おすすめの製図用シャーペン10選 ロットリングやステッドラーなど人気のシャーペンの違いを解説

設計図を書いている写真
出典:tookapic / Pixabay

※本ページにはプロモーションが含まれています

海外ではロットリングやステッドラー、国内ではぺんてるやパイロットなど、有名メーカーからも多数販売されている製図用シャーペン。
設計図などを書くときに使われているシャーペンです。
機能性の高さや使い勝手の良さから製図用としてはもちろん、仕事や勉強用などの普段使いやイラスト用としても多く使われています。

製図用シャーペンが欲しいけれど普通のシャーペンとの違いやメリット、選び方がわからない人もいるでしょう。
老舗メーカーのものは品質が確かですが、シャーペンの用途や好みの使用感は人それぞれ。
今回はAmazonのレビュー数やランキングを参考に、おすすめ10選と選び方のコツを紹介します。

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普通のシャーペンと製図用シャーペンの違い

建築等の設計図は、基本的にパソコンのCADソフトで作成するため手書きする場面は限られています。
しかし設計の基礎を学ぶ際や、建築士の試験勉強時には手書きで製図することも。
そんな時、製図用シャーペンは非常に便利です。
普通のシャーペンとの違いは、軸が細身でペン先が視界を遮らず、定規に密着して線が引きやすいようガイドパイプが長く作られている点。

また、グリップの素材は金属やラバー等がありますが、一般的には金属を使用して重心を低くし、ペンを立てて真っ直ぐ正確な線が引けるようデザインされています。
精緻な完成度が求められる製図が目的の場合は、一般的なシャーペンで代用せず、製図用を買い求めましょう。

製図以外にもイラストや勉強にもおすすめ

製図用シャーペンは製図以外の目的にも多用されます。
製図用シャーペンは芯が折れにくく、図形などのきれいな線が描きやすいよう、設計に工夫を凝らしています。
線や図形、グラフを描くことの多い数学の場面はもちろん、仕事や日常で定規をよく使う人にもおすすめ。

線や図形は細め、マークシートを塗りつぶす時は太めの芯にする、などペンを使い分けるとより効率的です。
また、イラストやデザインを手書きで行う人にとっても、製図用シャーペンは使い勝手のよい道具として選ばれています。
描くものや好みのタッチに応じて芯の硬度や太さを使いわけることができるため、様々な用途に応用できる点も魅力のひとつでしょう。

製図用シャーペンの選び方

品質の確かなランキング上位の商品から、目的や用途、好みにあう製図用シャーペンを選ぶためのポイントをまとめました。
使用したい場面や、好みの使用感をイメージしながらチェックしてください。

好みの重心を見つけて安定して書き続ける

製図用シャーペンは、一般的なシャーペンに比べて軸は細身。
また、グリップ部分に金属を入れているため重みがあります。
低重心にすることで、ペンを垂直に立ててもきれいに線が引けるような設計です。
この重みが製図用シャーペンの書き心地を左右する特徴でもありますが、筆圧や持ち方によって適切なペンの重心は人それぞれ。
軸全体に重心をバランスよく置く商品もあるため、概要欄や口コミで確認してから選びましょう。

グリップの形状や素材によって異なる持ち心地

製図用シャーペンの中にはグリップ部分を「ローレット加工」と呼ばれるギザギザを入れることによって、滑りにくく握りやすいよう工夫されているものがあります。
しかし、ローレット加工された金属グリップは、指に負担がかかって苦手という人も。
その場合は、グリップがラバー素材で作られた製品がおすすめです。
用途や使う人によっても好みは分かれるため、可能なら、店舗で素材の違いや、ローレット加工の握り心地を試してみましょう。

用途や筆圧によって好みの芯の太さを

一般的なシャーペンの芯と比べて、製図用シャーペンの芯径は0.2mm~2.0mmとバリエーションが豊富。
机の上で勉強したり、図を書いたりする場合は0.4mm前後がおすすめです。
手帖のメモのような使い方を想定している人は、0.6mm~0.8mm程度の太さを。
安定した土台がなく力が込めにくい状況でもスムーズにペンを運べます。
ラフなタッチでイラストや図案を書く人はさらに太め目がおすすめ、用途や好みに応じて使い分けましょう。

