床下収納は何入れるべき?使い方や床下収納庫のおすすめ、キッチン活用術も
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洗面所やキッチンに床下収納があることは知っていても、使い方に迷って放置している人も多いかもしれません。
この記事では、キッチンなどの床下収納に何を入れるかなどのアイデア、床下収納の活用術やおすすめグッズを紹介。
キッチンや洗面所の収納など、場所ごとに入れてはいけないものも解説します。
紹介する活用術や便利グッズ、湿気対策などの注意点を参考に洗面所やキッチンの床下収納を整理しましょう。
キッチンや洗面所にある床下収納の特徴
一軒家などで、キッチンや洗面所などに設置されていることが多い床下収納庫。
水まわりに限らず、家によっては和室やリビングに設置されている場合もあります。
床下収納庫には種類があり、蓋タイプやスライドタイプ、扉式などさまざま。
収納の容量もコンパクトな小型から大型のタイプまであります。
まずは自宅の床下収納庫がどんなものかを確認してみましょう。
洗面所や台所の床下収納のメリット・デメリット
洗面所や台所などにある床下収納を活用するためにも、メリットとデメリットを知っておきましょう。
床下収納に何を入れるか迷っている人も、ぜひ参考にしてください。
床下収納のメリット
床下収納庫のメリットは、居住スペースを削ることなく収納スペースを確保できる点です。
洗面所や台所などの水まわりでは、ついつい物が増えてしまうもの。
来客時などに人に見せたくないものも床下収納なら隠せます。
また、床下の点検口として使えるのもメリット。
一戸建て住宅の場合は、床下収納があることでシロアリの発生などがないか確認できる場合があります。
床下収納のデメリット
床下収納のデメリットは、外気の影響を受けやすいため季節によって湿度や温度の変化が激しい点が挙げられます。
カビや虫が発生しないように対策するなど、使い方に工夫が必要です。
また、床下のものを出し入れする際にしゃがむ必要があるのもデメリットのひとつ。
その他、床下収納があることで若干の段差ができるため、ほこりが溜まりやすいのも注意したいポイントです。
床下収納に何入れる?入れてはいけないものとは
デメリットも抱えている床下収納。
使い方に工夫が必要なため、床下収納に何を入れるか悩む人も多いでしょう。
床下収納に入れてもいいものと、入れてはいけないものを解説します。
キッチン・台所の床下収納には何を入れる?
台所の床下収納に入れるものの例は、長期保存できる缶詰やレトルトなどの食品、使用頻度の低いホットプレートなどの調理器具です。
重箱やキッチンペーパーなど、かさばるアイテムも台所下の収納に適しています。
その他、防災グッズのストックもおすすめ。
緊急用の防災バッグはすぐに取り出せる玄関などに収納するのが安心です。
一方、入れてはいけないものとして、野菜や漬物など水分の多いもの、開封済みの食品は避けましょう。
洗面所の床下収納には何を入れる?
洗面所の床下収納も多湿になりやすい場所なので、水気に影響されづらいアイテムがおすすめ。
洗面所下の収納には洗剤や柔軟剤のストック、雑巾といった掃除用品などを入れて整理する使い方が良いでしょう。
生活感が出やすい洗剤類のストックも、床下収納ならすっきり隠せます。
ただし、スプレー缶などは温度や湿度変化の激しい床下収納には向きません。
収納するものの成分や保管方法などは、必ず確認するようにしましょう。
和室の床下収納には何を入れる?
和室は主にくつろぎスペースとして使われるため、家族が寝転んでいたり座っていたりする時間も多いはず。
そのため、使用頻度が少ないものを入れる使い方がおすすめです。
例えばクリスマスや誕生日など、イベントで使う装飾品やグッズなど。
その他に、湯たんぽや加湿器などの季節ものも和室の床下収納に向いています。
出し入れの頻度が高いものは、和室よりも洗面所や台所の収納など、比較的取り出しやすい場所がおすすめです。
リビングの床下収納には何を入れる?
