【温度も湿度も】おしゃれな温湿度計おすすめ9選 正確に測れる置き場所も解説

新しい季節を迎えたり、寒い日、暑い日には部屋の温度や湿度が気になるもの。
インターネットで調べれば近くの外気温はわかりますが、近年の家は気密性も高く室温との温度差が広がってきており、外気温では参考にならないことも多いでしょう。

そんな時、部屋に温度計、湿度計があれば空調の調整がしやすく、健康や美容にも役立ちます。
今回は室温計の中でも、温度と湿度が同時に測れる温湿度計を特集。
いつでも見れる場所に置けるよう、無印良品やバリゴなどの実用的でおしゃれなデザインの温湿度計を紹介をします。
選び方のポイントや適切な置き場所についても簡単に説明するので確認しましょう。

温度と湿度をまとめて測れる温湿度計

その名の通り、室温計の中でも温度と湿度の両方を計測できるのが温湿度計です。
湿度を計ると聞くと、冬に使用するものかな?と思うかもしれませんが、実は一年を通して、私たちの体の健康をサポートしてくれる優れもの。

室内の温度や湿度は、加湿器や冷暖房の適切な使用の目安となります。
冬には乾燥やインフルエンザの対策ができ、夏には、適切な湿度、温度を保つことで、食中毒や熱中症などのリスク軽減に役立つことでしょう。

また、湿度計があれば肌が乾燥しすぎることもなく、美容にも効果的。
健康のためにも、美容のためにも温湿度計はおすすめのインテリア小物です。
温湿度計によっては適切な温度、湿度がわかりやすい様に色がついているアナログ式やアイコンが表示されるデジタル式もあります。

温湿度計の選び方

電池要らずでデザインが豊富なアナログ式

アナログ式の温度計は温度によって膨張率の異なる金属を合わせた金属のねじれ具合から温度を測るバイメタル式やアルコールの温度変化による膨張を利用したもの等があります。
また、湿度計には吸湿具合の異なる金属を合わせたバイメタル式や人間の癖っ毛の様な性質を利用した毛髪式等があります。

アナログの温湿度計のメリットはデザインが豊富なことと電池が不要な点が挙げられます。
デメリットは、デジタルに比べて細かい数値を確認しにくいことと、衝撃でセンサーが狂いやすい点が挙げられます。

数値が一目でわかるデジタル式

デジタル式の温湿度計は、電気抵抗が変わる金属の性質を利用した温度センサーと湿度に合わせて湿気を吸って電気抵抗が変わる乾湿材を利用した湿度センサーを利用しています。

デジタルの温湿度計のメリットは、数値の表記が目視しやすく、一目で細かい数値まで正確に確認するのに適している点。
デメリットは、電池が必要な点と液晶パネルの無機質な感じが出てしまうことが多い点です。

温湿度計を置く場所

おしゃれに温湿度計を置くならば置き場所もイメージしながら選びましょう。
ただし、温度計、湿度計として精度も期待するなら、時計のように見やすい場所に置くのではなく、ある程度正確に計測ができる場所に置く必要があります。
温度が変化しやすい直射日光が当たる場所や加湿器の近くに設置するのは避けましょう。

そして、一般的に温度計は高さ1.5m程度に置くのが良いとされていますが、それは百葉箱等の室外で正確に気温を測る必要がある場合です。
もちろん高さを1.5m程度にするとより体感温度に近い温度、湿度を測れますが、インテリアとして置く場合は、それほど神経質にならず見やすい壁や机の上で十分でしょう。

測定精度と価格

温湿度計を選ぶポイントの中で、重要なポイントの1つが「精度」です。
精度が高くなり、機能も増えるとその分高価になる傾向があります。

家庭で使うのであればそれほど正確でなくても問題ないことが多いですが、あまり精度が悪すぎても意味がありません。
おおまかにでも把握できれば良いということであれば、精度が一番高いものを選ぶ必要はないので、予算と目的に応じて選ぶと良いでしょう。
パッケージに湿度測定精度が表記されているので、できるだけ誤差が少ないものが良いという場合には目安にしてください。

【100人にアンケート調査】温湿度計はどこに置いている?

実際、温湿度計はどこに置いている人が多いのでしょうか。
今回イエコレクション編集部では、温湿度計を購入したことのある100人にアンケートを実施しました。

最も多かった回答は、「リビング」で52%、2位は「寝室」で25%、3位は「玄関」で8%という結果に。
続いて「ダイニング」と「脱衣所」が5%、「キッチン」が4%でした。
部屋の置く場所について、「リビング」は「高さ1.5m未満のテーブルや棚、カウンターの上」、「寝室」は「高さ1.5m以上の位置に壁掛け」、「玄関」は「棚の中など上下左右が囲まれた場所」などの回答がありました。

【100人に調査】温湿度計を購入時に重視したポイントは?

