【合皮・本革】バッグや肩紐に色移りした時の落とし方 色落ち防止対策も

服から合皮バッグや本革バッグに色移りしてしまうと、なかなか落としにくいものです。
そこでこの記事では、服から合皮バッグ・本革バッグへの色移りの落とし方について解説。
さらに、新しいバッグの肩紐からシャツへの色移りの落とし方と防止方法も紹介します。

革バッグの色移りの原因

合皮バッグや本革バッグの色移りの原因はいくつかあります。
摩擦による色移りのほか、雨や汗など水分によって服の色素が落ちてバッグに色移りすることも。
新しい服や色素の定着度が低いデニムなどは、特に色移りしやすいので要注意です。
絶対に色移りするような白い鞄を持つ時は、できるだけ色味の薄い服を着るなどしましょう。

合皮バッグの色移りの落とし方

まずは、合皮バッグの肩紐などについた色移りの落とし方を紹介します。
合皮バッグには、重曹や除光液などが使えます。

重曹を使う

合皮バッグといえど、手荒に扱うとダメになってしまうため、最初は重曹を使う方法から試してみましょう。
落とし方は、重曹水に柔らかい布を浸して固く絞り、肩紐など色移りした場所を拭くだけ。
きれいになったら重曹残りがないようさらに水拭きし、最後に乾拭きしてください。

消しゴムと洗剤

最初に消しゴムで合皮バッグの色移りの部分を擦ってみて、これで落ちたら完了です。
落ちない場合はおしゃれ着洗いの洗剤を溶かした水に柔らかい布を浸して固く絞り、色移りした部分を拭きます。
その後は重曹水の時と同じく、水拭きと乾拭きの工程を行ってください。

除光液を使う

除光液を使った落とし方は、最初に除光液を染み込ませたコットンで色移りを拭きます。
きれいに色移りが落ちたら、最後に水拭きと乾拭きの工程を行ってください。
この方法は除光液でさらに色落ちすることもあるため、必ず合皮バッグの見えないポイントでテストしてからやってください。

本革バッグの色移りの落とし方

本革バッグの色移りの落とし方として、専用の汚れ落としを使います。
やり方は、汚れ落としで色移り部分とその輪郭をぼかすように擦り、カビ取りスプレーなどを噴霧します。
落ちるまで同じ工程を繰り返し、最後に本革用クリームやワックスなどを使ってケアしてください。
本革バッグはデリケートなので、安易に除光液や水を使った落とし方は試さないようにしましょう。

シャツ・服についた肩紐の色移りの落とし方

合皮バッグ、本革バッグから服の方に色移りすることもあります。
ここでは、シャツなどについた肩紐の色移りの落とし方を紹介します。

石鹸と漂白剤で洗う

シャツ・服についた肩紐などの色移りは、石鹸でもみ洗いして落としてみてください。
ワイシャツなど、真っ白な服では完全に落とすことが難しいので、その後酸素系漂白剤に浸けてください。
ただし、汚れが蓄積している服の場合、簡単には落ちないこともあります。

クリーニングに出す

シャツのような服の繊維に合皮バッグや本革バッグの肩紐が色移りした時、落とすのは簡単ではありません。
いろいろな方法を試して服を傷めるよりは、クリーニングに出すという方法も検討してください。
プロに任せることで、服がきれいになって戻ってきます。

色落ち・白い鞄への色移りの防止方法

服から白い鞄への色移り防止方法と、合皮バッグや本革バッグの色落ち防止方法を紹介します。
デニムなどをよく着る人は要チェックです。

防水スプレーを使う

白い鞄への色移りは、雨や汗などの水分が原因です。
色移りや色落ち防止のために、普段から防水スプレーを使うようにしましょう。
防水スプレーを使う場合は風通しのいい屋外で、肩紐などの細かい部分も忘れずに噴霧してください。

保護クリームや艶出しワックスを使う

合皮の白い鞄の色移りを防ぐために、こまめに保護クリームや艶出しワックスを使いましょう。
バッグにツヤを出すだけでなく、汚れやほこりもつきにくくなります。
塗りすぎるとベタベタして逆にほこりや汚れが付着するため、塗る量には注意してください。

デニムは塩と酢で漬ける

デニムジャケットやパンツは、白い鞄に特に色移りしやすい素材。
デニムの服を着る前に塩と酢で中和して、デニムの色落ちやバッグへの色移りを防止します。
塩水に浸して1晩漬け置きし、翌日今度は酢水に1時間浸けて、手洗い後に乾かしてください。