家族団らんの時間や来客時など、何かと人が集まるリビング。
リビングの床下には、出したままだと気になるアイテムを収納するとすっきり片付けられます。
例えば、キッチンの床下収納と同様に、防災グッズのストック収納がおすすめ。
防災バッグに入らない非常食や非常用水など、ストックを保管しておきましょう。
リビングの床下収納を使う場合は家具の配置も考え、収納部分が地震に耐えられる仕様かも確認すると安心です。
床下収納庫の整理アイデアと収納グッズ活用術
床下収納庫をきれいに整理するコツは、中身が一目でわかるようにすること。
上から見ても判別しやすいようにラベリングするのもおすすめのアイデアです。
仕切るグッズは突っ張り棒や、ファイルボックスを並べて縦に収納するのもすっきりと整理できます。
さらに取り出しやすくするなら、取っ手付きのカゴやケースを設置するのも便利。
こうした活用術を知っておくと、床下収納を無駄なく使いやすく整理できます。
床下収納の使い方の注意点
床下収納を安全に使うための、使い方の注意点を紹介します。
まず、入れてはいけないものとして片手で持てないほど重たいものは避けましょう。
取り出す時に体を痛めやすいだけでなく、床が抜けてしまう可能性もあります。
また、食品を入れる場合は腐っていないかなど定期的な確認が必要です。
消費期限や保存状態などをチェックして、入れ替えをしましょう。
隔週や週に1回などのルーティーンにできれば、入れっぱなしも防げます。
洗面所やキッチンにおすすめの床下収納庫5選
洗面所や台所の収納に役立つ、通販で買える床下収納庫を紹介。
容量が大きいものからコンパクトなものまで、幅広くピックアップしました。
YPC 一般床下収納庫 1200型 深型
約220Lの大容量で、たくさんのストックもすっきり収まる
220Lほどの容量の大型床下収納庫。
食品や防災ストックもすっきりと収められます。
さらに取り外しできる網カゴや仕切り板も付属しているので、整理しやすいのも便利なポイント。
大きめの容量のものを探している人におすすめの床下収納庫です。
- 外形寸法 幅121.5cm 奥行61.6cm 高さ46.3cm
- 開口寸法(1個あたり) 幅60.6cm 奥行60.6cm
- 容量 220L
- 材質 アルミ、ナイロン、ポリプロピレン
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サヌキ (SPG) らくらく床下収納庫 ノックダウン式 深型 SFC606
湿気対策になる通気孔付き。防災用の保存食の収納にもおすすめ
サヌキが展開する床下収納庫は、工具なしで組み立てが可能。
内枠は分解も不要なため、内蓋を寝かせて施工できます。
また、フレームが頑丈で補強材が2本付いているのも安心できるポイント。
内側が取っ手の形状になっていて、取り出しやすいのも魅力です。
- 外形寸法 幅62cm 奥行62cm 高さ47.8cm
- 内形寸法 幅52.4cm 奥行52.4cm 高さ43.7cm
- 容量 120L
- 材質 アルミ
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タキロンシーアイ ユカシタH 床下物入れ 標準タイプ 600型 フタ板補強金具1本仕様 BHS1
湿気対策の通気孔付き。湿気に弱いものの収納に適している収納
タキロンシーアイの床下収納庫は、カビ対策が期待できる通気孔付き。
付属の棚カゴも、網タイプで通気性に優れています。
食品や飲料などをメインに整理したいと考えている人など、湿気が気になる人におすすめの商品です。
- 外形寸法 幅62.2cm 奥行62.2cm 高さ46.9cm
- 内形寸法 幅54.6cm 奥行54.6cm 高さ43.9cm
- 容量 110L
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城東テクノ (Joto) 収納庫 深型タイプ SPF-60S3
点検口にはめ込むタイプ。耐荷重70kgの90L収納庫
城東テクノの床下収納庫は、高気密型の床下点検口専用タイプ。
点検口にセットする設計のため、購入前に点検口のサイズを確認しましょう。
こちらは深型の90L容量で、耐荷重70kgの仕様。
口コミでは軽量ながら耐久性に優れているなど、品質の高さが評価されています。
