カポタストおすすめ9選 初心者向けにカポタストの付け方や使い方も解説

カポをつけたギターの写真
出典:Pixabay

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ギターを演奏する際に、活躍してくれるカポタスト。
この記事では、カポタストを使う意味や付け方、使い方の注意や自作品で代用する方法まで解説。
エレキギターやベース、ベースに使えるものや、グライダーカポなど、おすすめのカポタストも紹介します。
カイザー製など、メーカーが展開しているカポも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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カポタストとは? 付ける意味と魅力を解説

カポとは、ギターの弦を押さえるためのアイテム。
カポを付ける意味とは、バレーコードと呼ばれる全ての弦を抑えるコードが多く、弾きづらい曲を弾きやすくする効果があります。
これからギターを始めようとしている人はカポを付ければ、難しくて弾けなかった曲も簡単なコードで弾けるのでおすすめ。

また、ギターに慣れてきたらカポは必要ない訳ではありません。
同じコードをカポなしで弾くのと、カポを付けて弾くのでは押さえ方が変わるので、響き方もかなり違ってきます。
聞き飽きてしまったコードやコード進行に、新鮮な変化をもたらしてくれるのが、カポタストの魅力です。

カポタストが役に立つシーン

カポタストを使うと、弾き慣れた曲を同じ運指で少し音程を変えて弾くことができます。
コピーしたい曲のキーが、自分の声のトーンに合わない時などは、カポを使いましょう。
他のバンドに飛び入りして演奏したり、いつもと違う歌い手の伴奏をしたりする時は、カポがあれば簡単にキーを調整できます。

さらに、ツインギターで片方の奏者だけがカポを使うことにより複雑で深みのある響きを生み出せます。
演奏や表現の幅をぐっと広げてくれるアイテムです。

カポタストを使える楽器

カポタストを使える楽器はいろいろありますが、それぞれ対応するカポタストが異なります。
種類を覚えてカポを購入する際の参考にしてください。

アコースティックギター(アコギ)

アコースティックギターとは、基本的にギターコードを使って演奏するギターです。
エレキギターのようにシールドやアンプ、電気などは必要ないので、ギターをこれから始めたい人におすすめです。
ギター一本で外で演奏して楽しめます。
アコギの中でも種類が存在するので、購入する際には他のギターの弦と間違えないよう注意が必要です。

クラシックギター

クラシックギターとは、アコースティックギターの一種です。
クラシックギターは、ネックの幅が太いことや、フレットのある指板が平らなのが特徴。
弦はナイロン製のものが多く使われます。
カポタストは「クラシックギター対応」と書かれたものを選びましょう。
非対応のものではネックに上手く装着できない可能性があります。

フォークギター

フォークギターとは、クラシックギターと同じくアコギの一種です。
同じアコギでもクラシックギターとの違いは、弦の素材にあります。
クラシックギターはナイロン製の弦に対し、フォークギターはスチール製の固い弦を使うのが特徴です。
「アコースティックギター用」のカポタストが使えるのがこのタイプになります。
バリエーションが豊富なので自分の好みをじっくり選びましょう。

エレキギター(エレキ)

エレキギターはアコギのようにボディ内の空洞に音を共鳴させるのではなく、シールドでアンプにつないで音を出す楽器です。
エレキギターのネックはアコギに比べると細いのが特徴。
また指板表面にアールがついている(曲面になっている)ものが多いです。
そのため、アコースティック専用のカポタストだとチューニングが狂いやすくなったりすることもあります。
こちらもエレキギターに対応したものを選ぶことが大切です。

ウクレレ

もともとカポタストはギターのためのアイテムでしたが、今はウクレレに使えるカポタストもあります。
ウクレレはネックがアコースティックギターよりもかなり薄く細いのが特徴。
カポタストも専用のものを選びましょう。
ただし楽器の数が多く、それに合わせてカポを揃えるのを避けたい人は、ギター・ウクレレ兼用のもので代用しましょう。

