【幼児・小学生】ペットボトルキャップで簡単工作 男の子女の子向け作品の作り方も
夏休みや冬休みの自由研究・工作で何を作るか迷っている小学生は多いでしょう。
この記事では、そんな小学生におすすめのペットボトルキャップ工作を紹介。
低学年向けの簡単なゲーム作りや、高学年にはちょっと難しい工作を用意しています。
そのほか、男の子向けの楽しいおもちゃや女の子向けの可愛い工作にも注目してください。
ペットボトルキャップで工作を楽しもう
小学生の夏休み・冬休みの工作には、ペットボトルキャップを使うのがおすすめ。
おすすめする理由として、材料が集めやすく加工が簡単なこと、色が豊富で可愛い工作が作りやすいなどが挙げられます。
シールを貼ったり組み合わせたりするだけで、簡単に作れる工作も多くあるので、低学年のはじめての工作としてもぴったりです。
夏休みにも!幼児から小学生も楽しめるゲーム
ペットボトルキャップ工作で小学生が楽しく遊べるゲームを作りましょう。
男の子も女の子も一緒になって遊べる、机の上で簡単にできるゲームを紹介します。
金魚すくい
誰が多く金魚をゲットできるか競う、金魚すくいゲームを作ってみましょう。
ペットボトルキャップを2つ合わせてビニールテープで巻き、その上にビニール袋をかぶせてテープで止めれば、簡単に可愛い金魚の完成。
金魚の表情や目の書き方次第で、さらに可愛い仕上がりになりそうです。
できた金魚はポイや網ですくって遊ぶと、家でも金魚すくい気分が味わえます。
魚釣りゲームアレンジ
ペットボトルキャップ2つを付けるときに間にマグネットを入れます。
マグネットをくくり付けたタコ糸を割りばしに結び、釣り竿を作ったら完成です。
釣竿を金魚に近づけると釣りあげられます。
本格金魚すくいアレンジ
水に浮かせてより本格的に遊べる金魚すくいの方法を紹介します。
目のパーツをセロハンや油性ペンに変更するだけ。
ポイで捕まえやすいように小さめのビニール袋で作るところもポイントです。
水を張ったビニールプールや洗面桶に浮かせたら、ポイで捕まえてみましょう。
絵合わせゲーム
小学生の低学年も簡単に遊べる、絵合わせゲームを作ってみましょう。
まずはペットボトルキャップにシールやイラストを貼ります。
次に、紙に碁盤の目を模した線を描き、キャップと同じシールやイラストを貼ったら絵合わせゲームの出来上がり。
キャップの数を合わせて白黒にすればオセロゲームとしても楽しめます。
強度が心配な場合は、紙を厚紙に貼ると補強されます。
男の子向け簡単ペットボトルキャップおもちゃ
次に、男の子におすすめの簡単なペットボトルキャップ工作を紹介。
キリなどを使うので、高学年の男の子も怪我しないように作ってください。
こま
男の子におすすめの夏休みの工作が、ペットボトルキャップで作るこまです。
キャップにくぎやキリなどで穴を開けてそこに爪楊枝を刺し、先端の尖った部分をハサミで切るだけ。
穴から爪楊枝が抜けてしまう場合はボンドなどで固定してください。
ペットボトルキャップにイラストを描けば、女の子向けの可愛いデザインも作れます。
ヨーヨー
次は、小学生の男の子が楽しめる、キャップ4つでできるヨーヨー作りを紹介します。
まずペットボトルキャップにキリで穴を開け、ネジを締めて70cmくらいの紐を結びつけます。
別のキャップにも穴を開け、ネジの先をしっかりはめたら、ネジの頭と先にボンドをつけてしっかり乾かします。
キャップ同士を合わせるようにビニールテープで貼り、その間に紙粘土を詰めれば完成です。
女の子向け簡単ペットボトルキャップ工作
ここからは、小学生の女の子向けの可愛いペットボトルキャップ工作を紹介。
どれも簡単に作れるので、ぜひ参考にしてください。
スタンプ
小学生の女の子が、ノートや夏休みの日記をデコるのにぴったりな可愛いスタンプです。
食品トレーの上にペットボトルキャップを置いて周囲を丸くなぞり、その中に好きなマークを描いてください。
マークをハサミやカッターでカットし、キャップに接着剤で貼り付ければ、簡単に可愛いスタンプの完成です。
朱肉などを使ってスタンプを押してみましょう。
フェイクスイーツ
フェイクスイーツ作りも女の子向けの可愛いペットボトル工作です。
ペットボトルキャップに紙粘土を詰め、手芸店や百均で買えるデコパーツを盛り付けるだけで簡単にフェイクスイーツが完成します。
フェルトを貼ってホールケーキ風にしたり、高学年の女の子は裁縫などと組み合わせて、クオリティにこだわった工作を作ったりしても良いでしょう。
高学年にも!可愛いデコオーナメントの作り方
高学年も楽しく作れる、可愛いデコオーナメントの作り方を紹介します。
