イヤホンの耳垢・汚れ対策 掃除方法から詰まり対策も紹介
音楽を聴く時や動画を観るときに欠かせないイヤホン。
しかし、掃除をしていないイヤホンは湿ってる耳垢が溜まりやすく、臭いや故障の原因になりかねません。
そこでこの記事ではイヤホンの耳垢対策を紹介。
カナル型やワイヤレスといったイヤホンの種類ごとの掃除方法や、耳垢ガードなどのイヤホンの掃除グッズも併せて紹介します。
イヤホンに汚れが溜まる原因とは
イヤホンに耳垢などの汚れが溜まり臭いや故障を起こしてしまう原因は主に2つあります。
ここでは原因について詳しく説明します。
耳垢や手垢が詰まってしまうから
イヤホンは耳の中に差し込むという構造上、どうしても耳垢や手垢が付いてしまいます。
そのまま装着し続けることフィルターに耳垢や手垢が詰まっていきます。
特に耳の穴に深く差し込むカナル型イヤホンは湿ってる耳垢が付着しやすく、雑菌などの温床になりやすいため注意が必要です。
ポケットやカバンの中のホコリやゴミがついてしまうから
イヤホンを剥き出しで持ち運んでいると、ポケットやカバンの中のホコリやゴミが付着します。
耳垢や手垢とホコリやゴミが混ざり、頑固な汚れとなって溜まっていくのです。
特にこまかい繊維はイヤホンの部品の隙間に入り込んでしまう場合もあります。
イヤホンを掃除しないとどうなるのか
人によっては毎日のように使うイヤホンですが、定期的な掃除を怠るとどうなるのでしょうか。
イヤホンを掃除しないと起きる悪影響について説明します。
接続が悪くなって、音質が悪くなる
イヤホンの接続部分に耳垢などの汚れが溜まると、機械との接触不良を起こし音質が悪くなってしまいます。
音が鮮明に聞きこえなくなったりノイズが増えたりする場合も。
また、重症になると完全に聞こえなくなってしまうケースも見受けられます。
汚れが原因で耳にカビが生えることも
耳垢で湿ってるイヤホンを使い続けていると、耳の中にカビが生える「外耳道真菌症」になってしまう事も。
症状としては、耳の痛みや痒み、そして耳鳴りなどが挙げられます。
また、特に湿りやすいカナル型を使う人は特に注意して下さい。
タイプ別 イヤホンについた耳垢や汚れの掃除方法
イヤホンについた耳垢や汚れを取る方法を、カナル型・インナーイヤー型・ワイヤレスの3タイプに分けて解説します。
カナル型イヤホンの掃除方法
カナル型イヤホンとは密閉型のイヤホンです。
耳が湿りやすく汚れやすいですが、解体して簡単に掃除できる点がメリットです。
必要な道具
- 歯間ブラシ
- ティッシュ
- アルコール入りウェットティッシュ
掃除手順
- カナル型イヤホンのイヤーピースを外して拭く
- メッシュ部分の耳垢を歯間ブラシで掻き出す
- プラグをティッシュで拭く
インナーイヤー型イヤホンの掃除方法
インナー型イヤホンとは、耳を密閉しない一般的なイヤホンです。
耳垢は溜まりにくいですが部品ごとに解体できないため、丁寧に扱いましょう。
必要な道具
- 歯ブラシ
- ティッシュ
- アルコール入りウェットティッシュ
掃除手順
- メッシュ部分やパーツの隙間を歯ブラシで優しくこすり、耳垢を掻き出す。
- ウェットティッシュでイヤホンの表面を拭く。
ワイヤレスイヤホンの掃除方法
ワイヤレスイヤホンとはコードやプラグの無いイヤホンです。
掃除はイヤーピース部分がメインになるので、カナル型・インナー型の掃除方法と大きな差はありません。
ただし、ワイヤレスイヤホンは充電ケースに入れることが多いため、イヤホンと一緒に充電ケースに詰まった汚れも掃除しましょう。
必要な道具
- 綿棒
- 消毒用エタノール
掃除手順
- 消毒用エタノールをしみ込ませた綿棒で充電ケースの汚れを取り除く。
- 乾いた綿棒でケース内を乾拭きする。
今日からできるイヤホンを汚さないための対策
では、イヤホンを汚さないにはどのようにすれば良いのでしょうか。
今日からできる3つの対策を紹介します。
ケースに入れて持ち運ぶ
イヤホンをケースに入れて持ち運ぶとホコリやゴミが付着しにくくなります。
ポーチなどに入れて持ち運ぶことでイヤホンコードが絡まりにくくなり、断線予防になります。
さらに、イヤホンを無くしにくいというメリットもあります。
長時間の使用は避ける
イヤホンを装着している間は、耳の穴がふさがれているため、湿気の逃げ道がありません。
そのため、普段耳垢がサラサラの人でも、使用時間に比例して耳垢が湿ってきます。
湿った耳垢は臭いやすく、またイヤホンにも詰まりやすいです。