カポタストの選び方

上で説明した「対応するギターの種類」以外にも、カポタストを選ぶポイントがいくつかあります。
カポを付ける意味を踏まえて、選び方をチェックしておきましょう。

グライダーカポなど付け方の種類で選ぶ

カポタストの「取り付け方」は必ず確認しましょう。
固定しやすくピッチが安定する「ネジ式」や、クリップ式で使い方が簡単な「バネ式」、ギターを選ばず使える「ベルト式」があります。
ほかに、付けたままネック上で簡単に移動できる「グライダーカポ」など便利なものもあるので要チェックです。

カポの材質にも注目

カポタストに使われている材質は、ABS樹脂などのプラスチックやアルミニウムなどが一般的です。
中にはステンレスや亜鉛合金を使ったものもあります。
また、重い材質のカポを使うと伸びのよい音、軽い材質のカポでは軽めの音になるのが特徴です。
曲によって使い分けることもできます。

初心者は値段もチェック

カポタストには1000円を切る手頃な値段のものから、1万円を超えるような値段のものまであります。
値段が高いものが、必ずしも自分にとって意味のある、使いやすいカポだとは限りません。
はじめてカポを使う人は、なるべく値段の安いものを買って試してみるのがおすすめです。

かわいいデザインにこだわる

値段も大切ですが、デザインで決めるのも立派な選び方のひとつです。
同じカポタストでも、シンプルなものから高級感のあるもの、カラフルでかわいいものなど、デザインや雰囲気はさまざま。
使いやすさや機能ももちろん大切ですが、使っていて楽しくなるようなかわいいカポを探してみましょう。

カポタストの使い方と注意点

カポタストを使い方は、フレットのすぐ近くに装着しましょう。
フレットに対して斜めになっていると音のビビりなどの原因になるので、付け方には注意が必要です。
またカポを付けたり外したりすると、弦のテンションが変わるのでチューニングが微妙に狂ってしまうこともあります。

付け外しのたびにチューニングをし直すようにしましょう。
また、カポタストの位置を変更したい時には「一旦外してから付け直す」のが大原則です。
グライダーカポなど付けたまま移動できるタイプ以外は、装着したままスライドさせるような使い方は避けましょう。
使い方を誤れば、チューニングのずれやネック損傷の原因になります。

カポタストおすすめ9選

シャブやG7thなど有名ブランド品や便利なグライダーカポ、ベースやクラシックギターに使えるものを紹介します。
デザインがかわいいものなど、幅広く揃えました。

シャブ (SHUBB) デラックス (Deluxe) カポタスト アコースティックギター用 S-1

アメリカのメーカー「シャブ」のカポタストです。
ローラー内蔵のバネで、付け外しを簡単に行えます。
ネジで締め具合を調整することもできるので、自分の好みの音に調節できるのが魅力です。
専用設計のゴムは弾力性に優れ、弦をしっかりホールドしてチューニングの狂いを防ぎます。

  • 材質 ステンレス

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WINGO 6弦スチールギターカポ JX-03SL

手頃な値段が嬉しい、WINGOのカポタストです。
アコギやエレキはもちろん、ウクレレや一部のベースなどにも使えます。
ネジで締め付け具合を細かく調整できるのがポイント。
シンプルな形状で演奏の邪魔になりにくいのも魅力です。
出っ張りがなくコードを押さえやすい仕様になっています。

  • 外形寸法 幅5.7cm
  • 材質 スチール

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G7th Performance 3 ART CAPO 154567

世界中で選ばれている、イギリスのブランド「G7th」のフラッグシップモデルです。
新機構の「ART」は、指板のアールに合わせてパッド部分が変形するのが特徴。
最小限の圧力でしっかり弦を押さえ、高精度なチューニングを可能にします。
付け方や外し方がとても簡単な点も魅力です。

