ジェルネイル用筆の洗い方 使い終わったらどうする? ネイルブラシの手入れ方法も
ジェルネイルを楽しみたいのに、前回使ったときに筆のケアを忘れて、筆が固まってしまった経験がある人もいるでしょう。
今回は、ジェルネイル用の筆は使い終わったらどのように手入れすれば良いか解説します。
ネイル筆が硬くなる理由や使い終わったあとの洗い方、ネイルブラシのケアに使えるアイテムも紹介。
ネイル筆が硬くなる前に、正しい手入れ方法で使い心地をキープしましょう。
ジェル用のネイルブラシが固まった!
セルフジェルネイルの際、筆を使い終わったら、適切なケアが必要です。
手入れを怠ると筆が硬くなることがあります。
固まった筆では思い通りにネイルを描くことができないため、使用後のネイル筆は軽く手入れしましょう。
ネイル筆が硬くなる理由
ジェルネイルで使ったネイル筆は、どうして硬くなるのでしょうか。
ネイル筆が硬くなる理由を知って、手入れや対策に役立ててください。
買ったものをそのまま使っている
ジェルネイルでは、新しい筆をそのまま使うことはありません。
穂先が糊で固まったままのネイル筆を使っていることが原因の場合があります。
新しい筆を使う前には、キッチンペーパーで穂先を包んで優しく指でほぐし、筆おろしをしましょう。
糊の白い粉が出たら指で軽くはじくか、息を吹きかけるなどで軽く飛ばします。
穂先が緩んだら、クリアジェルやクリーナーで慣らし、仕上げにキッチンペーパーで形を整えたら完成です。
硬化中に筆を近くに置いていた
ジェルネイルで使った筆をUVライトやLEDのそばに置くことも原因になり得ます。
硬化中に紫外線が筆にあたり、筆に付いたジェルが硬くなることがあるのです。
ライトは広範囲に当たっていることが多いため、ネイルがついた筆は、ライトの近くには置かないほうが良いでしょう。
陽の当たる場所で保管している
ネイルブラシの保管場所も、筆が硬くなる原因になることがあります。
陽の当たる場所でネイルブラシを保管し、気がついたら紫外線で筆が固まった経験がある人もいるでしょう。
ネイルブラシは使い終わったら手入れをして、陽が当たらない場所で保管してください。
ジェルネイルの筆の洗い方
ジェルネイルの筆をいつでも使い心地の良い状態にするには、筆の洗い方や手入れの仕方を知っておくことが重要です。
ジェルネイル用のネイル筆の洗い方を紹介します。
【手順1】ペーパータオルで拭き取る
使い終わったら、ネイルブラシについたジェルを落とすことが大切。
ペーパータオルで優しく筆先を包み、ネイルブラシを挟んで数回抜き取るようにして落とします。
コットンは筆に繊維がついて手入れが大変になることがあるので、避けたほうが無難です。
【手順2】エタノールで拭き取る
ラメ入りジェルや色の濃いジェルネイルの場合、さらにエタノールを染み込ませたペーパータオルで拭き取るのがおすすめです。
専用のブラシクリーナーがなくても、エタノールで代用できます。
その際、色が出なくなるまで拭き取るのがポイントです。
ラメや濃い色は残りやすいため、丁寧に手入れしましょう。
【手順3】少量のクリアジェルを塗布
ネイル筆から色が出なくなったら、仕上げです。
少量のクリアジェルをペーパータオルに伸ばしながら、優しく穂先を整えるようにして手入れが終了です。
ネイルブラシが硬くなったらどうする?
