おすすめのビクセン(vixen)天体望遠鏡7選 初心者や子供におすすめの望遠鏡やスマホ写真が撮れるアダプターも紹介

出典:JayMantri / Pixabay

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宇宙は、簡単には言葉にできない魅力であふれています。
そんな宇宙を身近に感じることができる天体観測。
この記事では、天体の観測に欠かせない天体望遠鏡を紹介します。

高価な印象の天体望遠鏡も、最近では手頃なものが増え、子供の自由研究のために購入する人も増えています。
なかでも国内トップシェアを誇るビクセンの天体望遠鏡は、使いやすさやコストパフォーマンスにおいて評判のメーカーです。
今回は、amazonや楽天で買える、おすすめのビクセン天体望遠鏡を集めました。
天体観測が気になっている人は、ぜひ参考にしてみてください。

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星を見せる会社ビクセン(vixen)の天体望遠鏡

ビクセンは、埼玉県所沢市に本社を置く総合光学機器メーカー。
幸せや感動を届ける会社になりたいという想いから、サンタクロースのソリを引くトナカイの名前が社名の由来です。
「星を見せる会社であること」をビジョンに掲げており、高い技術と信頼によって、日本だけでなく海外にも多くのファンを獲得しています。

そんなビクセンの天体望遠鏡は、コストパフォーマンスの良さが評判。
初心者向けの扱いやすいものから本格的なものまで、幅広く取りそろえられています。
分かりやすいマニュアルやアフターサービスも充実しており、初心者でも挑戦しやすい環境を整えてくれている点も評判の理由です。

適正倍率はレンズの口径で決まる

天体望遠鏡の性能は、倍率ではなくレンズやミラーの口径で決まります。
はじめて天体望遠鏡の購入を考える人の中には、倍率を基準に選んでしまう人も多いでしょう。
しかし、倍率だけが高くても、レンズが小さければ明かりを取り入れることができず、覗いた先がぼやけたり、暗闇になってしまいます。

そのため見るべきポイントは、対物レンズの口径。
対物レンズの口径が大きければ大きいほど、多くの光を取り込むことができ、よりはっきり遠くまで観測することができるのです。
レンズの口径に合った適正な倍率の目安は、口径の半分ほど。
例えば、80mmの口径なら適正倍率は40倍ほどです。
観測したい天体に合わせた口径や倍率のレンズを選びましょう。

鏡筒で選ぶ天体望遠鏡

ここからは、天体望遠鏡の種類とそれぞれの特徴を解説していきます。
まずは、筒状の部分、鏡筒の特徴から見ていきましょう。

初心者にもおすすめの屈折式鏡筒

凸レンズを使って光を集める屈折式鏡筒は、初心者から上級者まで幅広くの人に評判のタイプです。
見た方向と同じ方向に星が見えるので、直感的な操作が可能で扱いやすく、子供や初心者にもおすすめ。
はじめてでも比較的簡単に目的の星を見つけることができます。

手入れの面では、カビが生えないよう注意は必要ですが、ほぼメンテナンスの必要もありません。
使用時にも難しい操作や手入れがないので、安心して使うことができ、子供の自由研究の天体観測にもおすすめです。

天体写真の撮影におすすめの反射式鏡筒

凸レンズで光を集める屈折式に対し、凹レンズで光を集めるのが反射式鏡筒です。
こちらは、少し天体望遠鏡の扱いに慣れ、より本格的な観測に興味がある人におすすめ。
屈折式よりもレンズが大きく、より鮮明にはっきりと星の様子を観察することができます。

ただし、覗く方向と見える方向が異なり、軸がずれやすいため、操作中に細かな調整が必要なため上級者向けといえるでしょう。
しかし、操作に慣れれば月面や土星の輪がくっきりと観測でき、色収差も少ないため天体の写真撮影に最適です。

架台で選ぶ天体望遠鏡

天体望遠鏡を使用する際に必要なのが架台。
通常架台に望遠鏡を載せ天体観測をします。
ここでは、架台を選ぶ際のポイントをチェックしていきましょう。

自由に動かし止めるのも簡単なフリーストップ経緯台式

はじめて星空を観測するときは、いろいろな星を眺めてみたくなります。
そんなときには、経緯台がおすすめです。
経緯台とは、望遠鏡の向きを上下左右に動かすことができる架台で、セッティングも簡単。

軽量なタイプも多く、天体望遠鏡を外に持ち出して使用するときも楽に移動できます。
なかでもフリーストップ経緯台は、手を離した位置で自動的に停止する架台です。
好きな向きに動かし、すぐに固定されるので、初心者でも見たい方向に素早く向けることができ、効率よく観測できます。

長時間同じ天体を観測したい人におすすめの赤道儀式

ひとつの天体をじっくり観測したいなら、赤道儀式の架台がおすすめ。
元々、星の日周運動を観測するために作られた架台なので、より高度で専門的な観測が可能です。
使う前にはセッティングが必要ですが、動いてしまう天体を視野に収めておくことができる機能は魅力的。
初心者の人には、初めは少し難しく感じるかもしれませんが、天体写真の撮影にも便利な架台です。
天体の観測に慣れてきたら、赤道儀式の架台を検討してみるものよいでしょう。