次に、温湿度計の購入の際、最も重視したポイントについて伺いました。

最も多かった回答は、「価格」と「正確性」が22%、次に「デザイン」で19%という結果に。
続いて「サイズ」が15%、「デジタル表示」が11%、「壁掛け」が5%でした。
「その他」には「見やすさ」という回答がありました。

【100人に調査】温湿度計の使用満足度を教えて!

続いて温湿度計を使用した満足度についても、アンケートを実施しました。

1位が「満足」40%、2位が「やや満足」38%という結果に。
全体の8割近くの人が、おおむね購入して良かったと感じていることがわかります。
「普通」と回答した人は17%。
購入に後悔している人は「やや不満」3%、「不満」2%でした。

「満足」「やや満足」と回答した人の理由

・室温と湿度が把握出来るようになり、加湿器の運用の目安になった。
・室内干しをする際、湿度量を見て除湿機の設定を変え適切に作動させることができるからです。
・大人の感覚と子どもの感覚が違うので寒くないか暑くないかを数値で判断できるから。
・犬を飼っているので、クーラーをつける目安になるから。

「不満」「やや不満」と回答した人の理由

・値段についてはおおむね満足しているが、その分計測の速度が遅いのが不満である。
・温度が正確ではない時がある。
・少し字が見えにくい時があります。

温湿度計の購入に迷っている人は、ぜひこちらのアンケート結果も参考にしてみてください。

温湿度計の寿命

新しく温湿度計の購入を検討している人も、すでにお持ちの人も覚えておく必要がある点として、湿温度計には「寿命がある」ということです。
基本的には3年から5年を過ぎてしまうと誤差が大きくなってしまいます。

メーターを動かす「バイメタル式」、湿度によって毛が伸縮する「収縮(毛髪)式」、電気の流れで計測する「デジタル式」などがありますが、どのセンサーも使用期間が長くなれば劣化していくことが誤差の大きくなる原因です。
こうした機器は動かなくなるまでが寿命と考えてしまいそうですが、そうではないのが湿温度計なので、すでにお持ちの方もいつから使用しているのか一度確認してみてください。

インテリアにもなるおしゃれな温湿度計おすすめ9選

デザインや機能性に優れたおすすめの温湿度計を紹介します。
性能やデザイン性を加味し、好みや部屋の雰囲気に合わせて選んでみてください。

エンペックス (EMPEX) 温度湿度計 置き掛け兼用 アナログ TM-681

置き場所を選ばずに設置できる、置き掛け兼用の湿温度計

1973年創業の家庭用温度計や湿度計、気圧計専門メーカーのエンペックス。
快適な暮らしをサポートしてきた高品質な商品を展開していることで知られています。
こちらの質温度計は壁掛けでも置きでも使用できるという使い勝手の良さが魅力的です。
デザインも天然のウッドを使用し、客船の中にある様なクラシカルな印象漂う温湿度計。
湿度と温度を表示するシンプルさは、一人暮らしのさりげないインテリア小物としておすすめです。

• 外形寸法 幅13cm 奥行4.3cm 高さ13cm
• 重量 340g
  

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エンペックス (EMPEX) 温度湿度計 置き掛け兼用 アナログ LV-4901

おしゃれなだけじゃない、衝撃に強いポリスチレン樹脂の湿温度計

こちらの温湿度計は、軽くて衝撃に強いポリスチレン樹脂を採用しており、持ち運びにも適しています。
デザイン面では、スタイリッシュな形状と可視性に優れており、病院やクリニックなど清潔感がある場所にある様な白のカラーがおしゃれ。
持ち運びに便利なことからも、設置場所を簡単に変えることができるのもポイントです。

• 外形寸法 幅10.2cm 奥行2cm 高さ10.5cm
• 重量 85g
  

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エンペックス (EMPEX) スーパーEX 高品質温湿度計 壁掛け用 アナログ EX-2728

高精度・高品位のセンサを使用、見た目にも高級感のある湿温度計

同じくエンペックスの温湿度計ですが、こちらは高精度・高品位の「スーパーEXセンサ」を採用しています。
メーカーが長年培ってきた精密センサー技術と、厳しい品質管理があるからこそ生み出すことができた商品です。

そのため、高い精度を必要とする美術館などの環境にも適しており、衝撃に強いポリスチレン樹脂を使用していることからオフィスなどの職場に設置することもおすすめです。
カラーはシャンパンゴールドとメタリックグレーの2色展開。
アンティーク調の部屋にもスタイリッシュな部屋にも対応できます。

• 外形寸法 直径14cm 奥行2.9cm
• 重量 230g
  

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クレセル (CRECER) アナログ 温湿度計 CR-101B

