イエコレクション iecolle | インテリア、雑貨情報が満載のWEBメディア

置き畳を使ったおしゃれなインテリア実例10選 洋室を和室に簡単チェンジ

日本人の生活は欧米化が進んでおり、現代はオールフローリング仕様の家も少なくありません。 家を購入する、もしくはリフォームする際にはいらないと思っていた畳も、過ごしているうちに一部屋くらいは和室が欲しい、部屋の一角に畳コーナーがあればと望む人が多いのも事実。 そんな人にぴったりなのが、手軽に畳を部屋に取り入れることが出来る「置き畳」です。

ジョイントマットのように場所や範囲を自由に決められる置き畳は、部屋の間取りやインテリアの配置に合わせておくことができます。 今回は、そんな置き畳を使ったおしゃれなインテリア実例を紹介します。 フローリングの部屋に取り入れるだけで、簡単に和モダンインテリアを演出することもできる置き畳。 ぜひこの機会に、インテリアに取り入れてみましょう。

和モダンインテリアが簡単に作れる置き畳の魅力

置き畳とは、カーペットのように床に敷いて使う畳のことで、敷き畳、ユニット畳とも呼ばれます。 置くだけで設置完了なので、畳のない洋室でも簡単に畳のある和の空間を作ることができます。 普通の畳と違って移動させることができる置き畳ですが、備えつけの畳のように様々な効果があります。 ここでは、まず置き畳が持つ魅力をみていきましょう。

香りによる癒し効果

畳の香りは、どこか落ち着く良い香りだと感じたことはありませんか? これは、畳の原料である「い草」から発生する”フィトンチッド”という物質によるもの。 フィトンチッドは心身ともに癒す効果があると言われており、森林浴によって人が癒しを感じるのもこのフィトンチッドによるものなのです。 また、フィトンチッドには殺菌・消臭効果もあるので、ペットを飼っている人にも置き畳はおすすめです。

防音効果

畳は積み重ねた藁を八分の一に圧縮して作られています。 それによって強い弾力性が生まれ、その弾力が防音・遮音効果をもたらします。 そのため、大きな音を立てることも多い子供用のプレイマットとして使うにもおすすめ。 赤ちゃんや小さな子供が転んでしまっても、しっかりとした弾力性のおかげで大事には至らないでしょう。 和モダンインテリアを演出するのに便利な置き畳ですが、このようにおしゃれな防音対策カーペットとしても活躍します。

断熱効果

表面がい草、中身が圧縮した藁で出来ている畳には、空気が多く含まれています。 空気は熱を伝えにくいので、床下からの冷気や暖気を遮り、夏はひんやりしていて冬は暖かく感じられます。 畳に寝転んだときに感じられるひんやりした気持ち良さ、ほんわかとした暖かさはこういった断熱性からくるもの。 畳なら魅力です。

調湿効果

畳は自然素材で作られているので、湿度が高い時は湿気を吸収し、空気が乾燥していると吸い込んでいた湿気を自動的に吐き出して調湿します。 具体的な数値としては、畳1帖で約500mlの自然吸湿能力があると言われています。 まだ布団が無かった時代は、その吸湿力を活かして畳が布団の代わりに使われていたほど。 湿気の多い気候に位置する日本にぴったりのアイテムです。

置き畳を使ったおしゃれなインテリア実例

ここからは、置き畳を使ったおしゃれなインテリアの実例を紹介します。 何枚くらいの畳をどんなふうに組み合わせるとおしゃれになるのか、実用性もあるものばかりなので是非参考にしてみてください。

一般的な4畳半の和室のように使う

こちらは、お手頃なインテリアアイテムを取り扱うニトリのユニット畳を使用。 半畳サイズの置き畳を9枚、大きな正方形になるよう並べています。 他のインテリアアイテムも和の雰囲気がある物にそろえ、グッと落ち着く雰囲気に。 窓をカーテンではなくすだれのようなロールスクリーンにすると、床も壁も調和のとれた本格的な和室になります。 一部屋を丸々和室へリフォームしたいと考えている人におすすめのインテリア実例です。

リビングの一角を和コーナーにする

フローリングのリビングの一角に畳を置き、和のスペースを作りだしています。 畳は置き方によって色の濃淡が違ってくるので、目の向きを縦横になるよう隣り合う畳の置き方を変えることで、市松模ようになります。 少し横になりたいときや子供をお昼寝させる時など、ちょっとしたくつろぎのスペースとして置き畳の和コーナーがあると、ほっとする空間が作り出せます。

色付き畳で印象的な和モダン空間を

赤と黒の配色は伝統的な和の色。 その二色を使えば置き畳のモダンな印象も相まって、一気に部屋を和モダンな雰囲気に仕上げられます。 赤・黒・赤と交互に配列すればより一層それらしい印象に。 こちらの畳の置き方は半畳サイズを横一列に並べており、庭を眺める時に腰掛けるような憩のスペースとしてデザインされています。