目的で選ぶ天体望遠鏡

天体望遠鏡の種類や特徴が分かったところで、実際に天体望遠鏡を選ぶ際は、目的を考えて選ぶことが重要です。
ここでは、どんな時にどんな天体望遠鏡や架台がおすすめなのか、改めて確認してみましょう。

子供の自由研究に使いたい

夏休みの自由研究など、子供が使用するために購入する場合は、屈折式の鏡筒に、フリーストップ式の架台がおすすめです。
初心者でも使いやすい屈折式なら、子供でも簡単に天体をとらえることができます。
いろいろな星を観測できるので、自由研究に最適。

直感的な操作で観測ができるので、子供も夢中になって観測してくれるでしょう。
フリーストップ式の架台なら、自動で位置が固定されるので、レンズをのぞいてはメモを取るという作業も楽にできます。
ずれてしまって天体を探しなおす必要もなく、ストレスを感じることもありません。

月面や土星の輪を細部まで観測したい

とにかく細部まで丁寧に観測していきたい人には、口径が広くて高倍率で観測できるレンズがおすすめです。
口径が広いタイプなら、ある程度拡大しても明るいまま、しっかり観測することができます。
また、この場合おすすめの架台は赤道儀式。
時間をかけてじっくりと観測することができます。
天体の動きそのものや土星の輪も確認できるので、充実した観測になるでしょう。

スマホやカメラで天体写真を撮りたい

天体望遠鏡をのぞいたときの様子を、スマホやカメラで天体写真を撮影したい場合は、反射式の鏡筒に、赤道儀式の架台がおすすめです。
反射式の鏡筒なら、星の周りに色収差が出ることもなく、スマホやカメラでもすっきりと美しい写真が撮影できます。

赤道儀式の架台があれば、撮影中に天体を見失うことがありません。
望遠レンズや一眼レフカメラを使い、月面や土星の輪をさらにズームで撮影することもできます。
天体写真の撮影がしたい人は、ぜひ反射式の鏡筒と赤道儀式の架台を検討してみてください。

amazonなど通販で買えるビクセンのおすすめ天体望遠鏡7選

それではここから、楽天やamazonで買えるビクセンの天体望遠鏡の中から、特におすすめのものを7点紹介します。
天体の写真撮影に使えるアダプターも合わせて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ビクセン (Vixen) 天体望遠鏡 スペースアイ600

ビクセンのスペースアイシリーズは、初心者向けのスターターキット。
屈折式のレンズに経緯台の架台がセットになっているので、はじめての人でも、すぐに天体観測を始めることができます。
月のクレーターや土星の輪、木星など、幅広い観測に最適。
また、スペースアイ600は、重さが3.3kgなので持ち運びも簡単で、便利なキャリーバッグもセットになっています。
口径はやや小さめなので、細部の観測よりは天体全体の観測したいという人におすすめです。

  • 鏡筒寸法 長さ60cm 外径5.5cm
  • 総重量 3.3kg(接眼レンズ別)
  • 口径 50mm
  • 鏡筒 屈折式
  • 架台 経緯台、簡易赤道儀

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ビクセン (Vixen) 天体望遠鏡 スペースアイ700

こちらも同じくスペースアイシリーズ。
スペースアイ600よりも、口径が少し大きくなったモデルです。
本体のコンパクトさを考慮するとこのサイズで口径70cmは珍しく、満足度の高い観測ができるでしょう。
月のクレーターがはっきり見える、子供より自分がはまりそうと、口コミでも評判。
初心者の人はもちろん、子供にもおすすめの天体望遠鏡です。

  • 鏡筒寸法 長さ75cm 外径7.2cm
  • 総重量 3.9kg(接眼レンズ別)
  • 口径 70mm
  • 鏡筒 屈折式
  • 架台 経緯台、簡易赤道儀

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ビクセン (Vixen) 天体望遠鏡 モバイルポルタ-A70Lf

初心者から上級者まで、人気が高く評判なのはビクセンのポルタシリーズの経緯台。
こちらはフリーストップ経緯式架台に屈折式鏡筒で使いやすく、より手軽に天体観測できるモデルです。
三脚部分は、パーツを交換したりアクセサリートレイを設置したりして、使いやすさをプラス。
また、ハンドルや三脚本体をコンパクトに収納できるので、屋外での観測にもおすすめ。
入門用として最適、女性一人でも組み立てが簡単と口コミでも評判です。

  • 鏡筒寸法 長さ86cm 外径7.6cm
  • 総重量 4.9kg(接眼レンズ別)
  • 口径 70mm
  • 鏡筒 屈折式
  • 架台 フリーストップ経緯台

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ビクセン (Vixen) 天体望遠鏡 ポルタII A80Mf