色移り落としに使えるアイテム

ここでは、色移り落としに使えるアイテムを厳選。
合皮バッグの色移りを落とす重曹や除光液のほか、本革バッグの汚れ落としも紹介します。

レック(LEC) 激落ちくん重曹1kg

合皮バッグの色移りを落とすだけでなく掃除にも使える

掃除や洗濯にも重宝する、激落ちくんの重曹です。
合皮バッグの色移り落とし以外に、換気扇の油汚れや鍋の焦げ落としにも使えます。
また、口チャックつきの保存袋なので使ったら手間なくそのまま保管できるのもポイント。

• 内容量 1kg

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花王 (Kao) エマール リフレッシュグリーンの香り

コスパ抜群でおすすめ 爽やかな香りのおしゃれ着用洗剤

エマールのおしゃれ着用洗剤は、合皮バッグの色移り落としに最適。
もちろん繊細な服を洗う洗剤としてもぴったりで、洗うことで襟袖のよれや毛玉、縮みなどを防いでくれます。
ニットや綿をよく着る人におすすめの洗剤です。

• 内容量 460ml

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無印良品 (MUJI) 除光液

強力に汚れや色移りを落としてくれるアセトンフリーの除光液

無印良品の除光液は、においがキツくなく、爪や肌に優しいアセトンフリー。
それでもしっかりマニキュアを落としてくれるので、ネイルが好きな人は持っておくのがおすすめです。
本革バッグには絶対使わず、合皮バッグの色移りにのみ使いましょう。

• 内容量 100ml

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カーコスメティックコレクション (C.C.C.) ソフト99(SOFT99) 革専用汚れ落とし消しゴム表皮革・ヌメ革用

本革バッグの色移りや汚れ落としに使える消しゴムタイプ

スエードやベロアなどに使える、消しゴムタイプの革専用汚れ落とし。
研磨剤を含まないため、皮革にダメージを与えることなく表面の汚れを落としてくれます。
ホワイトタイプは、本革を使った白い鞄の色移り落としにぴったりです。

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シャボン玉石けん シャボン玉スノール純石けん

香料、着色料、酸化防止剤、蛍光増白剤不使用 シンプルな石鹸

シャボン玉石けんの純石けんは、手肌に優しい無添加石鹸。
襟袖はもちろん、靴下やベビー用品、皮革からの色移りを落とす際にも便利です。
肩紐などから移った汚れの強い部分には直接塗ってもみ洗いし、最後に洗濯機で洗いましょう。

• 内容量 180g

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シャボン玉石けん 酸素系漂白剤

シャツの汚れ落としに 嫌なにおいがしない酸素系漂白剤

同じくシャボン玉石けんから出ている酸素系漂白剤です。
塩素系と違い、色柄もののシャツなど服を脱色することなく、痛めにくいため扱いやすいのが魅力。
バッグによる色移りした服の洗濯はもちろん、掃除や除菌などにも使えます。

• 内容量 750g

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色移り・色落ち防止に使えるアイテム

最後に、色移り・色落ち防止に使えるアイテムを紹介します。
白い鞄に色移りさせたくない場合は防水スプレーなどを使いましょう。

コロンブス (columbus) アメダス420mL

撥水効果・撥油効果でしっかり汚れを防止する防水スプレー

本革やスエードのバッグの汚れ防止・色落ち防止に使える防水スプレー、コロンブスのアメダス。
こちらはロングセラーの防水スプレーで、フッ素の力で水や汚れからバッグを強力コーティングします。
本革のほか、繊維製品や傘の防水加工にも使えます。

• 内容量 420ml

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リンレイ 革・レザーのつやだしワックス

ひとつは持っておきたい 本革バッグや靴専用の艶出しワックス

リンレイの革・レザーのつやだしワックスは、本革製品に艶を与えて革自体の保護をしてくれるワックス。
それだけでなく、定期的なケアによってバッグについた汚れくすみ、手垢なども落としてくれます。
また、ファイバークロスつきなので、バッグを傷つける心配はありません。

• 内容量 150g

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サフィールノワール (SaphirNoir) スペシャルナッパデリケートクリーム

革製の白い鞄や靴、腕時計のベルトなどを保護するクリーム

フランスのシューケアブランド、サフィールノワールの本革用保護クリームです。
ヌメ革やシープレザー、ラムレザー、オーストリッチなどさまざまな革製品に使えます。
高級感のある瓶入りなので、靴やバッグをよく使う人へのプレゼントにもおすすめ。

• 内容量 75ml

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まとめ

服から合皮バッグ・本革バッグへの色移りの落とし方と、バッグの肩紐からシャツへの色移りの落とし方などを紹介しました。
バッグの色移りや色落ちの防止には、防水スプレーを使ったり、デニムに色落ち対策をしたりするのがおすすめです。
ワックスや艶出しクリームなども適切に使い、大切なバッグをきれいな状態で維持しましょう。