プラスチック製すのこおすすめ9選 デメリットはある?安い価格の商品も紹介

カビ対策になるすのこを買うなら、価格の安いプラスチック製がおすすめです。
今回は、軽くて扱いやすいプラスチック製すのこのメリット・デメリットを紹介。
押入れ用や玄関、屋外ベランダ用など、使用シーンに合う適切なプラスチックすのこについても解説します。
さらに、記事後半ではおすすめのプラスチックスノコもピックアップしているので、ぜひチェックしてください。

軽量で使いやすい便利なプラスチック製スノコ

プラスチック製のスノコは、木製のすのこと比較して扱いやすい点が魅力です。
木製のすのこの場合、風呂場やベランダに置いたまま何も手入れをしなければ、簡単にカビが生えてしまいます。
それだけでなく、重くて移動させづらい点もデメリット。

その点プラスチックスノコは、耐水性があるためカビが発生しにくく、軽量で簡単に移動させることが可能。
また、水切れが良いので、汚れたらさっと丸洗いできる点もメリットのひとつです。

プラスチック製すのこのデメリット

プラスチックスノコのデメリットとしては、吸湿性がない点が挙げられます。
木製すのこは木材の持つ吸湿性によって、湿気がたまりやすい押入れや風呂場の湿度を調整してくれるのがメリット。

しかし、プラスチックスノコには吸湿性がないため、使う時は布団の中に除湿剤を入れるなどの工夫が必要になります。
また、木製に比べて耐久性が弱く、重いものを載せにくい点もデメリット。
こうしたデメリットを踏まえた上で、用途に合うプラスチック製のすのこを選びましょう。

プラスチック製すのこの選び方

プラスチックスノコを選ぶ時に注目すべきポイントを、サイズや耐荷重と細かく分けて紹介。
玄関や押し入れなど、使う場所を考えて適切なものを選んでください。

用途に合った種類で選ぶ

プラスチックスノコはベランダなどの屋外から押入れ、玄関まで様々な場所で使えます。
それぞれの用途や場所に合った商品を選ぶことが大切です。

玄関用

玄関用のプラスチックスノコは、靴の脱ぎ履きをするために使うことが多いでしょう。
頻繁に人に踏まれるため、踏み台として使える耐久性が高い商品がおすすめです。
また、玄関のテイストに合ったカラーのものを選ぶと、玄関に統一感が生まれます。

ベランダ・屋外用

ベランダや屋外で使うプラスチックスノコは、どうしても雨や風にさらされます。
そのため、雨で濡れてもカビが生えにくい防カビ加工が施されたものが最適。
また、強風でもバラバラになりにくい、すのこ同士を連結できるタイプもおすすめです。

押入れ・ベッド下収納用

押入れやベッド下収納には、高脚タイプやキャスター付きのプラスチックスノコがぴったり。
とくに高脚タイプは通気性が良く、隙間に掃除機のノズルが入って掃除しやすい点が魅力。
キャスター付きは押入れやベッド下の奥にしまったものを取り出しやすくて便利です。

風呂場・脱衣所用

とにかく湿気が高い風呂場や脱衣所で使うなら、防カビ加工が施されたプラスチックスノコを選びましょう。
風呂場は濡れてすべりやすいため、すべり止めが付いたものもおすすめです。
また、パーツをバラバラにして掃除しやすいものもあります。

耐荷重をチェック

風呂場やベッドで人が上に載ったり、重いものを載せたりする場合、樹脂すのこの耐荷重を必ずチェックしましょう。
耐荷重以上の負荷がかかると、プラスチックが重みで割れて思わぬケガをする可能性も。
足の数が多いものや、プラスチックの厚みがしっかりある樹脂すのこは、耐荷重が大きく耐久性がある傾向にあります。
表記がない商品もありますが、重いものを載せるなら、きちんと耐荷重が明記されたものを選びましょう。

使いやすいサイズで選ぶ

プラスチックスノコは、玄関やベランダ・屋外など、使用場所で使いやすいサイズのものを選びましょう。
すのこ同士の連結・分割ができるタイプであればより便利に使えます。
特に屋外や風呂場など床一面にプラスチックスノコを敷く場合は、連結できるタイプがおすすめです。

価格が安いものは耐久性に注意

樹脂すのこは安い価格で買えるのが魅力です。
しかし、あまりに安い商品は耐久性が低い場合も。
また価格が安いだけで選ぶと、防カビ加工が施されておらずカビが生えやすかったり、重いものを載せるとすぐに壊れたりする可能性もあります。
そのため樹脂すのこを選ぶ時は、その商品の詳細な情報を確認することが大切です。

【100人に調査】プラスチック製すのこを購入する際に重視したポイントは?