ペットボトルキャップで工作をしたい小学生女の子は要チェックです。
材料
以下が高学年向けのデコオーナメントの材料です。
どれも百均で簡単に手に入る材料ですが、自宅にあるあまった手芸パーツを使うのもおすすめです。
- 材料
- ペットボトルキャップ(作る数の分)
- ポンポンボール
- リボンやビーズなど、好みのデコパーツ
- マスキングテープ
- 土台の粘土
- 厚紙
- ボンドや接着剤
作り方【1】ペットボトルキャップで土台を作る
最初に、ペットボトルキャップで土台を作ります。
ペットボトルキャップの周りに好きな柄のマスキングテープを貼り、キャップの中に紙粘土を詰めてください。
次に厚紙でパーツをくっつけるための芯を作って、紙粘土の上に立てましょう。
このとき、厚紙を使用せずに、粘土の上に直接オーナメントを重ねていっても問題なく作れます。
作り方【2】可愛いデコパーツを接着すれば完成
先ほど作ったペットボトルキャップの土台に、可愛いデコパーツを飾り付けていきましょう。
ボンドを使い、好みのパーツをバランス良く芯に接着したら完成です。
緑のポンポンボールを使って、クワガタやちょうのイラストを貼り付けると夏休みらしい季節感が出そう。
色を変えればクリスマスツリーのようなデザインにもできるため、冬休みの工作にもおすすめです。
高学年にも!動くプルバックカーの作り方
最後に、小学生の高学年におすすめのプルバックカーの作り方を解説します。
友達と一緒に作って、完成したプルバックカーでゲームをするのも楽しそうです。
材料
こちらの材料も百均などで手に入りやすいものを使いました。
高学年の子供でも、キリやカッターなどを使う際は怪我をしないように気をつけましょう。
- 材料
- ペットボトルキャップ4個
- 段ボール
- 竹串(3本)
- 輪ゴム
- 着色用のカラーマジックなど
- ボンドなどの接着剤
- カッターとカッターマット
- キリ
- ハサミやニッパー
作り方【1】段ボールに車の設計図を書き、カッターで切る
まず、好きな形の車の設計図を書き、型紙を作ります。
型紙を段ボールに合わせて丁寧にカットしてください。
タイヤの軸になる竹串が通る位置(画像赤い線)を、ダンボール側面の穴の位置と合わせるのがポイントです。
作り方【2】ペットボトルキャップの中心に穴をあける
次に、ペットボトルキャップの中心にキリなどを使って穴を開けます。
4つのペットボトルキャップ全てに穴を開けましょう。
このとき、道具で怪我をしないよう手元に気をつけながら、竹串が通る大きさになるまで調整してください。
作り方【3】2本の竹串に1個ずつ通し、キャップを接着
先ほど穴を開けたペットボトルキャップに、竹串を通してタイヤを作ります。
車の前輪後輪の片方ずつを作るイメージです。
竹串の先が細い方から穴に通し、ペットボトルキャップと垂直になるように位置を調整してボンドで接着してください。
作り方【4】竹串を段ボールに通してタイヤを完成させる
上の写真のように、竹串をダンボール(型紙)に通します。
次に、残りの2つのタイヤとなるペットボトルキャップを竹串に通し、「作り方3」と同様に接着して、竹串をニッパーやハサミで切ります。
このとき、前輪はキャップの先から5mm程度、後輪は動力になる輪ゴムを手で巻けるように数cm残すのがポイントです。
作り方【5】動力になる輪ゴムをつける
プルバックカーの動力でもある輪ゴムを取り付けましょう。
後輪の竹串に輪ゴムを取り付ける際は、緩まないようきつめに付けてください。
そして前輪の近くに別の竹串を差し込み、後輪に取り付けた輪ゴムをひっかけたら竹串を反対の穴まで通します。
この竹串はダンボールから見えない長さに切って、接着はしないでください。
作り方【6】滑り止め用の輪ゴムをタイヤに巻き付ければ完成
最後はペットボトルキャップのタイヤ4つそれぞれに、滑り止めとして二重にした輪ゴムをかけたら完成です。
マーカーや絵の具などで色を塗ったり、パーツを加えたりすることでさまざまなアレンジができます。
後ろに何度か引き、後輪の竹串に輪ゴムが巻き付いたら手を離すという遊び方で、高学年の小学生も楽しく遊べるでしょう。
まとめ
ペットボトルキャップを使った工作は調べると意外とたくさんあります。
低学年向けの簡単な工作や、高学年の子供向けにちょっと難しいプルバックカーなど、本人のスキルに合わせて作ってみましょう。
ペットボトルキャップは簡単に手に入る材料なので、夏休みギリギリになって工作をする子供にもぴったり。
パパ・ママも一緒に工作すると、楽しい親子時間になりそうです。