ナチュラルインテリアになじませる

無垢の壁板やテレビボードなど、ナチュラルな木のあたたかみが感じられるリビングに、床の色に近い色の置き畳を置いています。 市松模様になるように隣り合う畳の色を少しだけ変え、一見置き畳には見えないほど周りのインテリアやカラーと一致しています。 北欧インテリアやナチュラルインテリアは和の素材と非常に相性が良いことから、自然色の畳との組み合わせも抜群です。

キッズスペースとして区切る

キッズスペースとして、同じ部屋でも他の部分ときっちり区切った実例です。 子供に分かりやすく遊びの範囲が決められています。 カーペットのように薄いタイプの物を敷いているので、子供がつまずきにくく掃除がしやすいのもポイント。 レンガ風の壁紙と同じカラーで統一感を出し、洋室の雰囲気に馴染ませています。

デザイン畳でラグ感覚に

置き畳には、鮮やかな色や畳らしくないデザイン性の高いものもあります。 こちらは、シンプルな無地の家具で統一されたリビングにラグのようなデザインの畳を置いた実例。 家具と同系色を選ぶことで、派手になりすぎず部屋のアクセントになっています。 和の雰囲気が出すぎないややカジュアルな雰囲気の和モダンリビングを演出したい人は、柄のある置き畳をラグの代わりに取り入れてみましょう。

絨毯のように広範囲に敷いて

セキスイのアースカラーのデザイン置き畳を、リビングいっぱいに並べた置き方です。 テレビ台とソファに合わせて畳もアースカラーなので、まとまりのあるリラックススペースになっています。 テレビ前の広い場所に並べて敷いているため、テレビを観ながら座ったり寝転んだり、家族がリビングに集まって過ごすことが多い家庭は、思い切って床一面に置き畳を敷いてみましょう。

カジュアルな柄を強調

置き畳には、畳というイメージからはかけはなれたカジュアルで大胆なデザインの物もあります。 独特なカラーと大きめの柄はどことなくレトロな印象があり、ヴィンテージインテリアともぴったり。 ラグに引けを取らない個性的な柄の置き畳はこのほかにもあるので、畳がインテリアの主役になるようコーディネートに挑戦してみたい人におすすめです。

ホテルライクのリビングに和モダンな空間を

壁や天井、ソファなどがシックで落ち着いたホテルのようなリビングの一角に置き畳を置くことで、和モダンな雰囲気が生まれています。 冬場などはこたつを置くのにもちょうどいいスペースに。 床に直接こたつを置くと傷がついてしまう恐れがありますが、置き畳はそれを防止する役割も果たしてくれます。

モダンな黒で引き締めたベッドルーム

こちらはセキスイの濃さの異なる二つの置き畳を床全体に敷いた実例です。 奥行が実際よりも広く感じられる市松模様を利用して、ゆったりと休みたいベッドルームを広く見せています。 落ち着きのある柔らかなモノトーン、調湿効果のある置き畳で快適かつおしゃれにコーディネート。 大人の男性に合うかっこいい和モダンインテリア、ゆっくり休める寝室のレイアウトにおすすめの実例です。

置き畳のお手入れ方法

フローリングの上に置くだけの簡単な置き畳ですが、日頃のお手入れを怠るとやはり傷むのも早く、カビやダニが発生してしまいます。 ここからは、置き畳を長く衛生的に使えるお手入れ方法を紹介します。 ポイントは、換気と掃除のふたつです。 置き畳とフローリングのどちらも守るために、定期的なお手入れを心がけましょう。

換気

畳は日本古来の木造建築に適した素材なので、気密性の高い現代の住宅で使う場合はカビやダニが発生しないよう換気を心掛ける必要があります。 畳には調湿効果があると紹介しましたが、湿気は下に下がっていくため、畳の下は湿気が溜まりやすい状態。 フローリングと畳のどちらも傷つけないためにも、時々畳を持ち上げて風通しを良くするようにしましょう。

定期的にお酢で掃除

普段の掃除は畳の目に沿って掃除機をかける程度で十分ですが、三ヶ月に一度くらいのペースで酢水による掃除をすると、畳はより長持ちします。 バケツ半分ほどの水にお酢を小さじ2~3杯入れた酢水を作り、その酢水で硬く絞った雑巾で水拭き。 最後に乾拭きをしてお手入れ完了です。 お酢には漂白・殺菌作用があるため、この方法で畳を衛生的に使用することができます。

まとめ

置くだけで部屋の雰囲気を上品にしたり、リラックスできる場所を増やしてくれたり。 置き畳は非常に便利で手軽なアイテムです。 持ち運びも可能なので、子供が小さい間は防音やキッズスペース代わりにリビングで使用し、大きくなれば寝室やその他の場所に移動させることも可能です。 日本人の心の拠り所である和室を簡単に作ることのできる置き畳で、ぜひ和モダンな空間を作り上げてみましょう。