使ったあと、ネイル筆の手入れを忘れて筆が固まったときはどう対処すれば良いのでしょうか。
固まった筆のほぐし方を紹介します。
【手順1】ネイル筆を手でほぐす
ネイルブラシが固まったら、新品の筆おろしと同様に、指で穂先をつまんで優しくほぐします。
無理やりほぐすと穂先が傷んでしまうため、力の強さに気を付けるのがポイント。
ほぐせないほど硬くなったときは、再び使えるようにするのは難しいため、新品の購入がおすすめです。
【手順2】ブラシクリーナーでパック
ジェルネイルブラシクリーナーを入れたダッペンデュッシュや、少し深さのある小皿にネイルブラシを入れてなじませます。
ほどよくなじんだら取り出してアルミホイルで巻き、30程度置いてから、根本に残ったジェルをウッドスティックでかきだします。
【手順3】クリアジェルを少量塗る
最後にクリアジェルを少量使って、残っていたジェルをペーパータオルでふき取ります。
仕上げにクリアジェルを少量穂先になじませ、形を整えたら完成です。
ネイル筆を固まらないようにするには
ネイル筆が固まったら、思い通りにジェルネイルを乗せられません。
ネイル筆を固まらないようにするには、どんな点に気を付ければ良いでしょうか。
使い終わったらすぐ手入れする
固まった筆では、思うように筆が動かせません。
ネイル筆にジェルネイルが残っていると、紫外線が当たって筆が硬くなるほか、穂先に負担がかかり筆を傷めてしまいます。
ネイル筆は使い終わったら正しい洗い方で、すぐに手入れすることをおすすめします。
ジェルごとに筆を使い分ける
色やラメの有無でネイル筆を使い分けるのも良いでしょう。
使い分けずに同じ筆を使うと、色が残りやすく、洗い方や手入れに手間取ることも。
筆は数本あると使い分けられて便利です。
使い分けると色が混ざることもなく、手入れも短時間で済みます。
特にラメは粒子が残りやすいため、カラーやクリアと筆を使い分けましょう。
手入れ後はキャップをつける
使い終わったら、ネイル筆は正しい洗い方で洗ったあと、そのまま放置せずに穂先にキャップを付けて保管します。
キャップがあれば、ほこりや紫外線のダメージから筆を守れます。
アルミホイルでキャップ作るのもおすすめです。
ジェルネイルブラシの手入れグッズ6選
エタノールやブラシクリーナーなど、ジェルネイルの筆の手入れに使えるおすすめグッズを紹介します。
使い終わったらこれらのグッズでケアしてください。
健栄製薬 (KENEI) 無水エタノール
水分をほとんど含まない無水エタノールはネイル筆のケアに最適
健栄製薬のエタノールは、エタノール含有量99.5vol%以上と高く、水分をほとんど含んでいないため、ジェルネイルの筆を洗うのにぴったりです。
ブラシクリーナーの代用におすすめ。
1本あればブラシのケアだけでなく、家庭のさまざまな掃除に使えます。
- 内容量 500ml
ルーティア (ROOTIA) グラスダッペンディッシュ
傷が付きにくい!中が見やすいクリアカラーのダッペンディッシュ
ダッペンディッシュは、硬くなったブラシをほぐす際にブラシクリーナーを入れて使います。
クリアカラーのアクリルガラスなので、筆から色が落ちているかが確認しやすいのがポイント。
アクリル製なので傷が付きにくく、手ごろな価格も魅力です。
- 外形寸法 幅3.2cm 奥行3.2cm 高さ3.2cm
ネイルレシピ (NailRecipe) ブラシお手入れセット
ネイルブラシの手入れに必要なグッズが揃う便利なセット
ジェルネイルを始めるときに揃えたい、ブラシクリーナーとして使えるジェルと、ブラシ、ダッペンデュッシュの便利なセット。
ジェルブラシは2本あり、ラメやカラー、クリアなどでジェルによる使い分けも可能です。
ブラシクリーナーのジェルは、硬化しきれなかったジェルの拭きとりにも使えます。
- セット内容 、クリーナー、ジェルブラシ2本、ダッペンディッシュ
クリムス (Krimth) 落武者 (OCHIMUSHA) ジェルブラシ専用洗浄液
自爪のクリーニングから筆のケアまで幅広く使えるクリーナー
ジェル専用のブラシクリーナーです。
筆の汚れやジェルのベタ付きを落としたいときに使えます。
使い終わったら、筆を洗ってクリーナーでケアしておけば、しなやかな筆がキープできます。
自爪クリーニングにも使える優れものです。
- 内容量 100ml
ビューティーワールド (Beauty World) ジェルブラシクレンザー BWC482
使い終わったあとのケアを忘れて硬くなった筆にもおすすめ
硬くなった筆にも使えるジェルブラシクレンザーです。
少量でも汚れが落としやすく、筆の洗い方に慣れていないジェルネイル初心者にもぴったり。
使い終わったあとのケアを習慣付けることで、使いやすい筆がキープできます。
立てて保管がおすすめです。
- 内容量 100ml
ネイル工房 (Nail Koubou) 汚れた筆が甦る! ブラシクリーナー そんなに落ちるん
筆おろしから使用後の筆のケアまで!バッグインにもおすすめ
筆おろしから使い終わったあとの筆の洗浄、保管前の筆のケアまでこなす万能ブラシクリーナーは、1本持っていると重宝します。
クリアジェルを付けなくても筆がしっとりするため、手入れの手間を省きたい人にもおすすめ。
コンパクトで携帯性にも優れています。
- 内容量 30ml
まとめ
さまざまなアートやデコレーションができるセルフジェルネイルを楽しむ人は少なくありませんが、セルフで行う場合、使う道具の保管や手入れを正しく行う必要があります。
ジェルネイルに使う筆は使い終わったら、エタノールやジェルを使って正しくケアしましょう。
筆が硬くならないよう、筆の使い分けや保管方法に気を付けるのも大切です。