【電気を使わない】生ゴミ処理機おすすめ5選 バイオ式のデメリットも解説
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生ゴミ処理機は処理方法によっていくつかの種類に分かれます。
中でも、電気を使わないで、微生物の力を借りて分解するのが、バイオ式の生ゴミ処理機です。
手軽に導入でき、分解後に野菜や花の肥料が作れるとして、ガーデニング愛好者からも注目されています。
今回はバイオ式生ゴミ処理機の魅力とデメリット、選び方、おすすめの商品などをまとめて紹介します。
生ゴミを肥料に バイオ式生ゴミ処理機
生ごみをそのままゴミとして捨てるのではなく、微生物の力を借りて分解し、肥料をつくるのが、バイオ式生ゴミ処理機。
バイオ式生ゴミ処理機があれば、電気を使わないで生ゴミが約1か月程度で花や野菜の肥料になります。
生ゴミ処理機には分解方法によっていくつか種類がありますが、バイオ式は、ガーデニングをしている人には特におすすめです。
バイオ式生ゴミ処理機の魅力とデメリット
バイオ式生ゴミ処理機は、電気を使わないで生ゴミを肥料に作り替えることができる点が大きな魅力です。
また、分解中の音が静かな点も嬉しいポイント。
しかし、デメリットからバイオ式生ゴミ処理機がいらないという人も。
バイオ式生ゴミ処理機は、屋外で使用するものやサイズが大きいタイプが多いため、設置場所が必要になる点が主なデメリットです。
価格も高めで、商品によっては10万円以上するものもあるので必要な機能やサイズを見極めて選びましょう。
バイオ式生ゴミ処理機の選び方
メリットが多い生ゴミ処理機ですが、実際に商品を購入する場合は、どのような点をチェックすれば良いのでしょうか。
購入に迷っている人のために、バイオ式生ゴミ処理機の選び方を紹介します。
屋外や屋内など置き場所で選ぶ
バイオ式は屋外用の大型商品のラインナップが豊富。
屋内用はゴミを捨てるのが楽にできますが、分解中に臭いもれする商品もあり注意が必要です。
屋外用より容量が少なめなのもしっかりとチェックが必要。
屋外用は、ゴミを捨てに行くのがやや手間ですが、屋内用よりも容量が大きい場合が多く、臭いが気になりにくいのが特徴です。
屋外用を選ぶ場合は、雨風の当たりにくい場所に設置しましょう。
処理容量で選ぶ
処理容量は、生ゴミ処理機選びには重要なポイントです。
家族の人数に合った容量を選ぶのがポイント。
毎日料理をすると仮定した場合、家族1人あたり500g程度の生ゴミが生じると考えて容量を選んでください。
ただし、容量が大きくなるほど生ゴミ処理機も大型になるため、設置場所とのバランスを考えて商品を選ぶ必要があります。
対応食品で選ぶ
バイオ式生ゴミ処理機といっても、対応できる食品とそうでな食品があるものがあります。
一般的に、ごはんや肉、魚、野菜くずなどは対応できます。
しかし、牛や鳥、豚の骨類や卵の殻、貝殻などはバイオ式生ごみ処理機では処理できないものもあります。
バイオ式を購入する際には、事前に対応している食品が何かをチェックしておくと安心でしょう。
【購入者に調査】バイオ式生ゴミ処理機のデメリットを教えて!
実際、バイオ式生ゴミ処理機はいらないと感じたり、設置スペースや大きさなど購入前は分かりにくかったりする人もいるでしょう。
そこで、今回イエコレクション編集部では、バイオ式生ゴミ処理機を購入した58人にアンケートを実施。
購入時や使用時のデメリットについて伺いました。
こちらは複数回答可としています。
最も多かった回答は、「価格が高い」25pt、2位は「サイズが大きい」16pt、3位は「時間がかかる」15%という結果に。
続いて「屋外に設置する必要がある」が13pt、「臭いが気になる」が11ptでした。
回答した理由には「雨に濡れない場所があまりないので場所に困る」「処理時間はだいたい 1日かかる」という声もありました。
一方で「デメリットはない」の回答は、わずか1ptと低い結果に。
やはり、バイオ式生ゴミ処理機に対して、一部のデメリットを感じている人は多いようです。
【購入者に調査】バイオ式生ゴミ処理機を購入する際に重視したポイントは?
続いて、購入の際に最も重視したポイントについてのアンケート結果を紹介します。
1位は「価格」が19ptで、「出来るだけ低価格で購入したい」「コストパフォーマンスを重視で買いました」など、価格が高いことがデメリットである点も含めて、購入時に重視している人が多い結果になりました。
2位は「処理容量」で12pt、3位は「サイズ」で8ptという結果に。
続いて「置き場所」と「デザイン」が同率で6pt、「メーカー」が5pt、「対応食品」が2ptでした。
「処理容量」を選んだ人の理由には、「隙間に設置できる容量にした」、「置き場所」を選んだ人からは「敷地が狭いので、置く場所を重視した」という回答もありました。
【購入者に調査】バイオ式生ゴミ処理機の使用満足度を教えて!
