【家にあるもので簡単!】自転車のサビ取り方法 | 歯磨き粉や重曹、酢など
自転車のハンドルやチェーンのサビを放置すると、見た目が悪いだけでなく、走行に問題が生じることもあります。
今回は、家にあるものでできる自転車のサビ取りテクニックを紹介。
歯磨き粉や酢、重曹といった家にあるものでできるサビ取り方法を解説します。
自転車のチェーンやハンドルのサビ取りに特化した商品も厳選したので、自転車のサビに悩んでいる人は参考にして下さい。
自転車のサビの原因とは
自転車のサビの原因は、金属の酸化にあります。
湿度が高い場所に置いたり、濡れたまま野ざらしにしたりすると、自転車に付着した水分と空気中の酸素が反応して、酸化鉄(サビ)が生成されます。
サビは最初ポツポツと金属の表面に斑点状に現れるだけですが、サビた状態で放置しておくと金属を腐食し、脆くなってしまいます。
自転車のサビの種類
自転車につくサビは、主に赤サビと呼ばれるサビです。
赤サビが発生した金属は赤褐色に変色し、腐食されます。
赤サビの他、銅や銅合金に付着する青サビ、人工的につけられる酸化膜の黒サビなどがあります。
黒サビは南部鉄器などにも付けられている黒色のサビで、赤サビが付着するのを防ぐ役割があるため、サビ取りをする必要はありません。
サビが出やすい場所
自転車のチェーン、ハンドル、サドルの下部分など、金属が使われているパーツはサビが出やすい場所。
中でも、チェーンやチェーンを回すチェーンリングについたサビは走行に支障を来す場合もあるため、サビ取りを行うのがおすすめです。
家にあるもので自転車のサビ取りしよう
一見難しそうに感じる自転車のサビ取りですが、酢や歯磨き粉といった家にあるものでも簡単にサビ取りができます。
重曹
重曹は水と4:1で混ぜてペースト状にすることで、自転車のサビ取りに使えます。
サビ取りのやり方は、重曹ペーストをサビ部分に塗布して約1時間程度放置した後、メラミンスポンジでこするだけ。
サビ取りができたら、自転車の部品に残った水分を雑巾でふき取ります。
クエン酸・酢
酢を入れたバケツにサビた部品を入れて丸1日浸け置いた後、ブラシなどでサビの部分を擦ると、簡単にサビ取りができます。
酢以外にクエン酸やレモン、ライムなど家にあるものでも代用可能。
塩と混ぜてサビに塗ると、サビ取りしやすくなります。
酸性洗剤
トイレ用洗剤などの酸性洗剤でもサビ取りができます。
これは、クエン酸と同様にサビを金属から剥がす「還元作用」が働くから。
ただし、洗剤成分が自転車に残ると新しいサビの原因になるため、必ず洗い流すようにしましょう。
歯磨き粉
ポツポツとでき始めた小さいサビであれば、歯磨き粉で簡単にサビ取りが可能です。
使い古した歯ブラシに歯磨き粉をつけてサビた部分を擦るだけで、簡単にサビ取りができます。
サビ取りの後は水で綺麗に洗い流しましょう。
556とワイヤーブラシ
サビ取りに特化した556とワイヤーブラシを使えば、頑固なサビも簡単にサビ取りできます。
方法は、自転車のチェーンやハンドルにサビを浮かせる556スプレーを吹き付けて布で擦るだけ。
頑固なサビは、556スプレーを吹き付けたあとにワイヤーブラシで擦ることで落とせます。
専用のサビ落とし
556でも落ちにくい頑固なサビや、歯磨き粉など研磨剤による擦り傷をつけたくない場所には、サビ取り専用のクリーナーを使うのがおすすめ。
サビを浮かせて落とすクリーナーなら、ハンドルやチェーンに傷をつけずに安全にサビを落とすことができます。
自転車のサビを予防するには
自転車にサビがつかないよう、普段から対策するのが大切です。
自転車のサビは雨風にさらされることでサビやすくなるため、乗らない時は屋内に入れておくのがおすすめ。
自転車を置くスペースが屋内に確保できない場合は、屋外用の自転車カバーを付けて対策しましょう。
サビが付いた場合は、早めにサビ取りすると取りやすいです。
チェーンやハンドルも! 自転車のサビ取りグッズ8選