ぺんてるやステッドラーなど、メーカーごとの個性

製図用シャーペンはメーカーごとに個性があるのも魅力。
筆記具の老舗ぺんてるから販売されているロットリング600、800シリーズは六角形のボディが目印。
製図に特化したプロ仕様を基本に、勉強やビジネス向けの仕様も提供しています。
ドイツのステッドラーの製図用シャーペンも、重厚感のあるアルミボディを主流としつつ樹脂製も充実していて、学生からイラストレーターまで幅広い層に人気です。

通販サイトのレビュー数やランキングを参考に

人によって用途や好みが大きく分かれる製図用シャーペン選びには、通販サイトのランキングやレビューを活用すると、失敗なく自分に最適なものが選べます。
数ある商品から、手っ取り早く高品質で自分に合ったものを選ぶには、ランキング上位のものに絞り込むのがよいでしょう。
また、使い心地は実店舗で触っただけでは判断しづらいため、ある程度の期間使っている人の口コミが参考になります。

amazonレビュー数ランキング上位のおすすめ製図用シャーペン10選

ここからは高性能な人気の製図用シャーペンを紹介します。
今回は、実際の使い心地の良い商品を紹介するために、Amazonレビュー数ランキング上位のものを集めました。

ぺんてる (Pentel) シャープペン スマッシュ Q1005-1

ぺんてるのスマッシュは、プロ仕様のグラフ1000と同じメカ機構を備えつつ、一般ユーザーがタフに使える造りが魅力。
1986年の発売以来ロングセラーを誇っている製図用シャーペンです。
口金とグリップが一体化したデザインのため使用中にペン先が緩まず、書き心地が安定します。
グリップの素材は真鍮ですが、独自の焼き付け加工でラバーのようなマットな質感と触り心地。
頑丈さと握りやすさを両立した、勉強や仕事でタフに使えるクールなシャーペンです。

  • グリップ シリコンゴム
  • 芯の太さ 0.3mm、0.5mm

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ぺんてる (Pentel) シャープペンシルグラフギア1000 PG1015

ぺんてるのグラフ1000 フォープロの後継モデルで、グッドデザイン賞受賞歴もあるグラフギア1000。
オールメタリックボディに、芯径ごとのカラーが個性的。
グリップはゴムとローレット加工を施したデュアルクリップ仕様で、手の疲れを軽減してくれます。
ペン先をボディにワンタッチ収納が可能な上、手帳にも挟みやすいクリップや芯の硬度表示窓などぺんてるならではの細やかな仕様が魅力。

  • グリップ シリコンゴム、ローレット加工
  • 芯の太さ 0.3mm、0.4mm、0.5mm、0.7mm、0.9mm

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ぺんてる (Pentel) シャープペンシルグラフ1000 フォープロ PG1005

筆記に集中するためだけに作られた名品、ぺんてるのグラフ1000フォープロ。
手書きにこだわりを持つデザイナーやイラストレーターの愛用者も多数していて、普段使いにも最適。
メタルパーツとラバー素材を組み合わせたグリップや、ペン先が緩んだり外れたりしても常に一定の芯を出すノック部機構など、優れた使用感はプロのお墨付き。
見た目はスリムでも、芯から軸に至る強度は高く、筆圧が強い人にもおすすめです。

  • グリップ ラバー
  • 芯の太さ 0.3mm、0.4mm、0.5mm、0.7mm、0.9mm

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ステッドラー (STAEDTLER) ナイトブルーシリーズ 製図用シャープペンシル 925 35

ステッドラーを代表するアルミ製シャーペンの925 25シリーズ発売20周年を記念して作られた、プロ仕様の925 35を紹介します。
クリップにはステッドラーの象徴マルスヘッドが輝き、高級感のある機能美が魅力的。
酸化により強度を高めるアルミ軸や、柔らかすぎず硬すぎないローレット加工の高耐久性グリップなど、長時間の使用でも疲れにくい工夫も幅広い層に支持される人気のポイントです。

  • グリップ ローレット加工
  • 芯の太さ 0.3mm、0.5mm、0.7mm、0.9mm、2mm

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パイロット (PILOT) シャープペンシル S20 HPS-2SK

