【最低限揃える道具は?】セルフジェルネイルに必要なものを解説 初心者向けも

セルフでジェルネイルを始めてみたいけれど「道具が多く何を揃えるべきなのかわからない」「100均で全部揃うのか」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
この記事では、セルフジェルネイルで揃えるべき最低限必要なものや道具と、初心者でも簡単にできるジェルネイルのやり方やコツについて解説します。
初心者におすすめのジェルネイルキットやネイルオフキットも紹介するので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

セルフジェルネイルに挑戦しよう

つややかでぷっくりした質感が魅力的なジェルネイル。
ジェルネイルは合成樹脂のジェルをUVライトやLEDライトで硬化させるのが特徴。
持ちがよく3週間~4週間きれいな状態をキープできるうえに、乾燥時間が短いのもうれしいポイントです。
必要なものや道具、基本的なやり方とコツを押さえて、セルフジェルネイルにチャレンジしてみましょう。

揃えるべき最低限必要なもの・道具

セルフでジェルネイルを始めるために揃えるべき 、最低限必要なものや道具を紹介します。
専門店のほか、100均で揃うものもあるため、 購入前にチェックしてみてください。

消毒用エタノール

ジェルネイルは、水分や油分が付着していると定着しにくくなります。
そのため、 施術前に消毒用エタノールで手や爪を消毒し、油分を除去します。
また、消毒用エタノールは固まりきらなかったジェルの拭き取りや道具の消毒にも使えます。

コットン

コットンは、施術前に消毒用エタノールを染み込ませ、 消毒するときに使います。
また、ジェルクリーナーを含ませて、 未硬化ジェルを拭き取るときにも使います。
コットンは100均でも購入できますが、 毛羽立たないものを選びましょう。

UVライト

ジェルネイルは乾かすのではなく、光を当てて硬化させます。
UVライトはジェルネイルに光を当てて硬化させるライトです。
ほかに、硬化が早く電球の交換が不要なLEDライトがあります。
UV ライトでしか固まらないジェルもあるため、 使用するジェルも確認してライトを選びましょう。

ネイルブラシ

ネイルブラシは、ジェルを塗る際に使う必須アイテムです。
ネイルブラシは専門店のほか、100均でも購入できます。
筆先の形には、平筆、ラウンドブラシ、フレンチブラシ、細筆などがあります。
まずは基本的な平筆タイプが1本あるとよいでしょう。
細筆があれば細かなネイルアートを施すときに便利です。

ネイルファイル

ネイルファイルとは爪やすりのことです。
エメリーボードは爪の形や長さを整えるときに使います。
目の細かさは180G~240Gを準備しておくとよいでしょう。
バッファーはジェルが乗りやすいよう爪の表面を整えるほか、ジェルのリムーブやオフ後の表面磨きに使います。
目の細かさは180G程度がよいでしょう。

クリアジェル

爪の下処理の後、一番最初に塗る透明なジェルで、ベースジェルともいいます。
下地のように自爪との密着をよくし、カラージェルを塗るベースを作ります。
また、クリアジェルを塗ることで、カラージェルによる自爪への色素沈着を防ぐ役割も。
ベース用とトップコート用のクリアジェルが別々のものと兼用になっているものもあります。

カラージェル

カラージェルは色付きのジェルのことで、クリアジェルの後に塗ります。
単色カラーのものから ラメ・グリッター入りまで、幅広い 種類があります。
最近では、取り扱いのある100均も増え、手軽に入手できるようになりました。

できればあった方がよいもの

ジェルネイルをする際に、必須ではないけれどあった方が便利で、仕上がりもきれいになるアイテムを紹介します。

ウッドスティック

ウッドスティックは、甘皮処理やはみ出した未硬化ジェルの除去に使う木製の細い棒です。
ネイルにストーンやパーツを乗せるときなどにも使います。
家にあるつまようじや割り箸などでも代用可能ですが、100均でも購入できます。
セルフでジェルネイルをするさまざまな場面で使えるため、 用意しておくのがおすすめ。

プッシャー・ニッパー

プッシャーは甘皮処理をする際に、甘皮を押し上げる道具です。
ただし使い慣れていないと力が入りすぎ、炎症を起こす可能性があります。
ニッパーは余分な甘皮を切り取る道具ですが、初心者は必要以上に切り取らないよう注意が必要です。
慣れないうちは、風呂上りに湿らせたガーゼなどを押し当てる方法でも甘皮処理ができます。

ワイプ

ワイプスポンジは、爪に残った水分や油分の除去や、未硬化ジェルの拭き取りに使えるスポンジです。
キッチンペーパーや毛羽立ちにくいコットンでも代用可能ですが、埃が残ってしまう可能性も。
専用のワイプスポンジであれば埃が残ったり混じったりせず、きれいに除去できます。