  • 外形寸法 幅5cm

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カイザー (KYSER) ギターカポタスト KG6B

アメリカ「カイザー社」製の世界35ヵ国で販売されているカタポストです。
付け方は洗濯ばさみのように挟むだけで、使わない時はギターのヘッドに挟んでおける使い勝手のよさがポイント。
かわいい色が多数展開されていておすすめです。
弦を均等に押さえられる仕様になっていて、音程のズレが少ないのが特徴。

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フェニックス (Phoenix) カポタスト (capotasto) type R

アコギだけでなく、エレキギター、クラシックギターにも対応する「フェニックス」の定番カポタストです。
握りやすい形状と、ネックにはさむだけの簡単操作で手軽に扱えます。
はじめてカポを使う、という人にもおすすめ。
強力な内蔵バネが6本の弦をしっかり押さえてくれるので、音がビビることもありません。

  • 外形寸法 幅8cm 奥行8cm
  • 材質 シリコン

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モーリス (MORRIS) イーグルカポ (Eagle Capo) CA1400B

アコギの有名ブランド「モーリス」のバネ式カポタストです。
フォーク、アコギ、エレキギターに対応していて、複数のギターを所有している人にもおすすめ。
シンプルなデザインで、ギターのデザインの邪魔をしないのも魅力です。

  • 外形寸法 幅9cm

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ダンロップ (Dunlop) Elastic Regular Capo 70F

こちらはゴムベルトタイプのカポタストです。
ゴム式はネックに傷が付きにくいのがメリット。
チューニングの安定性にはやや難がありますが、ギターを選ばず使えます。
小さく丸めて収納できるので、持ち物が多い人にもおすすめです。
ベルトの色柄がかわいいのもポイント。

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ダンロップ (Dunlop) TOGGLE カポタスト Flat 14F

クラシックギターなどの指板が平らなギター向けのカポタストです。
薄くてシンプルな構造で、演奏の邪魔にならないのがポイント。
ベルトで固定するので、ネックが太いギターにも問題なく使えます。
同じシリーズで、アールのついた指板に使うタイプもあるので要チェックです。

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Greg Bennett Glider The Rolling Capo

親指などでローラーを押して動かすことで、取り付けたまま瞬時に転調ができる「グライダーカポ」。
ソロギターで転調がある曲を弾く時に威力を発揮します。
使わない時は上にスライドして、ナットの上に出しておけるのが特徴。
6本の弦に均等に圧力がかかるため、チューニングも安定しています。

  • 外形寸法 幅13.5cm 奥行9.9cm 高さ4.3cm

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カポタストはベースにも使える?

カポタストは、コード弾きを簡単にしたり、音色をよくしたりする目的でギターに使うことが多いです。
単音弾きがメインのベースで使うケースは多くありません。
しかし、音色に変化を出すという意味であえてベースにカポを使う人もいます。
使ってみたい人は「ベース対応」と書かれているものを選びましょう。

カポタストは自作で代用できるか

カポタストが必要なのに手元にないという時は、身近なもので自作して代用しましょう。
割り箸やペンと輪ゴムで即席カポを自作したり、ひもや細めのリストバンドを巻き付けて代用したりできます。
しかし、自作品は本物に比べれば使いやすいとはいえないため、あくまで代用品と考えましょう。
紛失対策として予備のカポを持っておけば、いざという時に慌てて自作しなくても済みます。

まとめ

カポタストの意味や種類、付け方や使い方の注意、自作品で代用する方法、おすすめ商品まで、幅広く紹介しました。
カポタストはエレキギター用やアコギ用、ウクレレ用など使う楽器に応じて選ぶことが大切です。
ネジ式やバネ式といった付け方の違いや、かわいい色などに注目して選ぶのもよいでしょう。
ソロギターで頻繁に転調するなら、グライダーカポもおすすめです。
記事を参考に、お気に入りを見つけてください。

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※本記事はIECOLLECTION編集部の調査結果に基づいて作成しています。

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