次に、バイオ式生ゴミ処理機を使用した満足度についても、アンケートを実施しました。
1位が「満足」9pt、2位が「やや満足」18ptという結果に。
「普通(どちらでもない)」と回答した人は12pt。
「不満」「やや不満」と購入に後悔している人は19ptでした。
「満足」「やや満足」と回答した人の理由
・バイオ基材は死滅しにくい微生物が豊富に入っているので、密閉式や段ボールコンポストに比べて基材の交換手間がかからないからです
・生ごみの量を減らし、肥料にするなど一石二鳥になってよかった
・生ゴミを自宅で有効に利用できるようになったのはよかったです。家庭菜園の役に立っています
・環境に優しい
・生ごみを捨てる罪悪感から解放されたから
「不満」「やや不満」と回答した人の理由
・生ごみの仕分けが面倒で使わなくなってしまいました
・回収にゴミを出す量は減りましたが、畑が無いので、肥料にしても活用することが無いことに気づいた
・出来た堆肥の処理に困った 庭にまいたら草木が育ちすぎた
・堆肥にさせるまでの時間と労力に対し、魅力的な要素があまりないと思った
バイオ生ゴミ処理機の購入に迷っている人は、ぜひこちらのアンケート結果も参考にしてみてください。
家庭用バイオ式生ゴミ処理機おすすめ5選
バイオ式生ゴミ処理機のおすすめ商品を紹介します。
購入を検討している方は、商品選びの参考にしてみてください。
ボカシオルガンコ 生ごみ処理器
臭いもれしにくくコンパクト。見た目もおしゃれな室内用生ゴミ処理機
キッチンのインテリア性を損なわないおしゃれなものを探している人におすすめの、室内用バイオ式生ごみ処理機。
屋内用のためサイズがやや小さめですが、2個使いで交互に使えば、効率よくある程度の量の生ゴミを処理できます。
ゴム製内蓋や、外側容器と内側容器の2重仕様など、臭いもれを防ぐ工夫が施され、キッチンでも快適に使えるでしょう。
- 外形寸法 幅24cm 奥行24cm 高さ34cm
- 処理容量 9,6L
amazonで見る16,800円
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生ごみ処理機 ダスクリンくるくるIII型 スターターセット バイオ式
ハンドルを回すだけで生ゴミを肥料に変えられるバイオ式生ゴミ処理機
微生物の力で電気を使わず生ごみを分解する、バイオ式の生ごみ処理機です。
微生物とおがくずをミックスさせたソルビオと呼ばれる資材で、生ごみを肥料へ変換できます。
生活で出た生ごみを処理機の中へ入れ、ハンドルを回すだけとやり方は簡単です。
初めて生ごみ処理をする初心者の人でも使いやすいのが特徴。
シンプルな作りで使い勝手に優れた生ごみ処理機を探している人におすすめです。
- 外形寸法 幅33.5cm 奥行51cm 高さ36cm
- 処理容量 22L
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amazonで見る29,700円
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エコクリーン 家庭用生ごみ処理機 ル・カエル基本セット
生ゴミの量が10分の1に!3人家族にもおすすめのバイオ式生ゴミ処理機
1日約400gを分解し、生ゴミを10分の1以下に減量してくれるバイオ式の生ゴミ処理機です。
バイオ式のため、分解中の臭いが気になる場合は、設置場所を変えて風通しの良いところを選ぶのがおすすめ。
入れる食品によっては、容器の周りに水滴が発生することがあります。
容器の下にマットを敷いたりこまめに水滴を拭き取ったりして対策してください。
- 外形寸法 直径32.6cm 高さ39cm
- 処理容量 32L
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エコ・クリーン 自然にカエルS 基本セット SKS-101型
キッチンに置いてスピーディーに処理できるバイオ式生ゴミ処理機
投入した生ゴミが約3日で80%ほどが分解されるという、スピード感のある電気を使わない生ゴミ処理機です。
手動のハンドル付きで簡単に撹拌できるのが嬉しいポイント。
バイオ式ですが電気を必要とする生ゴミ処理機なみの処理スピードを実現しています。
清潔感のある外観は、キッチンに置いていても違和感がないでしょう。
手軽に生ゴミを処理したい人におすすめです。
- 外形寸法 幅42.8cm 奥行34cm 高さ41.8cm
- 処理容量 30L
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アイリスオーヤマ (IRIS OHYAMA) エココンポスト IC130
太陽熱の力で発酵スピードアップ。堆肥を作れる屋外用バイオ式生ゴミ処理機
屋外設置型の電気を使わない生ゴミ処理機です。
3サイズ展開されているため、置き場所と処理量のバランスの良いものを選ぶのがポイント。
屋外設置型のため屋内用よりも臭いが気になりにくく、食品だけでなく庭の枯れ葉や枝なども一緒に処理できるのがポイント。
処理後にできた肥料も運ぶ手間なく使えるでしょう。
黒色のカラーで太陽の光を集めて、生ごみ処理機内の温度を上げることができ、効率良く処理できます。
- 外形寸法 幅61cm 奥行61cm 高さ73cm
- 処理容量 130L
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助成金で買える? 自作はできる?
バイオ式の生ゴミ処理機は、購入の際に自治体へ助成金の申請を出す事ができる場合があります。
対象商品が限られていたり、助成金の金額などが自治体で異なったりするため、購入前には情報のチェックがおすすめです。
バイオ式生ゴミ処理機は、密閉できる容器にピートモスと籾殻くん炭を混ぜたものを入れることで自作もできます。
試し程度に肥料を作ってみたいという場合は、自作にチャレンジしてみても良いでしょう。
まとめ
電気を使わないため、エコの観点でも注目を集めるバイオ式生ゴミ処理機。
設置場所をどこにするかで商品の選び方も変わってくるため、使い方やデメリットなどを考慮して購入することをおすすめします。
自治体によっては、バイオ式生ゴミ処理機の購入金額に対して助成金が設けられていることもあり、購入前に確認しておくと安心です。