今回イエコレクション編集部では、プラスチック製すのこを3年以内に購入したことのある100人にアンケートを実施。
購入の際、最も重視したポイントについて伺いました。

最も多かった回答は、「価格」「サイズ」「使う場所・用途に合っているか」が、それぞれ23%という結果に。
続いて「耐荷重」が18%、「デザイン」が12%、「その他」が1%でした。
「その他」には「何個か接続してサイズを変えられる」などの声がありました。

「サイズ」を選んだ人の理由には、「押し入れで使う予定だったので、そこにギリギリで置けるサイズを探しました」、「デザイン」を選んだ人からは「収納スペースのおしゃれ感にもこだわっているのでデザイン重視です」という回答もありました。

【100人に調査】 プラスチック製すのこの使用満足度を教えて!

続いてプラスチック製すのこを使用した満足度についても、アンケートを実施しました。

1位が「満足」42%、2位が「やや満足」38%という結果に。
全体の8割近くの人が、おおむね購入して良かったと感じていることがわかります。
「普通(どちらでもない)」と回答した人は10%。
「不満」「やや不満」と購入に後悔している人はわずか10%でした。

「満足」「やや満足」と回答した人の理由

・軽くて使いやすい。
・通気性が良い
・汚れても、手軽に拭けたり洗えて使いやすいから
・湿気でカビたりすることが無いので衛生的

「不満」「やや不満」と回答した人の理由

・長く使うと劣化して割れてくる
・使用感は木製と大差ない。
・お風呂場で使うと、子どもが滑りそうになって危なかったから
・折りたたみができ、場所を取らないのは良いが、使っているうちに床に跡がついてしまった。

プラスチック製すのこの購入に迷っている人は、ぜひこちらのアンケート結果も参考にしてみてください。

プラスチック製すのこのおすすめ9選

プラスチック製すのこのおすすめ商品を紹介。
押入れや風呂場、屋外など、それぞれの場所や用途で使えるアイテムをセレクトしました。

ベストコ (Bestco) 屋外 プラ すのこ 12枚 ネイビー N158-SET-S4

サイズの異なる2種類がセットになった屋外用樹脂すのこ

ベストコの樹脂すのこは、屋外のベランダで使いやすい連結できるタイプ。
こちらは、ほぼ38cm四方の樹脂すのこと、大きめの長方形の樹脂すのこがそれぞれ6枚ずつのセット。
2種類のすのこを組み合わせれば、複雑な形のベランダにも対応します。
また垂直に組むこともでき、使わない時は垂直方向に重ねれば、省スペースに収納可能。
水はけが良くなるため、ベランダなど屋外で家庭菜園やガーデニングを楽しみたい人にもおすすめ。

• 外形寸法
  • パレット 幅37.5cm 奥行74cm 高さ7cm
  • パレットハーフ 幅37.5cm 奥行38cm 高さ7cm
• 材質 ポリプロピレン
• 耐荷重
  • 床設置時1枚あたり 80kg
  • 棚使用時 10kg

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アイリスオーヤマ (IRIS OHYAMA) 押し入れスノコ SN-35 2枚組み

和室押入れにぴったりな75cmの奥行きがうれしい、2枚組の樹脂すのこ

アイリスオーヤマの押入れ向け樹脂製すのこは、一般的な押入れにぴったり合う奥行き75cmが魅力的。
ジョイントパーツを使用することで2枚の樹脂すのこ同士のズレを防げ、すのこ間の隙間ができにくいつくりになっています。
さらに、ただ単純に床に敷くだけでなく、壁際に立てかけることも可能。
抗菌・抗カビ加工が施されているためカビが生えにくく、衛生的に使用できるでしょう。

• 外形寸法 幅35cm 奥行75cm 高さ2.5cm
• 材質 ポリプロピレン

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ニトリ (NITORI) 高脚プラすのこ2枚入り TPSK2マイグミ 8441038

通気性の良さと掃除しやすさを兼ね備えた高脚タイプの樹脂すのこ

ニトリの高脚プラすのこは、湿度を逃がしやすい高さ7cmの脚が特徴。
壁際に立てかけて使用することもできるため、布団など湿気がたまりやすいものを収納する際にも衛生的に保管できます。
また、すのこの下には約5cmの空間ができるので、すのこを動かすことなくそのまますのこ下を掃除できるのもポイント。
もちろん、比較的安い価格もニトリの樹脂製すのこの魅力です。

• 外形寸法 幅35cm 奥行70cm 高さ7cm
• 材質 ポリプロピレン

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東プレ (TOPRE) ハードスノコ (HARD SUNOKO) 6085 SKH-32