使いやすさから、初心者から上級者まで幅広く支持されているのが、ビクセンの人気商品ポルタII経緯台。
観測したい方向に本体を動かすだけの直感的な操作と、丈夫さでストレスなく観測を続けることができます。
こちらは屈折式のA80Mfの鏡筒がセット。
付属の正立天頂プリズムを使えば日中も観測ができ、好きなときに自由に観測を楽しめます。
amazonではスマホ撮影用アダプターが付属しないなど、購入サイトによって付属品異なるので確認が必要です。

  • 鏡筒寸法 長さ86cm 外径9cm
  • 総重量 5.7kg(三脚含む)
  • 口径 80mm
  • 鏡筒 屈折式
  • 架台 フリーストップ経緯台

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ビクセン (Vixen) 天体望遠鏡 SXP2-AX103S

こちらは屈折式鏡筒と赤道儀の架台です。
鏡筒部分には中央にSDガラスを取り付けることで、優れた色収差補正と鮮明でクリアな視界を実現しました。
赤道儀部分は、必要な機能を無駄なく揃えた架台に。
正確な天体の追尾と、滑らかな移動、静音化など、ひとつの天体を長時間観測する時に便利な機能がたくさん入っています。
天体写真の撮影はもちろん、移動を伴うスターウォッチングにも最適です。

  • 鏡筒寸法 長さ67~76.2cm 外径11.5cm
  • 口径 103mm
  • 鏡筒 屈折式
  • 架台 赤道儀

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ビクセン (Vixen) 天体望遠鏡 ポルタII R130Sf

本格的な観測を行いたい人には、こちらのポルタII経緯台と反射式鏡筒がおすすめです。
大きな口径で拡大しても明るく、星雲のような淡い色の天体を観測したいときに役立ちます。
フリーストップ式の経緯台なので、子供でも操作が簡単。
キャンプなどのアウトドアや家族みんなで星空を観測するときにもぴったりな天体望遠鏡です。

  • 鏡筒寸法 長さ57.5cm 外径16cm
  • 総重量 11.0kg(接眼レンズ別)
  • 口径 130mm
  • 鏡筒 反射式
  • 架台 フリーストップ経緯台

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ビクセン (Vixen) 天体望遠鏡 AP-R130Sf・SM

こちらはより本格的な観測ができる天体望遠鏡。
反射式の鏡筒に、架台が赤道儀です。
モーターモジュールは、どこでも気軽に手に入る単三電池4本を使用しているのも嬉しいポイント。
説明も分かりやすいので、初心者だけど本格的なものからスタートしたいという人にもおすすめです。
木星の縞も見えた、コンパクトで手軽に観測できると口コミでも評判です。

  • 鏡筒寸法 長さ57.5cm 外径16cm
  • 総重量 15.2kg(電池別・接眼レンズ別)
  • 口径 130mm
  • 鏡筒 反射式
  • 架台 赤道儀

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天体写真を撮る際におすすめの撮影用アダプター

ここからは写真撮影に便利なアダプターを紹介します。
こちらも、amazonなどの通販で手軽に手に入るものを厳選しました。

ビクセン (Vixen) 天体望遠鏡 拡大撮影カメラアダプター

こちらは、カメラ専用のアダプター。
カメラ用のTリングなどと合わせて使用して、一眼レフやCCDカメラなどを取り付けて撮影します。
スマホでカメラではなく本格的な写真を撮影したい人におすすめです。
撮影した星空や惑星、土星の輪などをきれいに残しておきたい人は、ぜひチェックしてみてください。

  • 外形寸法 長さ10.5cm 径6cm
  • 重量 242g

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ビクセン (Vixen) 天体望遠鏡 スマートフォン用カメラアダプター

手軽に、スマホで天体写真を撮影したい人におすすめなのが、こちらのスマホ専用のアダプター。
取り付け部分の大きさが調節できるので、さまざまな大きさのスマホに対応しています。
これがあれば、子供の宿題や自由研究に使う写真も、スマホで簡単に撮影することができるので、とても手軽です。
スマホ内にデータが残せるのも魅力です。

  • 外形寸法 幅9cm 奥行5.6cm 高さ14.9cm (含・突起部)
  • 重量 178g(含・補助スリーブ)
  • 対応スマホサイズ 幅5.8~11cm、高さ10.8~20cm、厚さ1.5cm以下、レンズ中心から左1~4cm、右2.3~7cm以内、レンズ中心から上0.6~4.5cm、下8.1~15.8cm以内

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まとめ

天体観測と聞くと、難しいイメージがありますが、ビクセンの天体望遠鏡は初心者でも使いやすいものが多くあります。
本や画像ではなく、自分で倍率や向きを調整し、月面や土星の輪をリアルタイムで見ることができるのは天体観測ならでは。
子供と一緒に観測したり、天体写真の撮影に挑戦してみてはいかがでしょう。
なかなか挑戦できずにいた人も、これを機会にぜひ天体望遠鏡の世界を覗いてみてください。

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