定期的にイヤホンを外して、長時間の使用は控えるようにしましょう。
耳垢ガード付きイヤーピースを取り付ける
どうしてもイヤホンを汚したくなかったり臭いが気になる場合は、耳垢ガード付きイヤーピースを取り付けるのがおすすめです。
耳垢ガード付きイヤーピースは長時間の利用でも耳を痛めづらく、汚れや臭いをガードしてくれます。
カナル型で耳垢がたまりやすくなることも
カナル型イヤホンはイヤーピースを挿し込む際に、耳垢を奥まで押し込んでしまうことがあります。
奥に入ってしまった耳垢は自浄作用で排出することが難しく、イヤホンを使うほど耳垢がたまっていくことに。
カナル型イヤホンの汚れが気になる場合は、イヤホン自体の買い替えも検討してみましょう。
イヤホンの耳垢掃除や耳垢対策におすすめのグッズ
耳垢ガードやイヤホンクリーナーなど、イヤホンの臭いや耳垢対策におすすめのグッズ6選を紹介します。
パール (Pearl) イヤホンクリーナー 04941
拭くだけでイヤホンの汚れや臭いを掃除できるイヤホンクリーナー。
抗菌剤配合で、掃除したてのキレイな状態が長持ちします。
強力な除菌と防カビ効果で、イヤホンやイヤホン使用中の湿ってる耳垢でカビや雑菌が繁殖するのを防いでくれるでしょう。
- 内容量 1個(20包入り)
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コットン・ラボ 綿球がぬれているウェット綿棒 50本入り
綿が湿ってるウェットタイプの綿棒。
天然コットン100%の高品質綿球に衛生的な純精製水をたっぷり含ませています。
1本ずつ個包装のため、毎回清潔に使える点がメリット。
ワイヤレスイヤホンケースの掃除などにおすすめです。
- 材質 綿、プラスチック
- 成分 精製水、パラベン
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小林製薬 やわらか歯間ブラシ
歯間の歯垢や食べかすを除去するための歯間ブラシも、実はイヤホンの掃除におすすめ。
手では届きにくい細かい隙間の汚れを傷つけずに掻き出せるため、カナル型など凹凸の多いタイプのイヤホンの掃除に適しています。
- 材質
- 柄 ポリプロピレン
- ブラシ 熱可塑性エラストマー
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健栄製薬 無水エタノール 500ml
無水エタノールは、綿棒などに浸してワイヤレスイヤホンのケースを掃除するのがおすすめ。
すぐに蒸発し、水溶性の汚れにも油汚れにも対応していることから、イヤホンの汚れ以外にも様々なシーンで活躍する点がメリットです。
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アーツファクトリー (Arts Factory) イヤホンケース 10371
イヤホンの持ち運びに便利なイヤホンケース。
片手に収まるSサイズと名刺も入るMサイズの2サイズ展開で、どちらも耐衝撃性に優れたEVA素材を使用しています。
内側にはメッシュポケットもついており、整理整頓もしやすいです。
- 外形寸法
- Sサイズ 幅7.5cm 奥行7.5cm 高さ2.5cm
- Mサイズ 幅11.5cm 奥行8cm 高さ3.5cm
- 内径寸法
- Sサイズ 幅6.2cm 奥行6.2cm 高さ2cm
- Mサイズ 幅10cm 奥行6.5cm 高さ3cm
コンプライ (Comply) Tsx-200 イヤーピース 耳垢ガード付き Mサイズ HC29-20101-01
耳垢や臭いが気になる場合は耳垢ガード付きのイヤーピースがおすすめ。
低反発ポリウレタンで高い遮音性を実現し、長時間使用しても耳垢ガードが耳垢をブロックして汚れを防ぎます。
自分の耳に合わせて選べる3サイズ展開。
- サイズ展開 S、M、L
- 材質 ポリウレタン、サーモプラスティックエラストマー
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まとめ
今回は、カナル型などイヤホンの種類ごとの掃除方法や、耳垢ガードなど専用グッズといったイヤホンの耳垢対策を紹介しました。
イヤホンは構造上、湿ってる耳垢やホコリといった汚れが溜まりやすいです。
イヤホンの汚れを放置せず、紹介した汚れを取る方法や掃除アイテムを参考に愛用のイヤホンは必ず定期的に掃除するようにしましょう。