キューティクルオイル

キューティクルオイルは甘皮の保湿に使うオイルで、こまめに塗ることでジェルネイルの持ちがよくなります。
ハンドクリームでも代用できますが、キューティクルオイルは 浸透率が高いため、 爪や爪周りの皮膚も乾燥から守ってくれます。
100均でも買えるので、きれいなネイルを保ちたい人はぜひ使うとよいでしょう。

初心者向け簡単なジェルネイルのやり方

セルフでジェルネイルをするときの基本的な流れと方法を押さえておきましょう。
初心者向けに、最低限の道具でできる簡単なやり方を解説します。

【やり方1】手指を消毒

まず、石けんやハンドソープで手を洗い、消毒用エタノールなどをコットンに含ませて爪と指先、手の平、手の甲を消毒します。
ジェルネイルは爪の表面に油分があると密着しにくく、剥がれる原因となるため、ハンドクリームやキューティクルオイルは落としておきましょう。

【やり方2】爪の形をきれいに

エメリーボードでやすりがけをし、爪の形をきれいに整えます。
このとき爪の長さも調整しておきましょう。
ファイルを往復させて削ると爪に負担がかかってしまうため、エメリーボードは一定方向にやさしく動かしてください。

【やり方3】甘皮を処理

甘皮と甘皮の下にあるルーススキンと呼ばれる薄い角質皮は、コットンを巻いたウッドスティックかプッシャーで押し上げて除去します。
ここで甘皮とルーススキンを丁寧に処理しておくと根元のラインが整うため、ジェルネイルがきれいに塗れ、持ちもよくなります。

【やり方4】爪の表面処理

爪がつるつるしているとジェルが密着しにくいため、表面を軽くやすりがけ(サンディング)します。
バッファーで爪の表面をやさしく整えて細かな凹凸をつけます。
サンディングで出たダストが残ると、ジェルを塗ったときに凸凹してしまうため、濡らしたコットンなどできれいに取り除きましょう。

【やり方5】ベースジェルを塗って硬化

筆の片面にクリアジェルを取り、爪の中央に乗せ、筆先で爪の先端に向かってスッと引きます。
爪の断面を塗るのも忘れずに。
根元は、中央から生え際に向かって筆を押すようなイメージで、サイドは根元から先端に向かって塗ります。
表面を軽く撫でるように塗り、全体をなじませます。
ジェルが指の方まではみ出していないか確認したら、ライトで硬化させます。

【やり方6】カラージェルを塗って硬化

カラージェルは空気が入らないように、ウッドスティックなどを使って底からよく混ぜます。
カラージェルの塗り方は基本的にベースジェルと同じです。
ただし、ベースジェルを塗った後だと厚みがあり、はみ出しやすくなるため、サイドや生え際部分は慎重に塗りましょう。
はみ出ていないことを確認してからライトで硬化させます。

【やり方7】2度目のカラージェルを塗って硬化

カラージェルは、色ムラをなくし、発色をよくするために2度塗りが基本です。
カラーによっては1度塗りでもきれいだったり、3度塗りが必要な場合もあったりするため、様子を見て色を重ねましょう。
色のムラやはみ出し箇所を修正したら、ライトで3回目の硬化を行ないます。

【やり方8】トップジェルを塗って硬化

筆にトップジェルを取り、カラージェルの上からコーティングします。
塗り方はベースジェルやカラージェルと同じです。
塗り終えてはみ出しを修正したら、最後の硬化を行ないます。
硬化の時間は短かすぎるとネイルが浮いたり、長すぎると色がくもったりすることがあるため、適切な時間を守りましょう。

【やり方9】未硬化ジェルを拭く

未硬化ジェルが完全に拭き取れないとくもりやべたつきの原因となります。
キッチンペーパーに未硬化ジェルクリーナーまたは消毒用エタノールを染み込ませ、未硬化ジェルを拭き取ります。
キッチンペーパーは爪全体を覆うようにかぶせ、根元から爪先までしっかり拭き取りましょう。

【やり方10】保湿ケアする

カラージェルが完全に硬化したら、ジェルネイルの上からオイルを塗って保湿しましょう。
オイルを塗ることで、爪周りの乾燥を防ぐとともに、ネイルの持ちもよくなります。
生え際の甘皮部分、側面、先端の順に塗ります。
マッサージしながら、爪や爪周りの皮膚にオイルを浸透させましょう。

セルフジェルネイルのコツ

セルフでも初めてでも、コツを押さえることでジェルネイルをきれいに仕上げられます。
セルフジェルネイルのコツを3つ紹介します。

手入れ・ケアをしっかり

セルフでジェルネイルを行うなら、正しい方法でネイルオフすることはもちろん、手入れやケアもしっかり行い、爪へのダメージを抑えることが大切です。
特に保湿はジェルネイルの持ちをよくするほか、自爪や皮膚を健康で美しく保つために不可欠なケアであるため、道具を揃えて丁寧に行いましょう。