- 外形寸法 幅56.4cm 奥行56.4cm 高さ44.2cm
- 内形寸法 幅46.2cm 奥行46.2cm 高さ43.2cm
- 容量 90L
- 耐荷重 70kg
- 材質 ポリプロピレン
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城東テクノ (Joto) 収納庫 浅型タイプ SPF-60S2
浅型タイプで、床下の高さが限られている点検口にも設置しやすい
城東テクノが手掛ける点検口にはめ込む収納庫の浅型タイプです。
床下に必要な高さは、フロア面より320mm以上。
容量は60Lとやや小さめですが、耐荷重は70kgで耐久性があります。
点検口専用の浅型の床下収納庫を探している人におすすめです。
- 外形寸法 幅56.4cm 奥行56.4cm 高さ28cm
- 内形寸法 幅47.6cm 奥行47.6cm 高さ27cm
- 容量 60L
- 耐荷重 70kg
- 材質 ポリプロピレン
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キッチンなどの床下収納のカビ・虫対策
湿気が溜まりやすい床下収納は定期的に換気することが大切です。
その上で、カビや虫を防ぐアイデア、グッズでも対策しましょう。
湿気対策として除湿剤を入れる他、新聞を底面に敷いたり、隙間に丸めて入れたりする活用術もあります。
カビ取り剤を使う場合は十分な換気と、他の洗剤の取り扱いに注意しましょう。
台所の収納で食品を保管する場合は、虫が侵入しないように密封容器に入れ、防虫シートを敷くアイデアもおすすめです。
床下収納におすすめのカビ・虫対策グッズ3選
新聞などの活用術と一緒に使える、カビや虫対策のグッズを紹介します。
特に水まわりの台所や洗面所の収納で床下を使いたい人は、紹介したアイデアとあわせて参考にしてみてください。
東和産業 (TOWA) CF 防虫流し台シート アルミ 60×200cm
防虫剤と防カビ剤配合。台所や洗面所の収納など水まわりにもおすすめ
防虫剤と防カビ剤を配合したアルミシート。
虫を寄せ付けず、清潔さを保ちたいキッチンなどの床下収納にぴったりのアイテムです。
またハサミでカットできるため、自由にサイズ調整が可能。
匂いがしにくい成分を使っているため、台所の収納など保存食品の下に敷くのもおすすめです。
- 外形寸法 幅60cm 奥行200cm
- 重量 70g
- 材質 アルミ、ポリエステル、ポリエチレン
豊栄 備長炭シート V 防カビ仕様 下駄箱・シンク下・床下収納用 170-4
半永久的に使える、コスパ良く湿気や虫対策ができる備長炭シート
床下収納庫に敷く使い方で、備長炭の調湿効果によってカビや結露の発生を抑えるアイテム。
消臭効果も期待でき、床下の環境を清潔に保つことで害虫対策にもなります。
陰干しをして半永久的に使用でき、コスパが良いのも魅力。
床下収納はもちろん、下駄箱などの湿気対策に活用できる便利グッズです。
- 外形寸法 幅30cm 奥行450cm 高さ0.1cm
- 重量 110g
- 材質 ポリエチレン樹脂、備長炭、カーボテック21
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コジット (COGIT) パワーバイオ シンク下のカビきれい
バイオの効果によってカビと臭いの対策ができる優れもの
目に見えない微生物の働きによって不快なカビや臭いを抑制してくれるアイテム。
さまざまな種類のカビや、アンモニアや酢酸などの悪臭に効果を発揮します。
自然由来のバイオシリーズなので子供がいる家庭にもおすすめ。
床下収納の匂いが気になる人はぜひ試してみてください。
- 外形寸法 幅7.5cm 奥行1cm 高さ5cm
- 材質 珪藻土、微生物(バチルス菌属)、紙
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まとめ
キッチンや洗面所に床下収納があっても、使い方がわからずに放置している人も多いでしょう。
今回紹介した収納アイデアや活用術を参考にして、この機会に床下収納を整理してみてください。
湿気が溜まりやすいなどのデメリットをカバーできるよう、カビや虫対策のアイデア、グッズを使うのもおすすめ。
入れてはいけないものに注意して、台所や洗面所の収納として床下を活用しましょう。