまい意味がなかった
・シートタイプ・マットタイプと使用しましたが、結局は滑るのであまり効果を感じませんが、クッション性があるのでマットタイプをそのまま使用しています
子供や高齢者、ペットがいる家庭では滑り止めが役立っているという声が多く聞かれました。
カーペットの滑り止めの購入に迷っている人は、ぜひこちらのアンケート結果も参考にしてみてください。
カーペットの滑り止めテープおすすめ4選
手頃な価格で扱いやすい、滑り止めテープのおすすめ商品を紹介します。
必要な長さ、粘着力の強さで滑り止めテープを選んでいきましょう。
サンゲツ (Sangetsu) すべり止めテープ 切り売り用 1m単位 GS50F
必要な分だけm単位で購入できる固定テープ
必要な分だけ購入できる、切り売りタイプの滑り止めテープ。
小さいマットには1m、大きいカーペットには5mなどサイズに合わせて購入できます。
テープが余ることなく、コストを抑えられるのが嬉しいポイント。
使い方はカーペットの裏に貼り付けるだけ。
床への接地面はべたつきにくい吸着仕様になっています。
- 外形寸法 幅5cm
- 材質 アクリル系特殊ポリマーフォーム
超強力 両面テープ はがせるテープ 魔法のテープ ナノテープ 水洗い可 長さ3m
水で洗えば繰り返し使える透明の固定テープ
壁への小物のディスプレイ、家具や置き物の耐震対策など、幅広いシーンで活用する「魔法のテープ」。
超強力な両面粘着テープで、カーペットに貼ってもしっかり固定。
貼ってはがせるテープのため、汚れたら水洗いして乾燥させれば粘着力が回復し、繰り返し利用できます。
- 外形寸法 幅2cm 全長300cm
- 材質 アクリルゴム
- 水洗い可
サンコー 安心すべり止めテープ 3m KD-32
粘着ではなく吸着して床に貼り付く固定テープ
「安心すべり止めテープ」は嬉しい日本製。
床側には無数の気孔があり、上からの力で真空状態になることで吸盤状にくっつきます。
好きな場所ではさみでカットして、カーペットの裏に貼るだけ。
低温での床暖房やホットカーペット対応、貼った状態での洗濯も可能と、使いやすさも魅力です。
- 外形寸法 幅3cm 全長300cm
- 材質
- 粘着剤 アクリル系
- 芯材 ポリエステル
- 吸着面 アクリル樹脂
- 水洗い可
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東リ (TOLI) AKテープ 吸着式カーペット固定用
剥がれや糊残りが起きないように配慮された固定テープ
東リの日本製滑り止め「AKテープ」。
床側にはのり残りのない特殊吸着加工、カーペット側には粘着加工と、素材の特性に合わせて表裏違う加工が施されています。
洗濯時にテープをはがし、繰り返し使用可能。
床暖房やホットカーペットにも対応し、1年を通して使用できます。
- 外形寸法 幅4cm 全長300cm
- 材質 アクリルフォーム、ポリエステルフィルム、粘着樹脂
- 床暖房・ホットカーペット対応
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カーペットの滑り止めシート・マットおすすめ4選
カットせず使えるシートタイプや、カーペットの下に敷くだけのマットタイプを紹介します。
手軽に簡単に対策したい人におすすめです。
サンコー 安心すべり止めシート 8枚入 OK-805
滑り止めテープと滑り止めシートの良い所取りな10cm角シート
日本製の安心すべり止めシート、10cm角の8枚入り。
カットせずそのまま貼れる手軽なタイプです。
玄関マットや子供用のジョイントマットなどコンパクトなマットに貼りやすいサイズ。
貼ったまま洗濯でき、手入れも簡単です。
- 外形寸法 幅10cm 奥行10cm
- 材質
- 粘着剤 アクリル系
- 芯材 ポリエステル
- 吸着面 アクリル樹脂
- 洗濯可
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日之出 (HINODE) 滑り止めマット ノンスリップシート 4枚セット A4サイズ
玄関用カーペットにも使える小さめの滑り止めマット
両面に特殊滑り止め加工を施した「ノンスリップシート」。
耐熱性、耐水性、耐油性に優れ、汚れても濡れ雑巾などで拭くだけとメンテナンスも簡単です。
カーペットの滑り止めの他、介護用アイテム、電子機器の滑り止めなど、生活のあらゆる面での安全性を高めます。
- 外形寸法 幅19cm 奥行27.5cm
- 材質 ポリエステル、特殊ウレタン系樹脂
- 洗濯可
- 床暖房・ホットカーペット対応
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萩原工業 (HAGIHARA) ひびかん象Lite 滑り止めシートノンスリップシート 175×230 3畳用
ラグの下にさっと1枚敷くだけの手軽な滑り止めマット
3層構造で防音効果もある、滑り止めシート「ひびかん象Lite」。
クッション性があり、抗菌加工も施されているため、赤ちゃんや小さな子供がいる家庭にも安心。
大きめサイズですが軽量で、力の弱い人も手軽に設置できるでしょう。
好きなサイズに切って、残った部分は小さめマットにも使用できます。
- 外形寸法 幅175cm 奥行230cm
- 材質 ポリエチレン
スミノエ (SUMINOE) ふかふか下敷き専用ラグ ふかピタ 170×170cm 2畳用
ラグを肉厚にしつつ滑り止めの機能も果たすマット
ラグの下に敷くだけで、クッション性、防音性、滑り止め、保温性などの機能を発揮する下敷き専用ラグ「ふかピタ」。
中材には1cmのウレタン材を使用し、耐熱加工で床暖房やホットカーペットにも対応。
厚みもあり、冬の底冷えからも解放されます。
軽量で折りたたみが可能。
手洗いもでき、常に清潔を保つことができます。
- 外形寸法 幅170cm 奥行170cm
- 材質
- 表面 ポリエステル(特殊滑り止め加工)
- 中材 10mmウレタンフォーム
- 裏面 ドット滑り止め付不織布
- 手洗い可
- 床暖房・ホットカーペット対応
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カーペットの滑り止めにおすすめの代用品
滑り止めにおすすめの代用品を紹介します。
ビニールコーティングの「ラミネート生地」や、ポリ塩化ビニリデンが原材料の「食品用ラップ」での代用も可能です。
これらは床面との摩擦による滑り止め効果が期待できるでしょう。
アルミシートでの代用も、断熱と滑り止め、二つの効果でおすすめ。
ただ、あくまで代用品であり、カーペットの素材や大きさにより効果が発揮されないことも。
しっかりとした滑り止め効果が欲しい場合は、専用の商品の購入がおすすめです。
滑り止め付きカーペットやサイズオーダーも
これからカーペットを購入する場合は、あらかじめ滑り止め機能が付いたカーペットもおすすめです。
滑り止めとカーペットを分ける手間を省けるのがメリット。
部屋の間取りに合ったジャストサイズのカーペットをオーダーすれば、部屋全体の雰囲気が整うでしょう。
カーペット単体の価格は高くなりますが、滑り止め対策を考える必要なく設置できます。
まとめ
カーペット用の滑り止めアイテムを紹介しました。
カーペットだけでなく、小物の固定などにも幅広く使えるテープタイプやニトリなどの簡単に設置できるマットタイプ。
さらに、厚みのある防音タイプなどがあります。
求めるサイズや機能性、粘着力から自分に合ったものを選びましょう。
低コストで滑り止めを試したい人は日用品での代用も可能です。
身近なものや便利アイテムを使って、安全で快適にカーペットを使用してください。