チェーンやハンドルの金属部分にも使える、自転車のサビ取りにおすすめのアイテムをまとめて紹介します。
ニチガ (NICHIGA) 無水クエン酸 1kg
純度99.5%以上の高純度無水クエン酸を配合したパウダー
純度99.5%以上の高純度無水クエン酸を粉末状にした商品。
自転車のサビ取りはもちろん、家の中の掃除に活用できます。
また、食品安全規格のISO22000認証を取得した工場で生産されているため、食品の変色防止やフルーツ・野菜ドリンク作りにも使えます。
- 内容量 1kg
ニチガ (NICHIGA) 国産重曹 1kg
国産重曹を使用した、食品用・掃除用に使える重曹パウダー
山口県で製造された国産重曹のみを使用した重曹パウダー。
こちらも食品安全規格であるISO22000認証を受けた食品添加物工場で生産されているため、自転車のサビ取りや掃除以外にお菓子作り、料理作りにも使える安心安全な重曹です。
- 内容量 1kg
大日本除虫菊 (DAINIHON JOCHUGIKU) サンポールV 1000mL
サビを金属から剥がす還元作用でサビ取りできる酸性洗剤
蚊取り線香などが有名な大日本除虫菊のサンポールは、トイレの臭いのもととなる尿石を除去する酸性洗剤。
酸性洗剤は塩素系洗剤と混ぜて使うと人体に有毒なガスが発生するため、必ず酸性洗剤のみで使用してください。
- 内容量 1000mL
呉工業 (KURE) 5-56 320ml
自転車のサビ取りから車のナットゆるめまで使えるスプレー
呉工業の556スプレーは、自転車のサビ取りや車のホイールのナットをゆるめること等に使える万能アイテムです。
サビついた箇所に556をスプレーして放置した後、ワイヤーブラシで浮いた汚れをこするだけでサビ取りができます。
- 内容量 320ml
角利産業 (kakuri) サンドリー (SUNDRY) ワイヤーブラシ SWB-3
様々な掃除に使える硬さが異なる3種類のワイヤーブラシ
材質の異なるワイヤーブラシ3本がついたセットです。
金色の真鍮ブラシは頑固な焦げつきやサビ取りに。
黒いナイロンブラシは傷つけたくない場所の汚れ取りに。
銀色のステンレスブラシは水回りの掃除やサビ取りに使えます。
- 内容量 3本
ソフト99コーポレーション サビとり消しゴム 20510
まるで消しゴムのような使い心地のサビ取り用アイテム
手軽に金属のサビ取りができる、ソフト99のサビ取り消しゴム。
研磨剤を配合したゴムを原料に使用しており、まるで消しゴムのような使い心地のアイデア商品です。
また、ゴムを小さく切れば細かい箇所のサビ取りにも使えます。
- 内容量 1個
允・セサミ 技職人魂 サビ取り職人 100ml
あらゆるサビを紫色に変色させて落とすサビ専用の中性洗剤
サビ専用の洗剤「サビ取り職人」は、サビた部分に吹きかけるだけでサビ取りできるアイテム。
サビと洗剤が反応すると紫色に変色するので、そのタイミングで素早くサビ落としができます。
こちらは安全な中性洗剤のため、自転車のサビをはじめ家や車など様々な部品のサビに使えます。
- 内容量 100ml
プロアップ (PROUP) 超溶解 インパクトデスケーラー ハード 300ml
強酸性でありながら安全性の高い生分解性が魅力のサビ落とし
アメリカ海軍・イギリス海軍も御用達のプロアップインパクトデスケーラー。
強酸性でありながら生分解性が高く、素手でも触れる安全性の高さが魅力です。
水垢といったカルシウム系汚れや、サビ汚れを素早く分解して落とします。
- 内容量 300ml
まとめ
ここまで、家にあるもので行う自転車のサビ取りアイデアを紹介しました。
自転車のチェーンやハンドルについたサビは、放置していると見た目が悪いだけでなく、走行に支障をきたす場合があります。
自転車にサビを見つけた時は放置せず、重曹や歯磨き粉、クエン酸・酢などの家にあるものを活用して素早くサビ取りしましょう。