風呂場や脱衣所などで使える日本製プラスチックスノコ

風呂フタやバス用品などを多く販売する東プレの日本製プラスチックスノコ。
水はけが良く、風呂場や脱衣所におすすめです。
「HARD SUNOKO」の名前の通りほど良い堅さがあり、素足で踏んでいて気持ち良い質感も魅力。
すのこの裏側には滑り止めのゴムがついているため、滑りやすい風呂場でも安心です。
また丸洗いもできるため、カビを予防して清潔に使用できます。

• 外形寸法 幅85cm 奥行60cm 高さ3.6cm
• 材質 ポリスチレン、スチレン系エラストマー

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伸晃 (SHINKO) ベルカ (Belca) 押入れ収納キャリー 2台入り OUC-RG2T

布団の出し入れも楽々な、キャリー付きプラスチック製すのこ

キッチンやインテリア関連用品を販売する伸晃のブランド、ベルカのプラスチック製すのこ。
布団などの重いものの出し入れや掃除も簡単にできるキャリー付きです。
高さはキャリーも含めて10cmとコンパクト。
そのため、押入れだけでなくベッド下やクローゼットなど様々な場所で使用できます。
さらに、別売りの「押入れフリーラック」と組み合わせれば、2枚のすのこを連結させて2段使いもできます。

• 外形寸法 幅37cm 奥行78cm 高さ10cm
• 材質 PP/PE、ABS、スチール、ナイロン
• 耐荷重 30kg

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伸晃 (SHINKO) ベルカ (Belca) クリーンパレット 連結タイプ 2台入り CPJ-2

掃除機も楽々入る約7cmの高脚タイプが嬉しい樹脂すのこ

伸晃のベルカからは、高脚タイプのプラスチック製すのこも販売されています。
高さが約7cmあるため、布団類を動かさず、四方の隙間から掃除機のノズルを入れられます。
もちろん、2枚のプラスチック製すのこを連結させることも可能です。
布団や季節家電といった大きめのものも、ズレることなく載せることができるおすすめのプラスチックスノコです。

• 外形寸法 幅38.3cm 奥行75.3cm 高さ7.1cm
• 材質 ポリプロピレン、ポリエチレン
• 耐荷重 60kg

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ロイヤル通販 (Royal Sale) 高荷重ジョイント式プラすのこ 2枚 B150

押入れからベランダまで様々な場所で使えるプラスチック製すのこ

ロイヤル通販のプラスチック製すのこは、縦・横どちらでも並べられる高脚タイプ。
高さは約7cmで掃除機のノズルも入れられます。
側面には凹凸がついているため、複数枚のすのこを連結させてベランダや風呂場、押入れなどで使うことも可能。
また、日本製なので安心感もあります。
角などにプラスチックのトゲが立ちにくく、角も丸いため、安全に使用できるでしょう。

• 外形寸法 幅51.7cm 奥行51.6cm 高さ7.1cm
• 材質 ポリプロピレン、ポリエチレン
• 耐荷重 120kg

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サンコープラスチック (Sanko plastic) スタンディ (STANDY) 押し入れ用立体スノコ 10111

押入れの壁と床面を覆う立体タイプのプラスチックスノコ

サンコープラスチックのスタンディは、押入れにぴったり入る薄型のプラスチック製すのこ。
専用ジョイントですのこ同士を組み立てることで、押入れの床面と壁を囲む立体タイプのすのこを作れます。
こちらは抗菌・防カビ加工を施したプラスチックを使用しているため、湿気によるカビや雑菌の繁殖を防止。
押し入れ内の布団を清潔に保ちます。

• 外形寸法 幅36cm 奥行75cm 高さ2.5cm
• 材質 ポリプロピレン

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リス (RISU) ジョイントスノコ-2 (JOINT-SUNOKO)

押入れからベランダまで使える、耐荷重200kgの低価格プラすのこ

リスのジョイントスノコは、様々な場所で使える高耐荷重タイプ。
1枚あたりの耐荷重は200kgで、人や重い荷物をたくさん載せれられます。
また、水はけが良く乾きも早いため、風呂場やベランダといった水場にも対応。
くぼみに合わせて縦や横へ簡単に連結させて使えるので、広い場所でもすのこで被うことができます。
比較的安い価格で買えるリスのプラスチックスノコは、必要に応じて買い足しやすいおすすめ商品です。

• 外形寸法 幅31cm 奥行31cm 高さ2.5cm
• 材質 PE
• 耐荷重 200kg

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まとめ

プラスチックすのこの魅力や選び方、おすすめの商品を紹介しました。
プラスチック製すのこは価格が安い上にカビが生えにくく、さらに軽量なので、押入れやベランダなど様々な場所で使用できます。
しかし、吸湿性がないというデメリットもあるため、シーンによって木製すのこと使い分けるのがおすすめ。
本記事を参考に、使いやすいプラスチックのすのこを見つけてください。