湿度計をメインに使用したい人におすすめの温湿度計

ゴールドのフチにネイビーのスパイスがキリッと効いた温湿度計です。
室内環境を専門とする温度計、湿度計を製造しているクレセルは、高品質な製品をお客様に提供、信頼と満足を得ることを目標に品質のレベルアップを目指しています。
温度と湿度の確認ができるのみですが、部屋の雰囲気に高級感をプラスしてくれることでしょう。
男性へのプレゼントにも喜ばれること間違いありません。

• 外形寸法 直径6.7cm 奥行2.2cm
• 重量 25g
  

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レムノス (Lemnos) FRAME 温湿度計付 アナログ LC13-14

時間・湿度・温度が1台でわかる、木製フレームがかわいい湿温度計

湿度・温度計測に時計の機能も加えた万能感ある温湿度計、フレームです。
木目が引き立つシンプルで洗練されたフォルムに、経年変化による味わいが楽しみなデザインです。
日本発のデザイン時計ブランドだからこその高いインテリア性は、新しさの中に懐かしさも感じさせてくれます。
ナチュラルテイストの部屋にそっと馴染む心地よいおしゃれアイテム。

• 外形寸法 幅20cm 奥行4.6cm 高さ11cm
• 重量 390g
  

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Acetek 多機能目覚まし時計 デジタル温湿度計

目覚まし時計やカレンダー機能も搭載、枕元に置きたい温湿度計

見た目からは想像できない多機能さが特徴的な温湿度計です。
温かみのあるウッドと可視性に優れたデジタルの融合がいいとこ取りのアイテムで、温度・湿度の計測はもちろん、目覚ましやカレンダーとしても使用できます。
電源も乾電池かUSB充電の二種類から選ぶことができ、省エネ機能も搭載しているので、節約も精度も叶えたい!という方におすすめです。
設定記憶機能もあり、電源が切れてもリセットされない点も安心。

• 外形寸法 幅15cm 奥行4cm 高さ7cm
• 温度測定精度 ±1°C
• 湿度測定精度 ±5%

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シチズン (CITIZEN) コードレス温湿度計 THD501

家族の体調確認に、2階や屋外に設置できる子機付き温湿度計

時計のブランドでもお馴染みのシチズンのコードレス温湿度計。
親機と子機がありそれぞれの温度、湿度と熱中症危険度がわかります。
親機はシンプルでおしゃれなデザイン、子機は室内、室外問わず利用できます。
キッチンやリビングから子供部屋や外の気温がわかる便利な温湿度計です。

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ドリテック デジタル温湿度計 O-271DW

表情付きで小さな子供でも読みやすい、文字の大きなデジタル温湿度計

選べる四種類のフレームにデジタル表記の温湿度計は、大画面で見やすく熱中症やインフルエンザの危険度もポップでかわいい顔文字で表示してくれます。
ウッドで温かみを、モノトーンのフレームでスタイリッシュさを演出できるので、部屋のタイプを選ばない点も優秀です。
みんなが見やすいデザインは病気の予防をするためにきっと役立ちます。

• 外形寸法 幅8.1 奥行8.1cm 高さ1.7cm
• 温度測定精度 ±1°C(0~40度/左記範囲以外では±2°C)
• 湿度測定精度 ±5%(50~80%/左記範囲以外では±10%)
  

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タニタ (TANITA) デジタル温湿度計 TT-572

マグネット・置き式・壁掛けの3WAYで設置できる、視認性の高い温湿度計

「健康をはかる」をコンセプトにしているメーカー、タニタのデジタル温湿度計です。
縁が木製になっているので、デジタルでもおしゃれなインテリアに自然に馴染みます。
温度や湿度だけでなく、時計やカレンダーとして使えるのが特徴。
これから温湿度計を確認する習慣づけをしたいという人にもおすすめです。
目覚ましアラームもついているので、寝室用の室温時計にも良いでしょう。

• 外形寸法
• 温度測定精度 ±1°C(0~40度/左記範囲以外では±2°C)
• 湿度測定精度 ±5%(35~75%/左記範囲以外では±10%)

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まとめ

無印良品やバリゴなどの、おしゃれで実用的な温湿度計を紹介しました。
インテリアを選ぶ上でデザインは確かに重要ですが、機能を持ったものになると性能も大切になってきます。

しかし、機能は高ければ高いほど、多ければ多いほどいいというわけでなく、自分のライフスタイルに適したアイテムを選ばなければ、製品の良さを活かすことは難しいです。
毎日の快適さをサポートしてくれる温湿度計だからこそ、おしゃれさ、見やすさ、精度の中からしっかり優先順位を決めて後悔のないように選びましょう。