ジェルは中央にのせる

ジェルを爪の生え際から塗り始めると、はみ出しや凸凹の原因となります。
そのため、ジェルはブラシでまず爪の中央にのせるのがきれいに塗るコツです。
塗る際は筆を往復させず、中央から爪の先端、中央から根元へと、一方向ずつ広げるようにしましょう。

硬化時は指を水平に

ライトで硬化させる際に指が傾いていると、未硬化のジェルが横に流れて硬化ムラができることがあるため注意が必要です。
そのため、ジェルネイルを硬化させるときは、指を水平に保つようにしましょう。

初心者向けジェルネイルキット3選

ジェルネイル初心者にうれしいキットを厳選しました。
初めてのジェルネイルに最低限必要なものが一度に揃う便利なキットに加え、爪の手入れに欠かせないネイルオフ用のキットも紹介します。

ネイルタウン (NAIL TOWN) ジェルネイルキット スターターキット 初心者 イロジェル (irogel)

4色でさまざまな色を生み出せる、ジェルネイルスターターキット

初めてのジェルネイルで色選びに迷っている人にもおすすめの、赤・青・黄・白4色のカラージェルが入ったスターターキットです。
手持ちのカラーが少なくても、この4色でさまざまな色を生み出すことができます。
ライトはUV/LED対応。
準備に必要なものからリムーバーまで、一度に揃えることができてとても便利でしょう。

• セット内容 トップジェル、ベースジェル、クリアジェル、トップジェル(未硬化ジェル拭き取り不要タイプ)、エメリーボード、スポンジファイル、ウッドスティック5本、ジェルブラシ(筆)フラット、irogel ジェルクリーナー、irogel ジェルリムーバー、キューティクルニッパー、メタルプッシャー、セラミックプッシャー、ネイルファイル100/180、ダストブラシ、コットン、トゥセパレーター2個、マジカルグリッター11色+高品質ドットホログラム(シルバー・ゴールド)、ネイルシール2枚、SHINY CRYSTAL12色、パールストーン12色、メタルスタッズ12種、メタルフレームパーツ、ブラシスタンド、ピンセット、三角トレイ、ジェルブラシ(筆)ラウンド、ジェルブラシ(筆)フレンチ、ジェルブラシ(筆)ライナー

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ネイルレシピ (NailRecipe) ジェルネイル スターターキット 全324点 カラー30色&マシン道具一式

まるで自宅サロン!業務用ライトとネイルマシン付きのジェルネイルキット

必要なものを揃えたい初心者も、腕を磨きたい上級者も自宅サロンの気分を楽しめる、本格的なスターターキットです。
ジェルは全30色で、ライトは業務用のプロ仕様。
さらに、6種類のビットとサンディングバンド付きのネイルマシンが付いています。
時間がかかるネイルオフも、ネイルマシンがあればスピーディーに行えて便利です。

• セット内容 プロ仕様ライト、ウルトラベース、3in1クリアジェル、ジェルリムーバー、ウルトラボンド、キューティクルニッパー、トゥセパレーター、ネイルフォーム、アートブラシ5本、ネイルまくら、ダストブラシ、ネイルマシン、その他

amazonで見る14,988円 Yahoo!ショッピングで見る

マインネイル ジェルネイル オフ キット

ネイルオフに必要な道具が全て揃う、環境にやさしいオフキット

ネイルオフや爪のケアもセルフで行えるオフキット。
道具が全て入っており、一から揃える必要がないため、初心者にもおすすめです。
アクリルネイルやグルーもオフできるリムーバーは、サトウキビ由来のバイオマスプラスチックを使用。
CO2増加を抑制するとともに、エコボトルを採用して環境負荷の低減に努めています。

• セット内容 マインネイル ジェルリムーバー100ml、ネイルファイル100/180 2本、エメリーボード、ネイルシャイナー、コットン付きアルミホイル 50枚、ネイルオフ用ピーラー、ウッドスティック3本 、解説書

amazonで見る1,980円 Yahoo!ショッピングで見る

まとめ

ジェルネイルは揃える道具や作業工程も多く、難しいイメージを持ってしまいがちですが、やり方やコツ、最低限必要なものがわかれば、自宅で手軽に始められます。
初心者には、必要なものや基本のカラージェルが一度に揃うキットもおすすめです。
なお、ジェルネイルをおしゃれに長く楽しむには、ネイルオフや自爪のケアも大切です。
記事を参考に、ジェルネイルや自爪のケアに必要な道具を揃えて、セルフジェルネイルを楽しみましょう。