天然カバ材を使用したスリムなボディの風合いとデザインが美しく、使い込むほどに手になじむ、パイロットのノック式シャーペンです。
スリムで低重心設計の本格的製図用シャーペンですが、木製ボディのため、金属の握り心地が苦手な人や、勉強などの一般的な使用にもおすすめ。
高級感のある見た目のため、入学祝いや就職祝いのプレゼントにも最適です。

  • 芯の太さ 0.3mm、0.5mm

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三菱鉛筆 シャープペンシルシフト ブラック M5-1010

三菱鉛筆から、軸をひねると瞬時にシャープペン先端部分のON/OFF切り替えができる製図用シャーペンを紹介します。
手元の視認性が高い長めの先端パイプと低重心設計で、安定した書きやすさを実現した本格派。
グリップはあやめ状に溝を切ったローレット加工で、長時間使用しても滑りにくいのが魅力。
先端収納とノックロック機能付きのため、落した時の衝撃でペン先が曲がる、使わない時に芯が勝手に出てペンケースを汚してしまう、などということもありません。

  • グリップ ローレット加工
  • 芯の太さ 0.5mm

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ファーバーカステル (FABER-CASTELL) TK-FINE バリオLペンシル 135500

ドイツの筆記具ブランド、ファーバーカステルから2つの機能を搭載した多機能性シャーペンを紹介します。
正確さが求められる製図用と、なめらかな書き心地が求められる一般筆記用と、切り替えは軸部を回すだけの簡単仕様。
グリップは滑りにくく持ちやすいメタルグリップですが、軽量化設計で長時間使用しても疲れにくいのがうれしいポイントです。
芯の硬度表示窓と、ノック部分の消しゴムも便利で、勉強用や仕事用にもおすすめ。

  • グリップ ローレット加工
  • 芯の太さ 0.3mm、0.5mm、0.7mm、1mm

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ロットリング (Rotring) ロットリング600 メカニカルペンシル

1980年代の誕生以来、シャープな六角形ボディのイメージを定着させ、ロットリングの代表的なアイテムであり続けている600シリーズ。
こちらはほぼフルメタルボディでずっしりとした重量感はありますが、重心高めでバランスがよく、重みを心地よく感じながら力を抜いて書くことができます。
勉強や仕事用に、重厚感があってスタイリッシュなシャーペンを探している人にもおすすめ。

  • グリップ カーボンツールスチール
  • 芯の太さ 0.3mm、0.5mm、0.7mm

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ロットリング (Rotring) ロットリング800 メカニカルペンシル

ロットリングの中でも、プロの要求に応えて作られた最高級ラインの800シリーズは、デザインも斬新でゴージャス。
正確で精度の高い線が必要な製図用を求める人におすすめです。
高精度を保つために、内部にも金属パーツを使用したフルメタルボディの重量感と存在感が魅力。
ボディのトップ部分を回転させると口金とガイドパイプが収納できるため、ペン先でケースやバッグを傷つけることなく、持ち運びにも便利です。

  • グリップ ローレット加工
  • 芯の太さ 0.5mm、0.7mm

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ロットリング (Rotring) ラピッドプロ メカニカルペンシル

ロットリングの「ラピッドプロ」は、ほどよい重量感で、手の中で安定するようなデザイン。
ロットリングの象徴である六角形のフルメタルボディがスタイリッシュで、ビジネスシーンでも重宝します。
ノックキャップを押しながらペン先を収納できるタイプのため、胸ポケットにしまっても穴をあけたり汚れたりしません。
筆圧で芯が折れてしまうのを防ぐクッションポイント方式を採用していて、筆圧が強い人にもおすすめです。

  • グリップ ステンレス(滑り止め加工)
  • 芯の太さ 0.5mm、0.7mm

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まとめ

Amazonレビュー数ランキングのトップに位置する人気の製図用シャーペン10選に加え、それぞれの用途や好みに合う選び方のポイントを紹介しました。
ランキング上位のものは、ぺんてるやステッドラーなど老舗筆記具メーカーのものがほとんど。
確かな機能に加え、製図以外の用途にも使える使い勝手の工夫を兼ね備えているのが数多くランクインしています。
記事を参考に製図、勉強、描画など目的に合った1本を選んでください。

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※本記事はIECOLLECTION編集部の調査結果に基づいて作成しています。

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